「荻窪」駅から物件へ

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左上・JR中央本線・総武線、さらに東京メトロ丸ノ内線・東西線が乗り入れる「荻窪」駅。北口には「LUMINE(ルミネ)荻窪」があるほか、隣接する「TOWN SEVEN(タウンセブン)」には、24時間営業の「西友」をはじめ、生活雑貨や書籍など、幅広い店舗が入っています。/右上・ マンションが建つ南口にある「荻窪南口仲通り商店会」には、飲食店が建ち並び誘惑がいっぱいです。/左下・そして商店街がもうひとつ。お祭りや物産フェアなども開催される「すずらん通り商店街」も、活気ある通りです。駅前散歩だけでも、ずいぶん楽しめそう。/右下・帰り道の途中には、24時まで営業の「まいばすっけと 荻窪4丁目店」も。ちょっとした買い物に便利そうです。

青梅街道沿いに大きくそびえ立つ
マンションに到着!

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荻窪駅からは、青梅街道をほぼ直進で歩くこと約10分。夜でも安心な大通り沿いにあります。全60戸の地上14階建て、白とレンガ色のツートンカラーの建物です。周囲には背の高い建物がなく、なかなかの存在感です。通りをそのまま進めば南阿佐ヶ谷駅へもほどなく着き、2駅利用可能な立地です。気分によって使い分けてもいいですね。

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左上・通りに面した両開きドアのエントランス。きれいに剪定された植栽が並びます。/右上・集合ポストの先にある管理人室には、日中お昼過ぎまで(土曜日は11時まで)管理人さんがいらっしゃいます。ご挨拶したら、とても優しい雰囲気の管理人さんでした◎ /左下・ガラスブロックを通して日が差し込む、明るいエレベーターホール。/右下・ゆったりと幅のある、レトロな学校を思わせる雰囲気の階段室。

さっそくお部屋へ行ってみましょう

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左・お部屋のある10階まで上がると、この気持ちのよい眺め。お部屋からの眺望にも、期待が膨らみます。マンション横には現在工事中ですが「成宗公園」があり、見下ろせば公園というのもいいですね。ペットのお散歩コースにも最適◎ /右・玄関ドアを開けると、広い土間&まっすぐ続く明るい廊下!

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広い土間のスペースは、もはやただの玄関ではなく、窓もあって気持ちのよい空間。フリースペースとして、いろいろ楽しめそうです。大きな姿見を置いて、ハンガーパイプには厳選したワードローブを。棚には、お気に入りの靴を並べてみたり。自転車と工具を並べてみたり、ベビーカーや三輪車を置くとしても、ゆったりとしたスペースがあります。ペットがいるお宅なら、ケージなどを置くのもよさそうです。

水まわりから見てみましょう

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左・一見シンプルな白でまとめられたトイレですが、タオルハンガーやペーパーホルダーのセレクトがキラリと光ります。/中・黒フレームの洗面。洗濯機置き場上部の棚2段は、暮らす人の視点で考えられたプランニングを感じます。/右・バスルームは比較的コンパクトです。

続いて向かいの居室へ

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左・約5.6畳の洋室。外とつながる窓はないものの、上部に開閉可能な室内窓を備えています。光を取り込むことができ、空気の流れも生まれそうです。/右・両開きの引戸の入り口は、開け放して風を通すこともできますね。またベッドや家具を置く際に、入口の動線に選択肢があるので、レイアウトのバリエーションが広がります。

いよいよリビングへ

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東南向きの窓から、光り溢れる約18.1帖のLDK。写真では伝わり難いですが、窓越しにも十分抜けが感じられ、空へと続く眺めのよい開放感のある空間です。この日当りのよさは、ペットにもたまらないでしょうね。サッシ上の飾り棚など、細かいところに遊び心をくすぐる仕掛けに「キュン♡」とします。

売主さま

 “雑貨が好きで西荻窪の賃貸に住んでいるカップルが、結婚やお子さま持つことを考え、次なる住まい!” というイメージを基に、リノベーションを行いました。好きな雑貨などをたくさん飾っていただけるよう、飾り棚やピクチャーレールを付け、内装はそれらが映えるよう、シンプルにしています。

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よくある “木×白” という、ナチュラルなだけの空間ではありません。キッチンを覆うモルタルや、キッチン後ろ壁の構造用合板などの素材感が、広い空間にメリハリを付けています。

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リビングの一部床は、足馴染が気持ちいいサイザル仕上げ。小さなお子さまには遊び場に最適でしょうし、大人も大きなクッションを置いてごろーんとしたら、フローリングとは一味違うくつろぎが得られそうですね。

売主さま

お子さまが生まれるか、生まれないかくらいのファミリーもイメージにあります。フローリングよりやわらかさがあり、畳よりモダンな雰囲気なものを・・・と考え、サイザルをチョイスしました。

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ダイニングとキッチンの距離感は、配膳するにも、料理しながら食卓の家族と会話をするにも、絶妙なほどよさ。空間が明るく広々しているので、大きなグリーンがとても栄えますね。

続いてキッチンへ

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見た目はシンプルながら、機能性の高いシステムキッチンです。雑然としがちなキッチンの手元が隠せるように、壁の高さが配慮されています。キッチン背面壁の構造用合板はフックや棚などが付けられるので、DIYで一工夫して、オリジナルなキッチンに仕上げるのも楽しそうです!

売主さま

有料となりますが、キッチン背面に2段の棚取付オプションもご用意しています。

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キッチンからは、ご家族がリビングでくつろぐ様子も、窓越しに広がる空も眺められます。モルタル壁は厚みがあるので、こんなふうに小物や植物を置いたりするのもいいですね。

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ご紹介した通り、現在は1LDKの間取り。なんとこのお部屋、ご要望があれば2LDKにも変更出来るように、あらかじめ計画されているんです。子ども部屋を・・・とお考えであれば、サイザル敷きの空間を仕切り、部屋数を増やすことが出来るミラクル・プランニングなのです!

ではではバルコニーに出てみましょう

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左・長さも幅も、ゆとりのあるバルコニーです。日当り風通しも良好で、お洗濯物がよく乾きそう。/右上・10階の高さにあり、手摺越しに下がよく見えるつくりなので、高所恐怖症の方は若干足が竦むかもしれません(笑)

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周囲に背の高い建物がなく、空がとにかく広い! 見渡せば遠くには、新宿の高層ビル群まで望めます。高さがあるとは言え、バルコニーに出ると青梅街道沿いの音は多少気になります。けれどこの一筋の動く景色が、眺望をより魅力的にしているのではないでしょうか。赤いテールランプが連なる夜景も、お楽しみいただきたいですね。

最後にもう少し散策

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左上・カフェが併設された、明るい「杉並区立中央図書館」が近隣にあります。向かいにはヨガの教室などが開催されている、荻窪体育館もありますよ。/右上・「大田黒公園」は、本格的な日本庭園。秋には美しい紅葉を楽しめます。元々は故人である音楽評論家、大田黒元雄氏の自邸でした。/左下・気楽にふらりと立ち寄れるお店が多いのが、この街の魅力。でも、たまにはふたりでオシャレして食事でも♪ そんな時におススメな「Valinor(ヴァリノール)」は、和テイストのフレンチが楽しめるお店です。/右下・みんなでワイワイしたい時には、ファミリーでも居心地良く入りやすいと評判な「TRATTORIA Elmo Cielo(トラットリア エルモチェーロ)」でイタリアンもいいですね!

cowcamo

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新学期、特に目立つタイプではないので最初はみんな気付かないけど、少しすると親しみ易い雰囲気や、誰より気遣い屋さんの彼女にみんな惹かれていく。クラスにひとりはいる、派手ではないけどモテるあの子。今回ご紹介する物件はそんなお部屋です。

都心へのアクセスがよく、街自体の賑わいもある「荻窪」駅は、庶民的で親しみやすい雰囲気を好む中央線ファンにも、人気の高い駅です。生活に便利な商店だけでなく、近隣には公園や図書館・体育館などの公共施設があります。ペットやお子さまがいるファミリーにも、とても暮らしやすい環境です。

レトロな雰囲気がある建物ですが、耐震診断に基づき補強設計を検討中であったり、長期修繕計画に基づいた修繕管理が行われています。管理費と修繕積立金が、比較的リーズナブルなのもうれしいポイントですね。

室内については、眺望や日当りのよさは言うまでもなく。ここで何よりお伝えしたいのは、痒い所に手が届くちょっとした気遣いの宝庫ということです。あったらいいなぁと思うところに棚があり、風が抜けるように引戸や室内窓が用意されていたり。のっぺりとした印象になりがちな大きな空間は、素材や質感を変えてアレンジされていたり。簡単に2LDKへの変更も可能なんて、まさにその極みです。快適な生活シーンが思い浮かぶプランニングが、しっかりと伝わってきました。

「子ども、そろそろ・・・?」とお考えのプレファミリーに、ぜひおススメしたいお部屋です。ペットがいらっしゃる方はもちろん、賃貸で飼えなかったけどこれを機に! というのも、アリですね。便利な街にある、大きな空を眺め、風を感じるお部屋。いかがでしょう?

取材・文・撮影:cowcamo