閑静で穏やかな街 「鷺沼」

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左上・最寄り駅は東急田園都市線「鷺沼」。「渋谷」までは急行で乗車時間20分ほどと、通勤しやすい距離感です。マンションへ向かう際は北口改札を使うと、便利ですよ。(徒歩9分)/右上・中央改札から出ると、正面には複合商業施設「fullel フレルさぎ沼」が。スーパーや100円ショップ、ドラッグストア、雑貨店などが入っています。(950m 徒歩12分)/左下・「カッパーク鷺沼」は、プールの跡地にできた公園施設。教育、広場・公園、運動施設、福祉と4つにゾーン分けされています。敷地内の「鷺沼ふれあい広場」には、水遊びのできるじゃぶじゃぶ池と広い芝生がありますよ。(850m 徒歩11分)/右下・「鷺沼メディカルモール」には、さまざまなクリニックが入っています。処方箋薬局もあるので便利。(700m 徒歩9分)

売主さま

「鷺沼」では現在、バス路線を中心とした交通利便性の向上や多世代が交流する場を設けるなどの計画が立てられています。

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少し先ですが、2026年には「宮前区役所」が鷺沼に移転してくる計画もあるそう! 今後より住みやすい街になりそうですね。

緩い起伏を越え 「鷺沼北公園」の緑の奥に

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ジグザグと雁行した形状の、風格ある建物が見えてきました。2019年6月現在築23年で、まだまだ綺麗な印象です。

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駅からは、イチョウ並木が続く広い大通りをまっすぐ進むだけ。多少起伏があるもののキチンと区画整理された街並みなので、気持ちよくお散歩できました。道幅が広いので、車での移動もラクラク。すぐ近くに東名高速道路の川崎インターがあるので、旅行などお出かけ時の利便性もよさそうです。

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左上・ゆったりとしたアプローチが魅力的なエントランス。高低差があるため、所在は地下1階となります。/右上・奥に進むと、管理人室とオートロックが。写真には写っていませんが、左手前には宅配ボックスも設置されています。/左下・トップライトから光のシャワーが降り注ぐ、エレベーターホール。奥の扉からは地下駐車場に直接出入りすることができます。雨に濡れなくて済むのはうれしいですね。/右下・住戸が所在する3階へ。エレベーターを降りてすぐ右側にあるのが、今回ご紹介する物件の玄関です。

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月から土曜日までの週5日、朝9時から夕方5時まで管理人さんが常駐されているという手厚い管理体制です。取材時は優しい管理人さんのほかにも、テキパキとお掃除されている清掃業者の方がいらっしゃり、どこを見ても綺麗な状態でした。

売主さま

駐車場は、2019年6月現在空きがあります。区画によってサイズや金額が異なり、月額17,000〜23,000円で使用することができますよ。駐輪場は各住戸1台を無料で利用可能です。トランクルームもあるのですが、残念ながら現在も空きがなく、なかなか空きが出ません。

シンプルでスタイリッシュな空間 期待が高まります♡

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左・スタイリッシュな玄関ホール。石目調のタイルやウォールナットの床材など、素材の質感もよく、落ち着いた雰囲気になっています。/右・廊下の奥から振り返ってみました。玄関の横には洋室C、廊下に面してトイレと洗面脱衣室へつながる扉が並んでいます。こちらはまた後ほどご覧いただきますね。

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下足入れは、幅も高さもあって収納力◎ ご家族分の靴を片付けられそうですよ。

まずは正面に進み LDKからどうぞ♪

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大きなガラス框の戸を引くと……手前にキッチンスペースがあり、そして奥に明るいリビングダイニング(LD)が広がっています。

売主さま

家具をディスプレイとして置いています。インテリアの参考にご覧ください。

横に視線を向けると

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左・木目が美しいシステムキッチン。天板の長さはなんと約2.7m! /右・背面のスペースにもゆとりがありますよ。左側に進むとLDがあり、奥に見える白い扉の先は洋室Bです。こちらも後ほどご紹介しますね。

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天板には「デュポン社」製の人工大理石を使用しております。また食器洗い乾燥機が備わっているので、食後の家事はそちらにお任せくださいね。

う……美しいっ!

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改めてLDを拝見。思わず声が漏れてしまいましたが、広くて明るくて端正な空間に魅了されてしまいました。ガラスの仕切りを通して、右側の洋室Aまで視界が広がります。LDKだけで約18帖、洋室も合わせると約24帖の広さ!

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角度を変えてもう一度。洋室Aとの間にある黒い部分は1枚の引き戸で、ガラス部分は間仕切り壁になっています。建具を引き込むと、ガラス部分がすっぽりと隠れるようになっています。

売主さま

今回のリノベーション工事で設置した建具は、すべてオーダーメイドのものです。そのため、開口部を最大限に活用した空間に仕上げることができました。また2方向の窓から見える緑が美しかったので、その借景を活かすよう室内はシンプルに整えています。

どこまでも広がる青い空

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南向きのバルコニーに出て、思わず深呼吸。緑と青のコントラストに癒されます。目の前に道路が通っていますが、住宅街の一角で交通量も少ないため、走行音が気になることはほとんどありませんでした。音に関しては、現地でご確認くださいね。

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幅はコンパクトですが、奥行きが少し深いバルコニー。洗濯物を干すには、十分な広さです。

まだまだ続きがございます

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窓を背にLDKを見渡してみました。キッチンとLDはひと続きになっていながらも、分かれているため、ごちゃつきがちなキッチンがLDから見えないのはいいですね。

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引き戸を開けてみました。床にレールが付いていないので、開けた状態でもスッキリ。

約5.5帖の洋室A

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左・2方向の窓から差し込む太陽の光を、たっぷりと感じることができます。その窓の外には、大きな樹々が顔を出していますよ。/右・掃き出し窓の対面には、収納が。中段がある押入れタイプやクローゼットになっており、さまざまなサイズのものを整理しやすそうです。

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左・南西向きの窓の外には「鷺沼北公園」が。手前の土地は都市計画道路用地(梶ケ谷菅生線)ですが、まだ整備の予定が立っていないそう。/右・南東向きの掃き出し窓の外には、小さなバルコニーがあります。

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引き戸を閉めても、LDの様子を見ることができます。個室として使う場合などしっかりと仕切りたいときは、カーテンやブラインドを取り付けるとよさそう。

キッチン横にある洋室B

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左・洋室Bは約6.3帖。右側に見える扉の中には、可動棚が設置されています。それから……/右・開口部の中をのぞいてみると、ウォークインクローゼット(WIC)でした。広いっ!

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ハンガーパイプがいっぱい! 両脇には2本備わっているので、便利そうですね。

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左・細長い形状ですが、短辺は約2.4mありますので、ベッドの置き方に悩むことはなさそうです。/右・こちらにも小さなバルコニーが。左側に見える窓は、先ほどの洋室Aのものです。

玄関まで戻って 洋室Cへ

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左・広さは約5帖。共用廊下に面した窓があります。/右・奥行きあるクローゼット付き。

ホテルライクな水まわり

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左・キッチンと同素材で造作した洗面化粧台。大きな鏡は、視覚的に空間を広く見せる効果もありますね。/中央・1416サイズのバスルーム。浴室換気乾燥機付きです。雨の日でも安心してお洗濯できますね。/右・廊下に戻って、最後はトイレへ。床は玄関や洗面脱衣室と同じ、石目調のタイル仕上げ。水拭きもできるでので、お掃除しやすそう。

ママランチも ご家族でのお食事にも

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左上・駅近くにある「PATISSERIE LUTÈCE(パティスリー リュテス)」は、天然食材を活かしたスイーツをいただけるお店。ホールケーキのサイズが豊富です。ネットで予約することができますよ。(750m 徒歩10分)/右上・モチモチ食感のパスタが美味しいイタリアンレストラン「Italian Kitchen VANSAN(ヴァンサン)鷺沼店」。タパスは300円からというラインナップで、ファミリーでもおひとりでも使いやすいですね。(550m 徒歩7分)/左下・ワッフルが名物のカフェ「NEW YORK COFFEE(ニューヨークコーヒー)」。人気メニューの丸いワッフルとコーヒーをぜひ一緒にご賞味くださいね。(550m 徒歩7分)/右下・日本に本格的なフランスパンを広めたことで有名な巨匠フィリップ・ビゴ氏。彼の元で修行し暖簾分けを認められた1号店がこちらの「BIGOT TOKYO(ビゴ東京)鷺沼カフェ」です。2階のイートインスペースでは、モーニングやスイーツビュッフェをいただけますよ。(1km 徒歩13分)

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カウカモ編集部より

今回ご紹介する「鷺沼」は、子育てファミリーに人気の街のひとつ。東京メトロ半蔵門線で向かうと、「渋谷」から東急田園都市線に変わり「二子玉川」の手前で地上へ。緑豊かな住宅街の景色に様変わりします。急行停車駅なので渋谷まで約20分、各停でも約30分と便利です。都内への通勤ラッシュは避けられませんが、早朝には始発列車が出ているそうですよ。


ひとつ先は「たまプラーザ」駅。東急百貨店と一体となったショッピングモール「たまプラーザテラス」があるので、お買い物は都内まで出なくても事足りそうです。また比較的教育熱心な家庭が多く、公立の小中学校の評判がよいそう。お稽古ごとや学習塾の選択肢が豊富なことも、実際に住んだときにありがたく感じる要素かもしれません。

築年数が比較的浅い割には、修繕積立金が少しお高めに感じるかもしれません。ですが、マンション全体で現在約2億円ほど蓄えられています。こまめに修繕されていますし、安心してお住まいいただけそうですよ。


そして住戸は、お子さまにも個室を与えてあげることができる3LDK。細部にまでこだわって設計し、愛情深く造り上げたことが伝わってくる室礼(しつらい)でした。


例えば、オーダーメイドの建具。幅が広い廊下でも袖壁をつくることなく1枚で引き込めます。LDKにつながる扉を開けると、その存在が壁側にすっかり隠れるので、まるで扉がないような印象に。スーッと室内へと誘ってくれるようでした。このシンプルさを極めるため、あえて幅木をなくしたり枠の出っ張りが出ないように工夫したり……おそらく職人さんも悩みながら造りあげたのだと思います。


さらに素材へのこだわりも。床は、ワイドなウォールナット突板フローリング。そのシックな雰囲気に合わせてシステムキッチンや洗面台も、オーダーメイドのものが用いられています。天板には、吸いつくような優しい手触りが人気の「デュポン社」製の人工大理石を採用。これらの素材が、全体の優しく上質な雰囲気をつくっているのだと確信しました。


さらに、建物が雁行構造を採用しているおかげで、どの居室にも窓から明るい光が差し込むという恵まれた環境なんです。窓の外には大きな空と緑が広がっているので、思わずバルコニーへ出て『う~んっ』と背伸びしたくなるくらい気持ちよかったですよ。


シンプルでスタイリッシュな空間と、穏やかな空気感のマッチング。幸せのオーラが充満しているようでした。ぜひ足をお運びくださいね。

writer:南田 かおり / editor:外山 友香