公園がすぐそばに

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左上・最寄り駅は東急田園都市線「駒澤大学」。(徒歩7分)そして、もちろん地元の方の憩いの場「駒沢オリンピック公園」は徒歩圏内。近くに整った環境があったら、ジョギングやウォーキングを気負いなく始められそう!(1.2km 15分)/右上・イタリア出身のシェフが切り盛りするピッツェリア「Napolistaca Komazawa(ナポリスタカ 駒沢店)」。星のような形が特徴の「ドンサルヴォ」が人気メニューです。(700m 徒歩9分)/左下・「パンテコ」は、レストランやカフェにも卸しているパン屋さん(150m 徒歩2分)/右下・最寄りのスーパー「オオゼキ 野沢店」までは400m 徒歩5分。

大通りからは姿が見えない 奥ゆかしさ

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左・駅からは、首都高と環七を渡り閑静な住宅街を歩く道のり。ここからマンションの敷地内になっており、先へ進むと・・・/右上・おぉっ! ヨーロピアンな雰囲気漂う、石貼りのような建物が。“プティシャトー” のようですね。今回ご紹介するのは、2棟からなる、地上3階建てのマンションです。/右下・ご紹介する住戸が所在する棟には、1階に2戸、2・3階のメゾネットが2戸の全4戸で構成されています。では、中央に見える階段を上がって向かいましょう。

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こちらのマンションの管理体制は巡回管理となっています。植栽は綺麗に剪定されており、清潔感がありましたよ。エレベーターが備わってないので、階段をご利用くださいね。

売主さま

現在築39年となるこちらのマンションの構造は、コンクリートブロック造となっています。2010年に大規模修繕工事を実施いたしました。また敷地内に車を3台まで一時的に駐停車することはできますが、常駐はできません。ルールが決められておりますのでご確認くださいね。また駐輪場は月額400円で利用でき、2018年11月現在空きがあります。

これこそ “戸建てライク” 2階からどうぞ

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左・玄関扉は、少し凹んだ位置にあります。雨の日でもゆっくり傘を畳めますね。/中央・室内に入ってビックリ。外壁がそのまま続いているかのようなコンクリートブロック(以下CB)現しの壁に、斜めにカットされた広いコンクリート土間。露出配線やブラックの下足入れなども、無骨でインダストリアルなデザインですね。/右・廊下に上がって振り買ってみました。天窓から光が降り注いでいます。

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写真には写っていませんが、玄関扉のちょうど向かいに隣住戸の玄関扉があります。外階段の勾配は少し急ですので、気をつけて昇降してくださいね。

廊下の突き当たりにあるLDKへ

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壁に沿うように造り付けられているオープン階段が、空間のアクセントになっていますね。季節に合わせてクリスマスツリーが飾られているのも素敵。

売主さま

家具は「JOURNAL STANDARD(ジャーナルスタンダード)」のものを、ディスプレイとして置いております。住戸の販売価格には含まれておりませんが、別途ご購入いただくことも可能ですよ。

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階段はスタイリッシュなオープンタイプですが、お子さまがいらっしゃるご家庭は追加工事を検討してもいいかもしれません。

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掃き出し窓の前からLDKの全体をパシャリ。リビングスペースの奥にはダイニングスペース、そしてさらに左奥にはキッチンがあります。

細長ーい 南東向きバルコニー

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こちらのバルコニーは、隣の洋室まで続いています。正面には、残念ながら住宅の窓が。取材時はシャッターが下りていたため視線は気になりませんでしたが、カーテンやブラインドを閉めておくことが多くなりそうですね。

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ダイニング側にある勝手口から、室内に戻ってきました。リビングとダイニングはゲートのような袖壁と梁で仕切られています。同じ空間ですが、そこを通ることで気持ちを切り替えることができていいですね。

日当たり◎ 利便性◎ な クローズドキッチン

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左・横幅約2.4mのシステムキッチンは、作業スペースが広くてお料理がはかどりそう。食器洗浄機が備わっていますよ。/中央・奥まで進むと、冷蔵庫置き場のほかにふたつの扉が。ひとつは給湯器スペース、もうひとつは洗濯機置き場です。/右・背面には、食器棚やカウンターを置けるスペースも。窓があるので、背が低いものを選ぶとよさそう。天窓からも光が入り、明るいですね。

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さらに便利な秘密がコチラ。キッチン背面の扉の外はバルコニー。ニオイが気になるゴミなどを一時的に置いておくことができますね。

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お料理をしながら洗濯をスタート、そしてゴミはバルコニーへと家事をテキパキこなせそうですね。

LDを通って 廊下まで戻ります

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左・コンパクトな洗面脱衣室。こちらにも天窓が付いているので、朝日が照らす中で身支度できますよ。気分が上がりそう♪/中央・ユニットバスにも窓が。心地よい風を感じながら、ゆっくり湯舟に浸かりたいですね。/右・再び玄関ホールまで戻り、トイレへ。こちらにも窓! 戸棚や手洗いボウルが備わっていますよ。

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次は4つの個室を見ていきましょう。

まずは玄関の両サイドにある ふたつの洋室を

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洋室Aは約6帖。写真左奥には、コンパクトなクローゼットを完備。南・西向きにふたつの窓があります。

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続いて、洋室Bも約6帖。ウォークインできるほど、奥行きがあるクローゼット付き。先ほどご紹介したバルコニーに面しています。

上階へレッツゴー!

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左・階段前にも扉があり、こちらはその引き戸を開けたところ。右の扉は洋室Bにつながっています。/中央・LDKにいるご家族に “ただいま” を言いながら、自分の部屋へ。階段を上った先にも大きな窓が。上階は、ふたつの洋室が向かい合って位置している間取りです。/右・踊り場から振り返ってみました。では、残りふたつの洋室を見ていきましょう。

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階段を見返したところにひょっこり覗く室内窓が見えますか? こちらは洋室Cに面しています。“今日のごはんは何?” とお子さまが顔を出しそうですね(笑)

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約8帖の洋室C。北西向きに両開きの窓、そしてバルコニーに出れる南東向きの掃き出し窓がありとっても明るい! クローゼットも備わっていますよ。

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右側に見える白いスチール扉を開けると、先ほどの外階段に出ることができます。避難経路として必要なもので、鍵で施錠されています。洋室Cは外から直接出入りが可能であることをご留意くださいね。

バルコニーへ出てみましょう

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下階と同じ細長いバルコニー。洋室Dの前まで続いています。ただこちらの眺望は、正面の住戸よりも頭ひとつ分抜き出た感じ。写真の左側方面に進むと・・・

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あら♡ 広々としたバルコニーが出現。ウッドデッキが敷かれていて、より一層素敵な雰囲気。青空を仰ぎ見ながら、うとうとお昼寝・・・気持ちよさそう。

最後は洋室D

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広さは約8帖。壁一面に大きなクローゼットが備わっていて、ご夫婦の衣類をスッキリ片付けられますね。

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両開き窓の外には、先ほどのルーフバルコニーが。うたた寝しているパパに、窓からコーヒーを “どうぞ♡” なんてできますね(笑)

建物をあとに

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最後に振り返って。何度見てもうっとり。

三茶方面にぶらぶら

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左上・東急田園都市線・東急世田谷線が乗り入れる「三軒茶屋」(以下「三茶」)も徒歩圏内。路地裏の飲食店が建ち並ぶ三角地帯があるなど、渋谷界隈を拠点とする方々に人気を誇る街です。(1.1km 徒歩14分)/右上・脱ジャンクフードを掲げ、新鮮な野菜をたっぷり使っているハンバーガーのお店「ハラカラ」。お持ち帰りもできますよ。(1.2km 徒歩15分) /左下・「PATISSERIE SUSUCRIER( パティスリー・シュシュクリエ)」は、黄色い外観が可愛いケーキ屋さん。ケーキも可愛らしくデコレーションされています。(1.3km 徒歩16分)/右下・琉球メキシコレストラン「BORRACHOS(ボラーチョス)」。新鮮なメキシコや琉球食材を使用したお料理を、ラテンミュージックを聞きながら楽しみましょう。(1km 徒歩13分)

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カウカモ編集部より

「三軒茶屋」と「駒澤大学」の中間 “世田谷野沢エリア” が今回の舞台。東急田園都市線沿いで、何でも揃う三茶と憩いの地である「駒沢オリンピック公園」が徒歩圏内とあって、ファミリーには人気のエリアです。ただ三軒茶屋へは徒歩14分と若干距離がありますので、自転車を活用するのがおすすめです。渋谷への通勤・通学には徒歩3分の位置にある「中里」停留所からバスを使うのが便利そう。国道246号線にはたくさんの路線バスが行き交っているので、利便性がいいですよ。


さて少し路地を入った住宅街に、ひっそりと佇むヨーロピアンな “プティシャトー” がありました。とても上品で奥ゆかしい雰囲気です。こちらはテラス住宅のような造りなので、エントランスホールや管理人室、エレベーターはありません。


ご紹介する住戸は2階に玄関があるため、若干急勾配な階段を1階分上るアプローチ。室内にも階段があるメゾネットなので、ちょうど3階建ての戸建て住宅に住むようなイメージですね。ベビーカーを利用する世代や重い荷物を持っているときは、実際少し大変だと思います。ただ間取りは4LDKで専有面積が106㎡、どの空間もゆとりある広さでしたので、ぜひお子さまがいるファミリーに見ていただきたいと感じました♡


ヨーロピアンな外観とは異なり、室内はコンクリートブロックを上手く使ったインダストリアルなデザイン。特徴的だったのは、3方向角部屋で、各所に窓がありとても明るいこと。さらには窓がない玄関や洗面脱衣室には天窓から陽の光が差し込み、もはや日中に照明を点ける必要はなさそう(笑)また全部で3つのバルコニーがあり、3階には広いバルコニーもあります。LDKに階段があるので、3階の個室とも緩やかに気配を感じることができるのもいいですよね。お子さまのお友だちが遊びに来て騒いでも、下階への音を気にしなくてもいいというメリットも◎


私事ですが、我が家は子どもがふたりいる4人家族で、遠方の親が長期で泊まりに来ます。そんなときに使える個室があり、子ども部屋も確保でき、広さと価格のバランスもよくて・・・という物件はなかなかないのですが、こちらの住戸を取材しているうちに “ここならば住みたいっ!” と思いました(笑)


ご家族それぞれが互いの気配を感じながらも、伸びやかにテリトリーを持てる暮らし。広さは心のゆとりにもつながりますね。マンションではなかなか見つからず、“もう戸建てしか選択肢はないかなあ〜” なんて思っていた方、ぜひご検討くださいね。

writer:南田 かおり / editor:外山 友香