世田谷区内の マイ・フェイバリット

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こちらは快晴の日に撮影した、小田急線「豪徳寺」・世田谷線「山下」(どちらも徒歩8分)の駅前から続く「山下商店街」。両駅を日常使いする場合、ここが通勤路になりますよ。

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小田急線「梅ヶ丘」駅、井の頭線「東松原」駅へも徒歩10分前後。広い面積を誇る世田谷区ですが、そのなかでも個人商店が多く、人の温かみを感じられるエリアです。散策が楽しいですよ♪

全16戸の小粒さん

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左上・商店街を抜けた先、住宅街の角地に建つマンションです。/右上・エントランスは路面から下がった位置にあり、階段かスロープを使ってアクセスします。/左下・エントランス前には気持ちのいいオープンエアな空間が。/右下・共用ロビーには集合ポストのみというシンプルな造り。管理人さんは写真右手の窓口にいらっしゃいます。

1階の角住戸

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左・エレベーターと階段に挟まれた玄関ドア。/右・開けるとなんと可愛い空間が……!

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廊下の天井は板張りで、床は毛足の短いカーペット。タイル敷きの土間は横幅が広くゆったりしています。

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既存のものを利用しているのか、住戸内の建具(ドア)がレトロでチャーミング! 新たに塗装されているのできれいですが、通気口のルーバーやドアノブのフォルムにキュンとします。

廊下を曲がってLDKへ

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コーナーサッシからグリーンが覗く、約14.4帖のLDK。

お庭へGO

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雨粒に濡れたグリーンたち。目隠しパネルが並んでおり、隙間からちらちら通行人や車が見えます。

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外からの見え方は後ほどご紹介しますね。

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L字に庇(ひさし)がかかっていますが、物干し金具は目隠しパネルに設置されているので雨の日はご注意を。

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装飾のないシンプルな造りなので、無垢フローリングがよく映えますね。

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LDKのドアも木+ガラスで可愛かったです!

独立型キッチン

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横長のスリット窓は両端が開閉可能。ぼんやり光が入るのがいいですね。食洗機付きの立派なサイズ感で、壁に貼られたグレーのタイルが控えめで素敵です。

胸キュンお風呂

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左・廊下へ戻り、洗面室へ。壁も洗面台も真っ白で清潔感があります。/右・白のタイルと黒い目地で仕上げられたハーフユニットバス。

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エッジが効いていてこれまた素敵! ついつい長風呂してしまいそうですね。

約6.3帖の洋室A

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ガラスブロックが目を惹きますね。腰高窓の先は敷地内のアプローチで、外側には面格子が設置されています。

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クローゼットは上下分かれており、お布団類などかさばるものもしまえそう。

約4.8帖の洋室B

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こちらも洋室Aと同じくレトロな建具が使われています。腰高窓を開けると、そこは室外機置き場。エントランスへ続くアプローチに面しています。

玄関横のふたつの扉

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左・玄関の隣にはニッチ付きのトイレが。/右・そのお隣には電気温水器置き場があります。可動棚が設置されていて、物置として使えそう。

外からの見え方

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左・冒頭でも外観写真をご紹介しましたが、改めて専用庭側を通りから見たところ。/右・洋室A、Bをアプローチから見たところ。

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マンション西側を走る通りは細道ながら車通りも人通りも多め。LDKは、薄手のカーテンやブラインドで視線対策をするとよさそうです。また、1階角住戸ゆえにLDKでも洋室でも車の走行音が届きます。この点は現地にてご確認くださいね。

いいスポット目白押し

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左上・ハンバーグやカレー、ジンジャーソテーなど、馴染み深いごはんがいただける「コッカ食堂」。お弁当も提供していますよ。(徒歩2分)/右上・1960〜70年代の腕時計を扱う「L o'clock(エルオクロック)」。“一点ものの住まい” を購入した暁に “一点ものの時計” もゲットしては?(徒歩7分)/左下・四川料理の「Chinese Restaurant Sunny(チャイニーズレストラン サニー)」。コスパがよく味も絶品で、行列ができることもあるのだとか。(徒歩10分)/右下・梅ヶ丘駅前にある「羽根木公園」。お子さまが思い切り遊べるプレーパークもありますよ。(徒歩6分)

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カウカモ編集部より

いろんな顔を持つ世田谷区ですが、今回ご紹介したエリアはいい意味でのんびりしていて、個人的に大好き。昔ながらの商店が残る一方、感度の高いお店もちらほら開店していて、いい新陳代謝が起きています。きっと散策するのが楽しみになりますよ。

そんなエリアにピッタリな、全16戸の小規模マンション。ベージュのタイル貼りでエントランスまわりもゆったり設計されており、どこかほっとひと息つける雰囲気が漂っています。

住戸は無垢フローリングや塗装仕上げの建具など、北欧ヴィンテージ家具がよく似合いそうな内装で、シンプルだからこそ家具や小物で彩りたくなります。タイル貼りのお風呂もとても素敵でしたよ。1階に所在しているので、元気なお子さまがいらっしゃるファミリーにもオススメです。

三面角住戸なので窓が多く、風通しがいい一方で走行音が届きやすいという側面も。開放感とのトレードオフと捉えてクリアできれば、きっと “ヒュッゲな暮らし” が待っていますよ。

writer : 伊勢谷 亜耶子 / editor : 守田 可愛