「新宿御苑前」駅からスタート!

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左上・今回ご紹介するマンションの最寄りは、東京メトロ丸の内線「新宿御苑前」駅。東京メトロ副都心線の「新宿三丁目」駅や、言わずと知れたビッグターミナル「新宿」駅も徒歩圏内という便利な立地です。(徒歩6分)/右上・そんな都会ど真ん中なエリアではありますが、緑豊富な「新宿御苑」もすぐ近く。桜の時期は毎日でも通いたくなっちゃいそう。(350m 徒歩5分)/左下・「新宿御苑」沿いにある「Cafe La Boheme(カフェ ラ・ボヘム)」は、週末となれば大混雑するほどの人気イタリアンレストラン。高い天井は解放感たっぷりです。(400m 徒歩5分)/右下・近くの交差点の角でひっそり営業しているカフェ「APARTMENT COFFEE(アパートメント コーヒー)」。こぢんまりしていて店主との距離が近いので、コーヒー談義にも花が咲きそう。(80m 徒歩1分)

「新宿」の喧騒から 少し離れたエリアへ

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左上・東京メトロ丸の内線「新宿御苑前」駅から歩くこと6分。「新宿」のごちゃごちゃした空気が少し落ち着き、“住宅が増えてきたな” と思い始めたところに、今回ご紹介するマンションが見えてきました。/右上・エントランスはこんなに広々。駐輪場入り口の手前には、宅配ボックスが備わっています。/左下・中に入ると、管理人室とメールボックスがありました。エレベーターで8階まで上がりましょう。/右下・エレベーターを降りるとすぐ目の前にあるのが、今回ご紹介する住戸です。玄関扉や鍵がかなりレトロで雰囲気あります。

売主さま

こちらは2018年12月現在築40年、総戸数67戸のマンションです。管理人さんは住込みで、第2・4月曜と日曜、祝祭日以外の9:00~17:00に勤務しています。

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総戸数67戸に対してエレベーターは1基。朝は混み合いそうなので、早めのおでかけを心掛けるといいカモ。

美術館のような玄関ホール

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左・玄関扉を開けると、開放的な玄関ホールがお出迎え。アクセントウォールが施されている正面の壁には、ピクチャーレールが備わっています。お気に入りの一枚を印象的に飾れそう。/右・写真左手には扉付きの下足入れがあります。オープン棚とあわせると、シューズマニアなご家族でも満足いただける収納量に。土間部分も広々!

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左・玄関を上がって左に進むと、LDKへとつながります。廊下沿いには季節家電やストック品をしまうのに便利そうな収納棚も。手前の扉を開くと・・・/右・ゆったりしたカウンターと手洗い付きのトイレがあります。タンクレスでスッキリ。

陽が降り注ぐLDKへ

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ガラス入りの扉の先は、約21帖のワイドなLDK。シンプルにまとまった内装の引き締め役は、梁に施したモルタル塗装。

オープンなのに こもり感もあるキッチン

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LDKに入って左手にあるのがキッチン。グレーのサブウェイタイルが貼られていて、大人っぽい落ち着いた印象。カウンターにはディスプレイのようにハイチェアを合わせれば、ささっと食事をするにも、お子さまの勉強場所にも使えるスペースに。

売主さま

この住戸は3人家族が住まわれることを想定してリノベーションをしました。同じ空間にいても干渉せずに、“それぞれが居心地よく過ごせるように” と、住戸内のいろいろなところに居場所をつくっています。キッチンカウンターもあえて高めにして、オープンながらもこもり感があるキッチンに仕上げました。

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キッチンカウンターの下には収納棚があります。手前側は空いているので、ごみ箱や収納ラックなどを置くとよさそう。そして勝手口があるのも◎

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勝手口の先はコンパクトなバルコニーなので、換気はもちろん、生ゴミなどを一時的に置いておくのにも便利そう。

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左・奥から振り返ってみました。キッチン本体やカウンター下に十分な収納スペースがありますが、さらにうれしいことに・・・/右・2帖弱のパントリーまで完備! 食材だけでなく、日用品のストックや掃除道具などもしまえそうです。

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キッチン側からリビングダイニング(LD)を眺めると、なんとも明るく朗らかなこの空気感。LDKは南東向きの二面採光で、南側からたっぷりの陽が差し込んでいるのがお分かりいただけるかと。そう、電気を点けなくても十分なほどに明るいのです。

東向きバルコニーへ

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住戸は9階建ての8階部分ですが、上階が奥まっているためバルコニーは実質すべてルーフトップ。空をたっぷり仰げます。ちょうど抜けて奥に見えるのは外苑西通り。やや走行音は聞こえますが、窓を閉めて室内にいる分にはほとんど気になりませんでした。

室内に戻って来ました

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廊下へつながる扉のガラス面積が大きいので、さらに広さと奥行きを感じられますね。それでは南側のバルコニーにも出てみましょう。

ワイドな南向きバルコニー

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こちらのバルコニーは目の前に建物がありますが、そこまで高くないので日当たりの邪魔にはならなそう。

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LDKと個室ふたつ、そしてワークスペース分の長さがあるワイドなバルコニー。物干し金具はこちらにありますが、屋根がありません。洗濯物を干す時は、天気予報を確認してからがよさそうです。

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屋上に共用の洗濯物干し場があるので、布団など大きなものはそちらを利用するのもアリです!

ポカポカなリビングスペース

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取材日はコートを着込む寒さでしたが、住戸内はどこも暖房なしでも暖かい! どの居室も南側に窓があるので、冬でもぬくぬく過ごせそうですよ。

一度廊下に戻りましょう

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左・玄関ホールまで戻ってみると、廊下収納の近くになにやらオープンな空間が・・・/右・こちらは約2.6帖のワークスペース。仕事場にしてもいいけれど、カフェスペースのように使ってもいいし、家事室にするのもいいかも♡

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個室ではない廊下の一角に、こんなに居心地のいいスペースがあるなんて。もし廊下と仕切りたかったら、カーテンレールが付いているのでお気に入りの布を垂らして仕切りにしても◎

ワークスペースを挟む ふたつの個室へ

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こちらは約6.5帖の洋室A。南向きバルコニーに面しているので、LDKと同じく陽が奥まで差し込みます。バルコニーの前には別マンションが建っているので、薄手のカーテンで目隠しするのがよさそう。

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左・奥から振り返ってみましょう。個室はもうひとつありますが、こちらの方がやや大きめのつくり。ご夫婦の主寝室によいでしょう。左奥のスペースをのぞくと・・・/右・約1.6帖のウォークインクローゼット(WIC)がありました。

もうひとつの個室 洋室Bへ

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こちらは約5.5帖の洋室B。たいていの場合、個室は暗くなりがちなもの。多くはLDKを南に配置する間取りで、個室は北寄りや共用廊下に面した位置になるためです。でも、この住戸には南向きのワイドバルコニーがあるので、LDKだけでなく個室までしっかり明るく、照明いらず。ああ、なんて贅沢なのでしょう。

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左・窓際から振り返ってみました。シングルベッドとデスクを置いてもゆったりと感じられるのは、収納が扉なしのオープンタイプだからでしょう。/右・WICは2帖弱と十分な収納力!

最後に水まわりをチェック

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左・キッチンと同じグレーのサブウェイタイルがアクセント。鏡も洗面台もゆったりサイズです。/右・バスルームは白を基調としてシンプルに。1418サイズなので、お子さまと入ってもリラックスできそうです。

もう少し周辺をお散歩

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左上・「美術愛住館」は住宅街に突如現る小さな美術館。さまざまなテーマで企画展が開催されているので、ホームページでチェックしてから訪れてみて。(700m 徒歩9分)/右上・「La Baguette(ラ・バケット)新宿御苑前店」のバケットはたまらなく美味しい。見逃してしまうほどに小さなお店ですが、その味に惚れ込んだファンが後を絶ちません。(400m 徒歩5分)/左下・ボリューム満点のカツ丼が人気な「とんかつ 鈴新」があるのは、飲兵衛さんに愛される “荒木町エリア” 。ふらっと入ってさらっと飲み、次に行く、なんていうハシゴ酒を楽しんで。(1.1km 徒歩14分)/右下・スーパーとは縁遠そうなエリアですが、実は違う。品揃え豊富な「イトーヨーカドー 食品館 新宿富久店」(350m 徒歩5分)をはじめ、「旬鮮ダイニング 新宿御苑店」(500m 徒歩7分)や「丸正食品 総本店」(750m 徒歩10分)なども近く、選択肢は豊富です。

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カウカモ編集部より

ビッグターミナル「新宿」駅からほど近い “新宿御苑エリア” 。便利だけど飲み屋が多くてガヤガヤしている、という印象かもしれませんが、マンション周辺は住宅が多く、意外と落ち着いた空気が流れています。それもそのはず。すぐ近くには都会のオアシス「新宿御苑」があるのですから。 “都会的だけど緑も豊富” というのは、どこでも叶う条件ではないので、とっても貴重。しかも、スーパーマーケットが豊富というのも、地味ながらうれしいポイントのひとつです。

最寄りの東京メトロ丸の内線「新宿御苑前」駅までは徒歩6分、東京メトロ副都心線「新宿三丁目」駅まで徒歩10分、さらには「新宿」駅までだって歩けるのだから、交通の便は◎ 勤務先によっては徒歩や自転車通勤だってできちゃいそうですね。近所には小さな飲み屋やオシャレなカフェなど、飲食店も多いです。週末はあちこちをハシゴして、外食を楽しんでみてはいかがでしょうか。


現在築40年のマンションは、レンガ色のタイル貼りで重厚感ある出で立ち。廊下や玄関扉など、共用部には昭和レトロ感たっぷりの箇所も。でも、住込みの管理人さんがいるおかげか、スッキリと清潔に保たれている印象でした。共益費は広さに対して妥当なところですし、修繕積立金に重きを置いているのもいいですね。

さて、90㎡弱という贅沢な広さを持つこちらの住戸。2LDK+ワークスペースという間取りですが、どの空間もゆったりとスペースがとられていて、なんとも快適。玄関、廊下、水まわり、キッチンなどなど、少しの余白を加えることで、こんな居心地のよさにつながるなんて。


それはきっと、どの空間にも南からの陽がたっぷり入ることも影響しているはず。ガラス入りの扉や、扉のないWIC、ワークスペースの室内窓など、光も視線も通す工夫によって、さらに広く、より明るく感じられるのでしょう。


同じ空間にいてつながりを感じるけど、干渉はしない暮らしがここにはある。それぞれの時間を過ごす選択肢は、リビングスペースと個室だけじゃない。高めのカウンターでこもり感を演出したキッチンや、廊下に面するワークスペースなど、落ち着く居場所を見つけにぜひ足をお運びくださいませ。

writer:島村 麻美 / editor:平野 翔子