港区三田(白金高輪駅)
仏ZONE to NYC
ノア三田
お寺が多い “和” の雰囲気漂うエリア。そんな場所に、スタイリッシュかつ重厚感あるお部屋が誕生しました。アメリカ東海岸、古いレンガ造りビルの一室かのような雰囲気に、究極のギャップ萌え。内窓越しに、お気に入りのインテリアを眺める毎日・・・いいじゃない。
現在ご紹介可能な物件は、中古・リノベーション住宅のオンラインマーケット「cowcamo(カウカモ) 」よりご覧いただけます。
白金で美味探訪?!

左上・まずは東京メトロ南北線・都営地下鉄三田線「白金高輪」駅からスタート。/右上・モダンフレンチの「restaurant l'Alchimiste(レストラン アルシミスト)」。なんと5年連続でミシュランガイドのひとつ星を獲得している名店です。/左下・パティスリー「Passion de Rose(パッション ドゥ ローズ)」。店名を冠したバラのケーキが気になります。種類も多く、月替わりのものもあるそうなので、頻繁に通ってしまいそう。/右下・クロワッサンが名物のブーランジェリー「MAISON KAYSER(メゾンカイザー)高輪本店」はこちらが本店。隣にはレストランもあり、パンに合うお食事が楽しめます。

桜田通りから一本折れると、目指すマンションが見えてきました。お寺の敷地に隣接する形で建っています。

左上・植栽もキレイに管理されているエントランス。淡い色合いで低層の建物なので、やわらかい雰囲気を纏っています。/右上・ロビーも整然としていて好印象。管理人室もこちらに。/左下・エレベーターは1基。ご紹介するお部屋は2階に所在するので、階段で上がってしまってもOKですね。/右下・お部屋の前の共用廊下。この部分はお隣の住宅に接していますが、キチンと目隠しがされています。

左・玄関ドアを開けると、ツヤツヤの黒が出迎えてくれました! まるでいきなり高級テイラーにでも迷い込んだかのような雰囲気。玄関左手にはシューズボックスが。/右・廊下突き当りから玄関を見たところ。左手は手前から洗濯機置き場・電気温水器スペース・洋室の扉になっています。右手が水まわりの入り口。
売主さま

まずは玄関お隣の洋室Aからチェック。柱があるため、凹の字の形をしたお部屋です。北東2面に向けた窓がついているので、午後でも明るさはOK。

左・天井には太めの梁が通っているので、背の高い方は少々要注意かも。写真左手に見える扉は・・・/右・ウォークインクローゼットです。大人でも寝そべることができるくらいの広さなので、お布団や旅行用品など、いろいろしまっておけそう!

左・洗面脱衣所のドアを開けると、印象的なタイル張りになっていました。こちら、ディティールは後ほどご紹介しますね。クラシックな装いですが、モノトーンでモダンな雰囲気もあり。左手がバスルーム、右手がトイレになっています。/右・バスルームも同様にモノトーンで統一。浴室乾燥機能も付いています。
売主さま
水回りのタイルは、少しアンティークがかった雰囲気です。古くから大切に使われてきて、残ったもののような質感を選びましたよ。同じアメリカでも、西海岸ではなく東海岸にありそうなお部屋・・・というイメージです。

LDKはモノトーンを基調に、木やレンガの少しオレンジがかったブラウンが合わさって、温かみを感じる空間に。ライティングレールの黒が効いています。よくよく見ると白く塗装されたレンガも部分的に使われています。古いレンガ造りのビルを、モダンにリノベーションしたかのような演出がニクイですね。右に見える室内窓も気になります!
売主さま
昔の内装は全て解体し、一から作り上げるスケルトンリノベーションを行っています。専有部分の配管も、全て交換してあります。

こちらは ”L” 字型のキッチンの角から、お部屋の中を見渡したところ。北と西にそれぞれ窓がついているうえ、お隣の洋室Bからも室内窓を通って光が差し込んできます。開放感はありつつも、浮わついた感じはしない。そんな ”オトナのお部屋” といったところでしょうか。
売主さま
無塗装のオーク材に、自分たちでエイジング仕上げを加え、クリア塗装で仕上げました。ヨーロッパやアメリカの古いアパートメントにあるような、何度も何度も塗装を繰り返したツヤ、質感のある輝きのようなものを出したいな、というコンセプトです。

塗装されたレンガと赤レンガ、双方の使い分けによってスペースが緩く仕切られています。赤レンガは漆喰で補修したかのような加工が。こういうエイジング仕上げに「グッ」と来る方も多いのでは? 内装に気を取られて忘れてしまいそうになりますが、キッチンも ”L” 字型でお料理しやすそう。ビルトインのオーブンが付いているのも、うれしいですね!

LDK西側にはシャンデリアが、北側にはライティングレールが。どちらをリビングにしようか悩みます! 空間はそれぞれ二手に奥行きもありつつ、なんとなく全体を見渡せるような間取りになっています。コミュニケーションもとりやすそう。写真左手のドアが洋室Bへの入り口です。

こちらが洋室Bの中。基本的にはLDKと同様の内装ですが、黒の腰壁のおかげでより重厚感のある仕上がりに。こちらも2面に窓があるお部屋です。

クローゼットが備えられており、普段のワードローブ程度は収まりそうなサイズ。LDKに向かって室内窓があるので、太い梁がありつつも圧迫感が少なく、明るい印象になっていますね。
売主さま
もともとの間取りでは、この洋室BがLDKになっていました。ここに壁を完全に造ってしまうと、日当たりも風通しも悪くなってしまいます。最近では “住んでいて気持ちがいい” ことを重視して、室内窓を採用するのが気に入っています。このお部屋はベッドルームでも勿論よいのですが、書斎などとしてお使いいただくのもいいんじゃないでしょうか。

バルコニーにはLDKの掃き出し窓から出入りできます。目の前はお墓! ですが、ちょうど枝垂れ梅がのどかに咲いていました。

左・向かって右手はお寺の敷地のため、ゆったりとした空間が広がっています。/右・左手も低層の建物が続きます。桜田通りまでは大きい建物がないので、空が広く感じるのはうれしいポイント。
売主さま
バスもたくさん通っているので、都内の色々な場所に遊びに出やすい立地かと思います。お子さまのいらっしゃるご家庭でも、十分お住まいいただける広さですが、お出かけ好きなカップルの方にも、ピッタリな物件ですよ。
こだわりの内装ディティール

左・こちらは洗面脱衣所壁のタイル。手作り感のある波打ったタイルが使われています。やわらかさの中に、黒い目地でエッジのある雰囲気を。/中央・床のタイルもモノトーン。四つ目編みのような模様になっています。/右・新しい素材を使って、あえて古びた感じを出す “エイジング” の手法を用いたLDKのレンガ。

左・照明もこだわってセレクトされています。レトロな雰囲気が落ち着きますね。キッチンの壁はタイルで、おしゃれなだけでなくお掃除がしやすいのも◎ /中央・アンティーク風の卵型ドアノブ。手触りもよく、なんとなくずっと触っていたくなります。/右・腰壁もほかと同様、ツヤのある塗装がされています。このツヤが高級感の決め手でしょうか。
近隣の気になる場所をピックアップ

左上・古墳がある「亀塚公園」。なんと今では珍しい「カントウタンポポ」を保全しているエリアもあり、春になると一般に開放されるそう。/右上・駅からマンションまでの道のりにはスーパー「ピーコックストア 高輪魚籃坂店」があります。/左下・イスラエル料理の「DAVID’S DELI(デビッド デリ)」。最近人気に火が点きつつあるファラフェルもいただけます! テイクアウトもOK。/右下・「夢呆(むほう)」は有名人にもファンが多いお蕎麦屋さん。ランチもいいですが、夜にお酒を嗜むのもご近所ならではの楽しみ方。
取材・文・撮影:cowcamo
いつもはインダストリアル寄りというか、やや無機質で倉庫をリノベーションしたような、お部屋を作っています。今回はよりオトナ向けに、シックな仕上がりになるようにデザインしましたよ。