世田谷区経堂(経堂駅)
はじまりはデッサン
経堂シティハウス
売主さまが自らペンを取り、自由に描いた住まいの形。思いと夢の詰まったその絵を受け取り、職人らの手によって家族の夢は実現した。迫力のアイランドキッチンも、床のデザインも、木枠に揺れる波ガラスも。経年こそが愛おしいディテールの数々は、これからも住まい手の思い出を刻んでいく。
現在ご紹介可能な物件は、中古・リノベーション住宅のオンラインマーケット「cowcamo(カウカモ) 」よりご覧いただけます。
経堂・成城
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売主さまのご紹介
Sさまファミリー
ご夫婦+4歳の女の子の3人家族。2018年にご家族の希望に合わせてこちらの物件をフルリノベーションし、2021年には追加リノベーションも実施。自らタイルを貼ったりウッドデッキを造ったりされたほど愛着のあるお住まいですが、このたび戸建て物件にお住み替えされることに。
舞台は「経堂」
左上・最寄りの小田急線「経堂」駅(徒歩5分)から「新宿」駅までは乗車時間10分ちょっと。千代田線への乗り換えもよく、「表参道」や「日比谷」などへのアクセスも便利です。/右上・2011年、駅横にできたショッピングモール「経堂コルティ」。スーパー「Odakyu OX」のほか、食料品店などがテナントとして入っています。(徒歩5分)/左下・駅前から続く「経堂農大通り商店街」を通ってマンションまで。(徒歩2分)/右下・城山通り沿いにあるスーパー「ライフ 経堂店」は、24時まで営業しています。(徒歩4分)
売主さま
階段をワンフロア上がり さっそくお邪魔します
左・玄関ドアを開けるといきなりこの開放感!/右・フロータイプの大きな下足入れ。左手のフェンスの中は最後にご紹介しますね。
cowcamo
広い土間、ガラス入りの親子扉、珍しい張り方の無垢オーク材フローリング、躯体+塗装の天井など、こちらの物件の世界観が瞬時に伝わってきます。
売主さま
経年変化が楽しめる素材をたくさん使いました。LDKの入口には親子扉を入れたくて、それに合わせて廊下幅もゆったり設計してもらったんですよ。
三面角住戸です
ガラス入りの親子扉を開けると南・東・北の三面から自然光が注ぐダイナミックなLDKが広がっていました。その広さ、なんと約27帖! 部屋中を風が吹き抜けてすごく心地いい◎
ダイニング横の壁にはくぼみがあり、壁掛けテレビがぴったり収まっています。南向きのバルコニーまで視線がまっすぐ抜けて、廊下と同じく開放的。
売主さま
こちらの物件を購入する決め手に、広さとリノベーションのしやすさがありました。実は間取りは自分で書いたものをプロに整えてもらったんです。
売主さま
主人は自分の手でブリックタイルを貼ったり、ウッドデッキを造ったりしていたので、私以上に思い入れがあるんじゃないかな。
cowcamo
室内どこを見ても本当にきれいにお使いで、住まいに対する愛が伝わってきます!
迫力のアイランドキッチン
LDKの真ん中にドンと構える大型のキッチン。壁際に置かれているカウンター収納は動かせますが、物件と一緒にお引き渡しが可能です。床にはお掃除のしやすい塩ビタイルを使用。
売主さま
夢のアイランドキッチンを実現できてうれしかったです。壁際のカウンター収納はモールテックスで塗装し、後から扉を付けたんですよ。
cowcamo
キッチンの上だけ天井が低くなっていて、大空間のよいアクセントになっていますね。
南向きのリビング
無垢オーク材のフローリングは、ヘリンボーンともパーケットとも違う珍しい貼り方。どこか “校舎” のような雰囲気が懐かしい。日当たりがよく、植物たちもうれしそうです。
バルコニーへ
正面には建物がありますが、日当たりは良好です。
売主さま
正面の戸建て住宅からの視線が気になったことはほとんどありません。
振り返って
バルコニーからも、奥の洋室まで視線がまっすぐ抜けます。リビングの天井高は約2.4mありますよ。
4枚引き戸の 大型リビング収納
棚板の高さは好みに合わせて調整可能。売主さまは左側をパントリーのように使っていらっしゃいました。
ふたたびキッチン
アイランドキッチンは廊下側も収納になっていて、食器などをしまえます。おかげで空間がスッキリ。白いボックスが浮いているようなデザインも素敵ですね。
キッチン向かいの ドアをオープン
真っ白な洗面脱衣室につながっていました。モールテックス仕上げのカウンター、サブウェイタイルの壁、実験シンクなど、どこかマリンな雰囲気が漂っています。
売主さま
窓入りのドアは廊下につながっていて、2年前の追加リノベーションの際に取り付けました。LDKと廊下の2か所から出入りできるようになったことで、家事動線がよくなりましたよ。
左・新設されたドアの前から見るとこんな感じ。広い!/右・ピカピカのお風呂はゆったり足を伸ばせるサイズ感。
ふたたびダイニング
ここの一角も本当に絵になりますね。次に木枠+波ガラスで仕切られた洋室Aを見てみましょう。
約5帖の洋室Aは収納などのない、シンプルな一室。室内窓の上にはブラインドが設置されているので、目隠しすることも可能です。
売主さま
将来ここを区切って子ども部屋をつくろうと思っていたのですが、コロナ禍で在宅ワークとなったため、時期を早めて2年前に施工しワークスペースとしました。
一度廊下に戻って
左奥の扉を開けると、そこはトイレ。こちらもモールテックス仕上げのカウンターで、手洗い器&引き出し付きです。
洋室プラス……
約5帖の洋室Bはベッドがすっきり収まるサイズ感。こちらもテレビが壁掛けできるようになっています。奥のカーテンを開けると……
!
特大のオープンクローゼットを備えた約7帖の洋室Cが。コの字のハンガーラックは窓横の部分だけ置き型ですが、物件と一緒にお引き渡しが可能です。
左・もう一辺の壁際には小物や靴を収納。まるでショップのような空間ですね!/右・窓の向こうにはマンションが建っていますが、曇りガラスになっているのでプライバシーはしっかり守られます。また図面上はサービスバルコニーという表記になっていますが、窓に高さがあるため出入りすることはなさそう。
売主さま
玄関横に寝室を配置することに抵抗があったので、思い切って広いクローゼットとして使用しています。廊下との間にスリットガラスを入れるのも、実現したいことのひとつでした。
cowcamo
広さとしては十分個室として使えそうなので、追加リノベーションで廊下からアクセスできるドアを設置するのもよさそうです。
ここにも収納が
玄関土間にあるフェンスの向こうには、ベビーカーやスーツケースなどをしまうのによさそうな空間が。売主さまは自転車を置いていらっしゃいました。
全16戸の低層マンション
左上・ベージュのタイル貼りで横にどっしりと建っています。2013年に大規模修繕工事を実施済み。/右上・植栽に囲まれたエントランス。/左下・オートロックや管理人室のないシンプルなつくり。/右上・階段で住戸のある2階まで。
cowcamo
ベビーカーを持って上り下りするのは大変じゃなかったですか?
売主さま
1フロア分だけなのと、階段幅があるので、意外と大丈夫でしたよ◎
近隣にもワクワクがたくさん
左上・国内外のハンドクラフトやアンティークを扱う「Rungta(ルンタ)」。定期的に覗きに行きたくなりそう。(徒歩2分)/右上・お蕎麦屋さん「しらかめ」は列を成す人気店。(徒歩1分)/左下・こちらも入店待ちだった鉄板焼肉「大当り」。(徒歩2分)/右下・線路の反対側にある「石仏公園」。夏には水遊びする子どもたちの姿も。(徒歩5分)
売主さま
少し歩けば商店街の賑やかさがありますが、マンションの周辺はとても静かで、その点も気に入っています。休日には「砧公園」や「馬事公苑」まで足を延ばすこともありますよ。
カウカモ編集部より
単につくっておしまいではなく、長く経年変化を楽しめるように選ばれた素材たち。売主さまはとても丁寧にお住まいですが、これからつくであろう傷や汚れさえも、思い出とともに愛しくなりそうです。
都心との距離感、駅から近いのに静かな環境、それでいて生活に必要なものはすぐ手に入る利便性。さらに90㎡を超える広さで、それに合うゆったりしたキッチンや水まわり。LDKは珍しい “ダイニング→キッチン→リビング” という配置で、生活にメリハリが生まれそうですし、個室は家族構成に合わせて柔軟にアレンジが効きそう。すべてがぴったりフィットして、次の住まい手さんの暮らしをも優しく包んでくれると思います。
なお、こちらの物件は売主さまが居住中のため、内見の調整にお時間をいただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
writer : 伊勢谷 亜耶子 / editor : 守田 可愛
あまりに暮らしやすいので、実は以前の住まいからこちらへは同じ丁内で引っ越したんです。徒歩5分圏内に大型スーパーが4つありますし、病院や公園も充実しています。駅横の「経堂コルティ」は大屋根がかかっているので、雨の日でも屋内のデッキで子どもを遊ばせられて重宝しました。