杉並区永福(西永福駅)
60’sに魅せられて
パレス永福
駅に着くと、ほっと落ち着くような、親しみを感じる “西永福エリア”。そんな温かい街で見つけたのは、ミッドセンチュリーテイストの優美な空間でした。開放的で趣があって、居心地がいい。あくせくせずに、ゆとりを持って過ごせる、そんな住まいです。
現在ご紹介可能な物件は、中古・リノベーション住宅のオンラインマーケット「cowcamo(カウカモ) 」よりご覧いただけます。
井の頭線
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売主さまのご紹介
Tさま
住みよい街と住戸の窓の多さに惹かれて、こちらの物件を購入。ワークスペース拡張のため、住み替えを検討されることに。
玄関に一目惚れ
自然光と柔らかな照明で優しく照らされる玄関。左手の洋室への扉をあえて設けないことで、空間が広々と感じられます。
cowcamo
陽の光がキラキラと抜けるガラスブロックが美しい......!
玄関と廊下を木タイルでつないで、“架け橋” のようにするアイデアも参考になります。
売主さま
玄関は光が届く空間にしたくて、ガラスブロックの壁を造作しました。ガラスの表情にもこだわって、材料を取り寄せたんです。
cowcamo
照明なしでも十分に明るいですね。広さもあるので、自転車を置いたり、ベビーカーを置いたりと、生活スタイルに合わせて有効活用できそうです。
これぞ ミッドセンチュリー
眼前に広がるのは、南東の壁一面がほとんど窓の開放的なLDK。広さは、約22帖。躯体現し天井や無垢フローリングなど、本物ならではの質感を楽しめます。
cowcamo
ダイニングテーブルを置けば、団欒を楽しむことも。広々としたLDKは、好みに合わせて自由に家具を配置できそうです。
収納には無垢のルーバードアを採用。ミッドセンチュリーの雰囲気が随所に感じられます。
売主さま
ルーバードアはナチュラルな色味にしました。こっちの方が部屋の雰囲気が重たくなりすぎず、ちょうどいいんです。
cowcamo
エアコンは、オフィスなどでも使われるようなカセット型。LDKはもちろん、隣の洋室Aまで空調が効きます。あえて剥き出しで設置されていますが、無骨な見た目もいいアクセントに。
ブラインドを閉めたLDKの様子。アンバーな照明がおしゃれな雰囲気を際立たせ、洗練された空間に。夜のLDKも素敵に違いない……!
cowcamo
テレビ横の棚は、本や雑貨を置けるほか、レコード収納としての使い方も。正面の石壁にも目を惹かれます。
売主さま
この石壁は、職人に一から石を削って造っていただいたんです。唯一無二のものということもあって、とても気に入っています。
のどかな街を 見渡して
バルコニーに出てみると、のどかな街並みが広がっています。住宅の植栽などからグリーンが見えるのもうれしいですね。
売主さま
バルコニーに出て、この景色を見ながらお酒を飲むのが好きなんです。
奥行きのあるバルコニー。観葉植物を置けるほど、ゆとりあるスペースです。
会話を楽しみながら 料理
キッチンは、フルフラットのオープンタイプ。カウンターチェアを置けば、バー感覚で会話を楽しみながら料理ができますよ。
左・キッチンはオールステンレスでシャープなデザイン。温かみのあるカーキブラウンのタイルとの対比が美しい。さて、カーテンの先は……/右・パントリースペースに。売主さまのように、可動棚と収納アイテムを駆使して、機能的に使いたいですね。
パントリー側からもパシャリ。こっくりとした木材のカップボードがまた、ミッドセンチュリーの雰囲気とマッチしていますね。
売主さま
このカップボードは造作で設けました。引き戸を開ける時の『さーっ』という木の擦れる音が、なんだか懐かしくて好きなんですよね。
cowcamo
確かに、実家のような安心感がありますね。続いては、写真右手奥から行ける洋室Aへ。
約6帖の洋室A
こちらは、無垢フローリングではなくカーペットに。LDKと扉で隔たれていないからこそ、床材で空間の変化をつけています。
左・南東側の窓からの朝日が気持ちよさそうです。/右・ウォークインクローゼット(WIC)に続くこちらの通路は、洋室Bにまでつながっており、回遊性が優れています◎
cowcamo
光と風の通り道にもなってます。
広々としたWIC
たくさんの衣類を収納できる、約4帖のWIC。元々一つの洋室だったところを、まるまるWICとしてリノベーションしたのだとか。窓付きで明るく、お洋服選びがしやすそう。
窓からは北東側のバルコニーに出られます。洋室Bの前まで延びるワイドサイズですよ。
約7帖の洋室B
こちらの洋室は二面採光。お子さまのいるご家庭なら、子ども部屋とするのもよさそう。広さも十分でのびのびと過ごせそうです。
反対側からのカット。こちらにもルーバードアの収納が。
cowcamo
WICへのドアは、西部劇風で遊び心が感じられる両開き仕様。玄関との間仕切りには、ロールスクリーンを採用しています。
廊下へ抜けて
左・洋室Bから玄関を通り、廊下へ。左手には収納、正面にバスルーム、右手にトイレがあります。/右・ツートンカラーでデザインされたトイレ。ドアノブやアンティーク調の手洗い器など、細部にまでこだわりが。
売主さま
ここの廊下収納だけは、ルーバードアではなく普通の開き戸にしています。掃除用品などを収納しているので、外から見えないように工夫しました。
cowcamo
LDKや洋室、廊下など至るところに収納がありますね! ファミリーでもスッキリと暮らせそうです。
ホテルライクな バスルーム
清潔感のある白タイル、クリアな浴室扉、広々とした空間。ホテルライクなバスルームです。
左・1616サイズでゆとりがあります。洗面台側にも小窓が設けられ、開放感のある造りに。/右・洗面台はタオルハンガーに十分な収納スペースなど、使い勝手にまで配慮されています。下部には、追加の棚やスツールなどを置いてもいいですね。
売主さま
洗面室の扉は鍵を閉められるので、リラックスタイムに干渉されたくないという方でも安心です。
端正な佇まい
1980年竣工のマンションは、白タイル貼りの端正な佇まい。ほどよくレトロで住戸の雰囲気とも合っています。
共用部をご紹介
左上・エントランスへのアプローチ。スロープがあるので、キャリーケースやベビーカーを携えた状態でも楽に移動できます。/右上・共用ホールは石面のタイル貼り。すぐ左手に……/左下・エレベーターが。反対側には、管理人室があります。/右下・住戸は4階の角に所在。玄関前は内廊下なので、通りの音を軽減してくれます。
ほっと落ち着く街 「西永福」
最寄り駅は、京王井の頭線「西永福」(徒歩6分)。駅前には商店街があり、親しみを感じる街並みです。「渋谷」駅まで乗り換えなしで約16分、「新宿」駅まで乗り換え1回で約18分と、主要駅へアクセスしやすいのもうれしい。
周辺の穴場スポット紹介
左上・売主さまがよく訪れるという焼き鳥屋「鳥雅」。備長炭を使用し、部位によって焼き方を変えており、1本1本丁寧に仕上げているそう。(徒歩7分)/右上・売主さまイチオシの飲食店「はな籠屋」。店主の方は元力士のようで、絶品のちゃんこ鍋が味わえるのだとか。(徒歩6分)/左下・駅前の商店街に佇んでいるのがこちらの居酒屋「上々や」。老若男女幅広い世代の方に楽しんでもらえる、多彩なメニュー展開が魅力です。(徒歩5分)/右下・カレー愛好家に親しまれる「スペキエ」。種類豊富な本格カレーが味わえますよ。(徒歩6分)
息抜きには 自然を感じて
上・マンション前の通りを東に進むと、大きな鳥居が。こちらは「大宮八幡宮」。交通安全や安産にご利益がある神社として知られています。(徒歩3分)/下・神社を抜けると見えてくるのが「和田堀公園」。広いグラウンドやバーベキュー場があるほか、豊かな自然に囲まれた池まで。都会の喧騒を忘れられる、癒しスポットです。(徒歩11分)
売主さま
少し運動がしたくなった時には、ここを訪れてウォーキングをすることも。緑に囲まれていて、気持ちがいいんです。
カウカモ編集部より
売主さまのこだわりが随所に感じられるこちらの物件。玄関からすでに溢れる魅力に、取材中は「素敵だなあ……」と呟くことがしばしば。特に玄関のガラスブロック壁の美しさは、ぜひ現地でチェックしていただきたいです。
住戸はミッドセンチュリーテイストの内装にこだわったそうで、無垢材を用いたり、タイルや石壁でアクセントを加えたり、建具や収納を造作したり……。暮らしていくうちに深みが増していきそうで、経年変化を楽しみながら過ごせるのも醍醐味の一つだなと感じました。
あわせて注目したいのは、玄関・LDK・洋室をぐるりと一周できる回遊性のある間取り。各居室への導線を自由に組めるのが、とても快適だと思いました。
売主さまはお二人で住まわれていましたが、ファミリーでも十分にゆったりと過ごせる広さです。この素敵な住まいと親しみやすい街で、充実した日々を送ってみませんか?ぜひご検討くださいませ。
writer:秋月 胤斗 / editor:高山 翔矢
2019年にリノベーションしたばかりなうえ、売主さまも大事に手入れされているので、設備がきれいに保たれています。