世田谷区弦巻(駒沢大学駅)
スマートランド
シャンボール弦巻
くつろげないのは嫌なのでリビングに極振りしようと思います。眠る場所だけ、高さと素材の変化で賢くゾーニング。空を見ながらご飯を食べられる、明るいテラス席のようなLDKの出来上がりです。アレもコレもというわけにはいかないからこそ、選び取ったこの心地よさが愛おしいのです。
現在ご紹介可能な物件は、中古・リノベーション住宅のオンラインマーケット「cowcamo(カウカモ) 」よりご覧いただけます。
駒沢・二子玉川
現在販売中のおすすめ中古マンション
さっそくお邪魔します!
左・ホワイト×グレージュのシックな内装がお出迎え。手前の扉はシューズインクローゼット(SIC)です。/右・SICは可動棚付きで、頼もしい収納力。スーツケースなども置けそうです。
空につながってます
廊下の突き当たりにあるLDKへやって来ました! こちらは4階に所在している住戸。視線がバルコニーの向こうの空へスーッと抜けて、開放的ですね〜。
角度を変えて。約11.6帖のLDKは足元がフロアタイルで仕上げられ、廊下やサービスルームより少しだけ低くなっています。
売主さま
おーい、空
バルコニーからの眺めはこんな感じ。視線が合いそうな窓はほぼ見られず、空に向かって思いっきり伸びができそうです。
バルコニーは北東向きなので、晴れた日には午前の日差しが期待できます。
cowcamo
マンションは駒沢公園通り沿いに建っていますが、バルコニーは通りとは反対向き◎ 取材時には特に走行音の影響は感じませんでした。心配な方は現地にてご確認くださいね!
あっ かっこいい
室内を振り返って、スタイリッシュな内装にキュンとしてしまいました。続いて、左側のサービスルーム、それから右側のキッチンを順番に見ていきましょう。
思想を感じる潔さ
サービスルームは、扉ではなくバーチカルブラインドで緩やかに区切られています。壁にはピクチャーレール付きのニッチや電源が用意され、引き戸の奥にはクローゼットが。約2.1帖のコンパクトサイズながら、人ひとりが休息するための設備が整っています。
売主さま
小上がりのベッドルームとして、寝る目的だけにミニマイズし、ほかのスペースをすべてLDKへ割り振りました。
左・クローゼットの内部。/右・ブラインドをぴたりと閉めると、しっかり独立した空間に。快適に眠れそうです!
陰翳礼讃♡
ブラインドを調節して、奥行きを出しつつ開放感を残してみました。個人的には、これくらいの角度がかっこいいと思います!(笑)
売主さま
バーチカルブラインドの位置をサービスルームの縁(へり)に合わせ、空間に余裕を持たせています。
反対側からもパシャリ。さりげない10数cmの段差が、暮らしの場面を賢くゾーニングしていますね。
売主さま
正面の壁面にテレビボードを設置済みです。
cowcamo
続いては右手前のキッチンをチェックしましょう!
絵になるキッチン
左・ステンレステイストのハンサムなキッチン。ディスプレイのように、シルバーカラーの調理器具で揃えたら素敵かも!/右・背後にはお揃いのカップボードが。冷蔵庫置き場が奥まっているのは生活感が出にくいポイントです。
cowcamo
食洗機はありませんが、浄水器は抜かりなく完備! シングルライフのツボを押さえた装備がうれしい◎
廊下に戻って
左・廊下を挟んで、トイレと水まわりが向き合っています。順番に見ていきましょう。/右・ホワイトでまとめられたシンプルなトイレ。
小技が効いてる 水まわり
左・側面にさりげなく化粧板をあしらった洗面化粧台は、居室と統一感のあるデザイン。収納はミラー裏のみなので、台下にワゴンなどを追加するとよさそうです。/右・ちょっと珍しいツートンカラーのユニットバス♡ 浴室乾燥機を完備しており、1216サイズです。
“冷蔵庫” 完備のマンション
左上・マンションは1977年生まれ。ブラウンカラーがみずみずしい、レンガタイル貼りのお姿です。/右上・エントランスは道路から数段下がったところにありますが、裏手にはスロープも備わっているので段差を避けることも可能です。/左下・レトロな雰囲気が漂う共用ロビー。照明が少なめで、天候によっては暗く感じるカモ? 清掃は行き届いていると感じましたよ◎/右下・こちらは4階の共用廊下。手前がご紹介する住戸の玄関扉です。
売主さま
築45年のマンションは、これまでエレベーターの更新や大規模修繕工事など、こまめにメンテナンスされてきている建物です。
cowcamo
マンションの1階にはテナントの店舗がいくつか入居しています。特筆すべきは、コンビニエンスストア「ローソン 弦巻二丁目店」の存在ではないでしょうか! ふたつめの “冷蔵庫” としてお使いいただける距離感です♪
感度高めの “駒沢エリア”
左上・インドカレーをモダンにいただく「Indian canteen AMI(インディアン キャンティーン アミ)」。ご近所なので駆け込みスポットとして重宝しそうです。(徒歩3分)/右上・カレーばっかりですみません……2022年には「KARICOMA(カリコマ)」もオープン。さらに選択肢が増えました♡(徒歩9分)/左下・パンなら、生クリームあんパンが絶品と評判のベーカリー「パオン昭月」がおすすめです。(徒歩7分)/右下・可愛いワンコ連れのお客さんが集まるカフェダイニング「ルピナス」。ランチしつつ、もふもふチャージさせてもらうのもよし、カモ。(徒歩3分)
cowcamo
最寄りは東急田園都市線「駒沢大学」駅。徒歩12分とやや距離がありますが、バスという選択肢もあり。マンションから徒歩2分の場所に「向井天神橋」停留所がありますよ〜。
カウカモ編集部より
何よりワンルーム風の潔い間取り、それによって生まれる開放感が魅力の物件なのですが、記事内ではご紹介しきれなかった素敵なところが、もうふたつ、あります。
ひとつは、サービスルームとキッチンに造られたニッチ(奥行きの浅い壁面収納)の存在です。ちょっとしたポイントなのですが、この凹みが額縁のように小物を引き立たせて、文字どおり “絵になる” んです。技アリですねー!
そしてもうひとつは、コミュニティの雰囲気のよさ……の、予感とでも言いましょうか。取材時の12月にマンションの共用廊下を歩いていると、あちらこちらの玄関扉に、きれいなクリスマスリースが。なかなかのリース率に驚きました。もしかすると、丁寧に暮らしを楽しんでいらっしゃる住まい手さんが多いのかなと、ほっこりしました。
現場からは以上です。
渋谷近辺でお勤めのシングルさん、スマートな暮らしを始めるチャンスですよ!
writer : 小杉 美香 / editor : 守田 可愛
廊下とサービスルームは無垢の杉材を使った足場板で仕上げました。