内装に覚えアリ

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左・玄関はコンパクトな造りですが、モルタル仕上げの土間や、壁の羽目板に素材へのこだわりを感じます。/右・細長い廊下の先には、ガラス越しに洋室の姿がチラリ……こちらは後ほど詳しく見ていきましょう。

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足元はヘリンボーン張りの無垢フローリング! 廊下からもう、ときめきが止まりません♡

こんな部屋が欲しかった!

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はっ、思わず心の声が。リビングダイニング(LD)は約11.1帖の広さで、東・北の二面に窓があります。直射日光の入らない穏やかな明るさで、隠れ家カフェのような雰囲気です。

売主さま

コーディネートしてある家具や家電は、すべてプレゼントとしてお付けします。このままのイメージで新生活を始めていただけますよ。

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おおっ、太っ腹!

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北側の窓のブラインドを上げるとこんな感じ。マットなネイビーカラーで塗装された洋室の壁が、空間を引き締めるアクセントになっています◎

掃き出し窓から バルコニーへ

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通りを挟んで、正面の建物と向かい合っている状態です。薄手のカーテンやブラインドを閉めておくのがデフォルトになりそうですね。

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バルコニーの奥行きはあまり深くなく、人ひとりが通れるくらい。左手奥には、首都高速道路の姿が見えています。

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バルコニーに出ると、首都高から車の走行音がはっきりと聞こえてきました。室内では窓を閉めていればあまり気になりませんでしたが、この点は現地にてご確認くださいませ。

室内に戻って

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右手に見える木の腰壁の奥は、約4.2帖のキッチンスペースです。こちらは後ほどチェックするとして、ネイビーの壁の向こう側にある洋室へ進みましょう。

約5.1帖の洋室

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洋室を奥から見たカットです。クローゼットのルーバー扉がおしゃれだったので、よく見える角度でお届けしております。

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左・東向きの腰高窓の向こうには室外機置き場があり、お隣の建物が近くに迫っています。日当たりは期待しない方がよさそうです。/右・クローゼットの中を拝見。

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今度はキッチンと、その奥にある水まわりへ。洗濯機置き場も一箇所にまとまっているので、家事動線がスムーズになりそう◎

ぎゅっと家事ステーション

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左・効率的に作業ができるL字型のキッチン。コンロ側に小窓があるので、換気ができてGOODですね。/右・背後には冷蔵庫と洗濯機をなかよく並べましょう。食器棚の奥に見えるのが、水まわりへ続く白いドアです。

ぎゅっと衛生ステーション

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左・トイレと洗面は一体型。収納が無く、ちょっと身支度するにはタイトかも。/右・大きな窓のあるバスルームは、1216サイズです。窓を細く開けて、のんびり長風呂したくなりますね。

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水まわりは窓が多くて明るいです! トイレと洗面が2in1なのはお好みが分かれるところでしょうか……? LDKをゆったり取るため、と割り切ってしまいましょう。

マンションについてご紹介

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1970年築・総戸数27戸のマンションです。近年、共用部の修繕工事や排水管改修などが行われていますが、やや年季の入った印象を受けます。ちょっとうれしい驚きは、エレベーターの内部を映す防犯カメラとモニターが追加装備されていたところ。

売主さま

細則はありますが、ペットの飼育は2匹までOKですよ。

ノーブルな空気の “三田綱町エリア”

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上・最寄りは「麻布十番」駅(徒歩5分)。憩いの広場「パティオ十番」がシンボルです。/左下・大使館のある街って、憧れます。こちらは「在日オーストラリア大使館」(450m 徒歩6分)、そばには「イタリア大使館」もあります。/右下・街の空気を格上げするような「綱町三井倶楽部」の佇まいにウットリ。建築家ジョサイア・コンドルによる本館は大正2年竣工、100年以上の歴史を誇ります。特別な日のお食事にどうぞ!(550m 徒歩7分)

気の利いたお店 揃ってます

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左上・地元で愛されるベーカリーカフェ「ポワンタージュ」。ミルクフランスが名物です。(400m 徒歩5分)/右上・街を歩くと、素敵なグリーンが並ぶ花屋さんを発見。こちらは「フローリス トオースリーズ」です。(400m 徒歩5分)/左下・蕎麦の人気店「麻布 川上庵」。モダンな店内でゆっくりくつろげます。(350m 徒歩5分)/右下・おしゃれなだけでなく、日々のお買い物に便利なスポットもありますよ! こちらは、最寄りのスーパー「ナニワヤ」。(450m 徒歩6分)

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カウカモ編集部より

カウカモには「ヴァンパイアの部屋探し」というMIXがあり、日当たり良好 “ではない” 物件のことを「ヴァンパイア物件」なんて呼んでいます。直射日光へのこだわりが無い方や、美白志向の方、暑いのが大嫌いな方、家にいるのはほとんど夜だけという方……よくよく考えると、フィットする方は意外と数多くいらっしゃるのではないでしょうか。

こちらはまさにそんな「ヴァンパイア物件」。しかも、おしゃれで感度の高いヴァンパイアの方におすすめです(とはいえ、やわらかい光は入りますのでホンモノの方はお気を付けいただきたいのですが)。声を大にしてお伝えしたいのは、ドドンと家具&家電付きというポイントです! この雰囲気が気に入ったなら、まるっと手に入れてしまいましょう!

ただしご内見前に心に留めておいていただきたいのは、マンションにはやや築年数を感じる部分があるということ。外観や、共用部(住戸のサッシなど)の疲れ具合を想定した上で、ご検討いただくのがいいと思います。ヴァンパイアらしい古城、と言えばそうかもしれません。


立地も内装も誘うように魅力的。ハードルを越えられるかは、ぜひ現地で確かめてみてください。

writer:小杉 美香 / editor:熊谷 緑