新宿区市谷薬王寺町(牛込柳町駅)
時に育まれて
牛込台マンション
都心にほど近く、落ち着きのある「牛込柳町」。美食エリア「神楽坂」へは、愛犬を連れて気軽に散歩。丁寧に住み継がれたビンテージマンションの一室、深い緑を愛でる住まい。時を重ねたこのマンションに、家族の物語を重ねましょう。
現在ご紹介可能な物件は、中古・リノベーション住宅のオンラインマーケット「cowcamo(カウカモ) 」よりご覧いただけます。
神楽坂
現在販売中のおすすめ中古マンション
マンションとともに 時を重ねた緑
グルリと円を描く山手線の内側に位置しながら、敷地の半分ほどを緑が覆う贅沢な設計。グリーンビュー以外にも、風格ある共用部分やペットの飼育が可能なこと、街歩きが楽しい大人の街が身近にあることなど、魅力満載の2LDKの住戸をご紹介します。
駅から徒歩5分 住宅街の高台に
都営大江戸線「牛込柳町」駅から大通りを南下した住宅街に建つ、1964年竣工・地上7階建てのマンション。築年数はそれなりに経過していますが、どしっと佇むその姿からは貫禄を感じられます。
左上・大きな庇(ひさし)が印象的なエントランス。/右上・曲線を描く共用ロビー。素材のコントラストが素敵です。/左下・奥には管理人室の窓口が。管理人さんは週7日間8:00~20:00に勤務されています。/右下・エレベーターで2階へとやってきました。今回ご紹介する住戸の玄関扉は内廊下を進み、最初の角を曲がった場所に位置しています。
お邪魔します!
左・玄関扉は内開き。それでも土間に奥行きがあるので、靴を置いたままでもスムーズに開閉できますよ。/右・玄関扉上には、明かり取りの窓があります。下足入れの一部はカウンタータイプ。小物を飾ったり、鍵を置くスペースとして活躍しそうです。また下足入れの向かいには、身だしなみチェックに便利な全身鏡があります。
まずは 廊下突き当たりのLDKヘ
南向きの窓から陽が入る約15.5帖のLDK。洋室Aと洋室Bのふたつの個室にはLDKからアクセスします。
売主さま
cowcamo
写真には写っていませんが、LDKへの扉正面には可動式の収納棚があります。小物で彩ったり、家電の説明書をしまったりするのに便利ですよ。
奥へと進み、窓側から振り返ったところ。キッチン前にはカウンターがあり、配膳が楽にできそうです。続いてキッチンを覗いてみましょう。
cowcamo
キッチン横の開口は、引き戸で仕切られる洋室B。後ほど詳しくご紹介しますね。
手元が隠れる 安心のおこもり感
左・コンロ前に壁を設けることで、リビングダイニング(LD)に生活感が出ずらい造りになっています。食洗機を完備していますよ。/右・背面には冷蔵庫だけでなく、カップボードや棚を置くのに十分なスペースが確保されています。
キッチン前から LDを拝見
窓の外に鮮やかな緑が見え、爽やかな朝食を家族で囲むことができそうです♪ 続いては正面の扉を開けて洋室Aへ向かいましょう。
陽と緑を感じる 洋室A
掃き出し窓が大きくて開放感があります。窓枠が外の緑を縁取っているかのよう。
売主さま
LDKの窓も含め、バルコニー側のサッシは新規交換しています。
cowcamo
洋室Aのサッシは1枚がとても大きいので、開け閉めには少し力が必要かも!
敷地内の緑が 目の前に
バルコニーに出ると、敷地内の青々とした木々が広がります。自然を間近に感じられる贅沢な住戸位置です。
cowcamo
マンションの共用庭は立ち入り禁止になっています。緑が迫って見えますが、バルコニー手前で傾斜しているため距離は取れていますよ。また奥には、防衛省の通信用鉄塔が見えています。
南向きでしっかりと陽が入ります。バルコニーはLDKの前まで伸びるロングサイズ。室外機はLDK側にまとめて置かれているので、バルコニーを広くお使いいただけますよ。
cowcamo
バルコニーの下には地下駐車場の入り口があるため、時折車や人が出入りする気配を感じられました。気になる方は現地でご確認くださいね。
室内に戻ってきました
洋室Aは約6帖。折れ戸2枚分のワイドな収納があります。
フレキシブルな 洋室B
続いて、キッチン横にある洋室Bにやってきました。広さは約4.6帖。柱を有効活用した可動式の棚があります。その隣の引き戸の先には、ウォークスルークローゼット(WTC)が。
奥から振り返るとこんな感じ。窓のない個室なので、部屋数が足りている場合はこのように引き戸を開け放ってお使いいただくのがオススメです。
“ウォークスルー” というからには……
左・そうです!WTCは、後ほどご紹介するサービスルームへとつながっています。壁一面に、ハンガーパイプと棚が備わっており、自由にカスタマイズできる仕組み。/右・向かい側には、全身鏡に加え枕棚とハンガーパイプが設けられています。ハンガーパイプの下に衣類ケースなどを置いて収納力をアップさせることもできそうです。
売主さま
今回のリノベーション工事で、特にこだわったのがこちらのWTCです。約3帖もの広さがあり、全身鏡も設置していますので、ドレスルームのようにお使いいただけますよ。
cowcamo
洋室B側とサービスルーム側、どちらの扉にも鍵が付いていますよ。
WTCを抜けて サービスルームへ
サービスルームは玄関を上がって右側に位置しています。開閉できませんが、共用廊下に面した窓がありますよ。
広さは約6.1帖。WTCがあるおかげで、室内を広々とお使いいただけますね。
最後に 水まわりをチェック
左・居室と同様に、白と木目調でまとめられた明るい洗面脱衣室。洗面台の水栓はホースが伸びるので、お掃除にも便利です。/中央・浴室もトーンが統一されていますね。浴室乾燥機と追い焚き機能が付いています。/右・トイレにも収納が確保されています。住戸全体、隠したいところはしっかり隠して、空間をスッキリと保ちながらお住まいいただけそうです。
周辺環境をご紹介
左上・最寄りは都営大江戸線「牛込柳町」駅。ビックターミナル「新宿」へは3駅と、アクセス良好。街自体は落ち着いた雰囲気で、「神楽坂」や「市ヶ谷」など賑やかな街が生活圏内にあります。(徒歩5分)/右上・和モダンな内装が素敵な「薬王寺カフェ」。体に優しい定食や、抹茶やあんこを使った和風のスイーツが評判です。(140m 徒歩2分)/左下・地元で愛されるベーカリー「art bread factory(アートブレッドファクトリー)」。こぢんまりとした店内には所狭しと美味しそうなパンが並んでいます。(85m 徒歩2分)/右下・都営新宿線「曙橋」駅へは徒歩10分。駅前から続く「あけぼのばし通り」は、飲食店や個人商店がズラりと並んだ活気ある商店街です。
美食を求め 「神楽坂」方面へ
左上・小さなビストロ「L’HABITUDE(ラビチュード)」は、特にランチの満足度が高いと評判です。雰囲気もよく、気軽に訪れたいお店。(500m 徒歩7分)/右上・フレンチトーストの名店「FREDDY’S(フレディーズ)」。カナダ出身のオーナーによる、もっちりフワフワのフレンチトースト。ぜひご賞味あれ。(750m 徒歩10分)/左下・スープカレーが名物の「からかうあ」。辛さは好みに合わせて調節できるとのこと。お子さまも一緒に楽しめそう。(700m 徒歩9分)/右下・「巽蕎麦 志ま平」は手打ち蕎麦はもちろんのこと、時が止まったかのような、風情も楽しめるお店です。(700m 徒歩9分)
カウカモ編集部より
暮らしの舞台は都心へのアクセスのよさと、落ち着きを兼ね揃えた「牛込柳町」。風格漂うビンテージマンションに魅力的な住戸の募集が出たと聞いて、早速撮影してまいりました。
ご紹介するのはカウカモで何度か掲載したことのある、管理の行き届いたマンション。2020年6月現在、耐震診断の結果から耐震補強工事が検討されているとのことですが、長期修繕計画書や修繕履歴がしっかりと残されていたり、建物を維持していこうという意識の高さがうかがえます。
そのお陰もあって、1964年竣工と時だけでは醸し出せないオーラを放っています。現地ではご年配の方から、学生さんの姿も拝見し、さまざまな世代の方に大切に住み継がれていることが見て取れました。
2階に所在する住戸からは、敷地内の緑を間近に望めます。特に、洋室Aのカーテンを開けた時には『おぉ』と思わず声が出てしまったほど、圧巻の眺望が広っていました。この深い緑が日常に癒しを添えてくれることでしょう。
間取りは収納が充実した2LDK+サービスルーム+ウォークインクローゼット(WTC)。洋室BがLDKと引き戸でつながる造りなので、セカンドリビングとしてゆったりお住まいになるのはもちろん、小さなお子さまのプレイルームや書斎などに、柔軟にお使いいただけそうな間取りです。
また小型犬のみですが、ペットの飼育が可能なのもうれしいですね。夕涼みのお散歩や周辺のグルメ散策など、何気ない日常が重なって大きな物語になっていく……そんな暮らしを、このマンションと緑が教えてくれている気がしませんか?
writer : 大川 晶子 / editor:駒込 茂香
家具や小物類は、ここでの暮らしをイメージしやすいよう参考としてレイアウトしています。