ギャップ萌え♡

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活気ある街「蒲田」駅南口から徒歩2分。現れたのは、杉の無垢床と化石珊瑚の塗壁に包まれた優しくナチュラルな1LDK。玄関扉を開けた瞬間から、森林浴に来たような木の薫りに包まれます。B級グルメや国際的な料理屋さんが揃うこの街で、美味しい空気とマイナスイオン。振り幅の広さをご堪能ください。

駅から徒歩2分!

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1階部分に台湾、インド、中華…とアジア各国の店がテナントとして並ぶ建物。上を見上げれば、地上10階建て全183戸の大規模マンションがドッシリ構えています。

売主さま

こちらのマンションは自主管理体制が取られていますが、管理人さんや清掃業務は業者に委託しています。

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管理費と修繕積立金の金額が安いにもかかわらず、しっかりとメンテナンスを行っている様子。修繕に充てる積立金も、2019年末時点で1.5億円以上と安心感がありますね。

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左上・青い庇(ひさし)部分がエントランスです。/右上・レトロなタイル貼りのエントランスホール。/左下・奥まで進むとエレベーターが2基。広々とした共用廊下は、清掃が行き届いています。/右下・お目当ての住戸が所在する6階へ。外廊下に面してたくさんの玄関扉が並んでいます。

売主さま

2020年9月現在、駐車場(月額35,000円)、駐輪場(月額500円)、バイク置き場(月額1,000~2,000円)にはそれぞれ空きがございます。

蒲田で森林浴

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左・玄関扉を開けた瞬間、木の薫りがフワッと漂ってきました! まるで森の中に来たような空気。もう、癒されます。/右・コンクリートの玄関土間と下足入れとして設けられたオープン棚。棚板までもが杉の無垢板仕様!

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外とのギャップがすごすぎる! まさか蒲田で自然素材に包まれるとは思いませんでした(笑) 土間の壁は有孔ボードになっているので、お好みの収納を楽しめそうですよ。

ナチュラルな空間は続きます

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玄関からオープンに広がるLDK。広さは約13帖です。

自然の中のキッチン

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左・キッチン背面にも杉の無垢板のオープン棚が。奥行きが大小2種類ある棚板は、設置する高さを自由にカスタマイズできます。/右・ステンレス天板のペニンシュラキッチン。下部は収納しやすいオープンタイプ。

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吊り棚のフレームはアイアン製。ラフな質感のキッチンでありながらも、細やかなディテールにこだわりが垣間見えますね。水栓はグローエ製のものを採用しています。

キッチンからの眺めは?

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こんな感じ。掃き出し窓からの眺望には恵まれていないものの、明るく差し込む光がうれしいですね。

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右側の洋室Aとの間仕切り壁には、開閉できる木製の室内窓が。その下のコーナーには端が設置されており、ちょっとしたデスクにしたり、フラワーベースなどを置いたりするのにちょうどよさそう◎

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掃き出し窓の前から。床は天然乾燥した美杉の無垢板。壁と天井は抗菌・消臭・調湿効果がある、珊瑚塗装で仕上げています。

売主さま

健やかに暮らしていただくため、塗料や接着剤を含め、化学物質が使われていない素材をできる限り厳選しております。足触りのいい杉の床は経年変化を愉しめますので、天然素材の風合いを愉しんでください。

南向きのバルコニー

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洋室前まで続くバルコニー。正面には大きなビルの壁が建っており、眺望は残念。ただ、南向きですので日当たりはよかったですよ。

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正面建物は多少圧迫感はありますが、窓がないため人の気配を感じることはありません。ただ、鳥の往来があるような痕跡が見受けられました。住み始めるといなくなることが多いのですが、事前にご留意くださいね。

癒しの空間に戻りましょう

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リビングダイニング(LD)の右手の壁面にも、同素材のオープン棚が設置されています。写真のように洋室の引き戸を開け放つと、約17.6帖LDKのワンルームに。

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オープン棚はデスクとしても利用できる造り。リモートワークにもしっかりと対応できますね。

約4.6帖の洋室

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洋室にもオープン棚が! テレビ台としても利用できそう。

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左・もちろん、3枚の引き戸を閉じれば個室としても利用できます。弧を描いたカーテンの中は……/右・オープン棚が設置されたウォークインクローゼット(WIC)。

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WICにデスクを追加して、ワークスペースにするのもいいカモ。

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デザインされた3枚の引き戸からの光が漏れて、まるで行燈(あんどん)のよう。白樺の木立の中にいるみたいですね。

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洋室の扉を閉じて、仕切った時のLDK。

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ダイニングセットとソファを置くのもいいですが、ハンモックやクッションソファなど、ユルい感じも似合いそう。

ディテールがかわいい♡ 水まわりへ

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左・キッチン横には、杉板で造られた扉が。塗装壁のやわらかい陰影も素敵です。/右・ミニマルな洗面脱衣室。キリッとしたフォルムのスクエアミラーや、裾壁に貼られたヘキサゴンタイルがかわいらしい。

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左・1216サイズのシンプルなバスルーム。浴室換気乾燥機が備わっているので、室内干しが可能です。/右・トイレは洗面室と目隠しカーテンで仕切られています。

利便性がよく 活気に満ちた「蒲田」

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JR京浜東北線・根岸線・東急多摩川線・東急池上線が乗り入れる「蒲田」駅。都心だけでなく横浜方面や「羽田空港」まで乗り換えなしでアクセス可能です。しかも始発列車に乗車できるのがうれしいところ。西口駅前ロータリーには、賑やかな看板とふたつの商店街があり雑多な印象ですが、日常のお買い物には便利そう。 (徒歩2分)

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駅から物件までは、南口を利用するのが最短ルートですよ!

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左上・ん、遊園地? いえ、違います。こちらは「東急プラザ 蒲田」にある屋上庭園「かまたえん」。都内唯一の屋上観覧車は、街のランドマーク的存在。夏は太陽の下でビアガーデン、冬は牡蠣小屋も出るそうなので大人も楽しめますよ、(240m 徒歩3分)/右上・商店街エリアから少し外れた場所にある「鳥からあげ うえ山」。看板メニューの鶏の素揚げを求めに、全国からわざわざファンが訪れるほどの名店なのだとか!(300m 徒歩4分)/左下・駅直結の商業施設「GRANDUO(グランデュオ)蒲田」。食品売り場やスーパーのほか、無印良品やKEYUCAなどの生活用品店も揃っています。(400m 徒歩5分)/右下・蒲田といえば餃子! 「蒲田」駅からすぐの「歓迎(ホアンヨン) 本店」は、羽根付き餃子を世に広めた “蒲田餃子御三家” のひとつで、多数のメディアに取り上げられる老舗です。個人的には水餃子もおすすめ!(550km 徒歩7分)

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カウカモ編集部より

かつてに「東京のスラム街」とも言われた「蒲田」駅。個人的には、そんなディープ蒲田に初潜入とあって、若干緊張気味で乗り込みました。ところが……洗練された駅ビルに、活気ある商店街と、なんとも明るい印象に拍子抜け。

再開発が進み「大田区役所」ができたことによって、大田区の中心地に生まれ変わっているそう。自治体による定期的なパトロールも行われており、街の雰囲気はかなり変化しているとのことです。ただ “昼呑み” を誘う看板が多く、パチンコ店もちらほら。ディープと言われた雑多な側面も残っています(笑)

「蒲田」駅からご紹介するマンションまでは徒歩2分。ほぼ、駅に住んでいるような感覚になれる立地です。治安を気にする時間もないほどの距離ですが、街並みを知ることは重要なので、ぜひ夜の雰囲気も事前に確認してみてくださいね。

建物は2020年9月現在築46年で昭和レトロな雰囲気。月々の共益費はかなり抑えられているのですが、メンテナンスを適宜行ってきている上に、積立金もしっかり貯蓄されているのは好印象です。


また、自主管理体制ですが、日々の管理業務は別会社に委託しており、清掃業者も入っております。オートロックがないことは不安要素ですが、住人同士のコミュニケーションが防犯の役目を担ってくれているようでした。とはいえ、女性おひとり様暮らしの際は、特に現地に足を運んでご検討くださいね。


共用部までは蒲田らしさがあるのですが、室内に入ると景色は一変。木のやさしい薫りに包まれて癒しのドーパミンが一気に放出されます(笑)

こちらの住戸は単なる自然素材ではなく、こだわり抜かれた材料で施工されています。例えば床や棚板に使われている杉の無垢板は、機械で強制乾燥させるのではなく、伐採時に葉をつけたまま自然の中で乾燥させたもの。反りや狂いが少ないだけでなく防腐効果やセラピー効果も期待できるそう。

また、壁や天井に使われている塗装材は、珊瑚の化石から造られたもの。有害物質を吸着し消臭効果やマイナスイオンの発生効果が期待でき、昨今注目されているそうです。そのほかにも、アイアン製のカーテンレールや吊り棚、そしてアメリカンスイッチや露出のコンセントボックスなど、細部のディテールにもこだわりがつまっています。棚板などは追加でDIYをする余力が残されているので、ぜひ自分なりのスタイルを愉しんでくださいね。


取材後、マンションの目と鼻の先にある手芸材料店「ユザワヤ」で季節のアーティフィシャルフラワーを物色。その横にはインドアテニスやボウリングを愉しめる施設も。そして数あるB級グルメやアジアン料理の看板に誘惑されながらも、蒲田が発祥の地といわれる羽根付き餃子を舌鼓。活気があり気取らない街の雰囲気に、筆者の故郷である大阪を思い出しました。人との距離感も関西に近いかもしれませんね。

まだまだ街の魅力が隠れていそう。都心にも横浜にも世界にも近い「蒲田」にある癒しの住戸、オススメです。

writer:南田 かおり / editor:酒井 大作