昼夜問わず賑やかな 「五反田」

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左上・JR山手線、都営浅草線、東急池上線が乗り入れる「五反田」駅。オフィスビルが多い印象ですが、街には個性派の飲食店が点在してあり、開拓し甲斐のある街並みです。(徒歩11分)/右上・駅前にある「レミィ五反田」にはスーパー「東急ストア」をはじめ、100円ショップや「無印良品」がテナントとして入っています。日々のお買い物で頻繁にお世話になりそう。(640m 徒歩8分)/左下・「五反田」にある有名鶏肉店「信濃屋」が手がける鶏だし専門店「信濃屋+(プラス)」には、鶏がらをベースとしたスープやお総菜がずらり。忙しい日の夕食にもピッタリです♪(480m 徒歩6分)/右下・「東京五反田TOCビル(東京卸売りセンター)」には飲食店や郵便局、化粧品店、洋品店などがテナントとして入っています。ファッションブランドのファミリーセールなども頻繁に開催されますよ。(120m 徒歩2分)

桜田通り沿いに佇む 背高のっぽ

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左上・ご紹介するマンションへは、駅から桜田通りをひたすらまっすぐ進む道のり。夜でもひと気があって安心できそう。歩くこと11分で到着です。/右上・スロープ付きのエントランスは歩道からやや奥まったところに。/左下・広々とした共用ロビーには、メールボックスと管理人室があります。管理人さんは月~金曜9:00~17:30、土曜9:00~11:30に勤務しています。/右下・住戸が所在する8階へ。エレベーターを降りると、オフィスビル内のような、こざっぱりとした内廊下が続きます。

売主さま

1974年竣工、総戸数117戸のマンションです。2016年に耐震補強工事を実施したほか、長期修繕計画書に基づいて適宜修繕が行われています。

ゆとりある玄関ホール

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左・専有面積約85㎡という広さの住戸は、まず玄関ホールと廊下からゆったりとした造り。/右・下足入れの上のカウンターには、お気に入りの小物を飾ったり、鍵置き場にしたりと上手に活用できそう。さて、正面の扉を開けてみると……

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左・シューズインクローゼット(SIC)が。下足入れに加えて、この広さの収納があるのはうれしいところ! ベビーカーやアウトドアグッズなどもしまっておけそうです。/中央・SICの前に立つと、正面にはミニカウンターが♡ 季節のお花や、家族写真などを飾っておけますよ。左側にはLDKと水まわりへと続く扉があります。その反対側には……/右・廊下収納とふたつの個室へ続く扉が。まずはLDKからチェックしていきましょう!

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こちらの住戸は三角形の間取りをしています。デッドスペースになりそうな空間を、SICのようにうまく収納として活かしており、専有面積に無駄のない内装に仕上がっていますよ。

ヘルシー&シックなLDK

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約18.6帖のLDKは二面採光。白っぽくヘルシーな色味のフローリングが相まって明るい雰囲気を演出しています。天井のグレーのクロスがほどよく空間を引き締めてくれていますね。左右の窓の先を覗いてみましょう。まずは左側から。

出られないけどありがたい 小さなバルコニーたち

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左・窓の外には三角形の小ぶりなバルコニーが。腰高窓の先にあるので、日常的に出入りする感じではありませんが、視界は抜けていますし風も通って気持ちいい♡/右・もう一方の南東向きの窓から外を覗き込んでみると、眼下には細く長いバルコニーが続いています。

売主さま

すべての居室がバルコニーに面しているというのが、こちらの住戸の特徴です。共用廊下に面してないため、外からの視線を気にすることなく、風と光をたっぷりと感じていただけますよ。

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洗濯物は浴室乾燥機能付きのバスルームで乾かしましょう。ちなみに南東向きのバルコニーから見える白くて太い柱は、耐震補強工事で取り付けられた、ブレースというものです。

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南東向きのバルコニーから望むのは、この抜け感ある景色。正面に高い建物がないので青空をしっかり仰げます。

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ふたつのバルコニーは、交通量の多い桜田通りとは反対を向いています。窓を開けても意外と静かということにビックリしました!

LDKを一望

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こちらの住戸には収納が豊富に備わっています。リビングダイニング(LD)にも収納があるので、新たに家具を用意する必要はなさそう◎ ダイニングの奥にはキッチンと水まわりがあるのですが、そちらはのちほどチェックするとして、まずはリビングに隣接する洋室Aを覗いてみましょう。

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内装は、ベージュのクロスと基調とし、そこに天井のグレーや各個室に貼られたクロスなどで、アクセントをつけ、落ち着いた雰囲気を演出しながらも、表情のある空間に仕上げられています。

使い方自在な洋室A

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左・引き戸で仕切られる約6帖の個室。扉の開閉で使い方はいかようにでも! クローゼットが備わっているので、扉を閉め切って個室として使うこともできますし……/右・開放して拡張リビングとして使うことも、お子さまのプレイスペースとして使うこともできますよ。

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扉を閉め切っても、圧迫感はありません。家族構成やお子さまの成長に合わせて、フレキシブルに活用しましょう!

キッチンと水まわりが近く 家事動線◎

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続いてリビング扉を開けてすぐ左手にある、キッチン&水まわりへ。3口ガスコンロと食洗器付きのキッチンは、シックな色味のパネルが素敵です♡ シンク前の腰壁や天井の梁のお陰で、LDと緩やかにゾーニングされていますね。オープンでありながらも、少しおこもり感のあるキッチンは生活感が抑えられて◎

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キッチンの右側にある収納は、リビング収納として使ってもいいですし、パントリーとして使うのだって◎ キッチン背面には水まわりへと続く扉があるので、食器棚やレンジ台はあらかじめしっかり採寸してから、収納家具をチョイスしましょう。

キッチン背面に並ぶ水まわり

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左・トイレはスペースを上手く使った変形した間取り。奥行きがあり、広々としています。/中央・洗面脱衣所はゆったりサイズ。洗面台の向かいの空間はゆとりがあり、収納棚を置いてタオルや洗濯グッズ置き場を作ることもできそうです。/右・白を基調としたバスルーム。黒縁のミラーが空間を引き締めていますね。

廊下に戻って ふたつの個室をチェック

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まずは洋室Bから。南東向きのバルコニーに面した窓があり、室内の明るさは十分。ストライプ柄のアクセントクロスが大人っぽい雰囲気です。

お隣の洋室Cへ

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約7.3帖の洋室Cも採光がしっかり取れています。3つあるなかで最も広い個室なので、主寝室として使うのがよさそう。こちらには造作のカウンターデスクが備わっていますよ。

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カウンターデスクの前から振り返ってみました。しっかりとした広さがあるので、ベッドのほかに収納家具やドレッサーなども置けそうです。そして廊下へ戻ろうとすると……。

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左・収納がこちらにも!続いて右手の引き戸を開けると……/右・なんとも珍しい三角形のウォークインクローゼット(WIC)が。

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奥のとがった部分には、小ぶりのバッグやベルトなど、吊り下げて収納するのがいいカモ!

ビジネスマンをうならせる グルメの数々

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左上・予約必須の「スペインバル・ジローナ」はアットホームな人気店。スペイン料理の代表格 “パエリア” は必食ですよ。(400m 徒歩6分)/右上・「LES HALLES(レ アール)」はお手頃価格でランチを楽しめるフレンチレストラン。「ホテル・ドゥ・ミクニ」の三國シェフの元で修業を積んだシェフのつくるひと皿で、至福の時間を♡(450m 徒歩5分)/左下・近所に務めるビジネスマンやOLさんから支持を集めるイタリアレストラン「TRATTORIA ROMANO(トラットリア ロマーノ)」。1000円以下で楽しめる、種類豊富な日替わりランチが人気です。(720m 徒歩9分)/右下・「池上線五反田高架下」には、スタイリッシュで個性的な飲食店やサイクルショップなどが連なります。独特な非日常感を楽しんで♡(500m 徒歩7分)

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カウカモ編集部より

ビジネスマンが行き交うディープな都会の街。個人的にはそんな印象の「五反田」でしたが、取材を重ねて知れば知るほど、また新たな一面が見えてくるのです。


JR山手線・都営浅草線・東急池上線が乗り入れる「五反田」駅。電車のアクセスのよさは言わずもがなですが、徒歩10分の「五反田駅」バス停からは渋谷・恵比寿・六本木方面などへのバスも出ていて、都内を移動する手段には困りません。「品川」駅や「羽田空港」へアクセスしやすい立地でもあるので、出張や旅行が多い方にはさらに便利に感じてもらえそうです。


大型商業施設の数は多くはありませんが、駅前の「レミィ五反田」と「東京五反田TOCビル」に入っているテナントで食材や日用雑貨など、日々のお買い物は事足りそう。さらに電車やバス一本でさらっと「渋谷」や「恵比寿」に出られるので、お買い物や外食に何ら不便もありません。もとより、美味しいグルメはご近所だけでも十分なほどに揃っています! 大通り沿いにも細い路地にも個性的なお店が点在。ぶらぶら歩くだけで新発見が次々とあるので、この街で働く人や暮らす人を退屈させませんよ。ほら、街のイメージが変わってきたでしょう?


今回ご紹介するのは、大通り沿いに佇むスラっとしたマンション。1974年竣工と築年数はそれなりに経過していますが、2016年に耐震補強工事を実施しています。そのほかにも長期修繕計画書に基づいた修繕が都度行われているので、共用部に古びた印象はありませんでしたよ。また、耐震補強工事にともない、マンション全体で2億3,000万円ほどの借入金があります。しかし、20年間の返済プランが立てられているので、この先も安心して暮らしていけそうです。


住戸は個性的な三角形の間取り。角は上手く収納スペースとして活かされていたり、トイレが配置されていたり。約85㎡の専有面積を十分に生かした工夫が内装の随所からは見て取れますよ。


住戸の最大のポイントは、すべての居室がバルコニーに面しているということ。出ることはできないけれど、採光と通風に大いに貢献してくれていますよ。そしてどの空間も日中は電気を点けなくてもほどよく明るい。“快適” というのはまさにこういうことをいうのでしょう。


そんな快適なこの空間を、ぜひ体感していただきたい。内見のあとには街をぶらりとお散歩して、今まで知らなかった五反田の一面を探してみてくださいね。

writer:島村 麻美 / editor:野原 茂香