帰ってくるとホッとする「桜上水」

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左上・最寄りは京王線急行停車駅「桜上水」。「新宿」駅まで約12分、「明大前」駅で京王井の頭線に乗り換えれば「渋谷」駅まで約15分、人気の「吉祥寺」駅まで約18分と、通勤やお買い物に便利です。/右上・駅を出てすぐのところにある「キッチンコート 桜上水店」は、食料品や生活雑貨のお買い物に便利なスーパー。営業時間が10:00~23:30と長めなのもうれしいですね。(徒歩8分)/左下・玉川上水の上につくられた「玉川上水第二公園」。東西に長い公園では、動物の形をした遊具や滑り台、汽車などに出会えます。スロープが備わっているので、ベビーカーでのお散歩もしやすそう。(徒歩8分)/右下・天然酵母を使用した無添加の手作りパンを買える「ウッドペッカー」。小ぶりで優しい味のカレーパンが好評です。夕方にはほとんどのパンが売り切れてしまうので、早めの時間帯に行くのがおすすめです。(徒歩8分)

街を見守る レトロなマンション

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駅前から小さな商店街を抜け、甲州街道沿いの道をまっすぐ歩いていくと、どーんとそびえるレトロなマンションが。地上14階建て・総戸数78戸のこちらのマンションが、今回の目的地です。

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左上・建物は大通りに面していますが、エントランスは路地を入ったところにあります。ゆったりしたアプローチとレトロな色合いのレンガタイルが素敵ですね。/右上・自動ドアを通って中へ。左手に管理人室があり、管理人さんは平日9:00~17:00、土曜9:00~12:00勤務と管理体制は良好。さらに夜間はオートロックとなり、防犯カメラも完備されているので安心ですね。/左下・エントランス入って右手には、懐かしい印象の応接セットが。レンガタイルと相まって、重厚感のあるスペースになっています。/右下・管理人室の前を通ってエレベーターホールへ。エレベーターは廊下を左手に進んだ先にもう1基ありました。さあ、今回ご紹介する住戸が所在する10階へ向かいましょう。

売主さま

現在駐車場には空きがあり、月額18,000円~25,000円で利用することができます。駐輪場は月額300円で利用できますよ。空き状況は変動しますので、詳細はお問い合わせくださいね。

さっそく中へおじゃまします

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左・玄関扉を開けると、ツヤツヤの清潔感ある玄関ホールがお出迎え。廊下に上がり右に進むとLDK、左に進むと洋室や水まわりという間取りです。右手の扉の中は何でしょう?/右・シューズインクローゼット(SIC)でした。可動棚が3面に備わっており、収納力◎ ですね。

まずはLDKへ

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LDKはナチュラルで優しい雰囲気が漂います。南向きの掃き出し窓から陽の光がたっぷり差し込んでいますね。

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奥からLDK全体を見渡してみました。ディスプレイのように、キッチン前にダイニングセット、掃き出し窓側にソファを置くのが使いやすそうですね。次にキッチン横のデスクスペースを見てみましょう。

どうやって使う? デスクスペース

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お子さまが宿題をしたり、ご家族共有のパソコンを置いたりと、さまざまな場面で活躍してくれそうなデスクスペース。キッチンの横に備え付けられているので、お料理前の下準備をするのもいいですね。

家族とのコミュニケーションが 取りやすいキッチン

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左・キッチンはオープンタイプ。洗い物やお料理をしながらでもご家族とコミュニケーションを取れるので、自然と会話が増えそうです♪/右・キッチン背面は余裕があるので、大きな冷蔵庫のほか、家電用の棚などを置くことができますよ。奥には窓があり換気をしやすいので、うれしいですね。

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ダイニングからリビングスペースを見てみました。ダウンライトとスポットライトが複数個設置されているおかげで、やわらかな雰囲気に。 “ホッ” とくつろげそうな空間なので、ご家族で集まる時間が増えそうですね。正面の扉から、隣の洋室Aへ入ってみましょう。

約7帖の洋室A

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洋室AもLDKと同じ南向き。こちらの掃き出し窓からもバルコニーへ出られます。明るいグレーのクロスが貼られていて、ほどよいアクセントになっています。

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左・奥から振り向くと扉が。開けてみましょう!/右・中はウォークインクローゼット(WIC)になっていました。WICをうまく活用すれば、居室スペースを広々と保つことができそうですね。

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LDKへ戻ってきました。ついついうたた寝をしちゃいそうなほど気持ちいいリビングスペースです。こちらの掃き出し窓から、バルコニーへ出てみましょう。

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取材日はあいにくの曇り空でしたが、さすが10階! かなり抜けのある眺望ですね。晴れた日は青空を存分に楽しめそう。建物の間を走る電車が見えます。バルコニーは首都高には面していないのですが、こちらは電車の音が少し聞こえました。気になる方は現地で確認してみてくださいね。

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バルコニーは幅・奥行きともに余裕があるので、洗濯物をたくさん干せそう。南向きなので、こちらで植物を育てるのもいいですね。

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再び室内へ。LDKは約15帖と広いわけではありませんが、シンプルな形なので使い勝手がよさそうです。では、再び廊下へ戻りましょう。

ラグジュアリーな洗面室

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左・広々とした洗面台には、洗面ボールがふたつ備わっています。朝の混雑する時間帯でもスムーズに支度ができますね。突き当たりには、化粧台として使えそうなカウンター。座ってゆっくりメイクができるので、奥さまのお気に入りスペースになりそう♪/中央・大きめのバスタブが備わったバスルーム。浴室乾燥機付きなので、雨の日の洗濯物はこちらに。/右・トイレには吊戸棚が備わっており、ストック品の収納に便利です。

最後にふたつの洋室をご紹介

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左・こちらは首都高に面している約7帖の洋室B。窓は二重サッシになっているので、車の走行音はそれほど気になりませんでした。/右・正面のドアを開けると、中はコンパクトなWICになっています。

約8帖の洋室C

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左・洋室Bのお隣にある、洋室Cにやってきました。こちらの窓は首都高に面していませんが、二重サッシになっているおかげで、室内は静かでした。音の感じ方に関しては個人差がありますので、現地でご確認くださいね。/右・左手に見える引き戸を開けると、こちらもコンパクトなWICになっています。3つの洋室の中で一番広い個室なので、ご夫婦の寝室とするのがよさそうですね。

さらに周辺を散策してみましょう

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左上・神戸発の伝統の味、瓦せんべいが有名な「亀の井亀井堂本家 東京杉並店」。1枚1枚丁寧に焼き上げた懐かしいおせんべいは、おみやげにもぴったりです。(徒歩8分)/右上・カフェが少ない駅前で重宝されているのが「Cafe Kitchen Tiffany(カフェキッチンティファニー)」。落ち着いた雰囲気の広々とした店内では、お茶はもちろん、パスタやピザなどのお食事もできますよ。(徒歩6分)/左下・家庭的な定食をお手頃価格で味わえると人気の「ピエロ」。洋食屋さんのような外観ですが、和風の定食メニューも充実しています。(徒歩8分)/右下・ハンバーガーが美味しいと評判の「Jack's Bunny(ジャックスバニー)」。ハンバーガー以外のメニューもボリューム満点。夜のみの営業なので、お酒とともに楽しんでくださいね。(徒歩6分)

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カウカモ編集部より

“この街に住んでから気持ちが穏やかになった” とか、“この家に住んでから家族がより仲よくなった” とか、そういうことって結構あるようです。街や家によって暮らしが大きく変わることもあるんですね。その点、今回ご紹介した物件は、街といい、住戸といい、これから思い出をつくっていくファミリーにふさわしいんじゃないかなと思います。


まずは、街から。最寄りはのどかな空気が漂う京王線「桜上水」駅。同じく京王線「上北沢」駅からも徒歩8分。外食したいときは「上北沢」駅周辺の飲食店も調べてみると選択肢が増えそうです。「桜上水」駅からは「新宿」駅や「渋谷」駅に15分以内で出られます。都会の近くにあるのに、駅に降りたったときに真っ先に浮かぶのは、“のどか” とか “おっとり” という言葉たち。騒がしい街を経て疲れてここへ帰ってきたら、心底 “ホッ” としそう。区指定の「高井戸第三小学校」と「向陽中学校」は徒歩10分圏内のところにあるので、お子さまの通学も安心ですね。


次は、住まいについて。今回ご紹介したマンションは、甲州街道沿いをまっすぐ歩いて6分の立地。甲州街道沿いには車がビュンビュン走っているので、駅前で感じた “おっとり” 感はやや薄れますが、こういう大きな道路沿いを歩いて帰ることができると夜でも安心ですよね。マンションの現在築47年目になりますが、2017年に大規模修繕工事が行われたばかりで、外観・共用部ともに清潔に保たれています。管理人さんが週6日勤務のうえ、夜間オートロックや監視カメラが設置してあり、管理体制はかなり手厚いですよ。エントランスに貼られているレトロな風合いのレンガタイルや、応接セットなど、新しいマンションにはなかなかない昭和感にキュンとします。


住戸は、清潔感のあるラグジュアリーな内装。気品漂う玄関に迎えられ、LDKへ入ると、南向きの窓から日差しが注ぐ癒し空間が。ダウンライトとスポットライトの組み合わせが居心地のよさを増してくれていて、お子さまが大きくなっても自然と家族がLDKに集まってきそう。キッチン横のデスクスペースや、洗面室のメイクコーナーなど、“あったらいいな” というスポットがすでに備わっているのがうれしいポイント。毎日の暮らしが一層豊かになりそうですね。ただ、車や電車の走行音については感じ方に個人差がありますので、ぜひ一度現地でご確認くださいね。

writer:高橋 みか / editor:外山 友香