住宅街の先、 丘の上にて

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「代官山」、「中目黒」、「恵比寿」が結ぶトライアングルの真ん中。今回ご紹介するマンションは、遊びもカルチャーも楽しめる立地にあります。管理の行き届いた “ザ・ヴィンテージ” な風格を楽しみたい方、要チェックです!

坂の上に建つ 風格のあるマンション

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マンションは「別所坂」という急勾配の坂の上に位置しています。どっしりと構える姿には、貫禄がありますね。

売主さま

2014年に大規模修繕工事が行われました。2019年にはエントランスのオートロックや宅配ボックスが設置されていますよ。適宜修繕が行われ、設備のアップデートも行われているマンションです。

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こちらのマンションでは、1住戸につき2匹までペットの飼育が可能です(細則あり)。

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左上・傾斜地に立地しているためエントランスは、マンションの3階部分に所在しています。管理員室は、広々としたエントランスのすぐ横に。/右上・ロビーはレトロな幾何学模様のフロアタイル張り。現代では新鮮に映りますね。室内花壇やアーチなど、なかなかお目にかかれないデザインが魅力的です。/左下・共用廊下へ進む途中、窓の外のアーチから “X” 字の構造体が目に入ります。こちらは、独立柱の耐震補強工事を行なった証。贅沢な空間の使い方はヴィンテージマンションならではですね。/右下・共用廊下は吹き抜けを囲んでおり、光が差し込んで明るい印象です。アールを描いた窓の形が可愛らしいですね◎

売主さま

ご紹介する住戸は、エントランスホールから一階層上がった、4階に所在しています。エレベーターが混雑した際には、階段でもスムーズにアクセスできますよ。

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管理人さんは週7日間勤務と手厚く、8:30〜17:00に勤務されています。また2020年7月現在、屋外駐車場には2台、自転車置き場には1台分の空きがございます。バイク置き場には空きがございません。状況は変動いたしますので、利用をご希望の方は最新情報をお確かめくださいね。

お邪魔します!

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左・暗くなりがちな玄関スペースですが、北向きの腰窓から光が差し込み、明るい空間です。/右・廊下を進むと、左手に水まわり、右手には奥からLDKと、洋室Cへとつながる扉が並んでいます。

ひろーい LDK!

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まずは、約21帖の広々としたLDKへ。二面採光のため、明るく開放的な空間です。入って手前にオープンタイプのキッチンが。3口コンロで、食洗機付きです。

アクセントクロスが印象的な ゆとりのあるキッチン

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左・キッチン背面には、冷蔵庫とカップボードなどを置くのには十分なスペースがあります。奥の扉を開けると……/右・パントリーが! 奥行きも深く食材のストックはたっぷりと収まりそう。

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キッチン脇からリビングダイニング(LD)を見てみました。LDは正方形に近い形で、家具を配置しやすそうです◎

4階なのに

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西向きのバルコニーに出てみました。住戸は4階に位置していますが、さすが丘の上! まわりに背の高い建物がないこともあり、スッと抜ける眺望をお楽しみいただけます。正面には、中目黒名物の「中目黒アトラスタワー」が見えますね。

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物干し金具は上部に備わっていますよ。強風時にはお洗濯物が飛ばされないようご注意くださいね。

LDKに戻って

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LDKのどこにいても、全体を見渡せる間取りです。それでは、LDKお隣のふたつの洋室を見ていきましょう!

まずは洋室Aへ

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3つの居室のなかでもっとも広い約6.2帖の洋室A。掃き出し窓の先には南向きのバルコニーがあります。

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窓を開けていると、やわらかな風が頰を吹き抜けていきました。晴れた日にはさらに気持ちのいい風が入ってきそう◎

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室内に戻ってきました。枕棚とハンガーパイプの備わったクローゼットがあります。こちらのお部屋を主寝室として利用するのがおすすめです。

洋室Bへ

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南向きの腰窓がある約6帖の洋室B。日中は電気を点けていなくても、十分明るい印象でした。

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反対側から。こちらの洋室にも、折れ戸2枚分のクローゼットが備わっています。

廊下に戻って 水まわりをチェック

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左・ブロックタイルが貼られた洒落っ気のある洗面化粧台。/中央・1416サイズのゆとりあるバスルーム。/右・シンプルで清潔感のあるトイレ。

最後に廊下から アクセスする洋室Cへ

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約5.6帖の洋室C。北向きの腰窓が備わっています。正面の扉はウォークインクローゼット(WIC)につながっていますよ。

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窓から見える景色はこんな感じ。右手にはお隣さんのバルコニーがちらり。視線が気になることがあるカモ。

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左・おひとり分の衣類ならしっかり収納できそうなWIC。可動棚も備わっています。小物や鞄などが収納できて便利ですよ。/右・こちらのお部屋は、お子さま部屋として利用するのがよさそうですね◎

周辺をご案内! まずは「恵比寿」から

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左上・今回ご紹介する物件の最寄りはJR山手線など4路線が乗り入れる「恵比寿」駅。交通アクセスは文句なし。街にはセンスのいい高級レストランから、リーズナブルな居酒屋さんまで、気分に合わせて選択できる飲食店が揃っていますよ!(徒歩9分)/右上・鎗ヶ先交差点近くに佇むコーヒーショップ「Perch by WOODBERRY COFFEE ROASTERS(パーチバイウッドベリー コーヒーロースターズ)」。豆を購入して自宅で楽しんでも、ドリップパックをギフトにしても◎(400m 徒歩5分)/左下・大人のためのフードコートと呼ぶにふさわしい「EBISU FOOD HALL(エビス フードホール)」。自家焙煎コーヒー、ベーカリー、サラダショップ、バルなど4つの店舗が入ったスタイリッシュなお店です。(600m 徒歩8分)/右下・30日間ドライエイジングした熟成肉や、フォアグラと黒トリュフの石焼ビビンバをいただける「代官山焼肉 KINTAN(キンタン)」。耳にするだけでもよだれが出ちゃいそう。(650m 徒歩9分)

「中目黒」駅周辺では おしゃれな休日を

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左上・東急東横線・東京メトロ日比谷線が通る「中目黒」駅。横浜や銀座方面に出たいときはこちらの駅が便利ですよ。(徒歩7分)/右上・もともと電気工場だった家屋をリノベーションして誕生した「ブルーボトルコーヒー 中目黒カフェ」。駒沢通り沿いに建つこちらの店舗は、同ブランドの「清澄白河店」や「新宿店」とはまた違う穏やかな時間が流れています。(950m 徒歩12分)/左下・元ハンガリー大使の公邸を利用した、結婚式場兼レストラン「Q.E.D.CLUB(キュー・イー・ディー クラブ)」。敷地内には広大な庭とクラシカルな洋館があり、日本にいるということを忘れてしまいそう。(60m 徒歩1分)/右下・「BRICK & MORTAR(ブリックアンドモルタル)」は、オーナー自らが世界中を飛び回り、独自の視点で選び出した生活関連商品を扱うセレクトショップ。気軽なギフトからお部屋のポイントになるようなラグまで、訪れるたびに新しい発見があるお店です。(650m 徒歩9分)

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カウカモ編集部より

「憧れのエリアは?」と聞いたら名前が挙がることの多い、「代官山」「中目黒」「恵比寿」。その3つの街に囲まれたのが、今回ご紹介するヴィンテージマンション。どの駅も徒歩で10分程度の距離にあり、行き先によって便利に駅を使い分けることができます。


アパレル、インテリア、カルチャー、グルメのどれもが充実した周辺環境は、平日も休日も近場で十分楽しめそう◎


まず注目していただきたいのは、建物自体や共用部分の意匠。記事内でもご紹介したように、曲線と直線をバランスよく取り入れたデザインがこの時代ならでは。スペースを広く使うことで共用部全体にゆとりがあり、マンションの雰囲気は “ゆったりと構えて” といった感じ◎

現在の新築マンションではなかなか実現できない “これぞヴィンテージの醍醐味! ” という風情がお好きの方はきっとメロメロになるはずです。

1968年竣工のマンションは、大規模修繕工事を2014年に終え、その後も適宜メンテナンスが行われています。管理人さんは週7日間8:30〜17:00に勤務されているなど、良好な管理体制に好印象。

気になる住戸は、4階に位置する3LDK。LDKは約21帖と広々しており、二面採光のため帖数以上の開放感があります。正方形に近い形のため家具の配置がしやすく、どんなインテリアにしようかワクワクが止まりません◎

LDKに隣接するふたつの洋室には南向きの窓があり、取材時はあいにくの雨模様だったものの、それでも明るい印象でした。感じ方には個人差があるため、現地でご確認くださいね。また、各居室に大きめのクローゼットが備わっているため、収納スペースに困ることなく、スッキリと暮らしていただけそう。

丘の上に建っていることもあり、4階の所在ですがバルコニーからの眺望は良好。都心の駅近という立地でありながら、周辺の建物も気にならず、晴れ晴れとしたビューをお楽しみいただけますよ。

魅惑のトライアングル地帯で、街もマンションの風格も楽しみたい方、ぜひお問い合わせをお待ちしています!

writer:清水 駿 / editor:野原 茂香