和の風格が薫る “千石エリア”

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江戸幕府の大老「柳沢吉保」が、晩年に総力を傾けて造成した庭園「六義園」。ご近所なら、1年間何度でも訪れることができる “年間パスポート” がオススメ。(徒歩13分)

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左上・最寄りは都営大江戸線の「千石」駅。出口すぐにある「不忍通り」をまっすぐ進むとマンションに到着します(徒歩8分)。/右上・建物が登録有形文化財になっているお蕎麦屋さん「新開屋」。老舗の風格と、普段使いできるカジュアルさを兼ね備えています(徒歩4分)。/左下・洋菓子もいいけど、お食事の後には和菓子もいいですよね。こちらも老舗の「田月堂」で、長く地元に愛されてきた味を楽しめます(徒歩7分)。/右下・なんと食パン専門のパン屋さん「一本堂」。1斤をお好きな枚数にスライスしてもらえます。朝ごはんのパンはここで決定!(徒歩9分)。

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駅や「六義園」へと続く「不忍通り」沿いに経つマンション。今回はこちらの最上階、ペントハウスになっている住戸をご紹介します!

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左上・エントランスは、「不忍通り」から1本入った道沿いにあります。周辺は住宅の並ぶエリアです。/右上・石貼りでシックな印象のエントランス。脇には屋根付きの駐輪場が。/左下・コンパクトなロビーながら、宅配ボックスを備えています。ここから先はオートロック。/右下・共用廊下の途中に、エレベーターがあります。

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左・お部屋の所在階まで上がってきました。この階には住戸は1戸のみ。エレベーターホールを、住戸が抱き込むような配置です。/中央・エレベーターホールは四方が壁になっている空間ですが、天窓があり陽が差し込みます。/右・玄関に入って振り返った様子。玄関ドアの隣には洋室Aのドア、その奥にはルーフバルコニーへの出口があります。

玄関土間とつながるルーフバルコニー

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左・北西向きのルーフバルコニー。物干し金具が設置されています。/中央・バルコニーの中までは日差しが入りにくいですが、周囲からは頭一つ抜けた高さにあります。/右・右手のドアは非常階段へ続きます。もちろんこちらも施錠しておけるので、プライバシー面は安心。

室内へ戻って
玄関土間とつながる洋室Aへ

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左・ルーフバルコニーに面した窓がある洋室A。クローゼットを備えています。和紙のような色合い&質感の壁紙がアクセントに。/右・エレベーターホールの形状に添い、多角形になった室内。ダブルベッドを置く広さはしっかりありそうです。

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左・洋室Aの向かいには、下足入れ以外にも使えそうな大型の収納が備えられています。/中央・玄関ドアからまっすく玄関ホールを見たところ。左手が明るいのがお分かりになるでしょうか。/右・残りの居室へと続く廊下です。南東向きに窓が付いているので、細長い廊下も明るい雰囲気。1枚の透明ガラス製なので見えづらいですが、中央にはLDKへのガラスドアがあります。

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ガラスドアの手前から、玄関ホールのほうを見てみました。廊下は少し広く取られていて、無垢材のカウンターが設置されています。ちょっとした書斎のような空間です。ディスプレイスペースにするのも素敵そうですね。写真右手には、洋室Bと水まわりへの入り口があります。

落ち着いた雰囲気の洋室B

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左・洋室Bにも、和紙のような壁紙がアクセントに。窓は北東向きで、落ち着いた雰囲気のお部屋です。/右・クローゼットはコンパクト目なので、追加で収納家具が欲しくなるかも。

続いてお隣の水まわりへ

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洗面台もややコンパクトですが、その代わり脱衣所のスペースはしっかり確保してあります。/中央・バスルームには浴室乾燥機能付き。シャワーまわりのカウンターも大きめなので、ご家族のバス用品をまとめて置いておけそうです。/右・独立式のトイレはタンクレス。

売主さま

フルオートバス、自動開閉トイレなど、水まわりは機能性の高いものを揃えましたよ。

それではLDKへ

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洋室A・Bとは違い、LDKのアクセントは廊下と同じダークトーンな壁紙。質感は同じく和紙のようです。中央の窓は南東向きで、日中の日当たりが期待できそう。

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南西にも窓が付いているので、お料理中も暗い感じはありません。キッチンカウンターすぐ脇に窓が付いている間取りってちょっと珍しいかも。キッチンは食洗機付き、収納もたっぷり確保されてます。

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廊下のカウンターと同様、キッチンカウンターにも無垢材が使われています。お気に入りのお皿に盛り付けてお料理をサーブしたくなりますね! キッチンの背後には、冷蔵庫と家電をまとめて置いておけるスペースがあります。

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LDKとつながる洋室Cは、和を感じる格子戸で仕切られています。閉め切った格子戸の隙間から、チラッとバルコニーまで垣間見ることができます。戸を引き切って、ひとつながりの空間としてもお使いいただけますよ。

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ガラスドアと格子戸から視線が通じるお陰で、空間に広がりを感じます。

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引き戸を開けてみました。洋室Cはゲストルームや、お子さまの勉強部屋などにもなりそうな、絶妙な繋がり感と個室感を兼ね備えています。SOHO利用される場合は、こちらを仕事部屋にするのもアリですね。

LDKとつながる洋室C

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クローゼットが備えられた洋室C。中央の窓は北東向きなので、日中は直接日差しが入ってはきません。

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それでも、バルコニーとLDKからの採光があるので、お部屋は明るい雰囲気。開放感がかなりあるので、やっぱりベッドルーム以外の使い方がいいのかも?

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左・南東向きのバルコニー。こちらにも物干し金具が設置されています。/中央・向かいの建物との間には「不忍通り」を挟んでいるので、周囲の視線が気になることもなさそう。/右・室外機置き場と非常脱出口があるため、残念ながらあまりほかのものを置くスペースはなさそうです。

バランスのとれた生活環境

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左上・最寄りのスーパーは「マルエツプチ 千石店」。駅からマンションまでの通り道にあるので、平日のお買い物に便利です(徒歩3分)。/右上・大型のスーパーは「ライフ 新大塚店」。徒歩で行ける距離なので、お子さまにお使いに行ってもらうのも◎(徒歩9分)/左下・なんと40周年を迎えた「Squale Bistrot(スクアール ビストロ)」。お肉とお魚、両方がいただけるランチが人気。ちょこちょこ通いたくなる、アットホームなレストランです(徒歩9分)。/右下・「Flora di Mare(フローラ ディ マーレ)」はイタリアン。こちらもランチタイムが人気のお店ですが、ご近所ならディナーにだっていつでも行けちゃいます(徒歩9分)。

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「千石」駅といえば、まず思い浮かぶのは「六義園」。江戸時代には武家屋敷が多かったこのエリア、大学をはじめとした文教施設や、オフィスが多い印象ですが、近所にはスーパーあり、美味しいレストランもあり、長く愛される老舗もありと、住環境としてもバランスがとれています。

都営大江戸線以外にも、東京メトロ丸ノ内線「茗荷谷」駅やJR線・東京メトロ三田線「巣鴨」駅も徒歩圏内。さらに、「上野松坂屋」前から「早稲田」駅に向かうバスが通っており、交通アクセスは良好です。駅からは交通量の多い「不忍通り」を通るので、夜間の帰り道も安心。比較的フラットなので、自転車で移動するのも便利です。

お部屋は最上階に1戸のペントハウス。プライバシー重視の方にもご満足いただけそうです。東西南北の全てに窓があり、バルコニーもふたつ。建物自体も比較的築浅で、新耐震基準を満たしており、オートロック・宅配ボックスあり・ペット飼育も可と、ポイントを抑えています。

エリアの雰囲気を反映するかのような、 “和モダン” な内装もポイント。無垢材のカウンター・和紙風壁紙・格子の引き戸といった、単体で見ると和のテイストが強めなアイテムが、フローリングが続く3LDKにしっくりと馴染んでいます。

最上階とは言っても、どーん! と外に開くタイプではなくて、家族でゆっくり過ごす時間を暖かく包んでくれる。そんな、落ち着いた雰囲気のお部屋です。

取材・文・撮影:cowcamo