川面を渡る風よ 来い

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隅田川沿いにドーンと佇む建物。交通アクセスも管理体制も良好だから、これまでカウカモで何度もご紹介してきたマンションです。そして今回登場するのは、南東向きの角住戸……心が躍ります! リバーサイドでペットと暮らせる住まい、もっと詳しく見てみましょう。

隅田川沿いに建つ 大規模マンション

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隅田川はこの近さ! 眺望への期待が高まりますね。1980年に竣工した、地上11階建て・総戸数133戸の建物です。

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こちらのマンションでは、成長時の体高40cm以内、体重10kg以内の犬・猫であれば、1匹まで飼育が可能です。また、理事会の承認が必要となりますが、住戸兼事務所として利用することもできますよ(細則あり)。

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左上・エントランスにはスロープが備わっています。/右上・レトロな雰囲気で、どこか懐かしさのある共用ロビー。左手には管理人室の窓口が。/左下・エレベーターの向かいの掲示板には、地域活動のポスターが貼り出されていました。また、エレベーター内や共用部の各所には監視カメラが複数設置されており、セキュリティ面も◎/右下・7階へと上がってきました。住戸の玄関ドアは、2014年に新しいものへと取り替えられています。

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エントランスの近くには、宅配ボックスが新設されていました! ますます暮らしやすそう♪ 管理人さんは週6日間いらっしゃいますよ(第2、4木曜日は定休日)。

それでは住戸内へ

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左・短い廊下の左右には洋室Cと水まわりへのドアがあります。/右・土間の右手には、たっぷり収納できそうなシューズインクローゼット(SIC)が!

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突き当たりのガラス入りドアを開けて、LDKへ!

窓の向こうに 視線くぎづけ

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LDKの広さは約14.8帖です。南東向きの掃き出し窓から視線が抜けていき、開放感たっぷり! 左手にキッチン、右手前には洋室Bに続く引き戸があります。

売主さま

LDKの壁には、アートやグリーンなどを飾れるピクチャーレールを取り付けております。お住まいのコーディネートにご活用ください。

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LDKとお隣の洋室Aは、白い引き戸で仕切れます。写真のように開け放てば、約21帖のゆったり空間に変身!

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あっ、小さくカモメの鳴き声が聞こえます! バルコニーに出てみましょう。

風も写真に 写ればいいのに

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曇り空でもこの気持ちよさ! 視界の端から端まで、のんびり流れる隅田川でいっぱい。時折、船がしぶきを上げながら横切って……はぁ。東京って、思っていたよりも広くてのんびりしているのかもしれません。

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バルコニーの奥行きはそれほどありませんが、横幅はたっぷり。左手にはブルーに塗られた清洲橋が見え、右手には “月島エリア” の高層マンション群を望みます。眼下にチラッと見えるのは、川沿いの遊歩道「隅田川テラス」です!

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清洲橋は2019年にお色直しを済ませたばかりで、夜にはライトアップされるそう! そして、橋の向こうはもう “清澄白河エリア” です。庭園、カフェ、美術館……休日の楽しみには事欠きませんね♡

LDKに戻って

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それでは続いて、お隣の洋室Aを見てみましょう。

約6.1帖の洋室A

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洋室Aの奥から、LDKまでズバッと見渡したカット。引き戸は3枚とも壁に引き込めるので、すっきりとした印象ですね。

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左・もちろん、こちらの掃き出し窓からもバルコニーに出ることができます。/右・窓の反対側には大きなクローゼットが! これは頼もしい。

引き戸を閉めて

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LDKに戻り、引き戸を閉めたところをチェック。建具が白いので、圧迫感が抑えられているのはgoodです。

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続いて、キッチンとその横にある洋室Bをチェックしましょう!

川を感じられるキッチン

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ダークブラウンのシステムキッチン。食洗機を完備しているので、家事の負担をグッと減らしてくれそうです。シンクの前に立つと、ちょうど目線の先に掃き出し窓があって清々しい!

売主さま

インテリア性の高いクリナップ社製のキッチンを採用しております。トップは人工大理石なので、お手入れも簡単ですよ。

約5.1帖の洋室B

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洋室Bの窓はちょっとコンパクト。ほかの居室と比べると明るさは控えめですが、窓はしっかり開閉するので、空気の入れ替えには問題なさそうです。

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左・洋室Aに続き、こちらにも壁一面にクローゼットが……オープン!/右・おお〜! これくらいの広さの個室だともっと小さなクローゼットを想像するのですが、うれしい驚きです!

廊下に戻って

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左・左手前から時計まわりに、トイレ、洋室C、水まわり、収納の扉が並んでいます。順番に見てみましょう。/右・トイレのクロスはさりげなく色味をグレージュに変えて、落ち着いた印象に。上部に吊り戸棚付きで、収納事情も安泰です。

約5.4帖の洋室C

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左・玄関側にある洋室Cは、少し凸凹のある形。写真右奥のくぼみにデスクをはめたらちょうどいいカモ!/右・反対側から。右手の引き戸を開けると、中はハンガーパイプを2列備えたウォークインクローゼット(WIC)。すべての個室に頼もしい収納が付いていますね◎

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南西向きの腰高窓は、隣の建物との距離が近いため、擦りガラスになっています。加えて、明り採りの縦長なFIX(はめ殺し)窓があるのがうれしい!

最後に水まわりへ

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左・収納たっぷりの洗面化粧台。よく見ると、左右それぞれにコンセントが備わっていて使い勝手よし!/右・ユニットバスは浴室換気乾燥機を完備しています。

売主さま

梅雨のジメジメも、冬のヒートショックも防いでくれるバスルームです。

空と水の街「水天宮前」

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左上・物件の最寄り駅は東京メトロ半蔵門線「水天宮前」。駅直結の「東京シティエアターミナルT-CAT」からは、羽田・成田空港行きのリムジンバスが発着しており、出張や旅行時の移動もラクラク。(徒歩5分)/右上・コロッケに自家製メンチカツなど、ジューシーなお惣菜が並ぶ「人形町今半 水天宮駅前精肉惣菜店」。(800m 徒歩10分)/左下・普段のお買い物には「まいばすけっと 清洲橋西店」が近くて便利。(140m 徒歩2分)/右下・バルコニーから見えた、川沿いの遊歩道「隅田川テラス」。ペットとのお散歩コースにも最適ですね。(80m 徒歩1分)

「清澄白河」方面を散策♪

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左上・清澄橋を渡ってすぐのところには、パン屋さん「LE BIHAN(ルビアン)」の工場直営店が。洋菓子店「ANTENOR(アンテノール)」の直売所でもあり、ケーキや焼き菓子も購入できます。(400m 徒歩5分)/右上・「LYURO(リュウロ)東京清澄 THE SHARE HOTELS」には、バーベキューレストラン「PITMANS(ピットマンズ)」とクラフトビールのブルワリー「清洲橋醸造所」が入店しています。宿泊者でなくても利用できますよ。(350m 徒歩5分)/左下・伝統的な日本庭園が広がる「清澄庭園」。隣接する「清澄公園」内には運動広場もあり、近隣住民の憩いの場となっています。(500m 徒歩7分)/右下・セルフリノベーションされた「PORTMANS CAFE(ポートマンズ カフェ)」。テラス席では、ペットと一緒に一息つくことができますよ♪(500m 徒歩7分)

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カウカモ編集部より

カウカモで何度も掲載させていただいたことのある、こちらのマンション。交通利便性と管理のよさ、そして何と言っても、隅田川沿いの立地というのが自信を持ってオススメしたいポイントです!


舞台となるのは、江戸時代から栄えてきた歴史ある下町エリア。最寄りの「水天宮前」駅のほかにも、大きな公園がある「浜町」駅(徒歩10分)や、老舗が軒を連ねるグルメタウン「人形町」駅(徒歩12分)、コーヒーとアートの街「清澄白河」駅(徒歩12分)、それぞれ表情が異なる4駅5路線を利用可能です。

また「水天宮前」駅といえば、「羽田空港」や「成田空港」へのリムジンバスが発着する「東京シティエアターミナル T-CAT」が直結している点も見逃せません。電車だけでなく空へのアクセスも良好♡ 国内・海外への出張が多い方にとって、たまらない環境ではないでしょうか。


マンションは現在築40年で、どこか昭和っぽさを残したレトロなお顔立ち。ですが、近くで見れば見るほど感じるのは、古さではなく “健康状態のよさ”!

2013年にエレベーターのリニューアル工事、2014年に玄関ドアの交換、2017年に屋上防水や鉄部の塗装など、これまで細やかに修繕が行われ、最近では宅配ボックスも新設されたばかり。それでいて、全133戸という規模の恩恵もあって月々の共益費は抑えめです◎ うーん、拍手を贈りたい!

さて、今回ご紹介するのは、7階に所在する南東向きの角住戸! 南西側の窓は隣の建物との距離が近いので換気用と割り切った方がよさそうですが、それでも角住戸特有の伸びやかな環境は大きな魅力。


そしてLDKに入った瞬間、開放感とカモメの声に誘われて、バルコニーへ直行してしまいました。


そんなバルコニーからは……堂々のリバービュー! 揺れる水面と清洲橋をセットで眺められる、ちょっとしたポストカードのような景色です。夜はまた違う表情を見せてくれるはず。この眺めは、きっとご家族の宝物になってくれると思いますよ。


専有面積は約73㎡とゆとりある広さですので、3LDKの間取りを無理なく実現できていて、しかも収納が豊富です。各居室に用意されたクローゼットが全部大きいのにはびっくりしました(笑) 

加えて、細則はありますがペットの飼育が可能。ちょうど住戸の下に見える「隅田川テラス」が、ワンちゃんのお散歩やランニングコースになりそうです。バルコニーから『お〜い!』とご家族に手を振ったりなんかして。 


この環境・この物件なら、慌ただしい毎日に、スローな余白を生んでくれそうです。ぜひ、下町情緒溢れる周辺を散策しがてら、現地を訪れてみてください!

writer:小杉 美香 / editor:平野 翔子