千代田区富士見(飯田橋駅)
シティーボーイの隠し味
秀和富士見町レジデンス
桜の名所「九段下」と「飯田橋」に囲まれるヴィンテージマンション。白×青のさわやかな外観と、ネイビーの扉とダークな家具が調和した内装。ここには文学系男子が似合いそう。ワンルームの城で静かに読書を楽しんだら、少し散歩に出てみようか。平穏な日常のスパイスは桜と子どもの声です。
現在ご紹介可能な物件は、中古・リノベーション住宅のオンラインマーケット「cowcamo(カウカモ) 」よりご覧いただけます。
神楽坂
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「九段下」駅から向かいましょう
左上・「皇居」からほど近い「九段下」駅が、今回ご紹介するマンションの最寄り駅。オフィスビルの多いエリアですが、お堀沿いを歩けば自然を感じられますよ。(徒歩5分)/右上・こちらのマンションで暮らすなら、新年のお参りは「靖国神社」へ。東京の桜の開花宣言の基準となる「基準木」があることでも有名です。(徒歩6分)/左下・春には見事な桜並木を楽しめる「千鳥ヶ淵緑道」。特に夜のライトアップが幻想的でおすすめです。(徒歩7分)/右下・皇居に隣接した「北の丸公園」は多くの緑に囲まれ、ひっそりと佇む公園。敷地内にはコンサートでおなじみの「日本武道館」があります。(徒歩9分)
白×青のレトロなマンション
「九段下」駅から歩くこと5分。細道を抜けた先、白い塗り壁に青い瓦屋根が映えるマンションが見えてきました。前面の道路はほとんど車通りがなく、ゆったりとした住宅街の空気感が漂います。また、道を挟んで向かいには「富士見小学校」があり、休み時間などには子どもたちの賑やかな声が聞こえてきます。
売主さま
左上・傾斜地に建っているため、エントランスまでの道のりに階段があります。上りきって左と向くと・・・ /右上・エントランスがありました。隣のマンションが工事中のため、現在右側には防護ネットがかかっています。/左下・中に入るとレトロな共用ロビーが広がります。左の黒い扉は管理人室です。/右下・エレベーターで所在階の4階まで上がると、内廊下に出ます。住戸には、正面の黒い扉を開けて外廊下へ出ますよ。
売主さま
管理人さんは月~金曜の8:00~17:00、土曜の7:00~12:00に勤務されています。また、前回の大規模修繕工事は2001年に実施されており、直近では2016年に排水管更新工事を行っています。
内廊下を抜けた先は・・・
左・外廊下に出たところに、今回ご紹介する住戸がお目見えしました。真っ白な壁にブラックの光沢ある扉で雰囲気ありますね。/右・玄関スペースは土間部分に奥行きがありゆったりとした印象です。左手の下足入れの扉は片面が鏡になっていて、お出かけ前の身だしなみチェックに便利そう♪
突き当たりの扉からLDKへ
ネイビーのリビング扉を開けた先は、約17.9帖の広々としたワンルーム。まずは3口ガスコンロのキッチンが目に飛び込んできます。自炊派の方にもうれしい設備と広さが確保されていますよ。
少し奥に進むと、ワンルームを家具でうまくゾーニングした空間が。左手のオープン収納にはお気に入りの雑貨や植物を飾りたいですね。
売主さま
こちらのお部屋は家具付き販売です。この雰囲気のまま、すぐさま新生活をスタートしていただけますよ。
壁際から見てみましょう。正面の壁には間接照明が備わっていて、天井に奥行きと広がりを感じられますね。
こちら側はベッドスペースに
左・ウォークインクローゼット(WIC)を備えたこちらの空間はベッドスペースによいでしょう。/右・WICの中はかなり広々! 可動棚とハンガーポールがあり、洋服だけでなく日用品のストックや季節家電も収まりそうです。
ベッドスペースからの一枚。正面に建物が建ちますが、南向きの恩恵もあってリビングスペースにはほどよい光がこぼれ落ちてきます。
温もりを感じる幅広のフローリングとアイボリーのクロスに、黒やブラウンの家具がいい具合に調和していますね。壁際には小さめのダイニングテーブルとワークスペースを置いても余裕の広さです。
バルコニーに出てみましょう
黒の鉄柵でカッコよく仕上がっている南向きバルコニー。正面には「東京理科大学」の建物があるのですが、距離はとれているので窮屈な感じはあまりしませんでした。また、マンションの向かいの「冨士見小学校」内には「ふじみこども園」も併設されており、日中外に出ると小学校の児童とこども園の園児の賑やかな声が聞こえます。
室内に戻ってきました
WICをはじめ、リビング扉や水まわりの扉はすべてダークなネイビーで統一され、主張しすぎず、落ち着きのある空間を演出しています。ひとりで気ままに、そして優雅に暮らすなら、これくらいのサイズ感が広すぎず狭すぎず心地よさそうですね。
最後に水まわりをチェック
左・廊下に戻って、水まわりにつながる扉を開けましょう。洗面脱衣所はゆったりとした空間が確保されています。/右・バスルームはクールな木目調でキリっと整った印象です。浴室乾燥機付きです。
左・バスルーム前からの一枚。カウンタータイプの洗面台は鏡が大きめでゆったり使えそう。右手の扉の向こうは・・・ /右・窓付きがうれしいトイレでした。コンパクトですが手洗いや収納も付いています。
飯田橋方面に歩いてみましょう!
左上・「la cantina cancemi(ラ・カンティーナ・カンチェーミ)」では、目にも鮮やかなイタリア料理をいただけます。3種類のオリーブオイルを食べ比べできる「オリーブコース」が人気。(徒歩2分)/右上・餃子の名店「おけ以(おけい)」は、チャーハンや麻婆豆腐等、どれを食べてもハズレなし! 平日のランチタイムは常に満席状態の人気店です。(徒歩4分)/左下・有楽町線や大江戸線が利用できる「飯田橋」駅へは徒歩6分。ちょっと遠まわりですが、お天気の日には「神田川」沿いのルートが気持ちよさそう。/右下・オトナの街「神楽坂」までも徒歩圏内。おしゃれなお店や歴史あるお店が点在しているので、坂道と闘いながら自転車であちこち散策するのもツウな楽しみ方。(徒歩8分)
カウカモ編集部より
白い外壁に青い瓦屋根という特徴的な外観は、ヴィンテージマンションとして人気の “秀和シリーズ” ならでは。こういう味は築浅マンションではなかなかお目にかかれず貴重です。昭和44年築ということもあって、共用部は年季が感じられる箇所もちらほらありますが、それも含めて “ヴィンテージの味” ということで。
エレベーターを降りたら、学校方面から聞こえる子どもたちの楽しそうな声にパワーをもらいつつ外廊下を進みましょう。すると、白い壁に映えるブラックの玄関扉が登場。室内に入ってその扉を閉めると、外の賑やかさとは一線を画した静かで落ち着いた空気感に包まれます。温もりを感じる幅広のフローリングや間接照明。そこにネイビーで統一された扉やダークな家具たちがバランスよく配置され、ワンルームの空間を無駄なく、そして心地よく演出していました。ほぼ真四角なので、家具の配置は自分で好きなように変えることも、たまには気分転換で模様替えするのも楽しそうです。
学校が近くて子どもの声がするという点は、一見デメリットにも感じます。でも、パワー溢れる子どもの声がほんのり聞こえると、人気(ひとけ)を感じて安心できるし、なんだか元気をもらえそうじゃありませんか? ひとり暮らしだったら、なおさらです。ちなみに、室内ではかなり耳を澄まさない限り気になりませんのでご安心を。日中はお仕事、休日もよくお出かけされる方なら、夜はむしろ静かに感じるんじゃないかと。
一歩外に出れば子どもたちの声をBGMに暮らし、家の中では自分の世界観に浸って自由に暮らす。寂しさを感じない、うるさいと感じない、そんな絶妙な紙一重がここにありました。まさしく “東京の中心” という立地のヴィンテージマンションで、理想のおひとり暮らしをお楽しみください!
取材・文・撮影:cowcamo
昭和44年築のこちらのマンションは総戸数37戸の8階建ての建物です。ヴィンテージマンションとして人気の “秀和シリーズ” で、築浅のマンションでは見られないこの特徴的な外観がポイントです。