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今回ご紹介する物件の最寄りは、東急田園都市線「池尻大橋」駅。「渋谷」まで乗車時間約2分! 歩いて約20分程度とお散歩気分で歩けちゃう距離感。またバスの便も豊富で、渋谷はもちろん、中目黒や二子玉川までも一本で行けて、おでかけもラクラクですね。

今日の寄り道はどうしようか

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左上・ワンランク上のスターバックス「Neighborhood and Coffee Inspired by STARBUCKS 池尻2丁目店」。小さな贅沢をしたいときにぜひ。(450m 徒歩6分)/右上・ペーパードリップからエスプレッソまで、さまざまな抽出補法でコーヒーを提供している「Good People & Good Coffee(グッドピープル アンド グッドコーヒー)」。メニューには、コーヒーによく合うスイーツのほか、軽食も。(300m 徒歩4分)/左下・パンマニアの間で話題沸騰中の「TOLO PAN TOKYO(トロパントウキョウ)」。元ボクサーの店主さんの想いがぎっしり詰まったパンを買うことができますよ。(350m 徒歩5分)/右下・大通り沿いを歩いている途中、この佇まいについ足をとめてしまいました。「DJ BAR -Sour-(ディージェーバー サワー)」は、季節に合わせたカクテルをいただけます。(450m 徒歩6分)

駅出口から徒歩1分

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左上・なんという近さ! 距離にして50m! 角地に建っており、お隣には「目黒川緑道」が伸びています。/右上・エントランスは歩道沿いに。マンションの1階には、コンビニエンスストアが入っています。/左下・オートロックはないので、建物内に入るとすぐ目の前にエレベーターホールが。/右下・今回ご紹介する住戸の所在する、7階に上がってきました。共用廊下の正面には首都高が走っており、なかなかの迫力!

売主さま

ご紹介するのは現在築38年、総戸数33戸のマンション。2016年に耐震補強工事を実施済です。

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左・エレベーターを降りて、少し段差を上ったところに玄関扉があります。/右・では室内へ。建具も壁も白で統一され、“ザ・シンプル” 。廊下上がったところに、コンパクトな下足入れが備わっています。

右側の扉から洋室Aへ

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壁一面にグレーのアクセントクロスが貼られています。クローゼットはオープンタイプなので、約3.4帖の個室ですがそこまで狭く感じませんでしたよ。

売主さま

すべての窓に二重サッシを設置いたしました。

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マンションの南側に首都高が走っていますが、二重サッシのおかげで室内で音は抑えられていました。感じ方には個人差がありますので、現地でご確認くださいね。

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左・さてDK(ダイニングキッチン)へ・・・と思ったら、その手前に扉が。気になるので覗いてみましょうか。/中央・引き戸の先は、洗面脱衣所でした。やわらかいブラウンの色味が使われています。/右・バスルームは、浴室乾燥機能付き。

気を取り直して

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北西向きなので「日当たりはどうかな?」と思っていましたが、十分な明るさ!(ちなみに取材は午前中に行っています)

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奥に洋室B、手前がDKという間取り。このように引き戸を開け放っておいて、洋室Bをリビングスペースとすると余裕を持って家具を置けそうですね。

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キッチンは3口コンロ付きです。自炊派の方には設備や収納がちょっと物足りないかもしれません。

奥の洋室Bへ

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約5.2帖の広さ。こちらの掃き出し窓にも二重サッシが設置済。右側の引き戸の中は収納です。

駅近なのに ほっこりビュー

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駅から徒歩1分とは思えないほど、抜けていますねー。少し見下ろせば、優しいシーンが散りばめられている緑道が。

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物干し金具は腰壁の下に設わっており、外から洗濯物が目に付きにくくなっています。

室内に戻り

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左・こちらから見ても、引き戸を開けた状態で違和感なし。/右・閉めてみました。しっかり視線を遮りながらもガラスを通して光は届いていて、ほどよいバランス。洋室Aとお揃いのグレーのアクセントクロスが用いられています。

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ところどころ梁が低くなっているところがあり、こちらの梁下は約180cm。ですが、この梁をうまく活用し、両脇にライティングレールが設置してあるんです。このおかげで、一層明るくなっているのかも。

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最後にキッチンの横の引き戸を開けてみましょう。

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入って右側には洗濯機置き場があり、その正面にはトイレがあります。洗濯をしようとした途端お腹が痛くなってもすぐに駆け込めますね。・・・ってそんなこと滅多にないですね。失礼しました。上部をご覧ください。両方のスペースに吊り戸棚が備わっているので、それぞれで使うものをしまっておけます。ストックがなくなったときにさっと取り出せてスマート◎

こちらから見ても

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閉めた状態でDK側から。やはり細いガラスが活躍している!

いざとなったときの “ブックマーク”

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左上・“串カツとレモンサワー” がテーマの「関西の味 串カツ マハカラ 池尻店」。1階はカウンター、2階は個室なので、おひとりでもお友だちとでも使いやすいですね。(450m 徒歩6分)/右上・串カツの次は餃子!ということで、こちらは 「池尻餃子.」。女性でも入りやすい雰囲気が特徴のこちらのお店、餃子界では有名な「マダムローズ」の味を受け継いでいるんだとか・・・? 気になる方はぜひ調べてみてくださいね。(500m 徒歩7分)/左下・オーナーと奥さまで営んでいるイタリアンレストラン「Piccolo(ピッコロ)」。ディナーコースは2,500円〜でお財布に優しいと、地元の人に人気。外観だけでなく店内も可愛いですよ。(550m 徒歩7分)/右下・左側の富士山の絵が書いてあるお店は、ラムやブラジルの蒸留酒を飲むことができる「BAR Julep(バー・ジュレップ)」。(500m 徒歩7分)このカルチャー感の漂う壁画、高層マンション、「池尻稲荷神社」の鳥居、首都高が組み合わさったこの景色。「東京ならではだなぁ」と思い、パシャリ。

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最後のパートで紹介したお店は、東口を出て三茶方面に向かう細道にまとまっています。通りの名前があるわけではないのですが、歩いているだけで楽しいんです。歩いても歩いても数メートル先にいい感じのお店があって、“マイブックマーク” が増えていく(笑)飲みたい気分のときに、ふらっと来てそのときの気分に合うお店を探すのも楽しそうだなあなんて思いました。

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カウカモ編集部より

「池尻大橋に住んでいる」というと、どことなくセンスのよさを感じてしまうのは私だけでしょうか。恵比寿でも中目黒でもなく、池尻大橋。街並みやお店も東京らしい “洒落た雰囲気” はありつつ、人の温かみがあるというか、営んでいる人のこだわりや人柄が滲んでいるというか。それらがセンスのよさを生んでいるんじゃないかな、と思いました。


そして私がより池尻を好きになった理由は、駅のすぐ近く、大通り沿いにあるふたつの神社。記事内にて少し紹介した「池尻稲荷神社」と「上目黒氷川神社」(350m 徒歩4分)です。まわりとの景色や空気とのギャップがこれまたいいんですよね〜。


マンションはそんな「池尻大橋」駅から徒歩1分。首都高と緑道が交差しているような角地に建っています。室内が無音ですと車の走行音はそれなりに聞こえますが、テレビを付けたり音楽を聞いていたらそこまで気にならないかも。この点は現地でご確認くださいね。オートロックがなく管理人さんもいらっしゃらないので、セキュリティ面はモニター付きインターフォンや防犯カメラにおまかせ、となりそうです。


住戸は、きゅっとまとまった2DK。専有面積が約37㎡で各居室もコンパクトですが、オープンクローゼットやガラスが入った引き戸など細かい工夫が施され、帖数よりは広く感じました。引き戸が多用されているので、デッドスペースが最低限に抑えられています。


余計なところは省いてすっきりと、でも大切なところはわかってくれている。「白シャツは彼」というタイトルに “なるほど!” と思っていただけていたら、うれしいです!(笑)

writer / editor:外山 友香