穏やかな雰囲気の 「祖師ヶ谷大蔵」駅からスタート

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左上・今回ご紹介するマンションの最寄り駅は小田急小田原線「祖師ヶ谷大蔵」。「新宿」までは乗り換えなし、「下北沢」で京王井の頭線に乗り換えれば「渋谷」方面へも出やすいですよ。また、かつて「円谷プロダクション」の本社があったことから、駅前には「ウルトラマン」像が佇んでいます!(徒歩13分) /右上・駅前から続く「祖師ヶ谷南商店街」は、別名「ウルトラマン商店街」と呼ばれ、地元の人で賑わいます。(800m 徒歩10分)/左下・こちらは商店街にある「Creparie Tirol(チロル)」。季節のフルーツをふんだんに使ったクレープは、ついつい写真を撮りたくなる可愛さです。(900m 徒歩11分)/右下・そのお隣にあるのは隠れ家的な空間の「ごはん屋 ヒバリ」は、ワインと合う野菜料理が評判。こぢんまりとしたお店なので、ランチもディナーも予約がおすすめです。(900m 徒歩11分)

閑静な住宅街に そっと佇むマンション

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「祖師ヶ谷大蔵」駅から住宅街を縫うように歩くこと約13分。今回ご紹介するマンションが見えてきました。たっぷりの植栽が目を引きます。

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車通りは少ないので、お子さまのひとり歩きもそこまで心配なさそうです。

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左上・今回の注目すべきポイントひとつめは、駐車場専用使用権が付いていること。月額の駐車場管理費1,210円のみで利用できるので、これを機に車をゲット、という選択肢もアリかも。/右上・レンガ調タイルが敷かれたエントランス。エントランスドアの手前に階段がありますが、駐車場側にまわるとスロープ月の入り口もありますよ。/左下・共用ロビーには集合ポストが備わっています。突き当たりにはエレベーターが。それでは、ご紹介する住戸が所在する3階へ向かいましょう。/右下・こちらが住戸の玄関ドア。共用廊下の奥に位置する角部屋です。では、お邪魔しましょう!

売主さま

昭和52年竣工、総戸数21戸のマンションです。管理人さんは巡回勤務で、火曜日と金曜日に清掃員さんが勤務されています。

目の前に現れる “白い箱”

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左・玄関ドアの先は広々とした土間。左奥には、たっぷりサイズの収納があります。タイル貼りの大きな “箱” が気になって仕方ありません・・・。/右・玄関収納の前から見ると、土間の広さが分かりますね。右手の壁沿いにはオープン棚が備わっています。

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コンクリート壁に付いたアメリカンスイッチがなんともいい雰囲気♪

住戸の中心は開放的なLDK

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約18帖のLDKは、土間から直接アクセスする造り。真ん中に堂々と佇むアイランドキッチンがなんとも頼もしいですね。南東向きの掃き出し窓からの光が、キッチンまで届いており、明るい印象です。

売主さま

住戸内のフローリングには、クルミの木を使った無垢材を使用しています。クルミの木は硬度が高く、傷が付きづらいのが特徴です。

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左・作業がゆったりできる大型キッチン。アイランドキッチンの中は収納になっており。グラス類はこちらにしまうとよさそう。そして奥に見えるのは、やっぱり気になる白い箱・・・/右・なんと、こちらの箱には、男前なガスコンロが隠れていました。なんだか、焼き窯感覚で料理ができそう(笑) 写真には写っていませんが、右手前に冷蔵庫置き場がありますよ。

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キッチンの高さが約90㎝とやや高めなので、背の低い方は内見時にキッチンに立ってご確認を。

窓際からLDK全体をチェック

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LDKの広さは約18帖なのですが、床から躯体現しの天井までの高さが約245cmもあり、帖数以上に広々と感じられます。天井の配管やダクトも白で統一されており、無垢フローリングがさらに映えますね。

掃き出し窓からバルコニーへ

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3階とはいえ、周辺は低層住宅地のためしっかりと空を仰げます。

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奥行きはそれほどないものの、洋室A・Bの前まで続いておりとっても長いバルコニー! 南東向きで陽を遮るものがないので、洗濯物がよく乾きそうです。

室内に戻ってきました

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縦長のLDKですが、手前のリビング側にソファとテレビを向かい合わせで置いても、近すぎることはなさそうです。

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ダイニングテーブルはあえての円卓でも似合いそう♪

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さて、ダイニング横の障子扉・・・ずっと気になっていましたが、いざ、開けてみましょう!

“和” なフリースペースが出現

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障子扉の先には約4.5帖の和な空間が・・・。でもよく見ると洋風なテイストも。無垢フローリング×畳という斬新な組み合わせですが、意外とお似合いなのは、どちらも温もりを感じる素材だからでしょう。

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普段はキッズスペースやゴロ寝スペース、来客時はゲストルームなど、シーンに合わせて活用できそう。

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奥から振り返ってみましょう。このフリースペースの両サイドにあるドアは、それぞれ個室につながっています。左手は、一見木の壁のようですが、引き戸なんですよ。開けてみましょう!

二面採光の洋室A

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こちらは約6帖の洋室A。バルコニーに出られる掃き出し窓のほか、北東向きの出窓もあって、日中は照明なしでも十分な明るさです。

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掃き出し窓の前から。引き戸を開け放つと、フリースペースまで視線が抜けて開放感があります。ルーバー扉の中はクローゼットです。

続いて反対側の洋室Bへ

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フリースペースの白いルーバー扉の先は、白×ブルーのコントラストが鮮やかな約8帖の洋室B。畳がきたかと思ったら、次はカーペット・・・。“普通” じゃ物足りない人にぐいぐいアピールしてくる感じが、ニクいですね。正面の引き戸の中は・・・

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左・大容量のクローゼットでした! /右・窓は北東向き。全個室に窓があって◎ こちらは3つある個室の中で一番広いので、主寝室にするとよさそうです。

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鮮やかな配色的に海が連想されるので、サーファーじゃなくてもサーフボードを置きたくなっちゃう(笑) 白い家具で統一するか、木の温もりをミックスするか、インテリアを考えるのも楽しくなりそう。

フリースペースからLDKを望んで

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障子扉と洋室Aにつながる引き戸を開け放つと、こんなに広々とした空間に! それもそのはず、こちらの住戸の専有面積は93.20㎡。各個室を仕切っても十分広々としていますが、つなげたときの開放感がすごいんです。続いて、奥のルーバー扉から洋室Cをチェックしましょう!

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洋室Aから障子扉をあけて直接LDKに出ることも可能です。いろいろな生活動線が考えられますよ。

再び “海” が

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約5.5帖の洋室Cも鮮やかなブルーのカーペット敷きで、さわやかな印象。収納もしっかり備わっています。

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洋室A・Cは、同じようなサイズ&間取りなので、お子さまがふたりいてもケンカにならず個室を与えることができそうです。

もう一度LDKへ

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障子扉を開け放つと、フリースペースの窓からの光も入ってとっても開放的ですね。最後に左手に並ぶドアから、水まわりをチェックしましょう。

売主さま

ご家族のコミュニケーションが増えるよう、LDKを中心に配置した間取りにしました。畳のフリースペースは引き戸を開放してLDKの拡張として使ったり、洋室Aとつなげて使ったり、ライフスタイルやライフステージによってフレキシブルに使えますよ。

清潔感ある水まわり

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左・グレーの引き戸を開けた先はトイレ。手洗い器や収納棚が備わっています。/中央・洗面脱衣所はキッチンお隣のドアからアクセス。床にはクールなタイルが敷かれ、男前な雰囲気に。/右・バスルームは白で統一されておりスッキリとした印象。シャワーヘッドが大きくて気持ちよさそう♪

もう少し周辺をお散歩

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左上・ヨーロッパの古い建築のような外観の「世田谷区役所 山野児童館」。雨の日はお子さまの遊び場として活躍しそう。(150m 徒歩2分)/右上・「昭和レトロカフェ まるはち」は、ボリュームのある日替わりランチが美味しいと人気です。(400m 徒歩5分)/左下・スーパー「まいばすけっと 砧店」が日々のお買い物には便利そう(350m 徒歩5分)。ほかにも、去年オープンしたばかりの「オオゼキ 砧店」(850m 徒歩11分)や駅前の「カルディコーヒーファーム 祖師谷駅前店」(1.1m 徒歩14分)も活用を!/右下・桜の名所「砧公園」は芝生やサイクリングコース、遊具公園などもありますよ。この周辺では最も大きな公園です。(800m 徒歩10分)

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カウカモ編集部より

今回の舞台は、穏やかな低層住宅地が広がる世田谷区の「祖師ヶ谷大蔵」。駅には小田急線が乗り入れ、「新宿」駅までは乗り換えなしで一本。「下北沢」駅で京王井の頭線に乗り換えれば「渋谷」までも約20分でアクセスできます。


ご紹介する物件から駅まではやや距離があるものの、世田谷通りまで出れば、渋谷・三軒茶屋駅行きのバスが走っているので、交通利便性は良好といえるでしょう。


週末は「砧公園」でピクニックをするのもよし、自転車で「二子玉川」まで行ってショッピングやグルメを楽しむのもまたよし。穏やかな環境なので、落ち着いた場所で子育てをしたいご家族には特におすすめです。


マンションは、住宅街を縫うように歩いていくと現れる、ややおとなしめな外観の建物。ところが! ご紹介する住戸の内装は個性的かつ素材感を楽しめる仕上がりで、そのギャップといったら・・・。


内装もすごいのですが、“専用駐車場使用権付き” というのが、またすごい。使用料は無料で、月額の駐車場管理費1,210円だけで憧れのカーライフが手に入ります。世田谷通りや環八通りに出やすい立地なので、ここは思い切って車も一緒に購入しちゃうのもありカモ!?

さて、マンション自体はというと、昭和52年竣工・総戸数21戸。それなりに長い歴史を持っていますが、外観や共用部からはそこまでの古さは感じられませんでした。


管理人さんは巡回勤務ですが、週2日清掃員さんが勤務しているので、共用部は清潔に保たれていましたよ。エントランスドアの補修や排水管洗浄など、細かい修繕工事も適宜行われています。


そして、気になるところが多すぎる住戸内は、スケルトンからフルリノベーション工事が行われたと聞いて納得。

廊下を介さず、土間からそのままアクセスするLDKを中心にした間取りも特徴的なのですが、内装の細かい箇所にもこだわられています。


玄関ドアを開けた瞬間に目を奪われる白い箱。こちらはアイランドキッチンの背面に位置するコンロで、まるで焼き窯で料理をしているような感覚にさせてくれそう。

ずっしりと手応えのある大きな障子扉もインパクト大ですが、開けるとそこには和と洋のテイストがミックスしたフリースペースが。畳×無垢フローリングの組み合わせが、ほかにはない独特の空間にしてくれています。


フリースペースという名前なだけあって、お子さまのプレイスペースにしても、小型テレビや本棚を置いて大人のゴロ寝スペースにしても、ゲストが驚くであろう客間にしても、あらゆるシーンにフィットしそうです。


一方、洋室B・Cはブルーのカーペット敷き。住戸内に、和と洋が互いに干渉することなく調和しているんです。個人的にこのカーペット、色鮮やかでとっても素敵でした。


ほかにも語りたいことがたくさんあるのですが、文書だけではもったいない。この個性と魅力、ぜひ現地で体感してみてくださいね。

writer:島村 麻美 / editor:酒井 大作