「上野」駅からスタート

写真

左上・今回ご紹介するマンションは「上野」駅が徒歩圏内。JR山手線や京浜東北線をはじめ、地下鉄、東京メトロ銀座線に日比谷線と、複数の路線が乗り入れるターミナル駅です。(700m 徒歩9分)/右上・駅のすぐそばにある「上野恩賜公園」内には、パンダで有名な「上野動物園」や「東京都美術館」、そして春には多くの人で賑わうの桜並木もあります。お祭りやイベントも多いので、週末のお出かけにぜひ。(1km 徒歩13分)/左下・ガヤガヤした雰囲気が独特な「アメヤ横丁」。お正月の買い物をしたり、ガード下で昼から飲んだりと、地元人をも飽きさせません。(800m 徒歩10分)/右下・「トラットリア ジラソーレ」はイタリアの田舎町にありそうな、食堂をイメージしたイタリアン。ランチの前菜セットがボリュームも味も◎ と評判です。(160m 徒歩2分)

清洲橋通り沿いに建つ マンション

写真

大通り沿いに見えてきたこちらが、今回ご紹介するマンションです。1階には24時間営業のスーパーマーケット、2階には100円ショップがあり、日々のお買い物に大活躍しそう。

写真

左上・エントランスは大通りの反対側に。こちらのマンションは現在築38年なのですが、このエントランス含め、外観からはその年数を少しも感じさせません。管理状態がいい証拠ですね。/右上・中に入るとメールボックスがずらり。さらに正面のオートロックを進むと・・・/左下・管理人室があります。総戸数70戸に対して、エレベーターは1基。朝のピーク時は混みあいそうなので、時間にはゆとりをもって出かけましょう。/右下・エレベーターで8階まで上がってきました。中心が吹き抜けになっていて、光が差し込むとっても明るい共用廊下です。左手の扉から住戸に入ってみましょう。

売主さま

こちらのマンションは現在築38年と歴史がありますが、2011年の大規模修繕工事をはじめ、2013年にはエレベーター更新工事やエントランスのオートロック化工事など、都度修繕を重ね、丁寧に住み継がれてきています。

cowcamo

住込みの管理人さんが月~金曜8:00~16:00、土曜8:00~12:00に勤務されています。フラット35sが利用できるのもうれしいポイント。

温もりある玄関ホール

写真

左・玄関扉を開けると、明るい色味のフローリングでやさしい空気感が漂う玄関ホールが。白いタイルの土間とフローリングのコントラストが効いていますね。右手の下足入れの手前には、傘や鍵が置けそうなスペースも。/右・廊下突き当たりLDKの扉の前から振り返ってみました。土間の間接照明が雰囲気ありますね。廊下には淡いグレーのアクセントクロスが貼られています。さりげなく凹凸があって表情豊か。

まずはLDKから見てみましょう

写真

廊下突き当たりにある扉の先には、約12.5帖の南向きLDKが。ペニンシュラキッチンもあたたかみのある木目調。3口コンロに食洗器も備わり設備は充実。

写真

隣接する洋室Aの引き戸を開けると、リビング・ダイニング(LD)とこんな感じでつながります。拡張リビングとして使えば、のびのびと暮らせそうですね。南向きの掃き出し窓からは、室内までしっかりと陽が差し込んでいますよ。

バルコニーに出てみましょう

写真

正面には建設中のビジネスホテルの姿が・・・。こちらは2019年4月に完成予定とのこと。作業内容によっては工事音が室内にいても気になりました。また、午前10時台にはホテルの横からLDKに日差しがたっぷりと差し込んでいましたが、正午~夕方にかけては太陽が建物に隠れそう。時間帯を変えて何度か内見してみるのもいいかと思います!

写真

バルコニーは奥行きも幅も十分なサイズ。大通り沿いではありますが、車の音はそこまで気になりません。ただ小学校と幼稚園がすぐ近くにあるため、授業や行事によっては子どもたちの声がかなり聞こえてきます。こちらも現地でご確認を。

cowcamo

バルコニーから左側を覗くと、「東京スカイツリー」がハッキリと見えますよ!

室内に戻ってきました

写真

キッチン横の開き戸の中には棚付きのリビング収納があります。そして、その奥の扉の先には洋室Bが。まずは洋室Aから見てみましょう。

フレキシブルに使える 洋室A

写真

LDKと引き戸で隔たてる約6帖の洋室A。将来的に個室として主寝室や子ども部屋として使っても、十分な広さが確保されています。

写真

左・天井に大きな梁のない整った形の個室なので、家具やベッドの配置にも悩みません。正面の引き戸を開けると・・・ /右・ウォークインクローゼット(WIC)が。3面に棚とハンガーパイプが備わり大容量。季節家電や、アウトドア用品もこちらにしまえますね。

写真

洋室AからLDKを見るとこんな感じ。開口部分が広いので、LDKとのつながりをしっかり感じられますよ。

写真

引き戸を閉めれば、LDKと洋室Aは独立した空間として、しっかりと機能してくれます。洋室Aでお子さまがお昼寝をしている間に、奥さまはLDKで家事をするなど、引き戸を活用してちょうどいい距離感を保てますね。

LDKに隣接する もうひとつの個室

写真

左・こちらは約4.5帖の洋室B。小さめですがクローゼットもあります。/右・こちらの個室には窓がなく、大きな梁が通っていてややコンパクトな印象。ただ、明るい色味のフローリングと真っ白なクロスのおかげで、窓なしの部屋に漂いがちな、どんより感はありませんでした。

cowcamo

梁下は約187㎝。身長が高い人は少し気になるカモ?

廊下に戻って洋室Cへ

写真

こちらは約6帖の洋室C。吹き抜けの共用廊下に面した大きな窓があり、北向きとは思えない明るさです。

写真

窓際から振り返ってみました。こちらには折れ戸2枚分の大型クローゼットとエアコンが備わっています。

cowcamo

お子さまが小さいうちは洋室Aをキッズスペースに、成長したら洋室Cを子ども部屋とするのがよさそう。窓こそありませんが、洋室Bも含めて個室は3つ。お子さまがふたりいらっしゃるご家庭でも、それぞれに個室を与えられますね。

水まわりは1か所にまとまって

写真

左・落ち着いた雰囲気の洗面脱衣室。洗面台は横幅がとっても広く、鏡も大きくて女性はきっと大満足!/中央・シンプルなトイレ。手洗い器付きです。/右・バスルームはブラウンをベースとし、バスタブの黒がキリっと際立つ空間。もちろん、浴室乾燥機付き。

周辺をもう少し散策

写真

左上・都会のど真ん中にありながら、露天風呂まで備えた「寿湯」。銭湯が多いこのエリアでも特に地元の方に愛されている銭湯で、外国人観光客も訪れるほどの人気です。(180m 徒歩3分)/右上・何かとお世話になるのは「台東区役所」。「台東区立中央図書館」で借りた本を返却できるポストが、こちらに設置されていますよ。(350m 徒歩4分)/左下・マンションの目の前にある「台東区立上野小学校」。隣接している「清島温水プール」では水泳教室が開催されています。(200m 徒歩3分)/右下・今回ご紹介したマンションの最寄りは、東京メトロ銀座線「稲荷町」駅。「上野」駅とダブル使いできて、交通の利便性は良好です。(320m 徒歩4分)

cowcamo

カウカモ編集部より


電車の利便性がいいことは言わずもがな、個人的にとっても推しの街。数年間住んでいたことがあるのですが、街歩きやグルメ、季節の行事を存分に楽しめる “浅草エリア” や、調理器具や食器が充実した、料理好きにはたまらない「合羽橋商店街」へも自転車でささっと行ける距離。週末の行き先に困る事ナシ。もちろん買い物スポットや公園、動物園が揃う “上野エリア” も楽しいし、下町ならではのお祭りやイベントも豊富。そして、学区指定の小学校も至近。


マンションの1階にはスーパーマーケット有りと、環境には言うことなし! 便利で楽しくて、住めば住むほど虜になる街なのです。そしてこのエリアは急な坂道がなくてフラット。ぜひ自転車で爽快にご近所開拓をお楽しみください。


清洲橋通り沿いに建つマンションは、現在築38年。年数こそ経っていますが、外観や共用部に古さは感じられず、管理状態のよさがうかがえます。2011年には大規模修繕工事、2013年にはエレベーター更新工事とエントランスのオートロック化工事を実施。他にも適宜手入れがされていて、とっても綺麗な状態でした。住込みの管理人さんが勤務されているのも心強いですね。また、年額5000円の駐輪場は現時点で空きがあります。ただ、屋根付きの場所ではないようなので、ご希望の方は現地でご確認いただくのがよいかと。

そして住戸内は明るいフローリングと窓から差し込む陽で、とっても明るい印象。南向きバルコニーの正面にビジネスホテルが建設されてしまうのが残念ではありますが、午前中はLDKまで日差しがしっかり届いていました。そして、バルコニーから左をのぞけば、このエリアのシンボル「東京スカイツリー」も望めますよ。間取りは可変性のある3LDK。お子さまの人数や成長に合わせて、洋室Aをうまく使うのがよさそうです。窓なしの洋室Bは書斎にするか、思い切って納屋にするか。お子さまが増えたら、寝るだけと割り切って夫婦の寝室にしてしまってもいいかもしれません。個室がしっかりあることで、お子さまが成長しても、長く住まうことができますね。


「上野」駅周辺のガヤガヤした印象から、ファミリーで住むにはちょっと・・・と思われるかもしれません。でも一度足を運んでいただきたい。駅から少し離れれば静かな下町エリアが広がり、住環境も整っていることから、実はファミリーも多いエリアなんですよ。あなたも “下町上野” 住民の仲間入り、しませんか?

writer:島村 麻美 / editor:野原茂香