シルバーよりもゴールドよりも 「白金台」のプラチナを

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左上・今回ご紹介する物件の最寄り駅は、東京メトロ南北線・都営三田線「白金台」。渋谷駅まで乗車時間約11分と、都心へのアクセス◎(徒歩10分)/右上・駅から物件までは、白金エリアらしいカフェやブティックが点在する「プラチナ通り」を通ります。銀杏並木になっているので、紅葉シーズンはとっても綺麗に色めきますよ! ペットのお散歩コースとしてもぴったりです。/左下・そんなプラチナ通り沿いにある「雨晴(あまはれ)」は、『雨の日も晴れの日も心からくつろげる』というコンセプトのもと、器をはじめとした暮らしの道具のお店です。物件からは徒歩2分の場所にあるので、ふと思いたった時に訪れてみては。(110m)/右下・「Chocolatier Erica(ショコラティエ エリカ)」には、ちょっとした手土産に持って行っても喜ばれる、おいしく美しいチョコレートが並びます。包装も素敵なんですよ!(180m 徒歩3分)

特徴的なファサード

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プラチナ通りから一本入った閑静な住宅街に現れる、特徴的な外観のマンションが今回の目的地。気品と可愛らしさを感じるユニークなファサードからは、“白金エリア” らしさをひしひしと感じます。周辺には高級マンションが立ち並ぶエリアですが、その中でも一際インパクトのある佇まいです。建物の前には、広々とした駐車場スペースがありますよ。

売主さま

1968年に竣工した、地上10階建て・総戸数29戸のマンションです。2019年10月現在、マンション右手の敷地では、ほかのマンションの建設工事が行われています。詳しい工事期間についてはお問い合わせください。

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左上・防犯カメラが備わっているエントランス。左手の植栽の裏にはスロープもあります。/右上・中に入ると集合ポストとオートロックドアが。/左下・2008年に改修工事が行われたエントランスホールはとっても綺麗! タイル貼りの壁と床、さらに折り上げ天井が優雅な雰囲気を醸し出しています。/右下・今回ご紹介するのは、3階に所在する角住戸。それではお邪魔しましょう!

売主さま

要承認ではありますが、ペットの飼育が可能となっています。駐車場には、現在1台分の空きがございます(月額15,000円)。空き状況は変動いたしますので、随時お問い合わせください。また、2ヶ月に1回(偶数月)に水道料金の徴収がございますので、事前にご留意ください。

ガチャリ

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左・白金エリアの雰囲気をそのままパックしたような、気品ある雰囲気が漂う住戸内。上品な色味のタイル貼りの床や壁が素敵ですね。/右・廊下に上がり、玄関スペースを振り返ったカット。腰窓があり明るい空間には、大小サイズの違う下足入れが備わっています。

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左・廊下の先を見てみましょう。左手のデコラティブなタイルが貼られている壁は丸みを帯びており、中央にはニッチカウンターが備わっています。美術館を歩いているような気分になりますね。右手のドアはLDKにつながっています。/右・LDKドアの前から振り返ったカット。右手のドアはトイレと水まわりにつながっています。

まずはLDKから

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玄関スペースから感じていた気品の高さは、このLDKで確信へと変わります。ヨーロッパの邸宅に来たかのような雰囲気が、ひしひしと伝わって来るんです。それでは左手のキッチンから見てみましょう。

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左・リビングダイニング(LD)と間仕切り壁で仕切られているキッチン。タイル貼りの壁やゴールドカラーの取手が高級感を演出しています。/右・間仕切り壁の中央には開口があるので、配膳がスムーズにできそう。キッチンの奥には、調味料や食材を置いておける棚が備わっていますよ。

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LDとを仕切る間仕切り壁が、キッチンまわりの生活感をしっかりと隠してくれますね。また、開口にはロールスクリーンが備わっているので、配膳時以外は閉めておくことができますよ。

ヨーロピアンテイスト

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白を基調とした空間に、花柄のクロスやクラシカルな照明が映える、ヨーロピアンテイストのLD。ディスプレイのような、華やかで上品なインテイリアがマッチしそうです。

売主さま

LDKは約26帖の広さがあります。奥をリビング、キッチンに近い手前のスペースをダイニングとしてご利用いただくのがおすすめです。

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リビング側からダイニングを見たカット。左手の壁一面に、南西向きの掃き出し窓と腰窓があるのでとっても開放的ですね。

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続いて、掃き出し窓からバルコニーに出てみましょう!

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左・バルコニーからの眺望はこんな感じ。至近にはマンションが建ち並び、右奥には恵比寿エリアのビル群が見えています。/右・バルコニー自体はコンパクトなサイズ感。しかし、同等サイズのバルコニーがあとふたつあるんです!

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残るふたつのバルコニーは、ダイニングスペースと洋室Aからアクセスできますよ。

室内に戻りましょう

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外からマンションを見るとバルコニーが雁行していましたが、室内も形状も雁行するように空間がつながっています。続いて、右奥のダイニングスペースを見てみましょう。

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花柄のクロスが貼られたダイニングスペース。ディスプレイのように、ご家族全員でかけられるサイズのソファを置いても十分な広さです。リビング同様、右手の掃き出し窓からはふたつ目のバルコニーに出ることができます。

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右奥に並んでいるドアは、右手から順番に洋室A→B→Cにつながっています。まずは洋室Aからチェックしてみましょう!

約9.3帖の洋室A

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洋室Aは南西きの掃き出し窓と、南東向きの掃き出し窓がある二面採光。掃き出し窓からは、先ほどと同じサイズのバルコニーに出ることができます。

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奥からのカット。正面の折れ戸の中は…

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左・ハンガーパイプと枕棚が備わっているウォークインクローゼット(WIC)でした! 奥行きが深いので、掃除機やゴルフバッグなどの大きなアイテムもしまっておけますよ。/右・南東向きの腰窓から外を見ると、マンションお隣で行われている建設工事の現場が(2019年10月時点)。残念ながら、工事期間中の工事音避けられなそうです。また、建設工事後は眺望が遮られてしまう可能性がありますので、事前にご留意くださいね。

お隣の洋室Bへ

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洋室Bには、南東側と北東側にそれぞれ腰窓が備わっています。洋室A同様、南東側の窓の向こうではマンションの建設工事が行われています。こちらも工事期間中の音や、完成後の眺望・採光の変化については事前に注意が必要です。

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奥からのカット。洋室Bには折れ戸2枚分のクローゼットが備わっています。

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洋室A・Bともに主寝室として活躍してくれるだけの広さがありますよ。ただ、収納の容量を考えると洋室Aが妥当かも?

続いて洋室Cへ

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約6.7帖の洋室C。こちらには北東向きの腰窓があります。

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左・北東向きの腰窓を開けると、正面にほかの建物が。窓を開けるとお向かいさんと目が合うことがあるかもしれません。/右・腰窓側からからのカット。ほかの個室に比べると少し小さめなので、お子さま部屋にするのがいいかもしれません。

売主さま

洋室B・Cにある北東向きの腰窓は、ともに擦りガラスになっているので、閉めていれば向こうからの視線が気になることはなさそうです。

LDKに戻りましょう

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3つある個室は、すべてこのLDKを経由してアクセスします。家族が顔を合わせる、団欒の場所になってくれそうですね。

廊下に戻り 水まわりをチェック

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左・洗面脱衣室には、横幅がワイドな洗面化粧台が備わっているので、朝はお子さまと並んで身支度ができそう。鏡の間に入っているスリット照明がスタイリッシュですね。/中央・1600×1800サイズでゆったりとしたバスルーム。/右・トイレには北東向きの腰窓があります。手洗いボウルと鏡が備わっていますよ。

売主さま

バスルームには浴室乾燥機能のほかに、「床夏シャワー」という機能を搭載しています。冬場の冷え込む床に、ボタンひとつでお湯を噴出し、その蒸気がバスルーム全体を温めてくれます。寒さだけでなく、ヒートショック現象の心配も軽減してくれますよ。また、壁の各所に取手を設置しており、ご高齢の方でも安心して入浴できる造りになっています。

もう少し「白金台」散策

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左上・駅出口のすぐ目の前にあるイタリアンレストラン「La Goccia Tokyo(ラ ゴッチャ トウキョウ)」は、ドラマやCM撮影のロケ現場としても活躍している名店。オシャレな店内でいただく秋川牛と日本産ワインは絶品です。(650m 徒歩9分)/右上・日本の原点ともいえる、奈良。そんな奈良の魅力を伝えるためオープンした「ときのもり」。大和の伝統野菜を取り入れたレストランや、奈良で育まれたモノを紹介するショップが入っています。(550m 徒歩7分)/左下・プラチナ通りで一際は古風な建物。こちらはお蕎麦屋さん「利庵(としあん)」。週末になるとできる行列は、もはやこのエリアの名物のひとつです。(550m 徒歩7分)/右下・実は、白金台エリアは緑も豊富。「国立科学博物館附属自然教育園」はとにかくリフレッシュしたいときにぴったりのスポットですよ。(850m 徒歩11分)

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急な食材の買い出しには、物件から徒歩3分の場所にある「マルエツプチ白金台プラチナ通り店」(170m)が便利です。白金台駅前を通る目黒通り沿いにはスーパー「いなげや 白金台店」や、「プラチナ ドン・キホーテ 白金台店」もありますよ。

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カウカモ編集部より

某雑誌にて高級志向の “シロガネーゼ” が住む街として紹介され、一躍憧れの的となった「白金台」。その白金台を代表する街並みのひとつ「プラチナ通り」には、華やかなショップやレストランが並び、ここで暮らせばお気に入りのお店がたくさんできそう。夏は涼しい木陰を提供し、秋には一面を黄色に染めるイチョウ並木が続く通りは、歩くだけでも心を癒してくれます。


今回ご紹介するのは、そんなプラチナ通りから一本入った場所に建つマンション。バルコニーが雁行する特徴的なファサードで、周囲に建つ高級マンションにも引け取らない存在感を放っています。1968年に竣工した建物はレトロな印象ですが、適宜メンテナンスを実施しており外観・共用部ともに綺麗に保たれています。


とくにエントランスホールは2008年に改修工事を実施済みで、その歴史を感じさせない造りに生まれ変わっています。オートロックが設置されているほか、タイル貼りの壁や床などのデザインにも注目です。

住戸は3階に所在する角部屋。専有面積約113㎡の広さを大胆に使った間取りは、各居室の広さがしっかりと確保されており、どこにいても窮屈に感じることはありません。バリアフリーな造りのバスルームも1600×1800サイズで、ゆったりと過ごせる空間になっています。


内装は “白金エリア” の雰囲気をそのまま吸い込んだかのような、優雅で気品高い雰囲気に仕上がっています。ヨーロピアンなインテリアが映える空間ですので、チョイスする家具も統一感を持って買い揃えられそうですよ。


ご留意いただきたいのは、洋室A・Bにある南東向きの腰窓から、マンションのお隣で行われている建設工事現場が見えてしまうということ。その影響で工事期間中の音は避けられないかもしれません。また、建設後は腰窓からの眺望・採光が遮られてしまう可能性があります。


とはいえ、周辺はとっても閑静な環境ですので、工事期間中さえ目をつむれば、心を落ち着かせて ティータイム楽しみたくなるはず。目を閉じてお紅茶の香りを楽しめば、ここはもう遥か遠くヨーロッパの邸宅へと姿を変えるでしょう。

writer / editor:酒井 大作