この組み合わせ クセになる

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東急田園都市線・大井町線「二子玉川」駅から歩くこと約17分。インド砂岩の外壁と竹のコントラストが特徴的なマンションが現れました。

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通りから見てもかなり存在感のある今回の建物。ヴィンテージマンションを思わせる素振りで、実は1996年竣工。新耐震基準に適合して建てられています。

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左上・外壁の素材と緑のコントラストが印象的なメインエントランス。/右上・オートロック付きのサブエントランスを抜けると、海外のリゾートホテルを思わせる広々としたロビーが「おかえり」と迎えてくれます。/左下・今回ご紹介する住戸側からロビーを見てみました。サービスルームの窓を開けると格子ごしにロビーが見えます。/右下・中庭の吹き抜けからのカット。取材時には小雨が降っていましたが、それはそれで雰囲気がありました。晴れた日も気持ちよさそうですね。

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ロミオやジュリエットがひょっこり顔を出しそうな、まるで舞台セットのような中庭の吹き抜け。 建物内にいくつアーチがあるのか数えてみたくなりました。

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メインエントランスの先には管理人室とオートロックがあり、セキュリティに配慮されています◎ 宅配ボックスもありますよ。

アーチをくぐってお邪魔します!

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ご紹介する住戸は1階に所在しています。玄関に備わっている下足入れのカウンタースペースが何気にうれしいポイント。ディスプレイしたり、マスクのストック場所にすれば忘れることも減りそうです。

突き当たりのドアを開けると

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約13帖のLDKがお出迎え。フローリングの下には床暖房が潜んでいますよ〜! 1階なので床冷えが心配でしたが、これでひと安心。

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リビングダイニング(LD)の奥からのカット。右手に洋室A、前方には対面キッチンがあります。

キッチンにもアレ、あります

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そう、ここにも潜んでます床暖房! 寒い時期の家事の強い味方になってくれそうですね。背面は、冷蔵庫のほかに収納ワゴンやキッチンボードを自由にレイアウトできる広さがあります。

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対面キッチンで、家族やお子さまの様子を見守りながらお料理できるのが推しポイント!

「ごはんですよ」

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心にホカホカごはんを持ってLDに戻り、洋室Aの引き戸を開けたり閉めたりしてみました。来客時など、状況に応じてパッと仕切れるのは、柔軟性があっていいですよね。

いざ、バルコニーへ (好き!)

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LD側から東向きのバルコニーに出てみました。奥行きがあって、椅子やテーブルも置けそうです。スモーキーカラーのタイルと木目調の屋根が可愛い。ロビーに続き、ディテールへのこだわりを感じます。

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バルコニーからの眺望。目線の上まで植栽がモリモリです。

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1階なので外からの視線はどうかな? と心配でしたが、高さのある植栽がみっしり囲んでくれているので、さほど気にならなさそうでした。ただ、車の走行量が多い通りに面しているので、音はちょっと気になるカモ。

心の洗濯物を取り込んで バルコニーから帰還しました

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右手にチラ見えしている、洋室Aへ進んでみましょう。

約6帖の洋室A

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こちらからもバルコニーに出られます。小窓は二重サッシになっていますよ◎

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洋室Aの奥から。クローゼットの中は奥行きがありました!

隣の洋室Bも見てみましょう

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こちらも約6帖。窓はどちらも二重サッシなので、寝室にすれば静かな眠りにつけそうですね。窓際にはテレビを置いて……

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部屋の手前にベッドを置いて、うとうとするまで映画でも観ちゃいましょうか。

寝室(仮)でうとうと…… する前に出てきました

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再び廊下に戻って、左手前がトイレ。吊り棚が備わっています。

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トイレのお向かいにある、シックな印象の水まわりへ。バスルームは1317サイズです。

心のシャワーを浴びてから サービスルームへ

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約4.2帖のサービスルーム。窓の外は共用廊下ですが、格子で隠れているのと、角住戸なので住人の通行は少ない印象でした。

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サービスルームは仕事や勉強に集中できそうなおこもり感があり、テレワークや子ども部屋にいいサイズ感カモ〜。

突然ですが、公園です

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この公園、なんと敷地内! 今回ご紹介する物件は、敷地の約60%が緑なんです。遊具はないものの、ちょっとした息抜きや読書、縄跳びやシャボン玉も楽しめそう。

周辺のご褒美スポット

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左上・多摩川の中で最も広い河川敷とされている「二子玉川緑地」内にある、「多摩川二子橋公園」。のんびり派もアクティブ派も、この自然をご褒美に。(450m 徒歩6分)/右上・『お邪魔します』と言いたくなるような面構えの、「カマタ食堂」。和食や海鮮料理でホッとひと息。(120m 徒歩2分)/左下・築40年の鉄工所をリノベーションした「Cafe Soul Tree(カフェ ソウル ツリー)。テレワークや家事の合間にさっとアクセスできる距離がうれしい。内装や什器にも注目してみてくださいね。(91m 徒歩2分)/右下・駅付近にある「Cafe Lisette (カフェ リゼッタ)二子玉川店」。『令和になってもプリン ア・ラ・モード命!』という方のご褒美にもぴったり。(1.1km 徒歩14分)

いろんな顔をあわせ持つ 「二子玉川」エリア

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左上・駅直結の「二子玉川ライズ・ショッピングセンター」。日用品を買い足すこともでき、週末にはファミリー向けのイベントも多いので、生活の一部になりそうです。(1.3km 徒歩17分)/右上・2009年に隈研吾氏の設計によって建て替えられた、「玉川高島屋マロニエコート」。”二子玉川のもつ開放感”をコンセプトにしていて、自然を感じながら食事やショッピングを楽しめます。(1.1km 徒歩14分)/左下・「兵庫島公園」には、小川や芝生が広がっていて、駅から徒歩数分で、多摩川の恩恵を受けられます。(1.2km 徒歩15分)/右下・お店は紹介してもしきれないので、ここでは可愛いお花屋さんをひとつ。「filigrane(フィリグラン)」では季節の花を使ったワークショップも楽しそう!(900m 徒歩12分)。駅周辺の利便性については言わずもがなですが、緑あふれる広場や公園、屋上まで緑をあしらったショッピングセンターが点在するなど、存分に自然を感じられるエリアでもあります。

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カウカモ編集部より

住戸に入るまでに見所がありすぎた今回の物件。『え、竹すごい!』から始まり、ひとつひとつのディテールが気になって触れてみたくなってしまうような、不思議な魅力がてんこ盛り・・。


いざ住戸に入ってみると、汎用性の高そうなLDと洋室の配置や床暖房、バルコニーから見えるモリっとした植栽など、住戸位置への不安要素をすっと取り除いてくれるような懐の深さを感じました。


ウィークポイントに感じたのは、駅からの道のり。ほぼ平坦ではあるものの、歩道幅が狭い箇所があったり、走行量の多い道を通ります。「世田谷総合高校」停留所(70m 徒歩1分)からは

「二子玉川駅」行きのバスが数分間隔で出ているので、バスを併用するのもおすすめです。


大通りが近い分、様々な方面への車のアクセスもよさそうです。目的地ごとにベターな交通手段をセレクトできれば、快適に暮らせるのではないでしょうか。

writer:守田 可愛 / editor:酒井 大作