多摩川に抱かれた田園都市
「田園調布」にやってきました

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左上・最寄りの東急東横・多摩川線「多摩川」駅から周辺の散策をスタート! /右上・一軒家レストランの「田園調布倶楽部」。1階はカフェ、2階はレストランになっており、普段使いもちょっと特別な日のディナーも、どちらもこなせる優秀さです。/左下・駅東口の目の前にあるのが「田園調布せせらぎ公園」。子どものためのプレイスペースあり、滝の流れる湧き水のせせらぎありの、近隣住民憩いの場です。/右下・「シン・ゴジラ」に壊された橋! と言えばご記憶にある方も多いのでは、の「丸子橋」。ここから多摩川を渡れば、もうその先は武蔵小杉です。

売主さま

東京メトロ三田線・南北線・副都心線の相互乗り入れがあり、実は都内主要部のどこにでも簡単に行けてしまうアクセスのよさはポイントですね。緑の多さも魅力です。駅の西側には古墳群で有名な「多摩川台公園」もあるのですが、こちらの池に咲く睡蓮はまるでモネの絵画のような、幻想的な雰囲気でオススメです。ぜひシーズンになったら足を運んでください。

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今回ご紹介するのは「丸子橋」から「中原街道」をまっすぐ上ったところに建つ大型マンション。街道沿いの1階にはテナントが入っています。

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左上・エントランスは街道の反対側、丘の中腹にあります。エントランス前には来客用の駐車場が。/右上・傾斜地に建っているため、ロビーがあるのは3階。同じ階に入っている歯医者さんの入り口も兼ねています。/左下・その奥が管理人室とエレベーターホール。今回ご紹介する住戸は3階に位置しているので、このまま共用廊下を進みます! /右下・共用廊下のすぐ外は駐輪場になっています。

売主さま

二子玉川まで約5km、自由が丘までも3km程度と、近隣のオシャレな街まで自転車で遊びに行ける距離です。もうすぐ涼しくなって出かけやすくなりますので、ぜひ “多摩川沿いライフ” を満喫していただきたいですね。

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左・玄関ドアを開けるとシャビーシックな空間が登場しました! 玄関まで光を届けるために取られたガラス窓が効いています。/右・お家の顔といっても過言ではない玄関。下足入れの上の空間がしっかり取ってあるので、ここに何をディスプレイしようか、想像が膨らみます。

売主さま

最近、内装だけをきれいにするのではなく、建物の持つ雰囲気との連続感・一体感というものをリノベーションに取り込むことにチャレンジしています。うまくいっているかどうか、ぜひ現地でご覧いただきたいですね。

玄関だけで期待が高まります
早速LDKへ入室!

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期待通りの内装! 照明の演出で可愛らしい雰囲気が醸し出されていますが、キッチンカウンター一面を覆うタイルの無機質感やアイアンの黒など、スパイスもいい具合に効いています。

売主さま

キッチン上の丸いペンダントライトは、お部屋の雰囲気に合わせて作った一点もののオリジナルですよ。内装のコンセプトが固まってきた段階で、雰囲気に合わせてオーダーしています。

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LDK全景。遊びに来たお客さまも、LDKで寛ぐ前にキッチンカウンターの前で立ち止まり、思わず話し込んでしまう・・・そんな風景が目に浮かびますね。

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そんなご自慢のキッチンを近くで見てみましょう。コンロは2口ですが、やはり注目したいのが奥行きあるL字のカウンター。背の高いスツールを寄せて、ここでまかない風にチャチャっとご飯を食べても様になります。

売主さま

広々としたカウンターはダイニングテーブルとしてもお使いいただけるので、普段のご飯はこのカウンターでカフェ風に、と洒落込んでいただくといいと思いますよ。

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LDKと隣り合う洋室は、ガラスを通して室内の様子が分かるようになっています。

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こちらが洋室からLDK側を見たところ。コンパクトな空間ですが、ガラスの間仕切りを通して両方の居室に視線が通るので、まったく圧迫感がありません!

売主さま

もともとの室内にはしっかりした壁が建っていたのですが、採光や圧迫感のことを考え、できるだけ開放的に感じていただけるようにガラスの間仕切りを採用しました。ガラスの面積を思い切って大きく取ったことで、LDK・洋室どちらにいても両室の掃き出し窓が見える空間になりましたよ。

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お部屋はちょっと不思議な形をしています。その秘密が写真の扉の中に。

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左・なんと広々としたウォークインクローゼットの登場です! ドアの左手には収納棚が付いています。/右・反対側にはハンガーポールが伸び、隅は鋭角に。そう、角部屋ならではの多角形の壁面を上手に利用した収納スペースなのです。

バルコニーに出て眺望をチェック!

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交通量の多い「中原街道」。車がひっきりなしに行き交いますが、広い道路に面しているおかげで開放感はバッチリ。

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向かって右手には「丸子橋」と「多摩川」も望めます。 “リバーサイド” と言ってもよさそうな距離にいるのが分かりますね。

売主さま

夏には多摩川の花火が楽しめますよ。バルコニーから見てもいいですし、河川敷まで行く方も多いと思います。マンション上階のエレベーターホールで観覧する住人の方も多いみたいですよ。

室内に戻って水まわりへ

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左・洗面脱衣所も多角形を活かした造りに。長く伸びた洗面台、シェルフ、洗濯機置き場と、コンパクトな中に必要なものがぎゅっと詰め込まれています。/中央・シンプルながらしっかりとスペースが取られているバスルーム。/右・シェルフから “こんにちは” しているくるみ割り人形のおかげか、どことなく温かい雰囲気が漂うトイレ。こちらも変則的な形をしていますが、お掃除がしやすそうな広さです!

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左上・最寄りのスーパー「OTENTO」。千葉県産の新鮮な野菜が毎日並べられています。/右上・多摩川沿いの景色のよいロケーションにある「Tamagawa DINER(タマガワダイナー)」。カフェタイムもあり、テラス席ではバーベキューもできる、近所にあるとうれしいお店。/左下・「浅間神社」の杜に抱かれるようにして佇むカフェ「DELIGHT」。これからの季節はテラス席でハンバーガーを頬張るのも気持ちよさそうです。/右下・クラシックで丁寧な仕事のフレンチがいただけると人気の「Un de ces jours(アン ド セジュール)」。コストパフォーマンスも◎ ! コンパクトな店内は予約必須です。

売主さま

駅からマンションまでの道のりにスーパーがない、というのがちょっとデメリットですね。普段のお買い物は職場近くなどでしていただいた方がいいかもしれません。一方で、駅から多摩川に向かうエリアには新しくて個性的なお店がちらほら点在していて、面白いエリアになってきているなという実感があります。お料理をしない日はぜひ地元で晩ご飯を楽しんでください。

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“田園都市と言えば” の「田園調布」より、多摩川の風を感じる1LDKのご紹介です!

「多摩川」駅の東側、上り勾配になっている高台の中腹あたりに建つ白いマンション。築後44年という時間の流れとともに、周辺の環境にしっくりと馴染んできている存在感があります。ちょうどマンションが建ち並んでいるエリアの一角にあり、全体的にとても落ち着いて、穏やかな毎日が過ごせそうな空気が流れています。

そんな “マンションの雰囲気をリノベーションに取り込む” という試みがなされた今回のお部屋。ほぼ南向きという条件も幸いして、光の溢れる明るい空間へと仕上がっています。ガラスを多用した内装のおかげで、約47㎡ながら開放感もgood。限られた面積を上手に使う工夫もしっかりされていて、お部屋の雰囲気を壊さずに気持ちよくお住まいいただけそう。

一点だけ気に留めていただきたいのが音の問題です。多摩川を渡る「丸子橋」にまっすぐ向かう「中原街道」に面しているので、車両通行音がどうしても聞こえてきてしまいます。もちろん対策として二重サッシになっているのですが、大型車両が通ったときなど、日中は断続的に音が聞こえている状態。夜間は比較的静かになるかと思いますが、現地で確認されたい場合は、夕方以降の時間帯でのご内見をオススメします。

都内主要駅へのアクセスがよく、緑に囲まれた「田園調布」。お仕事が忙しいシングル・DINKSの方々にとって、帰ってきて “ほっ” とできる街であること間違いなしです。しっかりとしたコンセプトのもと造り込まれた内装にときめいてしまった方、ぜひお早めのご内見を!

取材・文・撮影:cowcamo