御殿山へようこそ

写真

左上・今回ご紹介するのは、高級住宅街 “御殿山エリア” にあるマンション。路地の突き当たりに位置しているため、人の通行が少ない閑静な環境です◎/右上・大きな庇(ひさし)がモダンなエントランス。現地では門灯やドアハンドルなどの細部にもご注目あれ。/左下・オートロックも宅配ボックスも木目調で統一されているところに美意識を感じます!/右下・共用ホールから階段を数段上がったところに、ご紹介の住戸の玄関扉が。

売主さま

物件には平置きの駐車場(20,000円/月額)が付属します。また、細則がありますが、ペットの飼育も可能ですよ。

ごきげんよう お邪魔します

写真

左・玄関は間接照明と木目柄の天井で、ラグジュアリーな雰囲気♡ 右手の扉の奥は機械室で、配電盤や空調設備があります。/右・LDKの手前には、スポットライト付きのムーディーなディスプレイスペースが。左右にはスリムな収納棚が備わっています。

光あれ!

写真

約15.1帖のリビングダイニング(LD)に入ると、窓から差し込む眩しい光にとにかく目を奪われます。1階の住戸なのに、こんなに明るいなんて驚きです!

写真

窓を背にしてもう一枚。左手の壁には石調のタイルがあしらわれ、空間にメリハリが生まれています。

売主さま

マンション全体が重厚感あるクラシカルなイメージですので、住戸もそれに合わせて、シックで落ち着いた内装を意識しました。

振り向けば グリーンが

写真

バルコニーに出ると、豊かな植栽が視界を潤してくれます。しっかり距離が取れているので、お向かいの建物からの視線は気にならなさそうです。

写真

バルコニーは南向きで、たっぷり陽が当たります。そこまで大きいわけではないものの、洗濯物を干すのに困ることはなさそう。

LDに戻って

写真

右上に写っているのは空調の吹き出し口。この住戸内の空調は、玄関横の機械室で一手に操作します。各部屋にエアコンを設置しなくていいので、空間がスッキリしていいですね◎

cowcamo

それでは、左手の引き戸の奥にあるキッチンへ進みましょう。

幽玄ですね……

写真

食洗機やタッチレス水栓を完備したキッチン。約5帖の広さもさることながら、まわりを彩る、墨のような色ムラのあるタイルが素敵です。窓の向こうには、あつらえたかのような竹林がのぞいています。

cowcamo

引き戸でキッチンをしっかり独立させられるのは、ペットと暮らす方にとってはありがたいポイントですね〜♡

写真

背後には、冷蔵庫やカップボードを置くスペースが確保されています。扉の奥には収納棚と洗濯機置き場が。

廊下に戻って

写真

左・LDKを背にしたカット。左手の廊下を進み、水まわりや洋室を見ていきましょう。まずは手前のトイレから。/右・写真には写っていませんが、トイレには大きな鏡と手洗い器が備わっています。

余裕ある水まわり

写真

左・モザイクタイルをあしらった洗面化粧室。鏡の後ろと下部は収納になっており、スッキリと使えそう。/右・バスルームはちょっぴり余裕ある1416サイズです。

約7.5帖の洋室A

写真

洋室Aは光沢のあるクロスがアクセントになっています。腰高窓は北向きで、エントランス横の駐車場に面しています。

写真

窓の反対側には、頼もしい大きさのウォークインクローゼット(WIC)が備わっています。

cowcamo

む……廊下の奥に、なにやら特別感漂うスペースが……?

自慢の書斎 ご用意しました

写真

キャー! 廊下沿いにある窓辺の一角が、セミオープンなライブラリースペースに仕立てられています! 幅の広いデスクは、2〜3人並んでも余裕で作業できそう(コード穴も完備♡)。壁のクラシカルな柄のクロスもたまりません。

売主さま

暮らし方の変化を踏まえて、もともと個室だった部分をライブラリースペースとして生まれ変わらせました。自宅でお仕事される際にも便利ですよ。

写真

左・窓は駐車場に面しています。道路の先は行き止まりなので往来は少ないですが、薄手のカーテンやブラインドを閉めるとより集中できそうです。/右・背後には水まわり部分の壁を利用した本棚が。その上には空調の吹き出し口があるので、オールシーズン快適です!

cowcamo

廊下をさらに右手に進んで、最後に洋室Bをチェックしましょう。

約5帖の洋室B

写真

こちらはベージュでまとめたシンプルな内装なので、お好みに合わせて自由にイメージを変えられそう。北向きの腰高窓と、ゆったりサイズのクローゼットが備わっています。

去り際に後光が……

写真

ちょうど、建物が太陽を背中にしょったタイミングでパシャリ。神々しい……! なにかの絵で見たことあるような、雰囲気ある佇まいですね。

cowcamo

さてさて。かつて江戸時代には、この辺りに将軍が鷹狩の際に休む「品川御殿」があったそう。それでこのエリアは御殿山と呼ばれるようになったんですって。豆知識でした!

天下の高級住宅街ですよ

写真

左上・電車に乗る際は、徒歩14分の場所にある「大崎」駅が便利そう。/右上・四季折々の自然が美しい「御殿山庭園」。実は「品川」駅までの無料シャトルバスが運行しているのでチェックを!(350m 徒歩5分)/左下・並木道と調和する美しい佇まいの「ガーデンシティ 品川御殿山」。石造りの洋館のような造りですが、このエリアならではの歴としたオフィスビルです。(500m 徒歩7分)/右下・旧岩崎家別邸、コンドル建築の「三菱開東閣」もご近所に。現在は非公開の倶楽部として使われているのだとか……(500m 徒歩7分)

cowcamo

ザ・お屋敷街のイメージが伝わりましたでしょうか? 電車の駅からはいずれも少々距離があるので、駐車場を活用してカーライフを楽しむのがよさそうですね♪

グルメスポットに連れてって

写真

左上・ミシュラン三ツ星を獲得し続けている超人気フレンチが、徒歩圏内に!「restaurant Quintessence(レストラン カンテサンス)」までは徒歩8分です。(600m)/右上・大崎方面へ歩くと、貸切利用もできる「cafe & hall ours(カフェ & ホール アワーズ)」が。イベントやパーティーなどに活用できます。(900m 徒歩12分)/左下・カジュアルにイタリアンを楽しめる「GRILL HARVESTER 大崎店 (グリルハーベスター)」。(900m 徒歩12分)/右下・こちらは自家焙煎豆のスペシャルティコーヒーをいただける「SNOW BEANS COFFEE(スノービーンズコーヒー)」。お散歩の合間にテイクアウトしたいですね。(900m 徒歩12分)

cowcamo

カウカモ編集部より

ため息が出るようなラグジュアリー感。しかも、そのため息が想像以上に大きく響くくらい、閑静な住宅街。建物の中も外も一貫してハイソな空気が漂い、さすがは “御殿山エリア” の住まい! と拍手したくなりました。

ご紹介するのは1階の住戸。1階と思えないくらい素敵な日当たりで、LDKには太陽光がいっぱいに入ります。テンションの上がるワークスペースが備わっているのもうれしいし、個人的には、そよぐ竹林を眺めながらお料理できる、水墨画カラーのキッチンもツボでした◎ とっても風流だと思いませんか?

さすがに5ケタを超える価格ではありますが、この立地で平置きの専用駐車場が付属することを計算に入れると、意外とそこまで飛んだ額ではないと感じるはず。あぁ可能ならば、私もここの帝国民になりたいです……。

writer:小杉 美香 / editor:酒井 大作