“いいもの” は何度でも!

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“恵比寿・代官山・中目黒エリア” に佇む、カウカモではお馴染みのヴィンテージマンション。街を見下ろす眺望や細部までこだわった内装にグッとくる住戸を7階に見つけたので、またまた皆さまにお届けします!

白亜とブルーのコントラストが美しい “秀和レジデンス” シリーズ

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最寄り駅「恵比寿」から歩くこと7分。ご紹介するマンションは、緩やかな坂道を上った先の高台に建っています。

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正面エントランスでは、美しい装飾が施されたアイアンのゲートがお出迎え。モザイクタイル敷きのアプローチの先へ進むと、ピカピカに清掃された広い共用ロビーがあります。それでは、ご紹介する住戸が所在している7階へ。

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管理体制は手厚く、住込みの管理人さんが平日8:00〜17:00と土曜日8:00〜13:00に勤務されています。それに加えてエントランスは22時〜6時の夜間にオートロックがかかるため、セキュリティ面に安心感がありますね!

売主さま

2020年9月現在で築50年が経過しているものの、2009年に耐震補強工事、2017年には大規模修繕工事を実施しました。また、総戸数は204戸で、マンション全体の修繕積立金には2019年5月時点で4億4千万円以上もの貯蓄があります。それに、とても良好なコミュニティが築かれているんですよ。

こんにちは

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左・レトロな玄関扉を開けると、ソケットランプのほのかな灯りに照らされた廊下が。右手にある扉の先は洗面脱衣室です。/右・洗面脱衣室からは、バスルームとトイレにアクセスできます。バスルームは1216サイズで、浴室乾燥機と追焚き機能付き。

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ごめんなさい! あいにく取材日は洗面台とトイレが工事中だったため、水まわりは浴室のみ写真でご紹介します。アンティーク調の水栓が可愛い洗面台は、セラトレーディング社の特注品だそう。ぜひ、現地でご覧くださいね。

売主さま

内装のテーマは “ヴィンテージインテリア” です。細かい部分にもこだわっていて、たとえばスイッチプレートにはアメリカンスイッチを採用していますよ。

緑色のガラス入り戸を開けて 約16.8帖のLDKへ

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LDKは南西向き。大きなふたつの掃き出し窓から、やわらかい光がパーッと入ってきます。

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窓の先に広がる景色に、すでに胸キュン♡

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天井や配管は白く塗装されており、開放的な印象。壁にはカウンターデスクが備わっています。

売主さま

カフェのカウンター席をイメージし、リモートワークなどのスペースとしてデスクを設けました。おひとりならゆったりと、おふたりなら仲よく並んで作業ができますよ。

ブルーグレーのタイルが 可愛いキッチン

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3口コンロが備わったシステムキッチン。ワークトップの幅は約1.9mとワイドで、落ち着いて調理ができそうです。

売主さま

キッチンはウッドワン社製で、収納の扉には白く塗装した無垢のニュージーパイン材を使用しています。ちなみに、レンジフードにはtoolboxの製品を採用しました。

ふわっ

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窓を開けると、さわやかな風が吹き込んでカーテンを持ち上げました。「中目黒」方面と緑を望む、贅沢な眺め!

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晴れた日はバルコニーに出るだけで気分転換になりそう。アイアンの手すりをよく見ると、ハートのような装飾が♡

売主さま

こちらのマンションでは建物の美観を守るため、バルコニーで洗濯物を干すことを規約で禁止しています。屋上に居住者専用の物干しスペースが設けられているので、浴室乾燥機とあわせてご利用くださいね。

室内に戻って

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キッチンの横には、本棚を備えたベンチがあります。家事の合間に読書をしながら休んだり、荷物の一時置き場にしたり、何かと重宝しそう。

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壁にはボタニカル柄や小鳥、蝶々などの描かれたアクセントクロスが貼られています。もう少し異なるテイストがお好きな方は、壁紙を貼り替えるなどアレンジしてもよさそうですね。

白い引き戸を開けると

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こちらは約3.7帖の洋室A。後ほどご紹介する洋室Bと、ウォークスルークローゼット(WTC)でつながっています。

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洋室の床は、無垢のチーク材を使ったヘリンボーン張り♡ 「ヘリンボーン」は直訳するとニシンの骨という意味で、開いた魚の骨の形に似ていることからそう呼ばれています。「これぞリノベ!」と憧れる人も多いんですよ。

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WTCの扉を閉めるとこんな感じ。窓はないものの、扉を少し開ければ光や風の通り道が生まれそうです。

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寝室として使うなら、シングルサイズのベッドがゆったりと置ける広さ。集中したいときやオンラインのミーティングはこちらの洋室Aで、開放的な空間でお仕事したいときはLDKのカウンターデスクで……というのもよさそうです!

約5.1帖の洋室Bへ

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洋室Bは北東向き。こちらはダブルベッドを置けるくらいの広さです。

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腰窓の先は共用廊下のため、外を歩く人の足音が気になることがあるカモ。

恵比寿・代官山・中目黒を結ぶ トライアングルのど真ん中!

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左・JR山手線・埼京線・湘南新宿ライン・東京メトロ日比谷線が乗り入れる、都内屈指の人気駅「恵比寿」。駅直結の商業施設「アトレ恵比寿」にはさまざまなショップが入っており、お買い物に便利です。(徒歩7分)/中央・東急東横線「代官山」駅からは徒歩8分の距離。美味しいお店やインテリアショップが点在しており、目的なく歩いてみても楽しいですよ。/右・その隣駅「中目黒」もテリトリー。はぁ……ため息が出るほど贅沢な立地です!(徒歩9分)

ちょっと周辺を散策

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左上・「中目黒」といえば外せないのが、春の桜並木が美しい目黒川。(400m 徒歩5分)/右上・このエリアのランドマーク的な商業施設「代官山T-SITE(ティー サイト)」には、カフェを併設した書店「代官山 蔦屋書店」が入っています。(1km 徒歩13分)/左下・トリコローレの看板が目印のイタリアンレストラン「コルシカ」。1970年創業で、地元の人に愛される名店です。常連客には著名人も多いのだとか。(400m 徒歩5分)/右下・「Q.E.D.CLUB(キュー・イー・ディー クラブ)」は、ご紹介したマンションのお隣にあるレストラン。元ハンガリー大使公邸を改装した建物で、庭園を眺めながらフレンチや鉄板焼きを味わえます。ちなみに、バルコニーから見えた緑はこちらの木々でした。(50m 徒歩1分)

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カウカモ編集部より

カウカモをよくご覧になってくださっている方なら、一度は目にしたことがあるかもしれません。熱烈ファンが多い “秀和レジデンス” シリーズの中でも、「恵比寿」「代官山」「中目黒」という3つの人気駅を丸ごと楽しめる立地に建っている、あのマンションです!

個人的にグッときたのは、やはり街を一望する気持ちいい眺め。窓を開けた瞬間、ふわっと吹いてきた風に心が洗われるようでした。ああ、これだけは写真や文章だけで伝えるのが難しい……! ぜひ現地で体感してみてほしいです!


売主さまにインタビューしたところ、内装のテーマは “ヴィンテージインテリア” だそう。淡い光を放つソケットランプ、中間色で塗装されたドア、パチンと上下してオンオフを切り替えるアメリカンスイッチ、無垢材を使ったヘリンボーンの床が可愛いベッドルーム……こだわりが散りばめられた内装は、マンションのヴィンテージ感とよく似合っていましたよ。


住戸は約60㎡の専有面積を2LDKにした間取りで、ウォークスルークローゼット(WTC)付き。ウォークインクローゼット(WIC)は主流になってきましたが、最近カウカモでご紹介する物件でもたまに見かける「WTC」って、ご存知でしょうか?


WTCとはその名のごとく、通り抜けられるクローゼット。こちらの住戸は、洋室〜WTC〜洋室〜LDKがつながった回遊性のある間取りです。玄関扉に手を掛けながら「やっぱりあっちのジャケットの方がいいかも」と思ったら、取りに戻って数秒で出かけられますよ(笑)


東京屈指のおしゃれエリアにある、カウカモが惚れ込んだヴィンテージマンション。そして、心地いい眺望とリノベ感に溢れた内装。「きっとこの住まいを選ぶ人は、暮らしのセンスに溢れているんだろうな」なんて思いました。

writer / editor : 軽部 優海