売主さまのご紹介

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Hさま

Hさまはこちらのお住まいを2017年12月に購入。特に日当たりのよさ、風通しのよさを気に入り購入を決められたそう。将来的な海外移住を視野に入れており、その準備のためこのたびご売却されることに。

開放感◎

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玄関扉を開けてさっそく見えるのは、約10.1帖のLDK。左手の扉の先には水まわりがあります。

売主さま

物件の購入時に追加リノベを行い、フローリングを突板にしました。足触りがよく、普段は素足で生活しています。

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反対側からのカット。ブルーグレーのアクセントクロスが空間に個性を加えています◎

売主さま

追加リノベではもう1カ所、玄関スペースとLDKを隔てる壁を外しました。扉を開けると視線が洋室の腰窓の先へと抜けていくので、開放感がありますよ。

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3口コンロ付きのキッチンは壁付けタイプになっており、ここにも空間を広く感じる工夫が。自炊派の方は腰窓沿いに作業台を置くと便利カモ!

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キッチン側からもチェックしましょう。左手の洋室Aを、売主さまは引き戸を開け放つことで1LDKのように使っているそう。

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洋室Aは個室として使うのもいいですが、筆者としては売主さまのように、約15.5帖の広々とした空間にしてゆったりと使うのがおすすめです◎

約5.4帖の洋室A

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南西と北西向きの二面の窓から明るい光が差し込む洋室A。採光・通風ともに◎

売主さま

風通しがよく空気が籠らないので、1日中気持ちがいいですよ。逆によすぎるくらいです(笑)。冬の夕方は特に日の当たりがいいので、ぜひ体感してほしいですね。

バルコニーに出て ふたつの眺望を見てみましょう

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まずは南西向きの眺望をどうぞ。南側は背の高い建物が少ないため、それなりに眺望が開けています。奥の方には代々木方面を望めますよ。

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北西向きは正面に隣の建物が接しているため、視線が『コンニチハ』となるかもしれません。目隠しも兼ねて、グリーンを育てるといいカモ。

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バルコニーは住戸をぐるりと囲むようなL字型の造り。晴れた日はお洗濯物の乾きに期待できそう◎

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車の走行音など気になる音が少なく、日中は窓を開けて気持ちよく生活できそうです。実際の聞こえ方は現地でご確認くださいね。

室内に戻って

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引き戸を閉めるとこんな感じ。左手の収納は、おひとり分の衣類が収まりそうな大きさです。

約4.5帖の洋室B

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北西向きの腰窓から、先ほどのバルコニーへと出られます。

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収納は洋室Aと同じく、おひとり分の衣類が収まりそうな大きさ。お荷物が多い方は、ハンガーラックなどを追加でご用意いただくとよさそうです。

水まわりをチェック

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左・洗面脱衣室は余裕のある広さ。/中・浴室換気乾燥機付きのバスルーム。/右・ブルーの壁紙がさわやかな独立式のトイレ。

駅からまっすぐ 歩くこと4分

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左上・1982年竣工、総戸数41戸のマンション。1階には薬局やパティスリーといったテナントが入居しています。/右上・エントランスは通りから少し奥まった位置に。人通りがそれなりにあるエリアなので、目立たない設えはうれしいですね。/左下・エレベーターは全1基。住戸の所在する3階へ向かいます。/右下・今回ご紹介した住戸の玄関扉。角住戸のため、奥まった場所にあります。

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新耐震基準に適合したマンションです。管理人さんは通勤で、日曜日以外はいらっしゃいますよ。住宅兼用であれば事務所としても利用可能なので、SOHO的にお使いいただくことも◎

売主さま

駅からの近さ、新耐震基準に適合した建物で、かつ管理体制がよいこと、これらが物件を決める際の大きな理由になりましたね。

それでは 周辺を散策

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左上・最寄りは都営大江戸線「若松河田」駅(徒歩4分)。河田口からまっすぐ歩いて行くと、マンションに到着です。/右上・駅となりに佇む洋館「小笠原伯爵邸」。1927年に建てられたスパニッシュ様式のお屋敷は、現在スペイン料理店になっています。(300m 徒歩4分)/左下・駅前にひっそりと佇むカフェレストラン「CAFE Vogue Ruby(カフェ ボーグ ルビー)」。おしゃれな店内は、まるで海外かのような雰囲気。リモートワークの休憩にどうぞ◎(350m 徒歩5分)/右下・24時まで営業しているスーパー「ライフ 若松河田駅前店」は、駅前にあるため帰り道に寄りやすい立地。日頃のお買い物はこちらで。(350m 徒歩5分)

売主さま

建物から徒歩1分の場所にあるバス停「国立国際医療研究センター前」からは、新宿・大久保・市ヶ谷・新橋・飯田橋などへのバスが出ています。

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カウカモ編集部より

今回訪れたのは「若松河田」。山手線サークルの中では有数の標高がある "武蔵野台地" に位置し、江戸時代には武家屋敷があったという伝統あるエリアなんです。その名残から、広い敷地を利用した大病院や文教施設が多く立地しているのが特徴。その間に、落ち着きのある住宅街が広がっています。

大江戸線ユーザーさんから聞くのが、『「新宿」に行きたいときに「都庁前」駅で乗り換える必要があり少し面倒だ』ということ。でも、このマンションはバス便が便利な立地でもあるので、電車とバスを上手く使いこなせばよりスマートに目的地まで到着できちゃうカモ。


住戸は可変性のある2LDKの間取りですが、売主さまのように引き戸を開け放ち、広々とした1LDK使いがおすすめ。内装がシンプルな分、派手さや際立った特徴はなくとも、住まい手の個性にぴったりと合わせてくれるオールラウンダーな住まいだと感じました。


駅から徒歩4分でバス停も近く、新耐震基準適合で管理体制良好なマンション。癖のないシンプルな内装に、日当たりや風通しのよい住まい。


あとは、住まい手がどのように住みたいか。その意志が問われているように思います。ご自身の好みやライフスタイルに合わせて住み継ぎ、育てていただけたら。

writer : 清水 駿 / editor : 濱口 綾子