アクセスや生活利便性◎ バランサーな「用賀」駅

写真

左上・今回ご紹介するマンションの最寄り駅は、東急田園都市線「用賀」。お隣は「二子玉川」駅なので、足を延ばせばショッピングや外食も楽しめますね♡(徒歩8分)/右上・「用賀プロムナード」は「用賀」駅から「砧公園」、「世田谷美術館」へとつながるかわら敷きの趣ある道。“いらか道” の愛称で親しまれています。水景に癒されながらご家族でのんびりお散歩を。(1km 徒歩13分)/左下・食料品店や日用品店、飲食店などが連なる「用賀商店街」。駅前には「世田谷ビジネススクエア」があり、ビジネス感も漂いますが、商店街に入ると途端にほっこり♪(800m 徒歩10分)/右下・「WOODBERRY COFFEE ROASTERS(ウッドベリーロースターズ)本店」では、世界各地から選び抜かれたコーヒー豆が揃います。店内でローストしているので、店内は幸せな香りでいっぱい♡(600m 徒歩8分)

桜並木に寄り添って

写真

「用賀」駅から住宅街を進み、玉川通りを横断した先に桜並木を発見! きっと春にはこの川沿いがピンクに染まるのでしょう♡ そんな桜並木のすぐそばに、今回ご紹介するマンションが建っています。

売主さま

1974年に竣工した、総戸数23戸のマンションです。駅からの道のりでは幹線道路を越えますが、マンション周辺は静かな住宅街ですよ。

写真

左上・エントランスの手前には駐車場、奥にまわると駐輪場があります。管理人さんに空き状況をうかがったところ2020年1月現在、駐車場は満車ですが、駐輪場は明確な区画分けがないため要相談だそうです。/右上・アーチがかった壁が可愛いらしい共用ロビー。正面には管理人室、右奥にはエレベーターがあります。/左下・向きを変えて見てみると、奥には待ち合いスペースも!/右下・3階まで上がってきました。左奥に今回ご紹介する住戸の玄関扉があります。さっそくお邪魔しましょう!

cowcamo

駐車場の使用料は月額21,000〜25,000円、駐輪場は月額200円です。

売主さま

管理人さんは平日7:45~15:45、土曜日10:00~15:00の週6日間勤務されています。2012年に大規模修繕工事が行われたほか、翌年には玄関扉やアルミサッシの改修工事も行うなど、適宜メンテナンスが施されていますよ。

エレガントな玄関ホール

写真

左・タイルがアクセントになっている玄関ホールには、正面と左側に下足入れがあって収納力◎/右・廊下から玄関を振り返ってみました。左側の折れ戸の中は収納。アウトドアグッズや公園遊び用のアイテム、備蓄品などをしまうのに便利そうです。右側の扉を開けると……

写真

左・収納棚付きのトイレでした。/右・廊下を進みましょう。右側には個室、左側には水まわりにつながる扉があります。まずは正面の扉を開けてLDKへ!

約16.8帖 南向きのLDK

写真

取材日はあいにくのお天気だったのですが、快晴の日には掃き出し窓からたっぷり自然光が入りそうです。

写真

左・食洗器や浄水器が備わっているキッチン。正面には凹みがあって、よく使う食器類やディスプレイのように調理家電を置くとよさそう。左側の扉を開けると……/右・両サイドに可動棚のあるパントリーでした。食料品以外にも、日用品や掃除道具などストック用のアイテムも収められそうな大容量!

タイルが美しい リビングスペース

写真

リビングダイニング(LD)にはダウンライトが備わっていて、天井はスッキリ。リビングスペースのアクセントウォールに落ちる間接照明は、夜になるとさらに映えそうです♡

桜並木を望める バルコニーへ

写真

南向きのバルコニーからは川沿いの桜を望めるので、春には気持ちいい景色が広がりそう。

cowcamo

左側には別の建物がありますが、川側は視線が抜けるので窮屈には感じませんでしたよ。

写真

バルコニーは奥行きが浅い部分もありますが、西側にはしっかりゆとりが。

LDKに戻ってきました

写真

ダイニングスペースには4人掛けのテーブルを置いてもまだ余裕があるので、カウンターや収納棚などを置いてもいいですね。

cowcamo

キッチンカウンターの右側には収納やディスプレイとして使える凹みがあります。お気に入りのインテリア雑貨やアート、家族写真などを飾るスペースにピッタリ♡

リビングスペース横の 引き戸を開けると……

写真

左・なんと、しっとり落ち着きのある約6帖の和室が! グレーの天井と馴染む琉球畳に和みます♪/右・奥から振り返ってみました。左側の折れ戸の中は上下に分かれた押入で、上段にはハンガーポールが備わっています。

cowcamo

開閉ができるので、オープンな状態でお子さまのプレイスペースとしたり、クローズドな状態でゲストルームに使うのもいいですね◎

写真

和室の窓からは川沿いの桜の木がチラリ♡ 二面採光なので明るさは十分です。大きめのクッションをたくさん置いて、“ゴロ寝スペース” にしてもいいですね♪

写真

個室が足りているうちは、引き戸を開け放って使うとLDKに解放感と明るさがプラスされますよ。

約6.4帖の洋室A

写真

こちらの住戸は4LDKの間取りで、西側には洋室が3つ並んでいます。こちらの洋室Aが最も広く、バルコニーも付いているので、主寝室にするとよさそう。

写真

西向きのバルコニーからも桜並木を見下ろせます。春に向けてこちら側も観葉植物などで彩りたい♡

写真

左・室内に戻ってきました。正面の扉を開けると……/右・中はウォークインクローゼット(WIC)でした。写真には写っていませんが、ハンガーポールは両サイドに備わっていますよ。大容量なので、掃除機や季節家電もこちらにしまうのがよさそうです。

廊下に戻って 約5帖の洋室Bへ

写真

左・洋室Bの一部壁にはストライプ柄のアクセントクロスが。斜めにせり出した出窓には、観葉植物やお気に入りのアイテムをずらりと並べて、インテリアを楽しめそう◎/右・折れ戸1枚分のクローゼットが備わっています。

約4.4帖の洋室C

写真

左・こちらにもストライプ柄のアクセントクロスと出窓が。/右・クローゼットは洋室Bよりもややコンパクトサイズ。お子さまがいらっしゃれば、洋室BとCは子ども部屋にするのがよさそうですね。

最後に水まわりをチェック

写真

左・洗面脱衣所はゆったり。洗面台がワイドなので、ふたり並んで使うこともできそう。/中央・洗面台の向かい側も広々としていて、オープンな可動棚が備わっています。リネン類はこちらへ。/右・バスルームはブラウンのパネルでシックな雰囲気。浴室乾燥機能付きです。

ここにあるのは のんびりほっこりな暮らし

写真

左上・2020年1月現在、学区指定である「世田谷区立桜町小学校」。大通りを通らない通学路なのがうれしいポイント。(450m 徒歩6分)/右上・「やきにく ら・ぼうふ」は食肉卸問屋が経営している焼肉屋。自慢の黒毛和牛牡牛で地元の人を魅了しています。(450m 徒歩6分)/左下・朝6:30からオープンしている昔ながらのベーカリー「CASTLE(キャッスル)」。イチオシメニューは、食パン型をしたシナモンロール!(650m 徒歩9分)/右下・桜の名所としても愛されている「砧公園」。季節の植物やバードウォッチングを楽しめるほか、テニスコートやサッカー場などのスポーツ施設も充実しています。(1.3km 徒歩17分)

cowcamo

カウカモ編集部より

ビジネスパーソンが行き交う駅前とは一転、少し駅から離れると世田谷区らしい住宅街が広がる “用賀エリア”。駅前には個人的にイチオシのスーパー「オーケー用賀駅前店」(650m 徒歩9分)やドラッグストア、郵便局、飲食店などが勢揃い!


「用賀」駅だけでも事足りますが、お隣の「二子玉川」駅まで足を延ばせばショッピングやお食事の選択肢がさらに充実します♪


東急田園都市線で「渋谷」駅までは乗車時間は約15分。そして、路線はそのまま東京メトロ半蔵門線に乗り入れます。「永田町」や「大手町」へも乗り換えなしでアクセスでき、都心からやや距離があるとはいえど、交通の利便性は良好といえるでしょう。


駅からの道のりには玉川通りがあり、最短ルートだと歩道橋を上ることになります。少しだけ遠まわりにはなりますが、信号を渡るルートもあるので、自転車やベビーカーなどを利用する際や階段を上る気力がない日は迂回ルートを活用しましょう◎


共用部にレトロな雰囲気をまとったマンションは、2020年1月現在で築45年。ですが、2012年に実施された大規模修繕工事をはじめ、玄関扉やサッシの改修工事などのおかげで、そこまで古さは感じませんでした。管理人さんは週6日間いらっしゃり、共用部は清潔に保たれていましたよ。


少し気になる点を挙げるなら、月々の共益費。総戸数や築年数からすると合計金額は妥当ですが、修繕積立金の割合がやや少なめ。マンション全体で貯まっている修繕積立金も控えめなので、今後値上がりすることも視野に入れておくとよさそうです。

そして、専有面積約90㎡、4LDKというビッグサイズの住戸は、お子さまがふたりいらっしゃる4人家族でもゆったり暮らせそう。玄関や洗面脱衣所、キッチンにゆとりがあるのもこの面積のおかげですね。

家族構成やライフステージによっては、LDKに隣接した和室をうまく活用できないこともあるかもしれません、その場合は洋室に変更したり、ラグやカーペットを敷いてLDKとつなげて使ったりするといいかもしれません。でも、とっても居心地のいい空間だったので、個人的には和室のまま活用したいなぁ~なんて思いました。


“交通や暮らしの利便性は落とさず、でも予算内でより広い空間を……” と検討中のご家族にぜひ見ていただきたい! 世田谷らしい落ち着きと、自然を感じられる地に足の着いた暮らし、きっとここで見つかります。

writer:島村 麻美 / editor:平野 翔子