緑を横目に お邪魔します

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左・玄関に大きな窓があるって、さわやかでイイですねー! 正面の壁には、さりげなくエコカラットのタイルがあしらわれています。/右・廊下はクランクして、LDKへ続いていきます。まずは光が呼んでる方へ進みましょう。

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こちらの住戸の専有面積は、バルコニー面積を含んだ登記簿上の広さです。それでも十分な広さを確保していますが、踏まえてご覧くださいね。

開・放・感!

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おおーっ、外につながっているような開放感のあるLDKです。広さは約17.5帖。左手の壁はほんのり立体感のあるクロスで仕上げられ、光が当たるとやさしく陰影が生まれます。

売主さま

南向きの角住戸ですので、日当たりも風通しも良好ですよ。

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腰壁の向こうがキッチンエリア。右手前に写っているのは奥行きの深いリビング収納です。

ここがミソです♡

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南側は壁一面が窓になっており、中央の大きなガラス2枚がバーンと開きます。奥に広がるバルコニーの大きさも相まって、ちょっぴり旅館の “広縁” みたいなんです(温泉上がりにビールを飲む、あのスペースです)!

目にやさしいビュー

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バルコニーからはこちらの豊かなグリーンビューが。人が通行することはまず無さそうですので、視線を気にせずのびのび過ごせますね。

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扉の奥には、給湯器置き場兼トランクルームが備わっています。取材日は曇りでしたが、晴れた日には気持ちよく太陽光が入りそうなバルコニーです。

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ただし、住戸の窓サッシには経年を感じるカモ。もちろんちゃんと開閉はしますが、一応心の準備をしておくのがよさそうです。

LDKに戻って

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右手に見える室内窓は、お隣の洋室Bに光を届けるためのもの。そちらは後ほどチェックすることにして、次は左奥のキッチンを拝見します!

これが私の ちょうどよさ

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左・キッチンはキュッとしたサイズ感で、コンロは2口です。造り付けの食洗機はありませんが、その分たっぷりと収納が備わっています。/右・バックスペースは余裕を持って取られており、収納棚を配置しても窮屈にならなさそう◎

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ではでは廊下に戻って、水まわりや洋室を順番に見ていきますね。

廊下にドーン!

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左・LDKを出たところ。左側には洗面洗濯室・バス・トイレ・ウォークインクローゼット(WIC)、右手にはふたつの洋室が並んでいます。/右・廊下のWICが感動的な大きさなので、ご内見時にはぜひ中に入ってみてください♡ ご家族分の衣類をお任せできちゃいそう!

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こちらの物件は「洗面洗濯室」と「バス・トイレ」がそれぞれタッグを組んでいるんですね。ちょっと珍しい間取りかも!

洗面×洗濯

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収納たっぷりの洗面台の奥に、洗濯機置き場が。バスルームと分かれているおかげで、湿気がこもらなくてGOODです。備え付けのハンガーバーを使ってパパッと部屋干しできるのもいいですね。

バス×トイレ

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左・一方こちらは、1216サイズのシンプルなユニットバス。/右・その隣に、独立したトイレがあります。コンパクトな空間なので、収納を増やしたい場合は突っ張り棒に活躍してもらうことになりそうです。

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最後に、洋室Aと洋室Bです。照明が設置されていないため少々見づらいですが、脳内でお気に入りの照明をプラスしながら見てみてください!

約7.1帖の洋室A

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さてさて、住戸北側にある洋室Aへやって来ました。右手の壁には細かいヘリンボーン柄のアクセントクロスがあしらわれています。

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左・振り向くと、背の高いクローゼットが備わっています。天井は場所によってやや高さが違うものの、どこも余裕を感じる高さだと感じました◎ ちょっと前の時代にゆとりを持って建てられたマンションだからこそ、カモ。/右・クローゼットクローゼットは奥行きが深く使いやすそう。

約7.5帖の洋室B

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左・こちらはLDKの隣にある洋室B。外に面した窓はありませんが、開閉可能な室内窓が光と風を取り込んでくれますよ。/右・反対側には、背の高いクローゼットが。照明を追加してサーキュレーターを設置すれば、快適な個室になってくれそうです。

『今日の宿は ここかあ』

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左上・……と言いたくなるような、旅館風の佇まいだと思いませんか? 重厚感のある出で立ちは、2023年現在で竣工から50年以上の歴史を重ねてきた建物ならでは。/右上・大きな庇のあるエントランス。/左下・ロビーにはヴィンテージマンションらしい渋みが漂いつつも、抜かりなく宅配ボックスを完備しているのはうれしい驚きです!/右下・ご紹介の住戸は、2階の共用廊下の突き当たりに位置しています。ちなみに、各階にいつでも利用可能なゴミ捨て場があるのもありがたいポイント。

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どっしりした佇まいですが、総戸数は29戸と意外と少なめ。そのぶん共益費はやや重めになってしまいますが、実際に丁寧な管理状態を見れば納得感が持てそうですよ。

いけいけ!

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物件から徒歩2分の超ご近所には「洗足池公園」が。野鳥が歌い魚が跳ねる自然豊かなパラダイスです♡ スワンボートほか、ボート遊びに特化したフォトジェニックな公園で、四季をもっと楽しんじゃいましょう。

売主さま

交通利便性の高さも魅力です。東急目黒線・大井町線「大岡山」(徒歩8分)、大井町線「北千束」(徒歩5分)、池上線「洗足池」(徒歩8分)の3駅3路線が利用可能ですよ。

利用できる駅は よりどりみどり

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左上・「大岡山」駅すぐそばにある人気の洋菓子店「パティスリークレソン」。絶品シュークリームを求めて地元民が通います。(徒歩10分)/右上・「洗足池」駅だって負けてません。隠れ家的おしゃれカフェ「AOI COFFEE(アオイコーヒー)」があります! こだわりのコーヒーはテイクアウトも可能。(徒歩10分)/左下・お池のほとりに佇む「大田区立洗足池図書館」にもご注目あれ。実は演劇や音楽関連の書籍の蔵書量が多いんですよ。(徒歩8分)/右下・日常のお買い物は、「大岡山」駅の目の前にある「東急ストア 大岡山店」が便利そう。深夜1時まで営業なのがうれしいポイントです◎(徒歩8分)

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カウカモ編集部より

以前こちらのマンションを取材した際のレポートで、建物の雰囲気について「旅館」「老舗ホテル」と書かれていて、どういうことだろう? と思いつつ現地を訪れ……深く納得しました。

滲む風情! 漂うヴィンテージ感! 築年数を重ねたぶん、ヨレやくすみはあります。けれどそんな侘び寂びさえ味方につけて、魅力ある佇まいのマンションです。


共用ホールや各階のゴミ捨て場が清潔で、宅配ボックスを追加装備しているあたりが非常に好印象◎ ピカピカの建物がお好みでしたらちょっと違うかもしれませんが、個人的には、こういう “ちょい枯れ” のヴィンテージマンションを選ぶってすごくおしゃれだなと思います。


バルコニーが大きく、天井高に余裕があるのも、現代的じゃないマンションゆえのうれしいポイントかも。緑の見える大きなバルコニーが、旅館の広縁(窓辺のアレ)っぽいんですよね。今回は南向きの角住戸という恵まれたポジションのご紹介です。ぜひ、経年を情趣としてしみじみ楽しめる大人の方に、カッコよく住みこなしていただきたいです!

すぐそばに、季節を感じる「洗足池」。そしてキャンパスタウンならではの活気溢れる「大岡山」と、ひたすらローカルで落ち着いた「北千束」、いずれの空気もいいとこ取りできる環境ですよ。天気のいい日に、足を運んでみませんか。

writer:小杉 美香/editor:軽部 優海