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物件・建物情報

失敗しない中古マンション購入!内見時に確認すべき空間チェックポイント

2025/01/29

 

 

中古マンション購入は事前の内見(物件見学)が重要

マンションイメージ

 

中古マンションを購入する際、内見はとても大切なステップです。写真や図面だけではわからない部分を実際に確認し、納得して購入するために、しっかりチェックすることが重要です。今回は、内見時に押さえておきたいポイントをお伝えします。

 

まずは全体の雰囲気を把握する

 

内見で最初に行うべきは、物件全体の雰囲気を見ることです。物件の第一印象は、入居後の生活の満足度に大きく影響します。例えば、エントランスホールを入った瞬間に「ここに住みたい」と感じるかどうかは、非常に重要なポイントです。

 

具体的には、建物全体の清潔感や、エントランスホールの広さ、照明の明るさなどを確認しましょう。また、日中の見学であれば、部屋への自然光の入り方をチェックするのも重要です。リビングや寝室に十分な光が差し込むかどうかで、日々の生活の快適さが大きく変わります。

 

風通しイメージ

 

さらに、風通しや音の感じ方も忘れてはいけません。窓を開けたときに風がどのように流れるか、また近隣の騒音がどの程度気になるかも確認しましょう。これらは、生活の質に直結するポイントですので、実際に窓を開けて風の流れや音の状況を確認することをおすすめします。

 

部屋ごとの詳細チェック

 

物件の各部屋を詳しくチェックしていきましょう。部屋ごとの特徴や使い勝手を確認し、自分のライフスタイルに合うかどうかを見極めます。

 

リビング・ダイニング

 

リビングダイニングイメージ

 

リビング・ダイニングは、ご家族やご友人と過ごす時間が多い場所ですので、広さや家具の配置のしやすさは確認しましょう。例えば、ソファやダイニングテーブルを置いたときに十分なスペースが確保できるか、動線は十分に確保できるかどうかを想像してみてください。

 

また、収納スペースの広さや使いやすさもチェックポイントです。最近のリノベーション物件では、見た目はシンプルでも収納が豊富に設けられていることがありますので、クローゼットや収納棚のサイズや配置を確認しましょう。

 

キッチン

 

キッチンイメージ

 

キッチンは、特に料理をよくする方にとっては重要なスペースです。調理台の広さやシンクのサイズ、コンロの数などを確認しましょう。また、冷蔵庫からキッチン、食器棚まで一連の調理動線が良いかどうか、収納スペースが十分かもチェックするポイントです。調味料や調理器具を収納するスペースが少ない場合、日ごろの料理がストレスになることがあります。さらに、キッチンの換気設備なども確認しておくと良いでしょう。

 

寝室

 

寝室イメージ

 

寝室は、リラックスして休むための場所ですので、プライバシーが確保されているか、外からの騒音が気にならないかを確認しましょう。収納スペースが十分か、ベッドや家具の配置がしやすいかも大切なポイントです。

 

窓の位置や大きさもチェックして、朝の光がどの程度入るかも方角をみて確認しましょう。また、カーテンの設置場所やエアコンの配置も考慮しましょう。

 

バスルーム・トイレ

 

バストイレイメージ

 

バスルームやトイレは、清潔感が大切です。見学時には、まずカビや水垢がないかをチェックしましょう。また、バスタブの広さやシャワーヘッドの位置、トイレの使い勝手なども確認すべきポイントです。

 

最近のリノベーション物件では、バスルームやトイレもデザイン性が高く、機能的なものが多いですが、実際に使う際の利便性も重要です。シャワーの水圧やトイレの流れ具合、床材の掃除のしやすさなども確認しておくと良いでしょう。

 

マンション全体の管理状況を確認する

 

マンション全体の管理状況は、物件の価値や生活の快適さに大きく影響します。共用部分の清掃が行き届いているか、エレベーターやゴミ捨て場の状態はどうかなどを確認しましょう。

 

エレベーターイメージ

 

エレベーターが古くてガタガタしている場合、将来的な修繕費がかかる可能性があるため、注意が必要です。掲示板を確認し掲示物が更新されているか、注意事項を確認することで、日々の管理状況や住人の属性を予測することができます。

 

また、管理費や修繕積立金の金額も確認しておきましょう。これらの金額は、マンションの管理状態や今後の修繕計画に基づいて設定されていますが、気になる場合にはその理由を確認してみましょう。管理費が高すぎると毎月の負担が大きくなり、低すぎると管理が行き届かないリスクがあります。

 

リノベーションの可能性を考える

 

リノベーションイメージ

 

中古マンションの魅力の一つに、リノベーションの自由度が挙げられます。自分好みに空間をアレンジできるのは、中古マンションならではのメリットです。しかし、リノベーションを考える際には、構造上の制約や費用についても考慮する必要があります。

 

例えば、壁を取り壊して広いリビングを作りたい場合、構造上取り壊しができない壁があるかを確認しましょう。配管や電気設備の位置によっては、リノベーションの内容が制約されることがあります。さらに、リノベーション費用がどの程度かかるのか、事前に見積もりを取っておくことも重要です。

 

リノベーションの可能性を最大限に引き出すためには、専門家の意見を聞くことも一つの手です。リノベーションを専門にする会社や、物件の構造に詳しい建築士に相談することで、より理想に近い住まいを実現できるでしょう。

 

内見時に役立つチェックリスト

 

内見に行く際には、忘れがちなポイントを確認するためのチェックリストを用意しておくと便利です。メジャーやカメラ(スマートフォンでも可)、メモ帳などを持参することで、実際に寸法を測ったり、気になった点をすぐに記録したりできます。

 

チェックイメージ

 

担当者に確認すべき質問事項も事前にリストアップしておきましょう。「周辺の治安状況はどうですか?」「近隣にスーパーやコンビニはありますか?」「リノベーションの履歴はありますか?」などの質問は、後々後悔しないためにも重要です。

 

まとめ

内見イメージ

 

中古マンションの購入は、人生における大きな決断の一つです。内見時にしっかりとチェックポイントを押さえ、自分にとってベストな物件を見つけるためには、今回ご紹介したポイントを参考にしてみてください。また、リノベーションを視野に入れることで、さらに理想的な住まいを手に入れることができます。納得のいく物件を見つけて、快適な新生活をスタートさせましょう!

初回投稿日
2024/12/26
執筆者
カウカモジャーナル編集部

中古・リノベーションマンションの流通プラットフォームに関する知識をわかりやすく提供するため、カウカモ(cowcamo)で日々勉強中。築古マンションの魅力とリノベーションのメリット・デメリットについて深く学び、読者の皆様が最適な選択をできるようサポートしたいと考えています。最新の住宅トレンドや資産価値の維持に関する情報も発信していくので、ご期待ください。

監修者
カウカモ・エージェント部

中古・リノベーション住宅の専門エージェントチームとして顧客の理想の暮らしを実現するため、物件選びからリノベーション、インテリアまで幅広く提案。ITツールを活用しつつ、一人ひとりに寄り添ったコンサルティングで、住まい探しから購入後までを一貫してサポートします。顧客志向と専門性を重視し、理想の住まいとの出会いをプロデュースします。

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