「目黒」駅から東五反田方面へ

写真

左上・今回はJR山手線・東急目黒線・東京メトロ南北線・都営三田線が乗り入れる「目黒」駅からスタート。駅には「atre(アトレ)目黒」が直結していて、スーパー「ザ・ガーデン自由が丘」も入っているので、帰宅途中のお買い物にも便利です。/右上・マンションに向かって歩いているとまず現れるのが、こんもりとした緑の木々が目印の「東京都庭園美術館」。旧朝香宮邸だった建物は、内部にアール・デコ様式がふんだんに取り入れられていて、建物自体が展示物のような美術館です。ゆったりと落ち着いた、大人のデートスポットとしてもオススメ。/左下・ “予約が取れない焼き鳥店” としても名高い「鳥しき」が姉妹店としてオープンさせたのが、こちらの「焼き鳥 gallus(ガルス)」。こちらでは “ワイン×焼き鳥” をコンセプトにしたコース料理がいただけます。7月からは「やきとり阿部」としてリニューアルオープンする予定だそう。/右下・こちらも訪れる人々を魅了してやまない一軒家イタリアン「Ristorantino Lubero(リストランティーノ ルベロ)」。こだわりの素材で目にも美しいお料理と、居心地のよい雰囲気が魅力です。この地に住むならぜひ押さえておきたいですね。

写真

今回ご紹介する物件は、 “城南五山” のひとつとして数えられる「池田山」に位置します。池田山の歴史は、その昔備前岡山藩主の池田家が広大なお屋敷を構えたことに始まるのだそう。そしてそのお屋敷の庭の一部であった日本庭園が、今では区立「池田山公園」として地域の方々の憩いの場になっています。

売主さま

この辺りの一部は戦火を免れることができたため、歴史あるお屋敷が随所に残っています。ご近所をお散歩するのも楽しい街ですよ。

「目黒」駅から徒歩7分

写真

左上・目黒駅から目黒通りを東に進み、首都高速道路に沿うように南に進むと、目的の建物が見えてきました。角地に位置する11階建てのこちらが、今回ご紹介するマンションです。/右上・エントランスは、高速道路沿いの道から少し横に入ったところにあります。/左下・エントランスホールには宅配ボックスが完備されていました。オートロックを抜け明るいホールを進むと、奥にエレベーターがあります。/右下・8階の共用廊下からは、先ほどの首都高速道路が見下ろせます。やはり、走行する車の騒音が少し気になりますね。

売主さま

こちらの建物では、2010年に計画通り大規模修繕工事が行われました。すべての工事履歴が残されており、良好に管理されているマンションです。併設されている自転車置き場は、登録すれば無料でご利用いただくことが可能です。4路線を利用できる目黒駅から徒歩7分と、とても利便性のいい場所ではありますが、都心部では自転車を利用するのも便利ですよ。

“オトナの魅力” を感じる
落ち着いたインテリア

写真

左・玄関扉を開けると、中は落ち着いたダークブラウンのインテリア。玄関ホールには傘立てスペースが付いた下足入れが備えられています。/右・室内から玄関ホールを見るとこんな感じです。

 廊下に面した水まわりスペース

写真

左・玄関のすぐ隣に位置するのが洗面脱衣室。オープンな洗面台と壁面のタイルが渋くてカッコいいスタイル。鏡の後ろは収納スペースになっています。/中央・浴室はコンパクトサイズですが、綺麗に清掃済みです。浴室換気乾燥機付きですので、雨の日のお洗濯も安心ですね。/右・廊下に戻り、向かいにあるのがトイレ。こちらも壁面に貼られたシックなクロスで落ち着きある空間です。

売主さま

浴室は状態がよかったため、シャワーヘッドなど部分的な交換のみ行い、しっかりとクリーニングしました。

それではお部屋へどうぞ

写真

廊下の突き当たりにある扉を開くと、全部で約16帖もある広々とした空間が待ち受けていました。

写真

見返すとこんな感じです。一番左側に見える扉の中は収納になっています。そして右側はキッチンコーナー。白い柱のように出っ張っている部分は、裏側が冷蔵庫置き場になっています。リビングから見えないように配慮されているので、室内をスッキリと保てそうですね。

写真

そのキッチンがコチラ。シンプルでミニマルなステンレスキッチンと細長いモザイクタイルが、とてもクールでカッコいい♡ 天板の長さは約1m70cm、スクエアのシンクに2口コンロとコンパクト。チャチャッと手早くシンプルなお料理が出てきそうな雰囲気です。

写真

奥の窓際の方に進むと、壁一面に連なるクローゼットが。梁下までのわずかな空間にも棚が設けられているので、収納力たっぷり。これはうれしいですね。

窓の外に広がる街並み

写真

三角形のバルコニーは決して広いとは言えないものの、そこから見える景色は抜けがあってとっても気持ちがいい! 洗濯物もこちらで干すことができます。

写真

マンションの裏手側は低層の住宅街なので、建物が絨毯のように広がっています。そして所々にこんもりと見える緑の森。先ほどの「池田山公園」を始め、その他にも公園やお屋敷のお庭などなど、池田山の歴史を一望できるバルコニーです。残念ながら撮影日は曇っていて分かりませんでしたが、本当はこちらから「東京タワー」も見えるそうですよ。

売主さま

ちょうど洋室の壁際にベッドを置くと、そこから東京タワーを望むことができますよ。

フレキシブルな空間

写真

お部屋の中央辺りには3枚の折れ戸があり、空間を間仕切ることができます。部分的に開閉することもできますよ。区切ると約10帖のLDK・約5.9帖の洋室になります。こちらは洋室側。

写真

そして区切ったときのLDKはこんな感じ。窓が無くなるため照明は欠かせませんが、落ち着きある空間になりますね。

周辺には素敵なスポットがたくさん

写真

左上・まずは先ほどから何度か登場している「池田山公園」。最近では風水のパワースポットとしても注目されているそうですよ。たしかに、手入れの行き届いた深い緑に覆われ、深呼吸したくなる気持ちのよい公園でした。/右上・そのほかにも池田山には皇后陛下のご実家・旧正田家邸宅の跡地に整備された「ねむの木の庭」があります。/左下・池田山公園を下ると「NTT東日本関東病院」があり、「タニタ食堂」が併設されています。もちろん一般の方にも開放されていますよ。/右下・桜田通りへ抜ける手前に「Bread&Coffee Ikedayama」があります。自家製パンと自家焙煎コーヒーのお店で、ゆったりとした明るいカフェでイートインも可能です。

                        
cowcamo

cowcamo report

東京城南地区にある5つの高台が “城南五山” と呼ばれるブランドエリアであることはcowcamoでも何度かご紹介してきましたが、今回はその中のひとつ、「池田山」エリアに建つマンションのご紹介です。周辺を少し歩いただけでも新旧のお屋敷がたくさんあり、本物の高級住宅街であることがよく分かります。

今回は、そんな池田山を一望できるバルコニーを持つお部屋。玄関側では首都高速道路を見下ろすという立地上、どうしても騒音が気になります。でもLDKの扉を閉めると音はほとんど聞こえず、すっかり首都高速道路の存在を忘れてしまいました(笑)。

内装はダークブラウンに統一され、ちょっぴりクールでエッジの効いたデザイン。オトナの落ち着きが感じられ、男女問わずカッコいい雰囲気でお住まいいただけそうです。そしてフレキシブルな間仕切りで、暮らし方は自由自在。でもここはやはり、荷物を壁一面の収納の中に片付けてしまい、ワンルームとして広く使うのが気持ちよさそうですね。

東京タワーが眺められるお部屋で、こんなカッコいいキッチンからワインとちょっとしたお料理なんかを出されたら・・・もうオトナの魅力に参ってしまいそう♡ 身軽に住むなら利便性のよさが一番。フットワークも軽くなりそうなこちらの物件を、ぜひ候補に入れてみてくださいね。

取材・文・撮影:cowcamo