歴史の深い下町 “深川エリア”

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左上・今回ご紹介するマンションは、都営地下鉄大江戸線・東京メトロ半蔵門線「清澄白河」駅が最寄り。駅横には23:00まで営業しているスーパー「赤札堂 清澄白河店」があり、普段のお買い物にはとっても便利。(徒歩5分)/右上・レトロなアパートをリノベーションしたという「fukagasou(フカダソウ)」には、おしゃれなオープンカフェやサロン、靴屋さんなどが入居しています。(720m 徒歩9分)/左下・ガラス製品の総合問屋、関谷理化株式会社が運営する「理科室蒸留所」。その名の通り、自社製品のビーカーやフラスコなどの実験道具や、専用の蒸留器で抽出したドリンクなどを購入できます。今回は水出しコーヒーをオーダー。蒸し暑い日にぴったりなクリアな味わいで、グビグビっと一気に飲み干してしまいました。(720m 徒歩9分)/右下・この街のオアシス「清澄庭園」。築山や名石を配置した回遊式林泉庭園で、東京都の指定名勝に指定されていますよ。(750m 徒歩10分)

小名木川沿いにどっしりと

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川沿いの遊歩道を歩いていると、一際存在感を放つ大きな建物が目に入ります。こちらが今回の目的地、ブルーの瓦屋根が目を惹く地上11階建て・総戸数156戸、ビックコミュニティのマンションです。

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小名木川には時折遊覧船が行き来し、下町らしい風情ある光景を見ることができますよ。

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左上・お城のようなアーチ状の門構えがかわいいエントランスアプローチ。/右上・エントランスホール右手の管理人室には、住み込みの管理人さんが週6日、平日の8:00〜17:00、土曜日の8:00〜13:00に勤務されています。取材時にお話しさせていただきましたが、気さくに対応してくださる素敵な方でしたよ。/左下・屋上にはなんと共同の洗濯物干しスペースが。シーツやお布団などの大きなものも、気兼ねなく干すことができますね。/右下・2基あるエレベーターで7階へ。内部には監視カメラが備わっています。

売主さま

こちらは2019年 7月現在、築45年のマンションです。それなりに年数が経過していますが、2017年には大規模修繕工事、2018年には防犯カメラ設置工事など、都度必要なメンテナンスが施されています。

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エントランスは、21:00から6:00まで夜間オートロックになるとのこと。また、エントランス横には平置きの駐車場と駐輪場があり、駐車場は月額20,000円、駐輪場は年額2,000円で借りることができますよ。現在複数台分の空きがあるとのこと。ご希望の方は都度お問い合わせくださいね。

いよいよ住戸へ お邪魔しまーす

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左・白を基調とした明るい玄関。間接照明のやわらかい明かりが、足元を照らしてくれます。廊下には左手に洋室B、右手に水まわり、突き当たりにLDKへの扉が並んでいますよ。/右・ご家族分の靴も悠々と受け止めてくれそうな、大容量の下足入れ。カウンター上部にはストライプのアクセントクロスが貼られています。シンプルな玄関まわりに、ほどよい表情が生まれていますね。

まずはLDKへ!

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扉の先には約11.3帖のLDKが広がります。入ってすぐ左手にはキッチン、右手には洋室Aへと続く扉が並んでいます。

シンプルながら機能的

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キッチンには浄水器、3口コンロ、グリルが備わっています。キッチン下まである収納スペースに、可動式棚の付きの収納が向かいにあるので、新たに食器棚を配置しなくても事足りそう。

カウンター越しの眺め♡

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真南の掃き出し窓からここまで日差しが届き、気持ちよく調理ができそうです。それでは気になるバルコニーへ出てみましょう!

売主さま

家具はディスプレイで配置しています。ぜひインテリアの参考にしてみてくださいね。

圧巻のリバービュー!

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バルコニーからは、先ほど外観から見えた小名木川を眼下に望みます。なんとも優雅♡ もちろん日差しもたっぷりで、洗濯物も気持ちよく乾いてくれそう。

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こちらのマンションシリーズは、規約上バルコニーへ洗濯物を干すことが禁止されている物件が多数ありますが、こちらの物件は可能とのこと! 南向きの恩恵をしっかり活かすことができますね。

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バルコニーはLDKに隣接する、洋室Aの前まで続いています。洗濯物干し金具が備わっていないので、新たに新設してくださいね。

LDKへ戻ってきました

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右手の壁面のアクセントクロスや、キッチン右側に設置された木製のオープンラックなどが空間にほどよい変化を与えています。

キッチン横の洋室A

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約6帖の個室。こちらには、先ほどのバルコニーへと続く南向きの掃き出し窓があります。日中は電気を点けなくても十分快適に過ごせそう。

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左・窓の前から振り返ってみると、正面には気になる扉が....../右・中には機能的なウォークインクローゼット(WIC)が。右手のカウンターに腰かけて、靴も一緒にトータルコーディネートができそう。

廊下へ戻って水まわりへ

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左・スッキリとした洗面脱衣所。木目調の洗面化粧台は住戸の内装と統一感があって◎/中央・バスルームには浴室乾燥機が備わっています。/右・シンプルにまとめられたトイレ。上部には便利な吊り戸棚が備わっています。

約5帖の洋室B

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左・共用廊下に面した北向きの窓がある個室。擦りガラスという配慮がうれしいですね。/右・こちらには大型の収納を完備。中にはハンガーパイプが備わっています。

もう少し周辺を 散策してみましょう

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左上・ナポリピッツァの名店「BELLA NAPOLI(ベッラナポリ)」。日本ナポリピッツァ職人協会で、マエストロの資格をもつというオーナーが焼き上げるピザは、本場さながらのジューシーさ。お店の雰囲気からも、まるでナポリにトリップしたかのよう。(190m 徒歩3分)/右上・お昼も夜もオススメしたい「ごはんや今日 リトルトーキョー」。昼は、オーナーが今日食べたいと思ったものを提供する定食屋さん。夜はカウンターのゆったりとしたバーとして営業しています。(650m 徒歩9分)/左下・江東区出身の漫画家、田河水泡の作品「のらくろ」をマスコットにした商店街「高橋のらくろード」。手作りのポスターや顔はめパネルなどが見て取れ、歩くだけでほっこりします。(100m 徒歩2分)/右下・ファンキーな外壁のペイントが目を惹く「RANVIC(ランビック)」は洋菓子の製造工場の直売所。良心的な価格で、満足度の高いケーキやシュークリームが購入できると、地元の方から高い支持を集めています。(700m 徒歩9分)

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カウカモ編集部より

ゆったりと流れる小名木川に、温かい商店街。そんな街並みとマッチする、レトロな倉庫を活かしたギャラリーに、こぢんまりとしたカフェの数々。歴史ある街に新たな風も取り入れた、表情豊かな下町「深川」。今回街を散策して感じたのは、刺激や癒しに溢れるこの街に飽きることなく、住めば住むほど愛着が湧いてきそうという期待感でした。


今回ご紹介するマンションの最寄りは、都営大江戸線・東京メトロ半蔵門線が乗り入れる「清澄白河」。門前町として知られる一方、かつて物流の拠点として栄えたという一面があります。当時の面影が残る倉庫や工場などは今やギャラリーやセレクトショップとして再利用され、「ブルーボトルコーヒー 清澄白河 ロースタリー&カフェ」のオープンを皮切りに、カフェの街として発展したり、まさに下町らしい歴史的な側面と新たなカルチャーが共存する、ほかにはない魅力的な街といえそうです。


ご紹介するのは、駅から徒歩5分という駅近マンション。この街を象徴する運河、小名木川に面して建っています。川沿いの遊歩道には見事な桜並木が植わっています。穏やかな水の流れに青々とした緑、その両方を身近に感じることができる穏やかな立地です。


建物はカウカモでもファンの多い “秀和シリーズ” のヴィンテージマンション。昭和49年築とそれなりに年数が経過してはいるものの、平成28年の大規模修繕工事を始めとした、都度適切なメンテナンスが行われてきました。そのおかげで、共用部の各所からはヴィンテージマンションならではの風格を感じられる、美しい状態に保たれていましたよ。


また、週6日住み込みの管理人さんが勤務されている点や、エントランスの夜間オートロックに、エレベーターに設置された監視カメラなど、セキュリティ面から安心できる要素も揃っています。

ご紹介する住戸の所在は8階。ナチュラルな明るい色味の内装でまとめられた2LDKの間取りです。南向きの掃き出し窓からはLDKいっぱいに明るい日差しが室内いっぱいに注ぎ、日中は電気を点けなくても快適に過ごせそうなほど。


何よりの最大の魅力は、バルコニーから望むリバービュー!小名木川のゆったりとした流れに桜の木々が合わさり、眺めているだけで癒されます。取材中も時間を忘れ、ついまどろんでいたくなりました。そんな至福のひとときが送れるのは、この住戸ならではの特権といえそうです。

古きよき街並みを活かしつつ、新しい風を上手に受け入る下町 “深川”。そんな街に佇む、大切に住み継がれてきたヴィンテージマンションで心地よい暮らしをぜひ。


気になる方はお早めに。お問い合わせをお待ちしております。

writer / editor:野原 茂香