マンションの近所にはどんなオシャレスポットが!?

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左上・東京メトロの複数路線が利用できる「表参道」駅。/右上・アパレルブランドがプロデュースする「CAFE KITSUNE(カフェキツネ)」。街並みの中に突如現れる和風のしつらえが目を惹きます。/左下・最近はナポリピザが人気ですが、「PIZZA SLICE(ピザスライス)2」のアメリカンスタイル。PCや本を片手にちょっと長居もできる雰囲気がうれしい。テイクアウトして、ホームパーティーにもおすすめです。/右下・コピーライター糸井重里氏が主宰するウェブサイト「ほぼ日」のリアルショップである「TOBICHI(トビチ)」。素敵な商品が集まり、プレゼント探しにもピッタリなお店です。

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散策しながらたどり着いた白い外壁のマンション。階段部分の丸い塔や赤い屋根など、お城のような雰囲気に期待が高まりますね!

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左上・アイアンの門は、繊細な模様が素敵。どこかメルヘンで、街の雰囲気にもマッチしていますね。/右上・エントランスまで続くモザイクタイル貼り。なんと植栽の花壇まで同じ素材で覆われています! 築後それなりに年数が経っているマンションですが、今でも色あせないこのセンス、心惹かれますね。/左下・残念ながら工事中のお部屋があり、共用部にはビニールが敷いてありました。本当は真っ赤な床がお出迎えしてくれます! /右下・エントランスロビーは2階まで吹き抜けになっています。手すりの先にはなんとシャンデリアが。

売主さま

平成28年に大規模修繕工事が行われ、丁寧に管理されているマンションです。夜間には施錠がかかるので、セキュリティ面も◎ 。住戸は上層階の南西向きなので、日当たり・眺望も共に良好ですよ。

 
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左・ご紹介する住戸の玄関前。このように共用廊下から少し奥まった場所にあり、プライバシーが確保されています。/右・玄関に入ると、奥までずらっとシューズクローゼットが続きます。たたき部分はコンパクトなので、収納を活かしてスッキリと住まいたいですね。

玄関に近い部分からチェックしていきます

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左・トイレにはニッチ収納が備えられています。カーテンで目隠しするか、見せる収納にするか、考えるとワクワクしますね。/右・トイレのお向かいには大型のウォークインクローゼット! 衣装部屋と考えても十分すぎるほどの広さがあるので、半分は書庫などにしても素敵かも。

売主さま

今回のリノベーションでは、専有部の給排水管・ガス管はすべて新しいものに交換してあります。また、リノベーションには最長で10年のアフターサービスが付いていますので、安心して長くお住まいいただけますよ。

 
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左・こちらは洗面脱衣所。ややコンパクトですが、四角いオンボウルの洗面台がポイントです。主張しすぎないトーンで、タイル貼りになっているのもオシャレ。/右・一直線のLED照明がスタイリッシュなバスルーム。浴室乾燥機能も付いていますよ。

売主さま

こちらのマンションは、規約上バルコニーに洗濯物が干せないため、普段のお洗濯のために洗濯乾燥機能をお付けしました。居住者の方は屋上の物干しスペースもお使いいただけるので、大きいものやお布団などはそちらを使われると便利ですよ。

 

廊下突き当たりの居室へGO!

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ドアを開くと、明るい日差しが待っていました! 南寄りの南西向きにバルコニーがあります。ヘリンボーンの床に日差しが輝きますね。

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ヘリンボーンは木目が色々な方向へ向くので、輝き方が複雑になるのかもしれません。なんとなく心踊る感じのする室内。入口ドア横にはキッチンスペースがあります。おひとり住まいで外食の多い方なら、キッチンカウンターの奥にスツールを寄せてダイニングテーブル代わりにするのもよさそうです。

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手作りのような、温かみのあるタイルがあしらわれたキッチン。ダークトーンが採用されているので、お忙しい方も時たまのお掃除で大丈夫かも!? コンロはふた口ですが、小さめサイズの魚焼きグリルが付いています。ちょっと珍しいサイズ感。

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カウンター前に座ると、お部屋の全体が見渡せるようになっています。ワンルームタイプなのでベッドは窓際でしょうか、それとも・・・

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入口脇の目隠しの奥、ここがベッドでもいいかもしれません。陽の当たる窓際は、リビングスペースとしてとっておきたいような気がしてきました。

売主さま

もちろん使い方はご自由ですが、こちらのスペースはシングルサイズのベッドが置けるように設計してあります。

 
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バルコニーに出てみましょう。意外にも、前には背の高い建物がありません! のびのびと広い青空を望めるビューですよ。

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左・上層になるにつれて少しずつセットバックしていく造りのため、頭上の青空もよく見えます。/右・目の前には区立の幼稚園があるため、日中は子どもたちの声が聞こえてきます。のどかで癒されます。

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掃き出し窓から振り返って見たところ。ひとつ注意点としては、天井の梁がかなり太めなこと。背の高い方はご注意くださいね。

休日だってご近所で過ごしたいあなたへ

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左上・日本をはじめとした東洋美術専門の「根津美術館」。モダンながら和の息吹を感じる敷地内を歩くだけでも優雅な気持ちに。カフェスペースもありますよ。/右上・音楽を楽しむなら、ご存知「BLUE NOTE TOKYO(ブルーノートトーキョー)」だって徒歩圏内です。ふと予定の空いた夜、当日券でふらりと入れたらうれしいですねー。/左下・インテリアショップ「SEMPRE(センプレ)」は、シンプルでスタイリッシュなセレクトが特徴。お気に入りがきっと見つかります。/右下・「青山通り」沿いには、オーガニックにこだわったフードショップ「ナチュラルハウス」が。お休みの日のお料理、お買い物はここで決まり。駅のすぐ近くには24時間営業の「スーパーAZUMA24青山店」もありますよ。

cowcamo

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・・・あれ、そういえば表参道にいるんだった。取材が終わってマンションから「表参道」駅へと向かう途中で、ふと気づきました。そんなことも忘れてしまうくらい、マンションのまわりはのどかな空気が流れていました。平日の日中は幼稚園の子どもたちの声が、かすかに聞こえるマンションの6階。日当たりポカポカで、周囲に背の高い建物もなく、大通りからも適度に離れているため街の音は静かです。まるで都心を離れた住宅街にいるかのような、そんな穏やかな毎日が過ぎていくエリア。

とはいえ、もちろんここは表参道。ちょっと歩けば美味しいお店も、オシャレなお買い物スポットも目白押しです。お勤め先によっては、自転車や徒歩通勤だってできてしまいそう。もちろん「表参道」駅から東京メトロ各線に乗れますし、路線バスやコミュニティバスを活用すればもっと便利になります。

そんな街の雰囲気は、お部屋の内装にも上手に取り入れられています。木やタイルなど、昔から使われている素材を使って洒脱な感じに仕上げられたワンルームです。出入り口を真ん中に、右手がキッチンスペース、左手が目隠しされたスペース、バルコニー前が明るく広いスペース、となんとなくのゾーニングがなされています。これを活かして、持ち物はスッキリとWICへ収納し、海外のワンルームのようなイメージで住まわれるのがよさそう。そんなオシャレさがありつつ、でも街の喧騒には悩まされず、自分のペースでのびのび暮らせる白いお城。これ、実はすごく贅沢じゃないでしょうか?

取材・文・撮影:cowcamo