世田谷区池尻(駒場東大前駅)
窓を開けよう
グレンパーク駒場 EAST棟
静やかなリビングで外に耳を傾けていると、パラパラと雨音がして、土が香った。やがて太陽が雨雲を押しのけて、部屋に光が差し込んだ。鳥たちがにわかに鳴き始めると、子どもたちの「ケラケラ」が負けじと重なる。この窓から聞こえる街の音が、わたしは好きだ。
現在ご紹介可能な物件は、中古・リノベーション住宅のオンラインマーケット「cowcamo(カウカモ) 」よりご覧いただけます。
下北沢・三軒茶屋
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穏やかな街をお散歩
左上・今回ご紹介する物件の最寄りは、京王井の頭線「駒場東大前」駅。駅前にお店は多くなく、のほほんとした穏やかな空気の中を学生さんが行き交っています。(徒歩9分)/右上・せっかくなので「東京大学」の駒場キャンパスを散策。こちらは昭和初期に建てられた同窓会館の建物をフレンチレストランにリノベした「Lever son Verre(ルヴェ ソン ヴェール)駒場」。(650m 徒歩9分)/左下・マンションへ向かう道すがらにある「目黒区立 駒場児童館」。工作教室や「遊びのつどい」など、多数のイベントが開催されています。(600m 徒歩8分)/右下・「区立駒場野公園」を通ってショートカット。デイキャンプ広場にはバーベキューコンロも用意されています。(250m 徒歩4分)
充実設備にうっとり
全199戸という規模を誇るマンションに到着しました。敷地中央を走る私道の左右で棟が分かれていて、地下には自走式と機械式の駐車場があります。
長いアプローチを進み、エントランス前へ。ここは外部からアクセスできない構造の一本道で、監視カメラにばっちり見守られています。2018年11月現在、築11年の建物です。
左上・オートロックは、キーをセンサーに軽くタッチするだけで扉が開きます。/右上・まるでホテルのロビーかと見紛うような共用ロビー! 朝7時〜夜10時の間にフロントで各種コンシェルジュサービスが受けられ、宅配便の預かりやクリーニング、コピーやFAXを依頼できますよ。24時間有人警備というのも心強いですね。右手奥には、第2のオートロックが。/左下・ふたつ目のオートロックを抜けると、待合室があります。さらに廊下を進んで、エレベーターホールへ。/右下・今回ご紹介する住戸の所在するのは4階。少数の住戸にそれぞれのエレベーターが割り当てられている構造なので、朝も混雑することはあまりなさそうです。
cowcamo
おじゃまします!
左・玄関土間の左手にはシューズインクローク(SIC)の扉が。/右・その内部には高さを変えられる棚がL字に備わっています。ベビーカー1台であれば、たたまずに入れられるくらいの容量です。
左・T字の短い廊下に上がって玄関を振り返ったところ。正面のドアはトイレにつながっています。この反対側には洗面脱衣室の入り口ドアが。先に水まわりをまとめてご紹介しましょう。/右・トイレはゆとりある広さ。小さな手洗い付きで、左側の壁は消臭・調湿効果のあるタイル「エコカラット」が貼られています。
左・洗面脱衣室にはワイドな洗面台が備わっています。この写真には写っていませんが、右手には洗濯機置場と扉付きのリネン収納も。/右・お風呂は浴室乾燥機付き。
お待ちかね オープン・ザ・ドア!
およそ11帖半のLDK。左手の扉は洋室A、右手の扉は洋室Bにつながっています。LDKを経由してそれぞれの個室に出入りする動線なので、自然とご家族が顔を合わす機会が多くなります◎
売主さま
ワイドスパンで各部屋がゆったりとしていて、収納も多く、とても住みやすい住戸ですよ。
東側からLDK全景をパシャリ。真正面に見える収納は日用品を入れるのに使い勝手がよさそう! 続いてキッチンへ。
キッチンは右手のカウンターによってダイニングスペースとゆるく仕切られているため、匂いや音をそれほど気にせずお料理に専念できそう。天板の作業スペースにも余裕があり、ふたりで立てるくらいの幅と奥行きがあります。
cowcamo
シンクは生ゴミを砕いてそのまま流せちゃうディスポーザー付き。さらにレンジフード下にはコンロ火災自動消火システムの「トマホークジェットアルファ」が取り付けられています。 必殺技みたい!
キッチン側からリビングダイニング(LD)を見たところ。カウンターに完成間近のお料理を並べておいて、『せーの』で効率よくサーブができそうです。続いては写真正面のドアから洋室Aへ。
約7帖の洋室A
ダブルベッドを置いてもまだスペースにゆとりのある洋室A。掃出し窓の先には、リビングスペース前からつながる長いバルコニーが。外へ出てみましょう。
周辺は低層のマンションや戸建住宅が多く建ち並ぶので、空をしっかりと望むことができます。お向かいとはマンションの敷地を隔てて距離が取れているため、圧迫感もありませんでした。
静けさ◎ のバルコニー
幅、奥行きともに広々。特筆すべきは、静けさです。こちらの住戸は南北に長いマンションの南端に位置していて、周囲が住宅街ということもあって、時折聞こえるのは登下校する子どもたちの声くらい。
左・室内に戻りました。写真右手のドアの先はウォークインクローゼット(WIC)です。/右・WIC内部はゆとりがあり、L字に枕棚とハンガーパイプが備わっています。
LDKに戻り、掃出し窓を背にしてパシャリ。気持ちのいい季節は窓を全開にして、新鮮な空気を取り入れたいですね。続いて左手のドアから洋室Bへ。
約6帖半の洋室B
左・洋室Bにはコーナーサッシ付きの出窓があります。取材日は曇り空でしたが、晴れた日には室内にたっぷり日差しが入りそう。/右・こちらにも収納があるので、寝室として使うのに不便はなさそうです。
左・LDには床暖房を採用。LDK入口ドアの右手には納戸の扉が。内部をチェックしましょう。/右・奥行きがあるので、棚を置いて掃除機やシーズン物などを便利に収納できそうです◎
「池尻大橋」駅に向かって 街をぶらぶら
左上・住宅街の中にひっそりとお店を出している隠れ家的フランス料理店「Lien(リアン)」。予約が取りにくい人気店です。(800m 徒歩10分)/右上・マンションから徒歩10分のところにあるスーパー「オオゼキ 池尻店」。(800m)/左下・「Neighborhood and Coffee (ネイバーフッド アンド コーヒー)池尻2丁目店」は、スターバックスがプロデュースした、ちょっとスペシャルなカフェ。普通のスタバとは異なるテイストの内装とメニューが特徴です。(1.1km 徒歩14分)/右下・東急田園都市線「池尻大橋」駅までは、徒歩13分ほどで到着。
カウカモ編集部より
今回ご紹介した物件の最寄り駅は、京王井の頭線「駒場東大前」。言わずと知れた日本の最高学府、「東京大学」駒場キャンパスが改札の目の前にあります。 “〇〇大学” の名が付く駅というと、個人的に学生さん向けのリーズナブルな飲食チェーンやカラオケ店が軒を連ねる賑やかな街、というイメージを持っていたのですが、いい意味で想像を覆されました。周辺は大きな公園や学校などが点在する住宅街で、とっても落ち着いた雰囲気。特にマンションへ至るショートカットコースでもある「区立駒場野公園」内は、自然観察舎があるほど動植物が豊かで、長い桜並木の緑道に春が待ち遠しくなります。
そんな心を穏やかにさせる景色のなかを南下して、バス通りである淡島通りに出ると、目的地のマンションに到着。そのすぐ目の前にある「池尻住宅前」バス停は、大注目のポイントです。なんと、朝7時台には「渋谷」行きのバスが1時間に25本発着するという、緑の山手線も真っ青になる運転間隔なんです。これを便利に使わない手はありませんね。
さて、地下2階付き地上9階建てのマンションは全199戸の規模を誇っているものの、正面から見てもそこまで巨大な印象はありません。それもそのはず、傾斜地に建っていることでエントランスは3階部分にあり、そのロビー階が南北に長い建物を縦断しているような構造なんです。現在築11年になる建物の共用部は、まだ新築の残り香を残しているかのような美しい状態が保たれています。まるでホテルのような立派な共用ロビーには、ちょっとド肝を抜かれてしまいました。タワーマンション並の充実したコンシェルジュサービスに加えて、住人が自由に使える屋上庭園も魅力です。
住戸の間取りは69㎡弱の専有面積にふたつの個室をもたせた2LDKで、ゆとりある収納容量と、十分な広さの各居室を両立しているのが美点と言えるでしょう。南向きのバルコニーを撮影しているときにハッと気づいたのは、あたりがとても静かだということ。住戸は敷地の最も南側に位置しているため交通量の多い通りからは離れていて、目の前に広がるのは住宅街。住戸のどの窓を開け放していても、騒音に眉をしかめることはなさそうなんです。バス通り沿いのマンションの一室で、常に二重サッシの窓を閉めて生活している筆者は、その点にとても心がときめきました。
心地いい窓辺は、猫ちゃんならうたたねに絶好のポイントになるでしょうし、ワンちゃんには外の天気を見て「ご主人、散歩行こう!」とせがまれるかも。ご家族の一員にペットがいる方は、ぜひそんな妄想も現地で膨らませてみて下さいね。お問い合わせ、お待ちしています。
writer:中山 宇宴 / editor:平野 翔子
こちらでは体長50cm以下、体重10kg以下のワンちゃんや猫ちゃんを2匹まで飼うことができますよ♡ 地下には各住戸にひとつ、無償で利用できるトランクルームを完備。駐車場は2018年11月時点で空きがあり、利用料は位置によって異なりますが、月額2〜5万円でご利用いただけます。