売主さまのご紹介

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Yさま

2018年から暮らしています。お仕事の都合で引っ越すことになり、こだわりの住まいを手放すことに。住戸の個性と、リノベーションの可能性を落とし込んだ内装。次住む方にも、ここでの暮らしを楽しんでいただきたいとお話してくださいました。

歴史ある邸宅街 “港区赤坂”

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左上・今回ご紹介する物件の最寄りは、東京メトロ千代田線「乃木坂」駅。(徒歩4分)/右上・飲食店や劇場、ライブハウスなどが集まる複合エンタテインメント施設「赤坂サカス」。広場では、楽しいイベントが定期的に開催されています。(600m 徒歩8分)/左下・繁華街へほど近いエリアですが、マンション周辺には意外と緑豊かなスポットが多いんです。こちらは駅のすぐ隣にある「乃木神社」。奥に公園や乃木希典の邸宅「旧乃木邸」があり、建物外観や馬小屋を見学することができます。(400m 徒歩5分)/右下・ご近所には、評判を集める飲食店が複数揃っています。正統派イタリアンを堪能したいときは「青山エリュシオンハウス」へ。佇まいから雰囲気を醸す、一軒家レストランです。

クラシックな タイル貼りのマンション

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駅前の大通りから路地に入ると、今回の目的地が見えてきました。1980年に竣工した、地下1階付き地上6階建てのマンションです。地下と1階部分には、飲食店や洋菓子店などのテナントが入居しています。

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徒歩10分圏内には、最寄りの「乃木坂」駅以外にも「赤坂」、「六本木」、「青山一丁目」など、便利な駅が揃います。4駅5路線利用可能で、自由に使い分けができますよ!

売主さま

このマンションは、立地のよさが最大の魅力です。周囲は落ち着いた住宅街ですが、徒歩10分圏内に「六本木ミッドタウン」、「六本木ヒルズ」、「赤坂サカス」などの商業施設もあり、買い物や外食にも不自由することのない、生活利便性の高い住環境なんです。

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左上・エントランスは路地から奥まった所に。アプローチには駐輪場とバイク置き場があります。左手の開口は地下の飲食店街に続いていますよ。/右上・エントランスにはスロープが備わっています。2019年に夜間オートロックシステムが導入されました。/左下・レンガ色のタイルが印象的なエントランスホール。便利な宅配ボックスが設置されています。/右下・エレベーターで5階へ。2011年にはエレベーター改修工事を実施済み。共用部は都度必要なメンテナンスが行われています。

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管理人さんは平日9:00〜17:40、第2・4土曜日9:00〜12:20に勤務されています。取材時、このマンションついて丁寧に解説してくださり、管理に対する意識の高さが感じられました。売主さま曰く、管理人さんはマンション敷地内を小まめに巡回され、不法駐輪がないかなども、厳しくチェックしてくれているそう。また、管理人さんとは別途、清掃員さんも毎日いらっしゃるそうで、共用部は隅々まで綺麗な状態に保たれていましたよ。

それでは お邪魔しましょう!

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左・玄関扉を開けると、まずコンクリートの土間スペースが迎えてくれます。自転車を置けるほど広々! 写真には写っていませんが、左手には段差を設けてLDKへと続く開口があります。/右・奥から振り返ってみました。左手の壁裏には収納、右手の扉の中にはトイレがあります。後ほどご紹介しますね。先に玄関を上がってLDKを見に行きましょう!

懐の深いキッチンスペース

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室内に踏み入れると、約6帖のキッチンスペースが登場します。スタイリッシュなElectrolux(エレクトロラックス)社製のガスコンロが採用され、ナチュラルなキッチンと相性◎

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キッチン背面には、冷蔵庫置き場と洗濯機置き場が。キッチン下に奥行きの深い収納がありますが、天井部分にも梁を上手に活かした造作のオープンラックが備わっています。右手にはエレベーターホールから見えた窓が。共用廊下の明かりを室内に取り込みつつ、プライバシーに配慮した擦りガラスが採用されています。

続いて リビングダイニングへ

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奥に進むと、モルタルのリビングダイニングと小上がりのスペースが。ひと続きの空間ですが、段差や素材によってゆるやかにゾーニングされています。

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今回のリノベーション工事で、元々1LDKだった間取りをワンルームへと変更されています。ふたつ並んだ掃き出し窓が活かされ、明るく開放感のある空間が演出されていますよ。

売主さま

フルスケルトンにすることを前提として、リノベーションをしました。躯体の綺麗さ、斜めの壁などが面白く、物件の持つ魅力を最大限引き出せるような間取りに設計しています。

約8帖の リビングダイニング(LD)

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躯体コンクリート現しのクールな空間。現在ベッドが置かれていますが、リノベーションした当初はこちらをLDとして活用されていたそう。家具の配置によって自由に住みこなせる、可変性のある間取りです。

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ベッドの奥から室内を振り返ってみました。日中は窓から陽射しが注ぐ、明るい空間です。現在照明を少なめに設置していますが、ライティングレールに追加することもできますよ。夜はまた異なるムードが楽しめそうです♪

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正面の白い壁は、スクリーンとしての役割も想定して造ったのだそう。壁に備わる照明は投影に影響しないよう、斜め上に設置されています。友人を招いてスポーツ観戦をしても、とっても盛り上がりそう♡

約5帖の小上がりスペース

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オーク材の無垢フローリングを採用した、ナチュラルな空間。窓の外には、フローリングとひと続きにウッドデッキが敷かれています。こちらも売主さまこだわりのポイント! そのお陰で窓の外まで視線が伸び、畳数以上の広さに感じられます。

バルコニーへ 出てみましょう!

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バルコニーからは、ご覧のような開けた景色を望みます。西向きで、ほどよい明るさ。駅近ですが、とっても静かな環境でした。

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バルコニーは段差を付けてLDの前まで続いています。物干し金具が備わっていないので、ご自身でご用意くださいね。

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室内に戻ってきました。取材日は12月の寒い日でしたが、室内は暖かく快適な印象でしたよ。また、現在エアコンは1台のみ設置していますが、LDにも設置できるよう配管穴と専用コンセントが設けられています。続いて中央の開口を進み、水まわりを見に行きましょう。

コンパクトで 機能的な水まわり

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左・キッチンの裏側に位置する洗面所。ブロックガラスから、やわらかな光が注がれています。/中央・奥へと視線を向けると、右手には壁や扉を設けず配置されたバスルーム、正面には玄関でご紹介した収納スペースが。/右・バスルームはシックなグレーの塗装を施した、ホテルライクなデザインです。

ぐるりと回遊し 再び玄関まわりへ

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左・土間と壁で隔てられたメインの収納スペース。奥行きが深く、天井まで有効活用できます。おひとり分の衣類なら収まりそうなサイズ感。/右・玄関横に位置するトイレ。左手には手洗い機が備わっていますよ。

もう少し 周辺を見てみましょう

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左上・おしゃれなショップやレストランが集まる複合施設「東京ミッドタウン」。売主さま曰く、こちらに入っているスーパー「プレッセプレミアム 東京ミッドタウン店」を普段使いしてるとのこと♪(600m 徒歩8分)/右上・幅広い企画展を開催する「国立新美術館」。広々とした館内には、心地よい時間が流れています。(800m 徒歩10分)/左下・こちらはマンション1階に入居する、売主さまおすすめの定食屋さん「まんじ」。ランチタイムともなれば、近隣にお務めの方々で賑わいます。(20m 徒歩1分)/右下・このエリアらしい老舗の懐石料理店「紫芳庵」。旬の食材を使って丁寧に作られた料理は、各界の著名人や政界人からも支持を集めます。(500m 徒歩7分)

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カウカモ編集部より

計算し尽くされた無駄のない間取りに、デザインと機能を落とし込んだ内装。今回ご紹介する住まいからは、物件と向き合い尽くしたからこそ実現できた、リノベーションの可能性と魅力を感じました。


舞台は、閑静な高級住宅街として知られる “港区赤坂”。最寄りの「乃木坂」駅周辺は、落ち着いた環境が広がる一方、商業施設や飲食店が密集する「六本木」「赤坂」「青山」などの賑わう街へも徒歩圏内という立地のよさが魅力です。また、マンションから徒歩3分のバス停「赤坂小前」から港区のシティバスを利用すれば、「溜池山王」や「六本木」方面へもスムーズにアクセスできますよ。


マンションは大通りから奥まった路地に面して立地しています。地下と1階部分には飲食店などのテナントが入り、ご紹介の住戸も細則がありますが、事務所としての利用が可能です。立地の特性を活かして、SOHO利用をするのも◎


建物はそれなりの年月が経過していますが、直近で耐久性の調査が行われ、その結果から大規模修繕工事が検討されているとのこと。今後の修繕計画など、事前にご確認いただくことをオススメします。只、2019年にはエントランスの夜間オートロック化、2016年には宅配ボックスの設置など、アップデートもされていますよ。


また、最近マンション内で民泊をしている住戸があったそうですが、管理会社の調査が入り、現在は廃止できているとのこと。エレベーター内にも注意喚起の張り紙があり、快適な住環境を守るための取り組みに力を入れていることが伺えました。


住戸は5階に位置する約43.54㎡のワンルーム。壁を取り除いて開放感が生まれた住戸には、キッチン、寝室、くつろぐスペースなど、それぞれの空間に段差を付けることで、ゆるやかなゾーニングを叶えています。窓の多い内装も活かされ、日中は電気をつけなくても心地よく過ごせる、ほどよく明るい空間でした。


内装のベースは、売主さまがリノベーションをするなら実現したいと決めていた躯体コンクリート現し。物件を選ぶ基準のひとつにしていたとお話しされるほど、壁面や天井の美しさが印象的でした。


また、限られたスペースを最大限に活かすため、キッチンや収納、水まわりなど細々とした空間を室内の奥に寄せているのもポイント。そのおかげで、ふたつあるバルコニーと居住スペースがひと続きに演出され、畳数以上の広さに感じられます。


特に内装で感動したのは、スクリーンとしての役割も踏まえた白い壁♡ もし自宅にこんな設備があったらと、あれこれ妄想してしまいました。


こちらの住戸の魅力は、記事だけではまだまだお伝えしきれていません。実際に現地を訪れ体感されることを強くオススメいたします!


1点、売主さまは現在居住中ですので、内見の予約などは調整していただく場合がございます。あらかじめご了承くださいね。

writer / editor:野原 茂香