やって来ました 呑川緑道!

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最寄りの「都立大学」駅から今回ご紹介するマンションまでは、駅前から続く「呑川本流緑道」を歩くのがおすすめ。約70種の草花が植えられ、夏は樹々が日差しを遮り、春には見事な桜が楽しめます。

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物件は「都立大学」駅からは徒歩8分、お隣「自由が丘」駅からは徒歩15分ほどの場所に位置しています。「都立大学」からの緑道ルートも、「自由が丘」からの自由通りを歩くルートも魅力的〜!

レトロかっこいいお顔立ち

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さて、こちらが今回ご紹介するマンション。地上6階建てで、総戸数は63戸あります。水平に連続する窓のデザインがいい感じですね。

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左上・坂の上から後ろ姿をパシャリ。角丸のファサードがなんともレトロ♡/右上・道路から、タイル敷きのアプローチを経てエントランスへ。/左下・こぢんまりとした共用ロビーの奥に管理人室があり、管理人さんは平日と隔週土曜日のご勤務です。この年代のマンションには珍しく、夜間はオートロックになるので安心感があります。/右下・エレベーターで住戸の玄関扉の前へやってきました。ご紹介するのは1階に所在する住戸ですが、坂道に建つマンションなので、実質2階相当。駐車場の上に位置しています。

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2022年9月現在、駐車場・駐輪場ともに空きがあります。利用を希望される方は、最新の空き状況をお調べしますのでお問い合わせくださいね。

こんにちは カウカモです

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左・ちょっと時代を感じる団地風の玄関扉を開けると、廊下の左右にダークトーンの建具が並び、一転してスタイリッシュな雰囲気。まずは、奥のガラス入りドアを開けてLDKへ進みましょう。/右・LDK前から振り向いたカット。

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今回の写真は、すべて新規リノベーション時に撮影されたものです。現在は売主さまが居住中のため、室内のインテリアは一新されています。また、現況と異なる可能性がありますので、現地でもご確認くださいね。

LDKへ!

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おおっ、窓が多くて開放的! 約15.5帖の空間ですが、それよりももっと広く感じられます。

主役級カウンターを囲む ダイニングキッチン

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ああ、カウンターも気になるし、タイル貼りのキッチンも気になるし、ガラス張りの奥の洋室も気になります!

くつろぎのリビング

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うーん、やっぱり窓が多い! わずかに雁行(がんこう)した部屋のカタチをうまく利用して、リビングスペースが自然とゾーニングされていますね。

バルコニーへ

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バルコニーは北向きです。コンパクトなサイズ感ですが、しっかり物干し用金具が取り付けられています。

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マンションは目黒通りから一本奥に入っているので、騒音はあまり気になりません。目の前の道路を通行する人の姿はあまり多くないようでしたが、視線が気になる方は浴室乾燥機を活用するのがいいカモ。

LDKに戻って

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絵になりますね♡ 左手の窓は磨りガラスになっており、カーテンやブラインド無しでも伸び伸び過ごせそうです。

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キッチンのタイルは馬目地貼り(半分ずつずらして貼り合わせる貼り方)で仕上げられ、センターにはアクセントのラインが入っています。どことなく欧米のカフェやバル風の空気を感じる、こだわりのポイント。

キッチンにズームイン

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食洗機完備のシステムキッチン。上部には吊り戸棚、隣には冷蔵庫置き場が用意されています。

妄想しちゃうカウンター

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ダイニングテーブルとして使えそうな、余裕あるサイズのカウンター。こちらのカウンターには、イタリア製石材を使ったタイルを採用しています。シンクが大きくて洗い物がしやすそう!

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(個人的には、こんなふうにカウンターの下が空いているのって素敵だなと思います。例えば向かい合って座ったとき……『あ、ごめん』なんて!)

ガラスの向こうの ベッドルームへ

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こちらの洋室は約4.8帖。奥にはウォークインクローゼット(WIC)が続いています。

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反対側にはクローゼットも備わっています。それにしても、コンセントやスイッチプレート、エアコンの配管に到るまでブラックで統一されているところにこだわりを感じますね。

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左・クローゼットオープン! ハンガーパイプと可動棚が組み合わさっていて効率よく収納できそう。/右・こちらはWIC内部。右手のドアはリビングにつながっていて、回遊できるようになっています。

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ウォークインクローゼットというより、“中で歩けるクローゼット” をイメージして造られた収納だそう。アンチ断捨離派、必見ですね!

飾りじゃないのよ

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実は、ガラスの一部は室内窓として開閉が可能なんです。フレーム越しにのぞくLDKがカッコよくて、つい大きい写真を撮ってしまいました(笑)

最後に水まわりをチェック

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左・水まわりはグレーのクロスでシックにまとめられています。洗面化粧台の隣に、身づくろいグッズを広げられるスペースがあるのがうれしい。/中央・バスルームはややコンパクトな1115サイズ。磨りガラスの入った小窓はパカッと開閉できるので、換気は花マルです。/右・収納棚付きのトイレ。ややタイトではあるものの、右手に光が入っているのがわかりますでしょうか? 写真には写っていませんが、トイレにも換気できる小窓が付いていました。

感度高めの お店が点在

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左上・「都立大学」で注目のお店といえば、「Cafe & Dining ICHI no SAKA(イチノサカ)」は外せません。オシャレな店内にテンションが上がりますよ。(500m 徒歩7分)/右上・この街のスイーツの雄は、洋菓子店「Addict au Sucre(アディクト オ シュクル)」。人気メニューは猫柄のパッケージが可愛いクッキーボックスなのですが、売り切れていることが多いです……(300m 徒歩4分)/左下・「MOUNT tokyo(マウントトーキョー)」は、リトルプレスの専門書店。感性を刺激する、さまざまな尖ったテーマの自費出版書籍が販売されています。(190m 徒歩3分)/右下・物件のすぐ近くに、気になるショップを発見!「ナショナルデパート」では、様々なフレーバーバターを製造・販売。チョコミントバターを試してみたのですが、パンにつけても、そのまま食べても……絶品でした。おすすめです!(150m 徒歩2分)

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カウカモ編集部より

できることならこのままここで、日暮れを待ちたい……LDKでそんなことを思いました。窓からいっぱいに差し込む昼の光が少しずつゆるんで、ゆっくりと夕闇に包まれていく。室内の照明をひとつずつ点けて、自分の夜を完成させる。手のひらの中でバターを溶かすような、色気、いや、“とろけ” を感じさせてくれる住まいです。


何と言っても魅力的なのは、“八雲エリア” の閑静な環境。「都立大学」「自由が丘」の間に位置し、感度の高いお店が周辺に点在しています。特筆すべきはスイーツショップの充実っぷりで、存分に甘い生活を送ることができそうです。また、駅までの通り道である「呑川本流緑道」は目黒区有数の美しい散歩道ですし、少し足を伸ばせば広大な「駒沢オリンピック公園」(1km 徒歩13分)も庭がわりに。この環境、本当に羨ましい!

住戸の間取りは1LDKですが、LDKと洋室との間の壁には大きなガラスがはめ込まれており、境界はゆるりと曖昧。部屋どうしお互いが溶け出すような印象を受けるので、空間に圧迫感がなく、約51㎡の専有面積以上に広がりを感じます。ガラス部分は室内窓として開閉してくれるので、開ければさらに開放感がアップしますよ。来客時などは洋室側の電気を消せば、ガラスが鏡のようにカウンターを映し出して、なんだかちょっとしたバーのような雰囲気になりそう。


そして夜の色気ももちろんですが、窓が多く採光に優れている、さわやかな一面も。LDKはカウンターを囲むダイニングキッチンスペースと、斜めに奥まったリビングスペースとが自然にゾーニングされています。そのいずれも、東・北の二面採光なのがポイント。朝日を浴びて朝食を取るのが日課になるかも! また、窓が多いと言えば、バスルームとトイレの両方に換気できる窓がある点も見逃せませんよね。


家時間をじっくり愉しむ大人の方に、ぜひ住みこなしていただきたいと思います。夜も、朝も……でもやっぱり、とりわけて夜でしょうか。ストーリーがトロリと溶け出しそうな、素敵な住まいですよ。

writer:小杉 美香/editor:軽部 優海