降り立ちますは 「東陽町」!

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左上・マンションは東京メトロ東西線「東陽町」駅と「南砂町」駅のちょうど真ん中あたりに建っています。東西線独特の和風な発車メロディを聞くたびにちょっと “雅” な気持ちになりますね。(徒歩7分)/右上・東陽町といえばココ!「モンシェール 東陽町工場」には、大人気のデニッシュ食パンを求めるお客さんの姿が絶えません。ここの紙袋を提げて歩いていたら、各所で親近感と羨望のこもった眼差しで見つめられました♡(1.4km 徒歩18分)/左下・「江東区文化センター」ではコンサートなどのイベントのほか、多様な文化講座が催されています。(1km 徒歩12分)/右下・どーんと構えるスーパー「オーケーストア 南砂店」。ほかにもスーパーが多く点在するエリアですので、どこをご贔屓にするかは悩みどころかも?(800m 徒歩10分)

気がつけば敷地内

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今回ご紹介するマンションは、とにかく大規模なんです! 中庭を囲むように建物が並び、このあたり一帯すべてが敷地内。さらに保育園・幼稚園・小学校・中学校の育児教育施設や、郵便局・スーパー・銀行などの利便・買物施設が整備されており、大抵のことはこの敷地内で完結します。まるで小さな “独立国” のようですね。

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のんびりしていて、いい雰囲気〜。敷地内の商店街(!)では、顔なじみの方々があちこちで談笑されていました。看板には『いつでも歩行者天国』の文字が。確かに。

ドンッ

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左上・こちらが物件が所在する建物。地上14階建てで奥に長〜く伸びており、なんとこの棟だけで総戸数511戸!/右上・エントランスにはスロープが付いており、優しさを感じますね◎/左下・大きな窓から陽の光が差し込む、エレベーターホール。管理事務所は少し離れた場所にあります。それでは、住戸が所在している5階へ。/右下・住戸の玄関扉の前には、風が吹き抜ける気持ちのいいオープンスペースが。目の前の小学校からの歓声が聞こえてきて、朗らかな雰囲気です。

売主さま

こちらは昭和50年竣工・現在築43年のマンションです。平成22年に耐震補強工事、平成28年には大規模修繕工事を実施済みですので、安心してお住まいいただけますよ。

では お邪魔します

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左・扉を開けると、なぜかちょっぴり心が弾むよう。これは・・・? たっぷり靴が入りそうなオープンシェルフのせい? オシャレの味方、姿見のせい? それとも・・・/右・これでした! このアーチが、さっそく可愛いんです。右手の波ガラス入りの引き戸を開けて、LDKへ進みましょう。

ナチュラルテイスト お好きですか?

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まず迎えてくれるのは、天然木の質感! 床のナラ無垢フローリング、左手の造作カウンター、右手のキッチン。どれもナチュラルな肌触りです。

キッチンはL字型

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実際に立ってお料理をイメージしてみましたが、真ん中の作業スペースがしっかり取られていて使いやすそう。キッチン部分は床がタイル調になっており、リビングダイニング(LD)とキッチンスペースでゆるくゾーニングされています。

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左奥の壁にはさりげなく白のサブウェイタイルがあしらわれていて、キュン。

日差したっぷり

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約13帖のLDKは、南西二面採光。ダイニングテーブルに座っていても、ソファに沈んでいても、しっかり陽の光を感じられます。淡いブルーのアクセントクロスがほんのり “甘い” ですね♡

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二面採光ですが、窓は3面にあるんです! ウッドサッシ×波ガラスの室内窓は、リノベ住宅らしさがぎゅっと凝縮されているようなポイント。奥の洋室は後ほど行ってみるとして、まずはバルコニーに出ましょうか。

見渡す限り 敷地です

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敷地が広いおかげでお向かいの棟とはしっかり距離が取れており、圧迫感のないのんびりビューです。眼下の保育園からは、子どもたちのはしゃぎ声が聞こえてきてほっこり。

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南西向きなので、午後の日差しをたっぷり受け取ることができそうですね。午後が楽しみです!

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あー、平和だなぁ・・・。サッシは平成28年に交換されたばかりで、ピシッと閉まります。おかげで室内に入るととても静かでしたよ。気になる方は現地でご確認くださいね。

LDKに戻って

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洋室ふたつを見ていく前に、改めてLDKの天井にご注目ください。モルタル仕上げの天井に走るライティングレールが、いい塩梅に “辛い” ですね。

売主さま

今回は家具・エアコン1台をお付けして販売いたします。

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おおー!

バルコニー側の 洋室A

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こちらが室内窓の向こう側、約6.5帖の洋室Aです。掃き出し窓から、バルコニーに出ることもできますよ。

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窓の反対側には、深さたっぷりのクローゼットが備わっています。

エントランス側の 洋室B

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洋室Bは約6帖。こちらには窓はないので、深く集中したいときや、ゆっくり眠りたいときにちょうどよさそう。

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さらに籠もりたいときは・・・ジャストサイズなウォークインクローゼットもあります(笑)

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洋室がふたつとも6帖以上あるので、どこにいても窮屈さを感じなくてgoodですね♡

水まわりに はにかむ

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左・洗面化粧台、可愛い! シンプルなデザインに、ブルーのグラデーションのタイルがあしらわれています。床のフロアタイルはハニカム模様(蜂の巣型)。/中央・バスルームは浴室乾燥機だけでなく、換気用の窓も付いていますよ。シャワーに巻きつけられているツタはディスプレイですのでご安心ください。/右・なんと、トイレにも窓付きという恵まれた住戸位置です。ウォールシェルフはストックや洗剤を置いて実務的に使うもよし、グリーンやオブジェを置いて装飾的に使うもよし。よく見るとこちらの床も、“はにかんでます”。

今度は 「南砂町」を目指して

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左上・敷地内に「江東区 南砂児童館」があるのは、子育て中のファミリーさんにとってうれしいポイント。(850m 徒歩11分)/右上・マンションのすぐ近くには生活雑貨やインテリアが揃う「ニトリ 南砂店」の姿が。新生活スタートの心強い味方です!(550m 徒歩7分)/左下・公園はここがオススメ。ゆったりした敷地の「南砂三丁目公園」は、ターザンロープなどの遊具が充実しており子どもたちに大人気だそうです。(1.1km 徒歩14分)/右下・歩くこと11分で「南砂町」駅に到着! どちらの駅を利用しても、道のりはフラットでした◎ ちなみにこちらの発車メロディは、「東陽町」より癒し系です(笑)

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カウカモ編集部より

そもそも「東陽町」ってどのあたり? かというと、東京メトロ東西線「木場」のお隣、「大手町」からは5つめの駅にあたります。各路線が集中する「飯田橋」へも電車一本でアクセスできるので、通勤やお出かけに不便を感じることはなさそう。

駅周辺にはあらゆる飲食チェーン店が集まっており、建ち並ぶオフィスの胃袋を支えているのだなぁ、と実感。個人経営の気の利いたお店はあまり見られませんが、その代わり外食の豊富な選択肢が手に入るところがチャームポイントです。ちなみに、記事内でもご紹介した「モンシェール」のデニッシュ食パンが、そんなチェーン店たちの中で地域の星としての存在感を放っています。

さて、マンションの敷地内に足を踏み入れると、とにかく広い! 公園を通り、商店街を横目に、保育園と小学校を越えて、物件の所在する棟に着く頃にはすっかり活気づいた気分。なぜかというと、敷地内では点在する育児教育施設から、常に明るい歓声が聞こえてくるから(笑)中庭広場でおじいちゃんが目を細めて座っている気持ちがよくわかります。

こちらは昭和50年築のマンションですが、平成22年に耐震補強工事を実施済み。平成28年に大規模修繕工事を実施したばかりの、とても綺麗な状態です。いかにもな “団地風”ではなく、ジグザグに雁行したちょっと複雑な形をしています。

そして住戸は、ふたつの個室が6帖以上、LDKは約13帖と、余裕ある2LDK。無垢のフローリング、モルタルの天井、波ガラスの室内窓、タイル! リノベーション住宅の楽しみをいっぱいに詰め込んだ内装です。ひとつひとつのマテリアルに愛着を持って暮らせそうですよね。

もちろん、デザインが素敵なだけではありません。南西向きのバルコニーからは広大な敷地を望むビュー。掃き出し窓のほか、キッチンカウンターの前や水まわりにも開口部があり、明るさと風通しのよさを実感していただけると思いますよ。

明るい歓声が聞こえてくる小さな “独立国” へ、一度足を運んでみませんか。敷地内で生活のベースを完結できるというのは、子育て奮闘中のファミリーさんにとって大きな魅力ではないでしょうか。安心感と効率のよさ、そしてそこに心地よい “リノベっぽさ” をふんだんに盛り込んだ物件で、お待ちしております。

writer:小杉 美香 / editor:外山 友香