ほっこりタウン 「宮前平」

写真

左上・物件の最寄り駅は、東急田園都市線「宮前平」。駅前にも高い建物は少なく、都内とは違った落ち着きが感じられます。(徒歩5分)/右上・日常のお買い物は、駅前にあるスーパー「いなげや 川崎宮前平駅前店」が便利。夜11時まで営業しています。(400m 徒歩5分)/左下・2018年10月にオープンした気さくなイタリアンレストラン「SALT(ソルト)」。平日もお昼時は家族連れのお客さんで店内はいっぱい。ランチメニューの「豚ロースのグリル」はチーズリゾットとの相性抜群で、通いたくなる味でした!(350m 徒歩5分)/右下・マンションの近くにある「小台公園」は駆けまわれる広場や砂場、ブランコなどの遊具があるのんびりした公園。近隣の方々の憩いの場になっています。(300m 徒歩3分)

なだらかな丘の 中腹に建つマンション

写真

駅から緩やかな上り坂を歩くこと5分。交通量の少ない通り沿いに建っているマンションが見えました。2018年12月現在築20年、地上5階建て・総戸数43戸の建物です。

写真

左上・エントランスは、通りから少し奥まった位置にあります。この左手には機械式駐車場と駐輪場への入り口が。共用部各所には監視カメラが設置されていて、防犯意識は高そうでした。/右上・オートロックの手前には、管理人室の小窓と宅配ボックスがあります。/左下・エレベーターは1基。最上階の5階まで上がりましょう。/右下・エレベーターを降りてすぐ目の前にある玄関ドアが、ご紹介する住戸への入り口です。

cowcamo

現在、駐車場には7台分の空きスペースがあり、位置によって金額は異なりますが、月額15,500円〜20,000円でご利用いただけます。管理人さんは月曜〜金曜の8:30〜12:00の間に勤務されていますよ。

おじゃまします!

写真

左・玄関土間の右手には、シューズボックスと吊戸棚が備わっています。廊下に上がって右手にあるドアの先にはLDKが。正面にはコンパクトな壁面収納も。/右・廊下の突き当たりには洋室Aの入口ドアが、左右には洋室Bと水まわりにつながっているドアがあります。そちらは後ほどご紹介しますね。

2面に窓がある リビングダイニング!

写真

約11帖のリビングダイニング(LD)。約6帖の和室が隣接していて、広々としています。正面には東向きの掃出し窓、左手には北向きの掃出し窓があります。

写真

和室には真新しい畳が敷かれていました。襖を開け放って、和洋室のLDとしてもご使用いただけますね◎ 小さなお子さまを安心して遊ばせられるプレイスペースとしても活躍しそう。

売主さま

今回のリノベーション工事で、内装は全面的に刷新しました。設備類も新品ですので、長くお使いいただけますよ。

写真

襖を閉め切ったところ。ご親族やご友人が泊まるゲストルームとしてもよさそう。布団や衣類がたっぷり入る、奥行きの深い押入れが備わっています。

写真

襖を閉めた時のLDの様子。採光面積が大きいおかげで開放感がありますね。続いて正面の掃出し窓からバルコニーへ出てみましょう。

広い空と街を一望!

写真

バルコニー正面には、なだらかな丘陵に広がる街並みが一望できます。日頃のストレスやしがらみが空に溶けていくかのような爽快感がありました。

写真

奥行きは十分深く、和室の前まで続いているため幅にも余裕があります。

写真

室内に戻りました。右手には期待大のルーフバルコニーが待っていますが、その前に正面に見える独立式のキッチンをチェックしましょう。

写真

左・3口コンロを完備した幅の広いキッチン。背面側には冷蔵庫のほかカップボードも置けそうなスペースがあります。扉の先はルーフバルコニーで、生ゴミなどを一時的に外に出しておきたい場合にも便利◎/右・天板は幅が広く、作業スペースに余裕があるのがうれしいですね。大物の魚でも、手間取らずに捌けそう(笑) 正面の棚は食材ストックなどを置くのにピッタリ!

いざルーフバルコニーへ

写真

約35㎡の広さを誇る北向きのルーフバルコニー! 向かいのマンションがやや近い距離に建っていますが、こちら向きに大きな窓は無いので、視線が気になることはあまりなさそう。

写真

室内側を向いて撮影。和室を除くすべての居室に、このルーフバルコニーへ出られる開口が付いています。

写真

正面3方向を撮影してみました。周囲に高層の建物がないので、遠くまで抜けた景色が広がっています。

写真

東西にワイドな形状なので、パターマットを敷いてゴルフ練習もできそうですね(笑)冬でも西日は眩しくなさそう。

7帖強の洋室Aへ

写真

廊下を通って洋室Aに来ました。十分な広さがあるので、ご夫婦の寝室によさそうです。左手の腰窓の外には共用廊下がありますが、外階段に続く部分のためあまり人は通らなさそう。

写真

こちらには細かく仕分けして収納できる、観音開きのクローゼットが備わっています。内部の奥行きは深く、ハンガーバーが備わっています。ご夫婦で平等に使い分けられそう。

約5帖半の洋室B

写真

左・こちらはお子さまの寝室によさそうなサイズ感の個室。窓際には少しコンパクトなクローゼットがあります。/右・入口側には背の高い、造作の棚が。教科書や漫画雑誌、おもちゃなどを散らかさずに整理整頓できそう!

最後に水まわりをCHECK!

写真

左・洗面脱衣室はゆとりのある広さ。三面鏡の左手には椅子を置いてメイクができるカウンターが備わっています。壁のニッチも化粧品やストック品を置いて便利に使えそう。/中央・バスルームは浴室乾燥機を完備。/右・廊下からアクセスする、独立式のトイレ。

「鷺沼」駅方面を散策

写真

左上・精肉とお惣菜のお店「デリスタスエヒロ」。お肉は問屋より直接仕入れていて、お惣菜もすべて店内で手作りしているのだそう。(750m 徒歩10分)/右上・イタリアンカフェ「Italian Kitchen VANSAN(ヴァンサン)鷺沼店」。釜揚げしらす乗せ放題のパスタが要注目メニュー! ボックス席もあり、お子さまと一緒でも過ごしやすい店内です。(1.1km 徒歩14分)/左下・カフェ「NEW YORK COFFEE(ニューヨークコーヒー)」では、大きなベルギーワッフルが人気。コーヒーとセットでどうぞ。(1.1km 徒歩14分)/右下・道中に少し坂道はありますが、徒歩12分で急行停車駅の「鷺沼」に到著。急行なら「渋谷」までは乗車時間約19分でアクセスできます。

cowcamo

カウカモ編集部より


不肖わたくし、今回の取材まで「宮前平」という街を知りませんでした。再確認の意も兼ねて記させていただきますと、都心から向かう場合は東急田園都市線に乗って「二子玉川」を越え、5つ目の各駅停車駅になります。住所としては神奈川県川崎市宮前区。あたりには丘陵地帯が広がっていて、ちらほら飲食店やスーパーのある駅前を抜けて一歩住宅街に足を踏み入れれば、あたりには静かで落ち着いた雰囲気が漂っています。

マンションが建っているのは、駅から徒歩5分の駅チカと呼べる場所。上り坂ではありますが、距離が短く傾斜も緩やかなので体力を消耗するようなことはありませんでした。お買い物や近くの公園などへのお出かけには、電動アシスト自転車があるとより便利でしょう。国道246号線が近くを通っているので、車でお出かけや通勤をされる際の利便性もGood。さらに坂を登った先には遊具や広場のある公園があり、小さなお子さんと砂場で遊ぶ親子の姿にほっこりしました。『もし家族を持ったら、こんな穏やかな環境で暮らしたいなぁ』、なんて。

住戸は最上階である5階に所在しています。なんといっても見どころは、約35㎡の広さがあるルーフバルコニー! 周辺には視界を遮るものがなく、大きな空と丘に沿って建物が建ち並ぶ街を一望することができます。遥か遠くには「武蔵小杉」のタワーマンションが霞んで見えていました。ここにアウトドアチェアでも出して、ぼんやりと景色を眺めながらうとうとしたい・・・。ついそんな願望に駆られました。

住戸の間取りは、LDに隣接する和室と、ふたつの洋室がある3LDK。和室の襖を開け放って広い和洋室のように使えば、ごろ寝してくつろげるスペースを広く取ることができますよ。ふたつの洋室へは廊下を介してのアクセスとなるので、ご家族それぞれのプライバシーはしっかりと守られそう。同時に各部屋はルーフバルコニーを介してつながっているので、ご家族の誰かが外に出ていたら、どの部屋からもその様子がわかります。そんな “ゆるやかなつながり” が、絆を深めそうだと思いました。

パートナーや家族ができたとき、住まい選びの視線は自分のためではなく、家族と一緒にどんな暮らしを送れるかに向けられます。独身の筆者でさえ、いろんな明るい妄想を掻き立ててくれた “未来の眺望” のいい住まいです。ぜひ現地を訪れて、展望をしてみて下さい。

writer:中山 宇宴 / editor:平野 翔子