売主さまのご紹介

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Nさまファミリー

ご夫妻+お子さまの3人ファミリー。新たに家族が増えるうれしいニュースに伴い、さらに広さのある住まいへと住み替えをされることになりました。実はなにを隠そう、旦那さまは弊社の元エンジニア。こちらのお住まいがリノベを経て2018年に完成するまでのストーリーは、カウカモマガジンで密着取材させていただいたこともあるんです。もしかしたら、ご覧いただいたことのある方もいらっしゃるかも?

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雑誌で見て『いいなぁ』と思っていた一点モノを、ついに店頭で手に取れた時のようなよろこびです……それではお邪魔します!

こんにちは カウカモです

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左・住戸はマンション4階に所在する角部屋。玄関扉は2020年に重厚なものに交換されていて、さっそく好印象◎/右・扉を開けると、モルタル仕上げの広い土間が。左奥のスリット状の空間は、自転車好きという売主さまこだわりのロードバイク置き場です。

堂々の開放感!

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こちらは約18帖のLDK。南・西・北の三面に窓があり、窓辺には造作のデスクやベンチが設えられています。足元には床暖房を完備しているので、寒い季節でも足元からポカポカです。

旦那さま

リノベは、信頼できる元同僚の建築士さんに依頼しました。希望を伝えた上で、こだわりのない部分はマルっとお任せして。いろいろな提案をしていただいた中で、ワンルームとして広く使えるレイアウトに決めました。

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内装は木の優しい味わいを大事にしつつ、天井はうっすら化粧を施したコンクリート現しで仕上げられています。無機質になりすぎず、今っぽさも妥協しないバランスがお見事。

サンキュー、ルーフ!

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北側の窓辺に座ると、思いがけずラッキーな眺めが! 窓の向こうにはマンションの屋根の一部がドーンと広がっています。共用部なので眺める専用ではありますが、おかげで視界が大きく開けて、プライベート感が高まっていますね。

ご家族

周囲に高い建物がなく、日当たりと風通しがとてもいいんです。晴れた日はLDKから富士山も見えますよ。

キッチンは ピスタチオカラー

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板に淡いグリーンの塗装を施して仕上げたキッチン。うっすら透ける木目がいい雰囲気! 3口のガスコンロに、ビルトインの食洗機とコンベックオーブンを完備した優れモノです。冷蔵庫は右手の凹みにすっぽりと収まるようになっています。

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キッチンまわりの収納はやや少なめですが、壁面収納の棚板を手前に引き出せるようになっているひと工夫が、うれしい♡

壁がないって 気持ちいい

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西側の窓辺からLDKを見渡すと、こんな感じ。奥にはデスクが設けられたDENスペースと、淡いブルーで塗装された収納の扉が見えています。

ご夫妻

子どもの成長に伴う住み替えを視野に入れていたので、バトンパスのしやすさを考え、次の住まい手の方の選択肢を狭めないような間取りを意識しました。壁の増設などもしやすいと思いますよ。

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なるほど〜。右手前にめちゃめちゃ明るい一角があるのが気になります……インナーテラスですか?

こんにちは ハーバリウムです

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ジャン。南側の窓辺には、観葉植物を置くための「ハーバリウム」と名付けられた空間が。ちょっと神々しいまでの眩しさです! 植物のみならず自分が光合成してもいいですし、室内干しに使えるバーが備わっているので、実用的な使い方も可能です◎

旦那さま

このスペースは建築士さんがおすすめしてくれたんです。洞窟みたいな雰囲気で部屋に奥行きが生まれるから、ぜひ造ったらどうかと。

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続いては、キッチンとハーバリウムの間にある引き戸を開けて洋室へ。LDKから突き出した部分がプライベート空間にあてられているのは、ゲストを招くことが多い方にとってありがたいポイントですね。

約4帖の洋室

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洋室は大きめのベッドを置いて、ちょうどいっぱいになりそうな広さ。壁や足元は板張りで、床は小上がりのようにLDKより一段高くなっています。ちなみに、左上の出っ張りの中は収納になっていますよ。

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は〜、南向きの窓から入る日差しが眩しい♡ バルコニーへ出てみましょう。

大空+駒沢通り

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お向かいの建物越しに、しっかり空を感じられる眺め。その奥には比較的交通量の多い「駒沢通り」が走っており、外に出ると車の走行音がはっきりと聞こえてきました。

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「駒沢通り」に近い南側(洋室とハーバリウム)の窓には、抜かりなくインナーサッシが取り付けられています。おかげで、室内ではだいぶ音が緩和されているように感じました!

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バルコニーはちょっとコンパクトですが、日当たりは花マルです。洗濯物が多い時は、こちらとハーバリウムの奥にあるセカンドバルコニーを併せて使うのもアリですね。

洋室の収納に ひと工夫

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左・窓を背に洋室を見たカット。引き戸を閉めると……/右・ジャジャン。奥行きの深いクローゼットが現れました! 確かに着替えるときは洋室のドアを閉めますし、不在時には衣類に風を通しておきたい……これはすごく論理的かも。

売主さま

プロジェクターを取り付ければ、洋室の白い壁を使って映画鑑賞などを楽しむこともできますよ。

LDKに戻って

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改めてLDKへ。窓辺にある造り付けのオリジナル家具のおかげで、収納を増やさずスッキリと暮らすことができそうです。それでは、左手前のベンチの本領を発揮していただきましょう!

窓辺の魅力は それだけじゃない

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左・開いたーっ! ベンチの座面を上げると、ご覧の大収納が現れました。容量が頼もしいのはもちろん、バタンと閉じないようソフトクローザーが付いているところに優しさを感じます。/右・北側の角には仕事場によさそうなDENスペースが。独立した個室ではないものの、デスクに向かうと程よい “おこもり感” が得られそうです。

売主さま

本棚や大きめのラックを置いて空間を仕切ることも可能です。LDKは家具の置き方次第で、いろいろな使い方ができると思いますよ。

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あれ? そういえば、水まわりがない……?

ここなんです

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ジャジャジャン。収納だと思っていたブルーのドアは、右半分が水まわりに続いていました! 見事に存在を消しているので、言われなければ気が付かないくらいかも。このギミックに、来客時はひと盛り上がりありそうですね。

水まわりをチェック

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洗面化粧台やトイレは、木目の質感が活かされた統一感ある仕上がり。

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洗濯機置き場と1316サイズのバスルームには、それぞれ開閉可能な小窓が備わっています。湿気がこもらなくてGOODですね。

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お邪魔しました! なお、キッチンや水まわりなど、設備の使用感は現地にてご確認くださいませ。

マンションをご紹介します

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左上・駒沢通り沿いにドーンと構える、1971年築、総戸数66戸のマンション。左右に雁行した白いボディに、レトロな建物ならではのカッコよさが滲みます。/右上・エントランスは自転車乗りにうれしいスロープ付き。お手入れの行き届いた花鉢がお出迎えです。/左下・オートロックはありませんが、ロビーには管理人さんが週5日体制で勤務されています。/右下・管理人さんが『ぜひ、ここを撮っていきなさい』と教えてくださった推しポイント、美しいゴミ捨て場です。365日、24時間いつでもゴミ捨て可能なのはポイント高いですね!

売主さま

この物件を購入した決め手は、間取りや価格のバランスと「学芸大学」駅(徒歩5分)からのアクセスのよさですね。仕事柄、魅力のある物件はすぐ売れてしまうとわかっていたので、実際の部屋を内見するよりも先に申込みを決めました。

売主さま

駅からマンションまでは商店街を通る道のりなので、夜遅くでも人通りが途絶えず安心感がありますよ。

感度ヨシ! 利便性ヨシ!

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左上・うわさの「学芸大学西口商店街」がコチラ。日常生活に必要なものは大体ここで揃いそうな、活気ある商店街です。(100m 徒歩2分)/右上・商店街にある「山手果実店」。売主さま曰く『ここの素材を使うと、いつもの料理が美味しくなる』とのこと!(200m 徒歩3分)/左下・物件の超ご近所にある「栄屋精肉店」では、お肉はもちろん絶品の揚げ物が入ったお弁当が人気です。(80m 徒歩1分)/右下・クラフトビール好きなら、2020年にオープンしたマイクロブルワリー「FIVE TREES(ファイブツリーズ)学芸大学」は必訪かも。お酒好きでもある売主さまのイチオシは、セッションIPAだそうですよ。(400m 徒歩5分)

さらに足をのばして

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左上・美味しい飲食店に事欠かないのが “学大エリア” の大きな魅力。例えば、こちらはガレットとクレープの本格的な専門店「POPHOT(ポポット)」。(30m 徒歩1分)/右上・原宿にあったカレーの名店の流れを汲む「vovo(ボボ)学芸大学店」も、ふらりと食べに行けちゃう場所に。(350m 徒歩5分)/左下・玄関に格納場所もあることですし、自転車があるとさらに楽しみが拡張しそう。「tempra cycle(テンプラサイクル)」で相棒を見つけてみては。(500m 徒歩7分)/右下・自転車に乗れば「駒沢オリンピック公園」までは8分ほど。のんびり過ごす休日が目に浮かびます!(1.7km)

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カウカモ編集部より

あの “一点もの” が、ついに市場に……! 日々住まいと向きあっている弊社の元メンバーが『コレは!』と即決した物件ですから、立地やマンションの管理状態、もろもろのバランスのよさについてはお察しください(笑) 実際現地を訪れてみたところ、本当に便利な場所だと実感できましたし、レトロながらしっかりお手入れされているマンションも好印象でした◎

ですがそれらは一度置いておいて、とにかく住戸について力説させてください! かっこいい上に、見事に考え抜かれた間取りです。ワンルームライクな広々した空間に、いくつもの居場所が演出されています。


光溢れるハーバリウムには、なにを飾りましょうか。収納と一体化(擬態?)した水まわりの扉や、クローゼットの扉を兼ねた洋室の引き戸、ベンチ下の大収納……etc。ついニヤリとしてしまうような、賢い工夫の数々も見逃せません。壁が少なく間取りの自由度が高いぶん、きっと次の住まい手さんのことも幸せにしてくれることでしょう。


ただし、こちらは角住戸。窓が多い反面、駒沢通りが近いので、車の走行音についてはある程度の割り切りが必要そうです。とはいえインナーサッシも付いていますし、個人的には『身構えていたほどではなかった! よし!』と心で小さくガッツポーズを取りました。聞こえ方に個人差はありますので、ぜひお確かめを。


明るく賢くさわやかなこの物件……誉めてばかりじゃしょうがないと思いつつ、なかなかツッコミどころが見つかりません。もしもお好みに合うようでしたら、お早めに行動を起こすのがオススメですよ!

writer:小杉 美香 / editor:酒井 大作