楽しい・美味しい・便利な “駒沢大学エリア”

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左上・今回ご紹介する物件の最寄りは、東急田園都市線「駒沢大学」駅。「渋谷」駅までは乗車時間8分というアクセスのよさ! さらにこのエリアには「渋谷」行きのバスも豊富に通っているので、その日の気分で交通手段のチョイスが可能◎(徒歩7分)/右上・味はもちろん、きめ細やかなサービスに定評があるカジュアルフレンチ「bistro-confl.(ビストロ コンフル)」。人気店なのでディナーは予約してから訪れましょう。(650m 徒歩9分)/左下・美味しいピッツアを食べるなら、迷わずピッツェリア「Napolistaca Komazawa(ナポリスタカ)」へ。ナポリブルーのタイルが印象的な店内で、本場の雰囲気と味を楽しめます。(750m 徒歩10分)/右下・「駒沢オリンピック公園」はこのエリアのオアシス的存在。広大な敷地内には野球場やテニスコート、芝生やイベント広場があり、週末はたっぷりお世話になりそう♪(640m 徒歩8分)

戸建てが建ち並ぶ住宅街に 突如現るエントランス

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駅からマンションへは、玉川通りか自由通りを経由する2つのルートがあります。どちらも後半は閑静な住宅街を通るので、夜道は少し暗いかもしれませんのでご注意を。そして7分歩いたところでたどり着くのがこちらのエントランス。正面に管理人室が入る棟があり、そのまま道なりに右へ曲がって住戸へと向かいます。

売主さま

1978年竣工、総戸数23戸の全室メゾネット型マンションです。2015年には大規模修繕工事を実施しています。また、管理人さんは巡回勤務です。

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カウカモでも中々出会うことの少ない “全室メゾネット” ! ロビーやエレベーターホールなどの共用設備はなく、“ザ・マンション” という感じがゼロなのは新鮮です。

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植栽豊富な敷地内を進むと、玄関扉がずらりと並んだ場所にたどり着きました。右手前が今回ご紹介する住戸の玄関扉です。さっそくお邪魔してみましょう!

モノトーンでまとめられた クールな玄関ホール

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左・土間と廊下はひと続きのタイル貼り。素足にひんやりとした質感が伝わり、心地いい♡ 左側は水まわり、正面はLDK、そして見えてはいませんが、右側には階段と収納スペースへの扉が並んでいます。/中央・玄関扉の横の窓からは明るい日差しが注いでいます◎ ダークグレーの天井がカッコイイですね。/右・階段下にはこんなに広い収納スペースが! アウトドアグッズやスーツケース、ゴルフバッグなど、かさばるものはどんどんこちらへ。

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玄関ホールにある5つの建具はモノトーンカラーに塗装されています。その濃淡のグラデーションがとっても素敵でした!

売主さま

塗装を施した建具には、真鍮製のドアノブを合わせ、こだわって造作しました。

庭のグリーンに癒されて……

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玄関ホール正面の扉を開けると、約14.7帖のリビングダイニング(LD)が広がります。掃き出し窓の奥に見える緑がまぶしい!

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窓上のカーテンレールが露わになっていないのも、小さいけれどうれしいこだわりです。また、LDKや個室の照明が調光機能付きなのも◎

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窓側から見てみましょう。薄いグレーのアクセントクロスと、折り上げ天井のダークグレーのクロスで、落ち着いた空間に演出されています。キッチンまわりはタイルをふんだんに使って、可愛らしさもプラス♡ さあ、外に出てみましょう!

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グレイッシュなクロスに、あたたかみを感じるオーク無垢材フローリングが好相性♪

愛しがいのある専用庭

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1階住戸の特権はやっぱり庭! こちらの住戸には専用庭が付いていて、現在はこのうっそうとした緑一色。これをどう変身させるかは、あなたの想像力と行動力次第です。

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専用庭には物干しスペースも備わっています。ただ、屋根はなし。雨が降りそうな日はバスルームに干して、浴室乾燥機を使った方が安心です。

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隣の住戸との境目には高さ30㎝ほどの仕切りがあります。目隠しをしたいなら大きめの植栽を植えたり、塀代わりになるものを置いたりするといいカモ。ちなみに、庭には水栓があるのでガーデニングは便利に楽しめそうですよ♡

室内に戻ってきました

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リビングスペースにもグレーのアクセントクロスが。ここに陽や照明の光が当たったときに生まれる陰影が、とってもいい雰囲気でした。ダイニングスペースとキッチンの間の壁にはタイルが貼られ、カウンターが備わっていますよ。続いて、キッチンを見てみましょう!

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キッチンには玄関ホールへ続く扉もあるので、買い物帰りの動線がスムーズですよ。

料理に集中できそうなキッチン

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約4帖の独立型キッチンは、ダイニングとの間に扉がないのでほどよいこもり感があります。オープンキッチンもいいのですが、キッチンがごちゃついても独立型だとリビングダイニングに影響せず、空間をスッキリと保てますよ◎

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キッチン背面にはゆとりあるスペースが確保されています。ただ、廊下へと続く扉は内側に開くため冷蔵庫や食器棚を選ぶ際には横幅にご注意くださいね。

玄関ホールに戻って 水まわりをチェック

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左・カウンターと洗面ボウル付きのトイレ。収納もしっかり備わっています。/中央・洗面脱衣所はグレーのサブウェイタイルが可愛い♡ 可動棚がたくさん備わったオープンラックがあり、リネン類は美しく収納できそう。/右・1416サイズのバスルーム。うれしい窓付き! もちろん浴室乾燥機能も。

3つの個室がある2階へ

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左・階段も廊下と同じタイル貼りで、ひんやりと涼しげな印象。階段横には、先ほどチェックした階段下収納へと続く扉が。/右・2階まで上がると、1階と同じくグレイッシュな建具が4つ並びます。正面にはふたつ目のトイレに続く扉が。右手前から3つの個室を順番に見ていきましょう。

約6.8帖の洋室A

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左・扉を開けると、廊下から続くタイル貼りの床が。そこからフローリング部分へと続きます。タイル部分には約2帖のウォークインクローゼット(WIC)が。/右・WICは扉のないオープンタイプ。ハンガーポールにはたっぷりの服を、そして棚にはバッグや帽子を、まるでショップのように飾れそう♡

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床材と段差で変化が付けられ、まるで個室に玄関があるみたい!

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左・ぐぐっと進んで行きましょう。LDKと同じく、2階の全個室もグレーのクロスを壁と天井にあしらってスタイリッシュに仕上がっています。/右・南向きなので、窓からほどよく光が入りますよ。

約7.1帖の洋室B

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左・こちらにも土間のようなタイルが貼られたスペースがあり、可動式のオープンラックも備わっています。/右・バルコニーがあるので、洋室Aよりも開口が広くさらに明るい空間です。

専用庭を見下ろす バルコニー

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正面には高い建物がない上、眼下に専用庭があるおかげで向かいの建物とは距離がしっかり取れていますよ。気持ちのいい空を仰げます。取材日はあいにくのお天気でしたが、晴れの日にはしっかり陽が当たりそう。

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バルコニーにも物干しがあり、庭にはなかった屋根も付いています。ただ、水まわりが1階に集結しているので洗濯物はやっぱりお庭に干すのがよろしいかと◎

室内に戻ってきました

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左・正面には壁面には白い引き戸があります。開けてみると……?/右・中は約1.2帖のWICでした。実は3つの個室すべてにWICが備わっているのです。なんと贅沢な!

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3つのうち最も広い洋室Bか、WICの収納力が高い洋室Aを主寝室として使うのがおすすめカモ。

約6.1帖の洋室C

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左・洋室Bとよく似た造りの洋室C。入ってすぐ右に可動棚があり、奥には……/右・最後まで統一性のあるモノトーン×無垢材の空間が。こちらは北向きですが、ほどよく光が入ってきます。

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左・窓側から見てみると正面には引き戸があり、中には洋室Bと同じく……/右・約1.2帖のWICが。WIC内の天井までダークグレーのクロスが貼られてあり、細部にまで抜かりなし!

おうちごはんもいいけれど 外食が楽しすぎて止まらない

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左上・地元の人から愛される「駒沢食堂 george(ジョージ)」では、カフェのような店内でイタリアンをいただけます。お天気がいい日はテラス席がおすすめ♡(550m 徒歩7分)/右上・しっとりふわふわのシフォンケーキが種類豊富に並ぶ「chiffon cakes fuwari(シフォンケーキ フワリ)」。色々な味を試したいときは、ハーフ&ハーフをチョイスしよう◎(600m 徒歩7分)/左下・リボンのようにカットされたポテトフライが可愛い「BROOKLYN RIBBON FRIES KOMAZAWA(ブルックリンリボンフライ)」。インダストリアルな店内で、ボリューミーなハンバーガーと一緒に召し上がれ。(640m 徒歩8分)/右下・日々のお買物はスーパー「オオゼキ野沢店」が便利そう。駅から自由通りを経由する道のりには「マルエツ 真中店」、「学芸大学」駅方面には「サミットストア 野沢龍雲寺店」もあります。(350m 徒歩5分)

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カウカモ編集部より

ファミリーから根強い人気を集める “駒沢大学エリア” に、“全室メゾネット” というあまりお見掛けしないマンションが登場。「駒沢大学」駅から徒歩7分というほどよい距離があるおかげで、交通量の多い玉川通りの騒々しさとは無縁の静けさ。それは、バルコニーに出ると虫の声と雨音しか聞こえないほどでした。


「駒沢大学」駅の駒沢公園口から自由通りを通るルートなら、途中に「マルエツ 真中店」(550m 徒歩7分)や「キャンドゥ 駒沢店」(500m 徒歩7分)、「ココカラファイン薬局 駒沢大学駅前店」(750m 徒歩10分)など日常使いできるお店があって便利です。そしてこのエリアには「駒沢オリンピック公園」をはじめとして、小さめの公園も点在していて自然豊か。グルメなお店開拓と同時に、お気に入りの公園開拓も楽しんで♡


さて、マンションのエントランスから敷地内の通路を進んで行くと、2階建てのロングな建物が現れます。昔の長屋のような、それとも新興住宅地に一斉に戸建てを立てたコンパクトタウンかのような。低層住宅地ならではのマンションの形がそこにはありました。2019年8月現在、築41年という長い歴史があるのですが、直近では2015年に大規模修繕工事が行われていて、外観に目立った傷みはありませんでした。エレベーターがない、そして管理人さんが巡回なこともあってか、専有面積に対して共益費はやや抑えめな印象。修繕積立金に重きを置いているのも◎ ですね。


住戸内に入ると、グレイッシュなクロスが印象的な空間が現れます。住戸一体に統一性が生まれ、足触りが心地いいオーク無垢材やキッチンの真っ白なタイル、廊下の大判タイルが絶妙に調和し合い、クールだけどほっこりもする空間に。その醸し出すほっこり感は、緑いっぱいの専用庭があることも関係しているかもしれませんね。この庭をどう楽しむかは、今から妄想してもいいし、暮らしながらのんびり考えてもいいし、どうぞご自由に愛してくださいませ。


そして1階と2階のメゾネットタイプなので、ほか住戸へ響くお子さまの足音を気にせずに暮らせるというのもうれしいポイント。全個室が2階に集中しているので、プライベートスペースを分けたいご家族にはぴったりの間取りです。戸建て感を満喫できるのに、実はマンション。そんなギャップもまたいいのです♡


最後に……個人的にツボだったのは、モノトーンに塗装された建具たち。玄関ホールにずらりと並ぶ姿は、凛として美しく、絶妙な濃淡によって生まれたグラデーションがとっても印象的でした。そして室内にさらに家があるかのような、各個室の土間っぽいつくりもオリジナリティが溢れとっても素敵。住戸全体を振り返ってみると、細部までこだわりを感じる上質な印象だけれど、華美ではない。もちろん、シンプルすぎてつまらないわけでもない。まさに絶妙でした。そんな専有面積100㎡超えの空間を体験しに、どうぞ足をお運びくださいませ。

writer:島村 麻美 / editor:野原茂香