城南五山のひとつ “御殿山エリア”

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左上・ご紹介するマンションがあるのは、JR山手線「品川」駅から徒歩11分の場所。さらに、「大崎」駅(徒歩12分)と「五反田」駅(徒歩14分)も徒歩圏内! どの駅からもやや距離はありますが、行き先によって経路を使い分けられて便利です。/右上・“品川エリア” のランドマーク的な存在の「品川プリンスホテル」。都会的な水族館「マクセル アクアパーク 品川」や豊富な飲食店が揃っているので、休日にのんびり訪れてみてくださいね。(700m 徒歩9分)/左下・「AUX BACCHANALES(オーバカナル)」はパリの街角を思わせる佇まいと内装が魅力のブラッセリー。近所だけれどちょっとおしゃれをして、パリジェンヌ気分でブランチやディナーをどうぞ♡(850m 徒歩11分)/右下・三菱財閥創業者である岩崎家の高輪別邸跡である「三菱開東閣(かいとうかく)」。都会とは思えぬほど鬱蒼(うっそう)とした木々に囲まれています。内部の一般公開はしていませんが、建物の重厚な造りや佇まいから古きよき歴史を感じられます。(230m 徒歩3分)

青い帽子をかぶった 可愛らしいマンション

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「品川」駅からの道のりは、「三菱開東閣」の緑を望みながら大通りを歩くルート。オフィスビル「ガーデンシティ 品川御殿山」の木々の向こうに堂々とそびえる建物が、今回ご紹介するマンションです。

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高台に建っているので、道のりによっては息切れするほどの激しいアップダウンが出現! お天気や荷物の量などに合わせて、アクセスしやすいルートを通るとよいでしょう◎

売主さま

竹中工務店によって1971年に建てられた、総戸数16戸のマンションです。2012年に大規模修繕工事を実施済みで、その際に屋上防水・外壁補修・鉄部塗装工事などを行っています。2009年にはエントランス扉の改修工事も行っていて、共用部は綺麗に保たれていますよ。

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左上・マンションの前に着きました。白×青の外観は近くで見てもさわやか♡/右上・エントランスには階段がありますので、ベビーカーやスーツケースなどをご利用の際はひと踏ん張りして運びましょう! そして、夜間(18:00~翌5:00)のみオートロックがかかりますよ。/左下・タイル使いがレトロな共用ロビー。管理人室とメールボックス、そして左奥にはエレベーターホールがあります。/右下・3階まで上がってきました。さっそく住戸にお邪魔しましょう!

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管理人さんは月・木曜日の8:30~17:30、火・水・金曜日の9:00~18:00、土曜日の9:30~12:00に勤務されています。また、駐車場は月額25,000円で利用でき、2020年1月時点では空きがありますよ。

収納力ある玄関ホール

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左・間接照明がやわらかに足元を照らす、エレガントな玄関ホール。廊下は左右に延びていて、正面の扉の先は後ほどご紹介する洋室A。右側には……/右・突き当たりに洋室Bの扉、その手前に収納があります。

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左・洋室Bの前から振り返ってみました。写真右手はLDKの扉、そして左側の扉を開けてみると……/右・中はシューズインクローゼット(SIC)でした。

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下足入れに加えてSICがあるので、靴LOVERさんに喜んでいただけそう♡ SICは奥行きが深いので、アウトドア用品やゴルフバッグなどのレジャーグッズをしまうこともできますね。

窓たっぷりのLDK

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約15.5帖のLDKはキッチン横の窓際の形が特徴的! 南側はほぼ一面が窓なので、自然光が室内にしっかり届いています。

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キッチンに立つと窓の向こうに緑が見えて、和やかにお料理を楽しめそう♪

憧れの アイランドキッチン

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左・食洗機付きのスマートなキッチン。/右・向かいには広々としたスペースが! 冷蔵庫のほか、食器棚や家電用の棚をゆったりと置けるので、食器や調理家電をたくさんお持ちの方にはうれしいですね。

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レンジフードがやや低めの位置にあるので、背の高い方は調理中に少し前かがみになると、頭をコツンとしてしまうカモ? 慣れるまではお気を付けください。

外の空気感をたっぷり感じて♡

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これだけ窓があると、室内にいながらでも外とゆるくつながっているような感覚になりますね。窓に囲まれた変形部分に小さめのダイニングテーブルを置いてリビングスペースを広々と使ってもいいし、窓際を癒しの日向ぼっこエリアにしても◎

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窓側の梁下は一番低いところで199cmほど。背の高い方は少し気になるかもしれないので、現地でご確認くださいね。

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窓! 窓! 窓! この空間、とっても明るくて気持ちいいのです。ここをどんなスペースとして活用するか、妄想するとワクワクが止まらない!

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観葉植物を置いてインナーバルコニーっぽくしたり、読書スペースにしたりといろいろ楽しめそうですね!

素敵な建物と緑を見下ろす バルコニー

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なんだか外国っぽい雰囲気を感じるこの眺望! 正面の重厚で美しい建物はオフィスビルの「ガーデンシティ 品川御殿山」。眼下に広がるその敷地内には遊歩道や豊富な緑があり、のんびりとした空気が漂います。

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こちらの住戸は3階に所在していますが、高台に建っているマンションなので、実際は階数よりも高さを感じられます。大通りとマンションとの間に「ガーデンシティ 品川御殿山」が建っているおかげか、車の走行音は聞こえず、鳥のさえずりが耳に心地よく届きます♪

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バルコニーは変形&コンパクト。マンションの規約によると、物干しはなるべく屋上の共用の物干し場を利用するようにと書かれていますが、外部から目立たないようにすれば物干し自体はしてもいいそう。

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窓からの眺望を保つなら、浴室乾燥機を活用するという方法も。

室内に戻ってきました

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LDKには2か所、両開きの収納が備わっています。さて、続いては写真中央にあるブラウンの引き戸を開けてみましょう!

収納量も広さも◎ な水まわり

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左・扉の先は広々とした洗面脱衣室。写真には写っていませんが、オープン棚のほかにも、左側に折れ戸1枚分の収納も。正面の扉の先はトイレです。/右・ワイドな洗面台は、ふたり並んで使うこともできそう!

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左・トイレはカウンターと収納付き。/右・バスルームには浴室換気乾燥機能が備わっています。

LDKに戻ってきました

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この景色、とってもイイ♡ 取材日はあいにくのお天気でしたが、太陽が顔を出す日はきっとサンサンと陽が降り注ぐのでしょう!

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窓越しには「ガーデンシティ品川御殿山」で働く人たちの姿がハッキリ見えます。視線が合う感じはしませんでしたが、見ようと思えばお互いが見える距離感。でもレースカーテンやブラインドをずっと閉めているのはもったいないし、悩ましいところです……。少なくとも着替えなどの際はカーテンを閉めましょう!

廊下に戻って洋室Aへ

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左・玄関の向かいにある洋室Aからも、窓の向こうに緑がたっぷり望めます。約4帖というコンパクトな空間ですが、収納が備わっていますし、シングルベッドは置けるので、お子さまがいらっしゃれば、子ども部屋にするのがよさそうです。

約8.8帖の洋室B

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贅沢(ぜいたく)な広さを持つ洋室B。大きめのベッドのほか、チェストやドレッサー、デスクなども余裕で置けそうです。

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洋室BにもLDKと同じ向きで、ほぼ同じサイズのバルコニーが付いています。

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左・室内に戻ってきました。正面の引き戸を開けてみると……/右・ワイドなウォークインクローゼット(WIC)でした。ふたり分のお洋服でもスッキリしまえそうです◎ 奥行きが深いので、スーツケースや季節家電などもすっぽり収まりそう。

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都会でバリバリ仕事をするシングルの方や共働きのご夫婦、さらには小さなお子さまがいるファミリーまで対応できそうな広さと間取りですね!

“御殿山エリア” らしさが あちこちに

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左上・窓からも見えていた、並木道と調和する美しい佇まいのオフィスビル「ガーデンシティ 品川御殿山」。テナントとして入っている、フライトシュミレーター施設とキャビン型レンタルスペースが気になる♡(230m 徒歩3分)/右上・「御殿山庭園」に寄り添うようにして建つ「TOKYO MARRIOTT HOTEL(東京マリオットホテル)」は、「ラウンジ&ダイニング G」がおすすめ。解放感のある吹き抜けや窓いっぱいの緑に囲まれて、モーニングやアフタヌーンティーを楽しんで♪(350m 徒歩5分)/左下・ハード系のパンの評判が特に高いベーカリー「Pain aux fous(パン オ フゥ)」。イートインスペースでは、スープとドリンクがセットになったパン盛り合わせをいただけます。(500m 徒歩7分)/右下・25:00まで営業しているスーパー「ライフエクストラ 東五反田店」。「大崎」と「五反田」方面にはほかにもスーパーが豊富に揃います。(550m 徒歩7分)

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カウカモ編集部より

「三菱開東閣」や「ガーデンシティ 品川御殿山」の緑をすぐそばに感じられる “御殿山エリア”。ビッグターミナル駅「品川」から徒歩11分とは思えぬ、穏やかな空気が流れています。品川・大崎・五反田のどの駅も徒歩15分弱とやや距離はありますが、だからこそ喧騒から離れたこの落ち着きが手に入るのでしょう。


周辺には勾配が多く、ルートによっては急な坂道や階段も。各駅からの歩きやすいルートを早めに見つけたいところです。どの駅からも大きめの通り沿いを歩くルートがあるので、帰りが夜遅くなっても人目があって安心できるのはメリット◎


1971年に竣工したマンションは、2020年1月現在で築48年。歴史を重ねてきたマンションですが、2012年に大規模修繕工事、2006年にエントランス扉の改修工事などを実施していることもあってか、外観や共用部はレトロながら古びた印象はありませんでした。竹中工務店の施工という心強いポイントもあるので、今後も適宜修繕を行いながら住み継いでいけそうです。


総戸数16戸と小規模、そしてこの築年数ゆえに共益費はややお高い印象。ですが、この立地と周辺環境を考えれば納得できそうです。駐車場が月額25,000円で利用できるのは良心的ですしね!


専有面積約73㎡、2LDKの住戸は、どの居室にも窓があって、外とのつながりを感じられる空間です。正面には素敵な佇まいのオフィスビル、そして眼下には豊かな緑の借景が広がり、都会らしさと心地いい自然をバランスよく楽しめますよ。


陽が降り注ぐ窓際でお食事をするのも、デスクを置いて読書をするのも、ロッキングチェアでうたた寝するのも、全部いい! どんな “窓際ライフ” を送ろうかしら♡


そして、交通の便のよさは詳細を説明するまでもないですね。普段の通勤やお出かけ、さらには新幹線や飛行機を使った旅行や出張にも便利な立地なので、お出かけ好き&仕事であちこち飛びまわるアクティブさんは、さらに充実した日々を送れることでしょう。


「こんなところに静かな住宅街が!」「品川にこんなにも緑が!」という驚きとともに、内見をお楽しみください♡

writer:島村 麻美 / editor:平野 翔子