ああ、選べない

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物件が所在するのは「恵比寿」と「広尾」のちょうど真ん中あたり。どちらもほぼ同じ距離感ですが、今回は計4路線が乗り入れる「恵比寿」駅から歩いてみましょう。/左上・美味しいレストランが多くて、一方でふらっと入れる老舗の飲み屋さんもあり・・・さまざまな魅力が詰まった人気エリアです。(徒歩10分)/右上・この景色、車の窓から見たことがある方も多いのでは? 5方向へ道がのびる「渋谷橋交差点」は、マンションから徒歩7分の場所です。(550m)/左下・日本画の名作を多く所蔵する「山種美術館」もマンションのすぐ近くに。訪れたことのない方は、ぜひ一度! ミュージアムカフェでは、展示にちなんだ甘味もいただけますよ♡(120m 徒歩2分)/右下・マンションの目の前にある「ペルー共和国大使館」。大使館の周辺はもちろん警備が厳しいので、暮らす上でも安心ですね。(60m 徒歩1分)

坂道に佇む低層マンション

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こちらが今回ご紹介のマンションです。大使館の前という立地から想像する通り、グレード感漂う佇まい。平成9年竣工、そして平成29年には大規模修繕工事を実施済みということもあり、美しい状態です。

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左上・重厚なエントランスの横には、地下駐車場への入り口があります。/右上・駐車場はストレスの少ない自走式。写真中央のドアを覚えておいてくださいね。/左下・エントランスホールの照明はスタイリッシュ。管理人室・宅配ボックス・集合ポストがあります。クリーニングの受け取りボックスがあるのもgoodですね。共用部のあちらこちらにお花がたくさん飾られていましたよ。/右下・オートロックの自動ドアを抜けると、この気持ちのいい空間! 中庭を囲むように、4つの住戸の玄関扉があります。

まるで戸建てじゃないですか

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なんと、個別の住戸にこんなアプローチが。この “戸建て感” に胸が高鳴る方も多いのでは?

お宅拝見!

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左・土間がやや広めに取られており、ふたり並んで靴を履いても窮屈さを感じなさそう。左手前に曲がるとトイレがあり、中央のガラス入り扉はダイニングキッチン(DK)に続いています。その右手前にあるのは洋室Aの扉です。/右・こちらはメゾネットですが、トイレはここ1箇所。余裕を持って行動するのが吉ですね。

約5帖の洋室A

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洋室A、うれしい南西二面採光です。壁一面のクローゼットは奥行きが深く、包容力◎!

DKへ

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『おお!』と声が出そうな、開放感溢れる約16.7帖の空間です。南と東向きの窓から差し込む光からは、力強ささえ感じます。

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ブラックのフレームで景色を切り取っているようでカッコいい!

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ソファ側から眺めるとこんな感じ。腰掛けると、窓に囲まれているような感覚になりましたよ。では、写真中央キッチンスペースへ。

渋くキラリ

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オールステンレスのシステムキッチンです。食洗機完備なのはもちろん、収納も豊富。さりげなくゴミ箱を置くスペースも確保されていますよ。

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キッチンの前から見たところ。光に包まれているようで、朝食をとるのが楽しみになりそうなスペースですね! 右手に見えるのは、地下1階へと続く階段です。あっちもこっちも気になってしまいますが(笑)まずはバルコニーへ出て、深呼吸をしましょうか。

東向きのバルコニー

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こちらのバルコニーはコンパクトですが、日当たりがいいので洗濯物もよく乾きそう。正面には豊かな緑と空を眺めることができます。

室内に戻って

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それでは、写真中央にある階段へと進みましょう。

カッコいいは、正義

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左・階段の上には可動棚やピクチャーレールが取り付けられていますので、ぜひここでセンスを爆発させてくださいね。正方形の小窓も付いています。/右・下に降りてきました。デザイン性の高いオープン階段は、上り下りにちょっぴり注意が必要。それでもあまりあるカッコよさ・・・なお、ミニスカートだと『イヤン♡』なイベントが発生します。

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あれ?奥の空間はどうなっているんでしょうか。

ようこそ コミュニティリビングです

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こちらは約7.6帖のコミュニティリビング! 地下ですが、大きな窓があるおかげで閉塞感はナシ◎ 足元にはタイルが敷かれ、1階のDKとはまた一味違った落ち着きある空間となっています。中央のデスクスペースはお仕事や学習などに使えそうですね。

売主さま

そして・・・右手の扉にご注目ください。こちらは第2の玄関! 先ほどご覧いただいた、専用駐車場の扉がコレです。住戸の前の駐車場から、ダイレクトに出入りすることができるんですよ。お車で通勤される方でしたら、こちらを玄関として戸建てのような感覚でお住まいいただくこともできます。

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重い荷物を運ぶときや、ベビーカーや自転車を車に積みたいときにも便利ですね!

駐車場から入ってくると こんな感じ

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『ただいま』と入ると、お子さまが本棚の漫画に手を伸ばしていたりして。ちょっと見づらいのですが、右手前の窓の前はベンチのようになっていて “座り読み” に最適。正面にはふたつの洋室があります。ではまず、左手の引き戸の先へ。

白でまとめられた 洗面脱衣室・バスルーム

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洗面脱衣室は余裕ある広さで、ゆったり身支度できそう。バスルームには浴室乾燥機能を完備しています。

約6帖の洋室B

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南東向きの窓から陽が差し込み、地下とは思えない明るさです。窓の向こうに見える、グリーンとウッドデッキが気になる! 行ってみましょう!

まさに プライベートテラス

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おお・・・まさか、地下1階でこんなテラスに出会えるなんて! ツタがまるで緑のカーテンのようですね。それもウッドデッキ敷き。“こちらでお楽しみください” と言わんばかりです!

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左・お隣の住戸とはしっかりとした高さのある塀で仕切られています。/右・こちら側は若干、斜め上からの視線が気になるかも? ご心配な方は現地にてご確認くださいね。下部には水栓も付いていますので、植物への水やりもラクラクです。

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昼下がりの読書、夕涼みの晩酌・・・夏にはお子さま用のプールも楽しめそうですね♡

約5帖の洋室C

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そんなテラスの様子を、コーナーサッシから目を細めて眺めることができるのが、こちらの洋室Cです。いかがでしょう。地下のイメージ、変わりそうじゃありませんか?

じっくり歩きたくなる街

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左上・テラス席が素敵な「PAPAS CAFÉ(パパスカフェ) 広尾店」。駅から少し離れているのでゆっくりすることができますよ。(120m 徒歩2分)/右上・「写真集食堂 めぐたま」は、 “タフでやさしい日本のおうちごはん” をいただけるお店。店内の壁一面は本棚になっており、写真集の数はなんと5,000冊!(200m 徒歩3分)/左下・美味しい魚介が食べたくなったら、肩肘張らないシーフードレストラン「ビストロ シロ」へ。産地直送の新鮮な魚や野菜を、フレンチをベースにした調理法で提供してくれます。(350m 徒歩5分)/右下・「GOTHAM GRILL(ゴッサムグリル)」では、NYスタイルのハンバーガーとステーキをムーディな店内でいただけます♪ 姉妹店のパン屋から卸したバンズで作るハンバーガーは、一度は食べてみたい一品です。(650m 徒歩9分)

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カウカモ編集部より

「恵比寿」と「広尾」の真ん中と聞いたら、どちらを最寄駅として使いましょうか? どちらも魅力がありすぎて、私だったら本気で三日三晩悩みます(笑)今回歩いた「恵比寿」駅からの道のりは緩やかな上り坂ですが、空が大きく開けており、イチョウ並木を眺めながら歩くのはとても気持ちよかったです。周辺のおしゃれなお店をチェックしながらだと、あっという間でした。ちなみにすぐ側の「広尾高校前」バス停(110m 徒歩2分)からは、渋谷や恵比寿へバスが出ているので、こちらを使うのも便利そう。

「ペルー共和国大使館」の目の前! という恵まれた場所に建つこちらのマンションは、以前にもカウカモで別の住戸を取材させていただいたことがあります。グレード感は醸しつつ、ガチガチに気負いすぎない、ちょうどいい高級感をまとっているところが素敵。そして今回ご紹介したのは、マンションの中でもほんの4戸のみというメゾネット。メゾネットは戸建てライクなプライベート感を得られる傍ら、自ら建物のメンテナンスをしなくていいのが魅力ですよね。

そして先ほど電車・バスの利便性についてご案内しましたが、実はこちらの物件、マイカー通勤の方のためにあると言っても過言ではありません。なぜなら “専用駐車場から住戸へダイレクトインできる!” それが最大の特徴だからです。こういう物件の珍しさは、探したことのある方でしたら深く頷いていただけるかと思います。しかも『ただいま』とドアを開けた先が、ご家族の集まるコミュニティリビングだなんて気が利いていますよね。団欒にも “ダイレクトイン” です。

1階はもちろん地下1階まで光が行き渡り、3LDKのどこにいても明るさと風通しのよさを感じながら暮らすことができそう。ウッドデッキ敷きのテラスに立つと、静けさと緑の香りが染み込んでくるようで、いい意味で地下のイメージを裏切られました。正直、オープン階段はちょっぴり上り下りに注意が必要そうです。『けれど・・・長く暮らすなら、テンションの上がるスタイリッシュな階段を選びたい。オープン階段の浮遊感には慣れていくだろうけれど、普通の階段の普通感に慣れたくはない』 そんな心意気の方にぜひ住みこなしていただきたいです。


ファミリー向きの最大公約数では物足りない方のための、エッジの効いたメゾネット。ほかの物件ではなかなか叶えられないような魅力を、たくさん感じていただけたのではないでしょうか。きっとご家族みんなの心が躍る、自慢の我が家となってくれますよ。

writer:小杉 美香 / editor:外山 友香