売主さまのご紹介

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Fさまご夫妻

奥さまが建築士さんなので、自分達でリノベーションをする前提で物件を探したというFさまご夫妻。デザイン&快適性のどちらにも妥協せず作り上げたのが、こちらの物件です。暮らしてみて5年、『本当に大満足』だという大切なお住まいですが、このたびライフステージの変化に伴って別エリアへお引っ越しをすることに。愛をもって住み継いでくれる方を探しています。

プラチナ通りを いざ行かん

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物件は “白金エリア” の顔とも言える「プラチナ通り」沿いに位置しています! 最寄りの「白金台」駅からまっすぐ歩くこと7分ほど。通り沿いには、おしゃれな飲食店や品のいい結婚式場などが建ち並んでいます。

こんにちは カウカモです

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左・玄関扉を開けると、ギャラリーのようなホールがお出迎え。/右・クランクした廊下の先に、洋室とLDKがあります。気になる所だらけですが、まずは右手のLDKから見ていきましょう。

窓の向こうに 銀杏並木!

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約16帖のLDKに入ると、南向きの窓いっぱいにプラチナ通りの銀杏が見えます! 紅葉の季節には、燃え立つ黄金色で室内が一層明るく感じるのだそう。

売主さま

初めて内見したのがちょうど紅葉の季節で、景色の美しさに惚れ込みました。環境や眺望は自分では変えられないポイントなので、ここしかない! と即決しましたね。新緑が芽吹く頃も本当に綺麗なんですよ。

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紅葉シーズンの様子は記事のラストでご紹介しますよ〜。ぜひ最後までご覧くださいね。

素材へのこだわりアリ!

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足元はオーク無垢材のフローリングで、イタリアンヘリンボーン貼りで仕上げられています。左手の壁にあしらわれた品のいいボタニカル柄のアクセントクロスは、イギリスの “Farrow&Ball社” のハンドメイド品なのだとか♡

売主さま

床の表情を見せたいので、ソファは置かずクッションで過ごすことが多いです。木の質感を楽しめるし、床からの方が景色が大きく見えて気持ちいいんですよ。

売主さま

リビング部分には床暖房がついているので、ますます離れられないですね(笑)

バルコニーから プラチナビュー

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こちらは7階に所在している住戸です。眼下にはプラチナ通り、さらにお隣の「東京大学医科学研究所」の敷地の緑が広がっています。

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プラチナ通りの交通量が比較的少ないこともあり(横断歩道が押しボタン式なくらいです)、取材中特に走行音は気になりませんでした◎ 心配な方は現地にてご確認くださいませ。

バルコニーは 3つあるんです

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こちらは太陽光が眩しい南側のメインバルコニー。実は住戸をぐるっと囲むようにあとふたつサブバルコニーがあり、合計3つもバルコニーが備わった物件なのです。いずれもグリーンビューですよー!

LDKに戻って ……おや?

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正面に見えているのはリビング収納。そして東向きの窓の前には、ディスプレイ用のカウンターラックと、ルーバー状の置き型エアコン用スペースがあります。……あれ、なんだか右手の黄色い窓枠、出っぱってますね?

アートな窓台

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おおー! 額縁のような窓台で景色が切り取られて、絵画みたいな印象です。こちらは住まいの中に銀杏の景色を取り込むため、特別に設えたものだそう。まろみのあるイエローは、新緑色にも黄金色にもピッタリ合いそうです♡

売主さま

窓台はベンチとしても使える強度を持たせているので、座ってゆったり過ごすこともできますよ。

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やだ極楽……

嗜み深いキッチン

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さて、こちらは使いやすさと美観にこだわったというオリジナルキッチン。浄水器や大型の食洗機を完備した優れモノで、コンロ部分の壁にはタイルがあしらわれています。

売主さま

ちょっとこだわりなんですが、シンク部分と繋げて、ステンレスの作業台を作ってもらいました。素材を切ってそのまま流せるから使い勝手がいいんですよ。

売主さま

スポンジやゴミ箱なども、目につかない格納場所を用意しています。やっぱりオープンキッチンなら、いつも綺麗でいられるようにしたいと思いまして……(笑)

考え抜かれた収納

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キッチンの生活感が無い! 本当に居住中? と衝撃を受けましたが、その秘密はこれらの大収納でした。出し入れしやすく、売主さまは日々便利さを実感しているそう。

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設備などの使用感については現地でお確かめください。個人的にはとても綺麗にお住まいだと感じましたよ!
さて、それではお隣の洋室へ行ってみましょう。

洋室だって グリーンビュー

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ゆとりある洋室は、奥のウォークインクローゼット(WIC)とあわせて約9.3帖の広さ。アクセントクロスをあしらったペールグリーンの仕切り壁は、サイドと上部から空気が通り抜けるように工夫されています。

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左・廊下との間には大きな引き戸が。素敵なフローリングは後ほど詳しくご紹介します!/右・南&東の二面採光なので、緑を眺めながら気持ちよく目覚められそう。

WICへGO

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WICの中へちょっとお邪魔します。収納場所としてはもちろん、内部で身支度もできそうな余裕ある大きさですね◎

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あれ、そういえば……最初に玄関から見たとき、この洋室の引き戸ってなかったような……?

隠し扉、起動!

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左・はい、洋室を出て、間接照明遣いがおしゃれなホールを眺めたカットです。右手の壁際にご注目!/右・スススー…出たー! 出ました! スッキリ暮らしのポイント “隠し扉” です! うーんそれにしてもこの壁紙、可愛い。

売主さま

冷暖房効果を高めたい時などに、この “隠し扉” を洋室の入り口までスライドさせて、空間を仕切っています。ですが壁・床に断熱材を追加しているおかげで空調に頼らず過ごすことが多いですよ。光と風が通り抜けるのが快適なので、普段は開けたままにしています。

洗面化粧台は ホールに

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一歩下がって、ホールにある洗面化粧台エリアをご覧ください。キッチンとお揃いのタイルや、オーバル型の洗面ボウルが可愛くてテンションが上がります! 通りかかるたびに手を洗ってしまいそうです(笑)

売主さま

実はこちらも “隠し扉” なんです。真鍮のリング(写真右手前)を引いてみてください。

隠し扉パート2 起動!

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左・おおー! 収納の扉が開いて、そのままホールの扉に変身しました!/右・反対側から見るとこんな感じ。イエローの扉が90°開いて、玄関からの目隠しになるんですね。

トイレ&バスは とっても海外風

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左・洗面台のお向かいの引き戸を開けると、ゆとりあるトイレが。右手にある折れ戸の奥には洗濯機置き場が隠れています。/右・海外製の猫脚バスタブのあるバスルーム♡ ハニカムタイルとモザイクタイルを組み合わせたロマンたっぷりの空間です。オーバーヘッドシャワーが備わっているのもうれしいポイント。

ディテール劇場 開幕です

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左上・時を重ねるごとに味の出る、真鍮製のスイッチプレート。/右上・ここ、気になっていた方もいらっしゃるのでは? リビング収納の扉は斜めにカットされているんです。構造上の理由ではなく『ただおしゃれだからです(笑)』とのこと。シビれます。/左下・寄せ木細工のような洋室のフローリングは、光の当たり具合で表情が立体的に変化します。素足で歩くと気持ちいいのだとか!/右下・洋室の仕切り壁には、ペン画のような波の模様が描かれています。アンティーク風の陶器スイッチにも注目です。

売主さま

ここに住んでから、季節の移り変わりを身近に感じるようになりました。また、環境性能向上のため、見えない部分までこだわってリノベしているので、きっと快適さを感じていただけると思いますよ!

それは絵画のような 美しさ

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紅葉の季節の様子がこちら。色鮮やかに染まる銀杏並木…ちょっと素敵すぎません? 売主さまが即決されたのも納得です。この景色も見てしまったら、も〜うノックアウトですね…

こちらが マンションのお姿です

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街路樹を従えるように堂々と建つ、ヴィンテージの風格漂う建物です。1977年築と年数は経ていますが、エントランスまわりは改修の手が入り、オートロックを完備した現代的な姿に生まれ変わっています(拍手!)しかも2019年には耐震補強工事も実施済み(拍手!) 暮らす上での大きな安心材料ですね。

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こちらの物件の土地権利は所有権ではなく旧法地上権です(残存期間は2076年3月まで)。月々の地代が発生しますが、土地分の固都税がかからないといったメリットも。また、補強工事後は新耐震基準を満たしているため、住宅ローン控除が使えますよ。詳細に関してはエージェントまでお問い合わせください!

プラチナ通りには 素敵なお店がたくさん!

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左上・「BIOTOP NURSERIES(ビオトープ ナーセリーズ)」はソルソファームの親会社が運営するスタイリッシュなグリーンショップ。新生活のおともにぜひ。(徒歩2分)/右上・食器探しなら、料理を格上げしてくれる和のうつわのお店「雨晴(あまはれ)」へ。(徒歩3分)/左下・ボエムはボエムでも、やはり白金店のスケールは壮観。「Cafe La Bohème Shirogane(カフェ ラ ボエム)」で手軽に海外気分を味わいましょ。(徒歩2分)/右下・「MAISON DU CREER(メゾン ド クリエ)」はミシュランスターを獲得した3人のシェフ考案のスイーツを提供する感度バリバリのパティスリー。せっかくご近所ですし、土曜限定の朝食に馳せ参じたい!(徒歩3分)

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ほかにも、「東京都庭園美術館」や「国立科学博物館附属自然教育園」といった心躍るスポットがお散歩コースに♡ 自転車があれば「中目黒」や「恵比寿」もテリトリーにできちゃう距離感です。

売主さま

都心ながら緑が多く、暮らしやすい場所だと実感しています。スーパーも複数あって、買い物に困ることはないですね。意外にも、八百屋さんが結構多いんですよ。

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ありがとうございました!
なお、こちらの物件は居住中のため、ご内見の日時に調整が必要な場合がございます。あらかじめご了承くださいませ。

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カウカモ編集部より

品がよくて緑の多い周辺環境もいい、丁寧に歳を重ねたマンションの状態もいい……ですが何より何よりも、住戸のリノベーションがスゴイです。空間ぜんぶを抱きしめたくなるほどおしゃれなんですが、その上で、収納力や快適性、使い勝手を強く意識して設計されています。リアルに「ここで暮らしてみたい!」とウズウズさせてくれる物件です。プラチナ通りの銀杏並木を切り取るアートフレームのような窓台や、斜めラインの収納扉などの “趣味にひた走った” 設えは、ひととはちょっと違ったものを手に入れたい、という方のハートにグッと深く刺さりそう(私自身、ほしくて悶絶しております)。

そして現地にて実感していただきたいのですが、こちらの住まい、写真映えだけではありません! 無垢の床材にタイル、壁のクロス、どこを取っても、売主さまの言葉を借りるなら『こう言うのもなんですが、高級素材です』というわけで。建築士としてのツテを活用し、自らの設計費用を無しにしても、それでもリノベ総額は『ええ、かなり……(笑)』だったそうですよ。うーん、デザイン面にも環境面にも妥協しないリノベだったら、確かにそうなるカモ。プロによる並々ならぬ気合の入った住まいづくりだったわけです!

バトンパスするのは名残惜しいけれど、ここで最高の日々を過ごすことができました、と笑顔で語る売主さまご夫妻。室内はどこも居住5年に見えない綺麗な状態ですので、こちらを引き継ぐ方はとってもラッキーなのでは♡ 気になる方はお早めのお問合せがオススメです。土地の権利について気になる場合も、メリット・デメリットともに詳しくご説明しますよ。個人的には、そんなに身構えることはないと思います。

ああ(分かってはいるけど)念のため、預金残高もう一回確認してみようかなぁ……なんて空を仰ぐ、帰り道のプラチナ通りでした。この住まいを手に入れるひとは、めちゃめちゃ幸せ者です!

writer : 小杉 美香 / editor : 濱口 綾子