「市ヶ谷」駅からスタート

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左上・今回の舞台はオフィスや大学などが多い「市ヶ谷」。JR中央・総武線だけでなく、東京メトロ有楽町線・南北線に、都営新宿線も利用できます。/右上・都心でありながら駅前のお堀のおかげで視界が抜けていて、空を大きく感じられます。「飯田橋」駅から「市ヶ谷」駅までのJR線沿いには、桜並木が続く外濠(そとぼり)公園が整備されており、毎年春には見事な景色をご覧いただけますよ。 /左下・おしゃれでゆとりある内装のダイニングバー「Lowp Kitchen(ロウプキッチン)」。スパイスが食欲をそそる自然派料理はどれも美味しく、クラフトビールも豊富に揃っています。(450m 徒歩6分)/右下・日々のお買い物には駅前にある、24時間営業のスーパー「マルエツ 市ヶ谷見附店」が便利でしょう。(400m 徒歩5分)

優雅に佇むマンションへ

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東京メトロ南北線・有楽町線の5番出口からはわずか徒歩2分の距離。外堀通りから物件に向けて少し脇道へ入ると、周辺は落ち着きのある住宅街に。斜面に建つ地下1階付き地上5階建て、総戸数32戸の建物です。

建物右手から駐車場へ

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地下の駐車場(月額35,000〜39,000円)は2019年7月現在、数台分の空きがあります。また駐輪場(年額3,000円)も同じく現在空きがあります。

売主さま

機械式駐車場に入庫できるサイズは、全長5,300mm × 幅2,050mm × 高さ1,550cm ×重さ2,300kg以内と、全長5,050mm × 幅1,900mm × 高さ1,550mm × 重さ2,000kg以内の2種類があります。

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雨の日も雪の日もへっちゃらな地下駐車場は、やっぱり便利で安心ですよね。

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左上・道路から少し奥まって位置するエントランス。スロープと手すり付きの階段があるアプローチです。/右上・自動ドアをひとつ越えた先には、オートロックのドアが。/左下・広々としたエントランスホール。奥には大きなソファセットが置かれた待合スペースがあり、左手の郵便ポストの隣には宅配ボックスも。管理人室には、週6日間管理人さんが勤務されています。/右下・ご紹介する住戸の所在は4階。明るくゆとりある共用廊下を進み、アルコーブの奥へ。

売主さま

玄関ドア向かって右手にある片開き扉の中は、住戸付帯のトランクルーム(約0.25㎡)です。また、こちらのマンションでは成長時の体長が50cm、体重が10kgまでのペットを合計2匹まで飼育できます。

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あいにく撮影がお引っ越しと重なってしまい、各所に養生がされていて少々伝わりづらいかもしれませんが、外観や共用部からグレードの高さを感じられるマンションです。ブラウンのタイル貼りと相性のいい植栽は丁寧に剪定(せんてい)され、共用部は隅々までとても綺麗に保たれていました。

ゆとりある玄関

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左・共用部から一貫して優雅さが漂います。/右・収納力とデザイン性を兼ね備えた下足入れ。対面の壁上部にはピクチャーレールが備わっており、お気に入りの絵や写真を飾ることができます。

売主さま

玄関から見える突き当たりの壁には、伝統木工技術の組子細工をあしらっています。内装は歴史ある「市ヶ谷」の地に調和するよう、和要素を取り込みつつモダンに仕上げました。

廊下を進み 左手奥のLDKへ

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南東向きの窓から光がたっぷり注がれる約19帖の空間。では、順番に見ていきましょう。

売主さま

照明器具とレースカーテン以外の家具は、生活のイメージを膨らませていただく為のディスプレイです。

まずはキッチンから

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コの字型のキッチンは、収納が充実し、食器洗い乾燥機を備えていて実用的。加えて、六角形のタイルやダウンライトの手元灯などデザイン面も◎ 写真には映っていませんが、背面には冷蔵庫に並べて調理家電用のラックなどを置くスペースもあります。

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キッチンカウンターはしっかり奥行きがあるので、ダイニングスペース側にスツールを置けば、サッと済ませたい朝食や晩酌タイムなどに重宝しそうですね◎

リビングダイニングへ

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食卓がLDKの中央に位置するようゾーニングされています。キッチンでお料理しながら、食卓にいるご家族と会話を楽しめる距離感です。

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間接照明やピクチャーレールなど、さり気なく小粋なアクセントが散りばめられています。そして、窓側はバルコニーに面した二面採光。扉には蛇腹式の網戸が備わっているので、風を通すこともできますよ。

ではバルコニーへ

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前面の建物とは距離が取れており、周囲からの視線は気にならず開放感があります。緑の生い茂るあたりに、時々電車の走る姿が見えますが走行音などは届かず、バルコニーに出ても静かな印象でした。

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比較的コンパクトなバルコニーですが、日当たり・風通し共によく、お洗濯物の乾きは期待できそうです。

室内に戻って

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ネイビーのアクセントウォールが、空間をキリっと引き締めています。日当たりのいいリビングスペースは、ワンちゃんや猫ちゃんにとってもお気に入りの場所となりそうですね。

ダイニングスペース左手の 引き戸から洋室Aへ

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左・先ほどご紹介した、バルコニーに面する約5.5帖の個室。微かに柄の入ったアクセントクロスが採用されています。/右・正面右手からクローゼット、凹んだニッチ収納、そして木目調の扉の先には……

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廊下があります。はい、ご覧の通りLDKと廊下からアクセス可能な2WAY動線です。個室が足りているようであれば、セカンドリビング的な使い方やご家族兼用の書斎などにするのもいいですね。

売主さま

単純な3LDKの間取りではなく、LDKと洋室Aの一体利用により、おふたり暮らしからファミリーまで、幅広く使えるプランにしました。

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各居室にあるクローゼットに加え、廊下にはマルチ収納がふたつ備わっています。ほかにもキッチンや水まわりなど随所に収納が充実しており、とても暮らしやすそうです。

続いてお隣の洋室Bへ

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左・同じく先ほどのバルコニーに面している約6.1帖の個室。南東向きで明るく、お子さまがいらっしゃれば、子ども部屋によいでしょう。/右・個室の形は家具のレイアウトがしやすい長方形、そしてクローゼットが備わっています。

廊下に戻り 玄関横の洋室Cへ

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北西向き、約7.6帖の個室。窓の外は共用廊下ですが、花台と面格子でワンクッション距離が取れています。藍色の和調アクセントクロスが素敵ですね。

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左・個室の中で一番広いこちらが、主寝室にふさわしいでしょう。正面の扉の先は……/右・L字型に枕棚とハンガーパイプが備わっているウォークインクローゼット(WIC)。おふたり分の衣類は綺麗に納まりそうですね。

水まわりをチェック

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左・ワイドミラーにツーボウルでラグジュアリー感漂う洗面台。/中央・肩かけ湯や腰かけ湯ができる浴槽が装備された、ゆったり1620サイズのバスルーム。扉はスタイリッシュなクリアガラスです。/右・廊下に面して独立しているトイレ。シックでモダンな手洗い器があり、背面には吊り戸棚も備わっています。

周辺をもう少し散策

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左上・“ハンドクラフト” にこだわったメニューを揃えるコンテナハウス型店舗「No.4(ナンバーフォー)」。中でも薪釜で焼き上げるピザは絶品! テイクアウトもできますし、テラス席ではワンちゃんと一緒にご利用いただけます。(850m 徒歩11分)/右上・種類豊富なオーガニックコーヒーや無農薬コーヒーを提供する「Bun Coffee Byron Bay(バン コーヒー バイロン ベイ)」。オーガニック紅茶の販売もしています。パッケージがカラフルでとってもキュート。(600m 徒歩8分)/左下・記念日などには、フランス人シェフが腕を振るうレストラン「Chez Olivier(シェ オリビエ)」がおすすめです。見た目も美しく、素材とソースの味わいをしっかり感じられる本格フレンチと評判です。(850m 徒歩11分)/右下・靖国神社前にあるパン屋さん「FACTORY(ファクトリー)」。テイクアウトはもちろん、ボリューミーでコスパ満点のイートインメニューが◎ 夜はアルコールも飲めますよ♪(1km 徒歩13分)

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カウカモ編集部より

今回の舞台は、江戸時代は幕府の武家地という由緒ある土地柄の “市ヶ谷エリア” です。駅前のお堀をはじめ、その歴史的背景の所以(ゆえん)か都心であるにもかかわらず、緑豊かでゆったりとした空気が流れています。名だたるヴィンテージマンションが点在しているのもこのエリアの特徴です。


駅の西側はオフィス街らしい活気に溢れていますが、ご紹介するマンションの周辺は駅徒歩2分とは思えない、落ち着きのある静かな環境。そして、三井物産旧分譲 × 清水建設施工と大手タッグで建てられたマンションは、このエリアにふさわしいグレード感と安定感があります。


2019年7月現在、築17年とリノベーション物件としては比較的 “若者” ではありますが、2017年には大規模修繕工事を実施済み。ほかにも2015年には鉄部塗装工事、2012年には屋上防水工事を行うなど、適宜修繕が施されています。


管理人さんに共用部の撮影許可をお願いしたところ「住人の方が不審に思われるといけないので」と、地下駐車場の撮影に同行して下さいました。こんな管理人さんが週6日間もいらっしゃるのは、なんとも心強いですね。そのうえ月々の共益費は広さに対して妥当な金額、かつ修繕積立金に重きを置かれている点も◎


住戸については、玄関脇にトランクルームを完備、センスと機能の両方を兼ね備えたキッチンや水まわりの設備、日当たり・風通しのよさ、アクセントウォールや組子細工など気の利いたエッセンスが散りばめられた内装、収納力や2WAY動線など使い勝手のよさそうなプランニング。どこを取っても抜かりない印象です。


このエリアにふさわしいマンションとご紹介しましたが、そのマンションにふさわしい住戸だと思います。街とマンションと住戸に一貫して感じられる、落ち着きとグレード感が大きな魅力でしょう。また、ペットと一緒に暮らせることや、地下に駐車場があるのも人によっては、外せない大切な要素ですよね。

正直、誰もが容易く手が伸びる物件ではないと思います。逆に言えば、この物件をご検討いただける方はほかにも多くの選択肢をお持ちだと思います。魅力的な物件は数あれど、どこを見てもバランスが取れ、デザイン性の高いお部屋は、そう多くはないはず。ぜひご検討くださいませ。

writer:西湖 望 / editor:平野 翔子