豊かな緑とゆったりとした街並みは、江戸時代に武家屋敷が集まった頃から続く、高級住宅街としての歴史の賜物。今も昔も選ばれし人のみが住むことのできる、恵まれた環境なのです。/左上・マンションの目の前にある八芳園は、約1万2,000坪の敷地内に日本庭園やレストラン、結婚式場があります。 /右上・おしゃれなショップや飲食店が並ぶことで有名な「プラチナ通り」。街路樹の銀杏は、夏は青々と、秋は黄金色に色付くそう。/左下・「東京都庭園美術館」は "旧朝香宮邸" とも呼ばれ、香淳皇后の叔父にあたる朝香宮鳩彦王の邸宅だった場所。アールデコ様式の瀟洒な建物で、ゆったりと美術鑑賞を。/右下・「白金台どんぐり児童遊園」は、周辺住民の憩いの場。港区最大の児童公園で、桜、雪柳、椿、沈丁花など、四季折々の自然が楽しめます。

cowcamoが売主さまにヒアリング!

Q1)物件の「売り」はどこですか?

八芳園の本格的な日本庭園を借景として楽しめる眺望、そして南北線・三田線が乗り入れる白金台駅から徒歩3分、高輪台駅から徒歩10分の立地です。マンションは1977年竣工ですが、2008年に耐震補強工事を行っていますので、安心してお住まいいただけます。

Q2)間取りや内装のこだわりポイントは?

東・西・北の三方角部屋で、八芳園は東側。朝日にきらめく緑を眺めながら一日の始まりを迎えられます。また50.41㎡もある巨大なバルコニーもポイントです。暮らす方のセンスを活かして有効活用していただきたいですね。内装に関しては、専有部分の給排水管まで新規交換し、フルリノベーション工事を行いました。

Q3)立地や周辺環境の魅力は?

白金台は「シロガネーゼ」という言葉もある通り、セレブリティに人気の街です。洗練されたお店や街並みがある一方で、マンション周辺には生活に欠かせないスーパーなども充実しています。

Q4)どんな住まい手にオススメ?

非常に汎用性の高い物件だと思います。余裕のある住環境を求めるシングルの方から、DINKSのご夫婦、お子さまのいらっしゃる3人家族まで、それぞれにフィットするでしょう。

cowcamoよりひとこと

白金は江戸時代には大名屋敷があったり、明治時代には華族、旧皇族家が建てられたりと、古くから続く高級住宅街。太平洋戦争の戦火を逃れたことにより、ハイソサエティの人々が住み継いできた歴史が残され、現在の品ある街並みができあがったのです。

今回ご紹介する物件は、白金台駅から徒歩3分の駅近マンション。南北線・三田線を使えば直結で日比谷、大手町や永田町などにも行くことができ、通勤に便利なのがうれしいですね。また恵比寿や広尾、目黒など名立たるおしゃれスポットが徒歩圏内で、休日は街歩きを存分に楽しめます。加えて周辺には、聖心女子学院や慶応幼稚舎などの有名私立学校も数々ありますので、お子さまの教育環境にも恵まれた立地だと言えるでしょう。

肝心のマンションは緑豊かな八芳園のすぐ隣にある、風格のある建物です。お屋敷街である白金の中でも、このマンションに住むことでワンランク上のステータスになりそうな、立派な外観が魅力的。もちろんお部屋も素敵で、東側の窓から八芳園の緑や、その向こうのビル群のきらめきを望めば、都会に暮らすことの喜びを感じられるはずです。

そして2LDKの間取りは、大人の方が住みやすいつくりだと感じました。一緒に住む人同士、適度にプライバシーが保て、かつコミュニケーションの場が持てるという "近づき過ぎず、離れない" 間取りなのです。詳しくは・・・記事中でお伝えいたしますね!

白金台駅から徒歩3分、八芳園の入り口を横目にゆるやかな坂道を下ると、この堂々とした外観が見えてきます。

左上・植え込みのグリーンで彩られたエントランス。高級感があります。/右上・エントランスを入ると管理人室が。住み込みの管理人さんがいらっしゃいます。エレベーターホールに続くドアはオートロック。/左下・ピカピカに磨き上げられたエントランスホール。広々としていてラグジュアリーな雰囲気。 /右下・エレベーターホールもゆったり。共用部分が広いと、住民同士の関係にもゆとりが生まれそう。

左・玄関ホールは広々。向かって左手に下駄箱があります。その奥、左側へ曲がるとリビングの入り口です。玄関から生活空間が見えないのは、宅急便の配達の方が来たときなど、有り難いですね。/右・リビングの入り口側から玄関ホールを見ると、突き当たりに洗濯機置き場があります。生活の匂いのする部分をきちんと "隠す" 気遣いがあるのが、この物件のポイント。

玄関ホール奥のドアを開けると、この開放感! 東側と北側にぐるっと窓が。広大なルーフバルコニーがあるので、約17.5帖あるLDKがより広く見えます。

こちらは北西の角からLDKを見た様子。キッチンと、約7.8帖の洋室の入り口があります。

左・キッチンは、LDKとつながりつつも、丸見えにはならない位置にあります。ごちゃごちゃしがちなキッチンが隠れることで、LDKがスッキリ見えそう。/右・上下にたっぷり取られた収納がうれしいキッチン。ビルトインの食洗機もあります。

LDKの向こうには、水まわりと約6.9帖の洋室へと続く廊下が。/左・トイレは手洗いボウル付き。カウンター下の両脇に収納が設けられています。/中央・洗面台は三面鏡が付いていたり、シャワーヘッドも付いていたりして、身だしなみを気にする方にはうれしい造り。/右・お風呂は浴室換気乾燥機付きです。

約6.9帖の洋室です。LDKから廊下を隔てているので、静かな環境だと思います。お子さまがいらっしゃる場合はこちらを子ども部屋にするのがオススメ。また書斎やお仕事部屋にもぴったりです。少し孤立した間取りが、集中力を高めてくれるはず。とは言え、窓の外のルーフバルコニーはリビングからつながっているので、家事やガーデニングの合間に家族が外から声をかけたりもできますね。外とつながった環境は気分転換にもぴったり。この洋室はトイレなどの水まわりが近いので、寝室にしてもよいでしょう。

窓と反対側には大きなクローゼットがありますよ。入り口が少し奥まっているのも、プライベート感があっていいですね。

次はキッチンの横に入口があった約7.8帖の洋室。こちらは寝室にオススメしたいお部屋。東側の窓の外に八芳園の風景が見えるので、朝日に輝く緑を眺めながら目覚めることができます。二重サッシの窓のおかげで、静かさも得られます。

窓の対面にはウォークインクローゼットが。入り口は小さいですが、奥行きがありますので、クローゼットから溢れがちなハンドバッグなどもしっかり収納できます。

こちらが巨大な3面ルーフバルコニーの東側。あまりにも広過ぎて、1枚の写真で全体像を写すことは不可能です・・・!

東側、囲いの外を見れば八芳園が。伝統ある日本庭園を毎日眺められるなんて、羨ましい♡

ルーフバルコニーの北側にはお墓がありますが、覗き込まなければ手すり下の磨りガラスに隠れて見えませんのでご安心を。実はマンションの裏手には 1670年から続く禅宗のお寺、「瑞聖寺」の敷地が広がっているんです。国の重要文化財、大雄宝殿を有する由緒あるお寺です。

左・ぐるっと3面を取り巻くルーフバルコニー。こちらはLDK側です。オープンカフェのようにガーデンチェアを置いて、広い空を楽しみたいですね。/右・こちらは約6.9帖の洋室から出たところ。本当に広いので、ひとつのお部屋として考えられそうです。写真からも分かるように、上階のバルコニーから様子を見ようと思えば見える構造なので、スタイリッシュに使ってくださいね♪

白金にはグルメスポットもたくさんあります。ゆったりとしたお散歩ついでに、おいしいお食事をどうぞ。/左上・プラチナ通りの隠れ家レストラン「genti H(ジョンティアッシュ)」のシェフは、名店「ラトリエ・ドゥ・ジョエル・ロブション」で、長きに渡り副料理長を務めた進藤佳明シェフ。旬の素材を活かした軽やかなフレンチです。 /右上・「SOI 7(ソイナナ)」。プラチナ通りにありながら、庶民的な雰囲気の中で本格タイ料理をいただけます。/左下・落ち着いた雰囲気の「白金亭」は、中華料理の名店。香港の名シェフ周中氏による本場の味をどうぞ。/右下・洋菓子店「La Farine(ラ・ファリーヌ)」のしっとりとしたフィナンシェは、白金マダムの定番お茶菓子です。

左上・24時間営業のスーパー「マルエツプチ」は、物件から徒歩4分。/右上・プラチナ通り近くの「いなげや」は、宅配もしてくれます。並びには100円均一の「Can Do(キャンドゥ)」も。庶民的なお買い物だってできるんです。/右下・プラチナ通りの入り口には「プラチナ ドン・キホーテ」。店内奥には三重県の松阪肉専門店「朝日屋」が出店しています。/右下・白金台の駅は、東京メトロ南北線・都営三田線が乗り入れていて、とっても便利ですよ。

取材・文・撮影:cowcamo