暮らしやすさに 覚えアリ!

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左上・最寄りは合計4路線が乗り入れる「荻窪」駅(徒歩9分)。丸ノ内線は始発駅なので、新宿や銀座方面に座って行ける可能性が高いのがうれしいですね! 隣接する商業施設「荻窪 TOWN SEVEN(タウンセブン)」には24時間営業の「西友 荻窪店」をはじめ、バラエティ豊かな店舗が揃っています。/右上・駅の南側には「荻窪南口仲通り商店街」も。飲食店が多く、誘惑がいっぱいです。(750m 徒歩10分)/左下・商店街にある「ドイドイケバブ」は、2017年度ケバブコンテスト準優勝の実力派。手頃な価格で、ボリュームたっぷりのケバブサンドをいただけます。かなりおすすめです!(850m 徒歩11分)/右下・マンションの目の前で、農産物の直売所「FARMERS MARKET(ファーマーズマーケット)荻窪」を発見。気軽に新鮮な野菜をゲットできるのはポイント高いですね◎(100m 徒歩2分)

売主さま

「荻窪」駅前は賑やかで、北口には大型のショッピングビル、南口はふたつの商店街があります。一方で、商店街を抜けると低層の閑静な住宅街が広がるので、とても住環境がいいエリアだと思いますよ。

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マンションまでは、青梅街道の1本隣の道をまっすぐ歩くルートがおすすめ。青梅街道よりアップダウンが少ないので歩きやすく、道中には美味しそうなパン屋さんなども……♡

こんにちは 平成生まれ、29歳です

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左上・青梅街道沿いに建つ、細やかなタイルをまとったシックなマンション。地上7階建てで、総戸数は36戸です。/右上・エントランス前の空間は、ゆったりと余裕のある造りです。オートロックを抜けて、ホールへ進みます。/左下・右手の小窓は管理人室のもの。管理人さんは常駐していませんが、巡回で定期的に点検や清掃をしてくださっているのだそう。それでは写真中央のエレベーターで、ご紹介の住戸が所在している5階へ。/右下・共用廊下はパティオのような吹き抜けに面していて、奥の窓の向こうには青空が! さっそく気持ちいい空間が広がっています。

売主さま

1990年竣工の、新耐震基準に適合したマンションです。2010年に大規模修繕工事を実施しているほか、こまめにメンテナンスが行われています。

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ちなみに2017年に改修されたというエレベーターはとてもキレイで、昇降中にモニターで「今日は何の日」の雑学が流れるタイプでした。これ、好きです(笑)

それでは住戸をご案内します

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左・玄関扉の、さりげないゴールドの装飾がいい雰囲気。/右・ガチャ。正面に見えるのは、後ほどご紹介する水まわりへのドアです。まずは廊下を右に曲がって……

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左・突き当たりにある、曇りガラスの入ったLDKへのドアを開けましょう(ちなみに手前にあるのはトイレです)。/右・目の前の壁には飾り棚が。“わが家の顔” となってくれるアイテムをディスプレイしましょう♪ 右手の壁のように見えているのは、引き戸2枚分の頼もしい収納棚です。

わーお!

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LDKはとにかく明るい! 南向きの掃き出し窓に加え、ちょっと見づらいですが、左手の植物の奥にも明り採りの窓があるんです。壁のアクセントクロスには、ゴールドとブロンズのグラデーションで木の枝のような模様が描かれていて、空間をほどよく華やかにしています。

もう、我慢できない

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光に誘われて、さっそくバルコニーに出てきました! 気持ちいい〜! 優しくカーブしているバルコニーは、LDKとお隣の洋室Aにまたがっています。

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眼下には「杉並区立 成宗公園」(32m 徒歩1分)があり、子どもたちのはしゃぐ声が聞こえてきました。取材日はよく晴れていたので、視界の右手には遠くの山々のシルエットまで見えてびっくり。

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なお、バルコニーは青梅街道と反対側を向いているので、騒音はそれほど気になりませんでしたよ。心配な方は現地にてご確認くださいね。

室内に戻って

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LDKは約19.6帖。ディスプレイのようにダイニングセットやソファを置いても、余裕が感じられる広さです。それでは、今度は写真中央に見えているドアを開けて、お隣の洋室Aへ。続けて右手奥のキッチンをチェックしましょう。

洋室Aは約7.2帖

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窓の向こうにこんな大空を眺められるなら、レースのカーテン無しで暮らしたいくらいです。周囲には背の高い建物は無いので、外からの目線を気にする必要もありません◎ 帖数ももちろんですが、その “のびのび感” が何よりのくつろぎを生んでくれそうですよね。

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左・反対側からのカット。左手の引き戸を開けると……/右・中でウロウロできるほどの大きさの、ウォークインクローゼットでした!

水しぶきが眩しいキッチン

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LDKに戻り、キッチンを拝見。流しの前に立てば、ちょうど窓に向かう格好に♡ 食洗機を完備しており、ワークトップは人工大理石なのでお手入れラクラクです。個人的には、傍に用意された可動棚のセミオープンな引っ込み具合が絶妙だと思いました。

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それでは廊下に戻ります。もうひとつの洋室と、水まわりを見ていきますよ!

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左・左手前がトイレのドア。中央奥に見えているのが洋室Bのドア。そして、廊下を右に曲がったところに、水まわりへのドアがあります。順番にツアーしましょう。/右・おっ、トイレもちょっとゆったりサイズ! シンプルな手洗い器付きです。

やってきました 洋室B

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約7.8帖の洋室Bはやや変形で、正方形の部屋にちょこっと “オマケ” が付いたような形です。ふたつある細長いスリット状の窓は採光専用で、共用部の吹き抜けに面しています。曇りガラス越しに、しっかり光を取り込んでくれますよ。

奥には……

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左・ちょっとしたワークスペースによさそうな、壁向きのデスクが設えられています。そして左手のガラス戸をガチャリと開けると……/右・細長くせり出した、洋室B専用のミニバルコニーが。風が心地よく通るので、気分転換などに使えそうですね。ただし、お隣の住戸のミニバルコニーと隣り合っているので、プライベート感はあまり無いカモ。

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左・デスク側から振り向いたカット。もちろん、しっかりクローゼットも備わっています。/右・クローゼット内には中央に仕切り板が付いているので、おふたり分の衣類を収納しても、スペースの配分がなし崩しになりません。

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ではでは最後に、水まわりへ。

ええっ!

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水まわり、ちょっと長くないですか(笑)! 間取り図を見ていただくと分かりやすいかと思いますが、洗面脱衣室はL字型に伸びており、収納や作業スペースもたっぷり造られています。ふたつの窓は東向きで、午前の光が射していて明るい! 朝は家族で横並びになって、さわやかに歯磨きができそうですね。

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窓から左側を覗き込むと、青梅街道がチラリ。洗面脱衣室では、ちょっと大きめに走行音が聞こえてきました。

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左・奥にあるランドリースペースには、リネン庫や家事カウンターが。ここでアイロン掛けしたら効率がいいですね◎/中央・洗面化粧台はシンプルながら、豊富な収納が付いています。/右・深みのあるブラウンでまとめられたバスルーム。バスタブはゆったり座れるベンチタイプで、お子さまと一緒のバスタイムも快適に過ごせそうです。

癒しのスポットにも 覚えアリ!

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左上・マンションのご近所にある「荻窪体育館」では、バスケットボールや卓球を楽しめるほか、ヨガ教室なども開催されているので要チェック。(220m 徒歩3分)/右上・体育館の前には、カフェが併設された明るい「杉並区立中央図書館」が。なんと、マハトマ・ガンジーの銅像が迎えてくれます。(170m 徒歩3分)/左下・図書館隣接の公園は、「読書の森公園」という素敵なネーミング。木陰が心地いいスポットで、その名の通り読書を楽しむ方々の姿が見受けられました。(150m 徒歩2分)/右下・マンションから南西方向に足を延ばすと、音楽評論家の故・大田黒元雄氏の自邸を整備した「大田黒公園」があります。本格的な日本庭園で、秋には紅葉を楽しめますよ。(550m 徒歩7分)

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カウカモ編集部より

LDKに足を踏み入れた瞬間の、窓の向こうまで視線が抜けてゆく快感が忘れられない物件です。売主さまから『日当たりと見晴らしのいいお部屋です』と聞いてはいたものの、こんなに! とイッキにテンションが最高潮になってしまいました。バルコニーに出れば、視界の端から端まで、ズバーッと周囲を見渡せる爽快なビュー。取材日はお天気がよく、右手に丹沢の山々の稜線までクッキリと眺められました。


住戸内にはこまめに窓があり、南・東・北の三面から存分に太陽の恵みを受けられるようになっています。LDKや洋室はもちろん、洗面脱衣室の明るさは特筆すべきポイント。洗濯機置き場のお隣に設えられたカウンターで、ごきげんに家事をすることができそうですよね。


LDKは約19.6帖あり、ふたつの洋室も7帖以上のまとまった大きさです。水まわりも無理のないサイズ感なので、どこに居ても窮屈さを感じることなく、ゆったりと過ごすことができそう。うーんわかった、じゃあ収納が少ないのでは? なんて思いましたが、収納も抜かりなくあちこちに用意されていました。ナイス間取りです! 


マンション自体も、吹き抜けから光と風が入る造りになっていて爽やかさが感じられます。あまり築年数が経過していないこともあり、白いタイル貼りの外観からは端正な印象を受けました。管理人さんがいつもいらっしゃる訳ではありませんが、エントランスにはオートロックを完備しているので安心感があります。

なかなか減点項目が見当たらない物件ですが、強いて言うならば、住戸内で聞こえる車の走行音についてでしょうか。建物の東側を青梅街道が走っているため、洗面脱衣室や、LDKの窓のそばでは音が割としっかり聞こえてきました。住戸西側に位置しているふたつの洋室ではほとんど気になりませんでしたので、お休みの時間を妨げられることはないかと思います。とはいえ音の感じ方は人それぞれですので、心配な方は現地にてご確認いただくのがいいかもしれません。


「荻窪」の駅前はとっても賑やかで、大型の商業ビルとローカルな商店街の両方が揃っています。取材後に散策したら、美味しそうな飲食店が次から次へと現れて、どこに入ったらいいのだ! とうれしいパニックに陥りました(笑)。交通の便のよさも見逃せませんが、活気があって生活に便利なお買い物環境が手に入る点も大きな魅力です。


ちなみに、この地は大正から昭和初期にかけては別荘地として人気を博したエリアで、多くの文化人が住んでいたのだそう。その面影は、マンション周辺に点在する、邸宅を整備した公園に見て取ることができます。また、徒歩3分の場所には体育館・図書館といった公共の文化施設が集まっているので、快適に子育てできる環境と言えそうですよ。


いい意味でクセが無く、どなたにもきっと気に入っていただける物件ではないでしょうか。特に、眺めの気持ちよさを重視するファミリーさんに力強くおすすめしたいです。魅力はたくさんありますが……もし一言でどんな物件かお伝えするとしたら、やっぱり私もこう言わせていただきます。『日当たりと見晴らしのいい物件です!』

writer / editor:小杉 美香