まずは周辺を散策

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左上・今回ご紹介するマンションの最寄り駅である、東京メトロ有楽町線「護国寺」。飯田橋・永田町・有楽町などへ一本で出られます◎ 2駅隣りの「池袋」駅に出れば、さらに利用できる路線の選択肢は広がりますよ。(徒歩3分)/右上・中学校は “強く、正しく、朗らかに”、高校は “自主、自律、自由” がモットーの国立校「筑波大学付属中学校・高等学校」。難関校と言われていますが、この地に住んだらチャレンジしてみたくなりそう。(200m 徒歩3分)/左下・「筑波大学」の敷地内にある「教育の森公園」は、たっぷりの緑に囲まれた癒しスポット。夏にはじゃぶじゃぶ池が開放されるので、お子さまの遊び場にはもってこいです。(850m 徒歩11分)/右下・日々のお買い物は駅前にある「マルエツプチ 護国寺駅前店」が便利。7:00~25:00までと長時間営業しているのが、うれしいですね。(450m 徒歩6分)

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マンションから一番近い5番出口は長い階段を上らなくてはいけないので、ベビーカーを押しているときや荷物が多いときはエレベーターも使えるほかの出口を利用するとよさそう。また、文京区では区立学校選択制をとっており、「音羽中学校」は倍率が2倍を超える人気校なんだとか。その「音羽中学校」までは300m 徒歩4分、2019年4月現在学区指定の「窪町小学校」までは750m 徒歩10分、とアクセス◎ です。

擁壁と木々に囲まれたマンション

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駅から今回ご紹介するマンションまでの道のりは、途中から緩い上り坂。ですが、徒歩3分という短い距離なので、苦に感じる間もなく到着しそうです。坂道沿いに見えてきた鬱蒼と茂る樹々の向こうに佇む建物が、今回の目的地です。

売主さま

こちらは現在築49年、総戸数84戸、約4,600㎡の広大な敷地に佇むヴィンテージマンションです。直近では2017年に大規模修繕工事、2006年にはエレベーター更新工事を実施済みで、長期修繕計画に基づいてしっかりメンテナンスがされていますよ。

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左上・広々とした敷地内を歩き、メインエントランスへ。両脇には、綺麗に手入れされた植物が並んでいます。/右上・共用ロビーに入って左を向くと、応接セットが設けられています。その奥に進んだところにはサブエントランスがあり、駅に向かう際はそちらを使う方が近道です。/左下・奥に進み振り返ったところ。集合ポストの隣に管理人室があります。管理人さんは月~金曜8:30~17:00、土曜8:30~12:00に勤務されています。/右下・途中3段ほどの階段を経てエレベーターで9階へ。こちらの階に所在しているのは2住戸のみという、プレイバシー性の高い造りです。

売主さま

エントランスは、22:00~翌4:30までオートロックになります。朝は開錠されるので、新聞は住戸に届けてもらえますよ。地下1階にある専用トランクルームは、無償でお使いいただけます。

悠々快適

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左・内開きの玄関扉を開けて、招きいれられるようにお邪魔しましょう。ちなみに、内開きは、ゆったりとした広さが確保されているときのみ可能なんですよ。/右・両サイドに設置されている下足入れ。正面のものは天井まで高さがあり、扉6枚分とかなり大容量です。

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靴のみならず、日用品なども収納しておけますね!

窓の外で緑がそよぐ

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なんだか森のざわめきが聴こえてきましたよ。思わずステップを踏み出したくなるような、ゆったりとしたLDKです。広さは約26帖!

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西向き窓の前から見返してみました。写真には写っていませんが、右側に3つの洋室と水まわりが並ぶ廊下へつながる扉があります。

キッチンをチェック

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左・幅約2.6mとロングサイズの、ペニンシュラキッチン。食器洗い乾燥機が備わっています。/右・背面には、造り付けの収納が。中央のスペースには、冷蔵庫を置いてくださいね。

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こちらがキッチンに立ったときの眺めです。樹々の緑がパノラマに連なって、とっても気持ちいい♪

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取材日は春の嵐が吹き荒れて風が強かったせいか、外から聞こえる風切り音が少し気になりました。日常的なものではないかもしれませんが、気になる場合はインナーサッシを取り付けるとよさそうです。また、こちらの住戸にはバルコニーが付いていません。ですが、LDKは南西二面採光で窓がとっても大きいので、室内の開放感は◎ですよ。大きなものを干したい際は、屋上の物干し場をご利用くださいね。

景色をご覧ください

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キッチンの正面にある西向き窓からは、目の前に「お茶の水女子大学」のグリーンの校庭と、薄っすらピンクに染まり始めた桜を望めます。窓越しにお花見ができるなんて贅沢ですね〜。

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窓の外には花台が設置されています。大きな空と緑を背景に色とりどりのお花を植えて、遠近感ある景色を楽しんでくださいね。

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さらに南側の窓の外も見てみましょう。こちらには、「筑波大附属中学校・高等学校」の敷地に育つ大きな樹々が。

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どちらも有名国立学校ですね。こんな環境で暮らして日々外を眺めていたら、自然と教育に対する意識が高まりそう(笑)まずは幼稚園受験から始めるのもありかも⁉ お子さまの教育に関する選択肢を検討できるのも、このエリアに住む恩恵のひとつですね♡

プライベートゾーンへ

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先ほどご紹介した、LDK北側にある扉を開けて廊下へ。大きな梁が通っているため、天高が約1.8mになっています。背の高い方は頭上に注意してくださいね。正面の扉の中はトイレ。グレイッシュカラーが用いられた、シンプルな空間です。

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左・トイレの扉の前で横を向くと、さらに廊下が続いていますよ。3つの洋室へつながる扉が並んでいます。右手扉の先は・・・/中央・洗面脱衣室。縦スリットタイプの照明は、顔全体を照らすことができてお化粧をしやすそう。女優ミラーみたいですね(笑)/右・高級感あるウッド調のバスルーム。1317サイズで浴室換気乾燥機付きです。

手前から順に 個室を見ていきましょう

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左・約5.3帖の洋室A。細長い形状で家具を配置しやすそう。窓は北向きですが、外に遮るものがないため明るさは十分。/右・クローゼットが備わっていますよ。

主寝室におすすめ 洋室B

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広さは約9帖。北東二面採光で、明るさはしっかり保たれています。心地よい風が通り抜けていきそうですね。

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左・東向きの窓の外には、LDKと同じ「お茶の水女子大学」の校庭と桜が見えますよ。スカイブルーにピンクと緑が映えますね。/右・こちらにもクローゼットを完備しています。

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こちらのクローゼットは、ご夫婦用とすると少し容量が足りないかもしれませんね。ただダブルベッドを置いてもスペースには余裕がありそうなので、洋服タンスなどの家具を追加で置くとよさそうです。

最後に洋室C

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左・こちらも洋室Aと同じく細長い形状で、広さは約4帖。右奥にはオープン棚が造り付けられていますよ。/右・正面の白い扉の中は、クローゼットです。

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もし個室がふた部屋で足りるならば、洋室Cを物干し兼家事室として利用するという手も。東向きの大きな窓の前に洗濯物を吊るして、除湿器やサーキュレータをまわせばカラッと乾くと思いますよ。

住戸を後にして・・・ 共用部を確認しながら帰りましょう

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左上・1階に下りてきました。左奥にチラリと見えるのがエレベーター。住戸からエントランスへ向かう際は、こちらの3段の階段を下って向かいます。/右上・地下には、無償で使えるトランクルームが。/左下・地下1階から地上2階までは、平面駐車場になっています。/右下・駐車場奥には、「護国寺」駅までの近道ルートが。ただし結構急な階段が続きますので、歩く際はご注意くださいね。

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2019年3月現在駐車場は、1階以外は空いているとのこと。駐輪場は現在空きがありませんが、状況は変わりますので必要な方はご確認くださいね。

もう少し周辺を散策

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左上・“東京三大大福屋” のひとつと言われている「群林堂(ぐんりんどう)」。看板商品は塩大福で、閉店時間を待たずして売り切れるほどの人気です。(130m 徒歩2分)/右上・「TeF」は、ご夫婦で経営している家庭的なビストロ。食材を活かした見た目も美しい料理が評判で、予約なしでは入れないそう。(400m 徒歩5分)/左下・懐かしい雰囲気の「CRANE(クレイン)」は、昔ながらのパンが並ぶベーカリー。パンだけでなく焼きそばやおにぎりも買うことができ、ビジネスマンや地元客に長年愛されているお店です。(92m 徒歩2分)/右下・鳩山一郎氏の邸宅を記念館として一般に公開している、「鳩山会館」。庭園の紅葉や当時の雰囲気が残る重厚な洋館は、入場料を払っても見る価値がありますよ。(600m 徒歩8分)

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カウカモ編集部より

東京メトロ有楽町線「護国寺」駅に降り立ち、まずは「護国寺」に一礼。「講談社」(210m 徒歩3分)の立派な建物を眺めつつ、行列をなす「群林堂」で思わず立ち寄り塩豆大福を購入(本当に美味しいんですよ♡)。そして「お茶の水女子大学」(270m 徒歩4分)や「筑波大附属中学校・高等学校」方面へ向かう坂道を上り始めたところで、悠然とそびえ建つマンションが見えてきました。幾重にも雁行して建つ姿から、どの住戸にも光がたっぷり届いていることが伺え、期待が膨らみます。


マンションは現在築49年ですが、1986年、1998年、2017年と定期的に大規模修繕工事が行われており、エントランスまわりなどもとても綺麗な状態でした。来年が築50周年を迎える節目ということで、マンションの再生事業について住民投票を行う予定で、管理組合では検討するための会合を行っているそう。具体的にはまだ決まっていないようですが、住人の方々の意識が高く、話し合いがきちんと持たれていることはよいことですね。


4基あるエレベーターのうち “D” のエレベーターを利用して、住戸が所在する9階へ。このエレベーターを使うのはワンフロアにつき2住戸のみなので、スムーズにエレベーターがやってきてくれますよ。


住戸は専有面積約98㎡、南・東・北の3方向角部屋。玄関に入った瞬間から、樹々のざわめきが聴こえて、心が躍りました♡ LDKは約26帖とゆとりある大空間。さらに二面のウィンドウから、パノラマのように連なる緑と空が目に飛び込んきて、より一層開放感を感じられます。周囲は学校ですので、この眺望が持続する可能性が高いこともうれしいですね。3つの個室へはLDKを通って向かうアプローチ。ご家族でのコミュニケーションが生まれやすいプランです。


私自身も現在子育て真っ最中。窓から名門校を眺めていたら、整っている教育環境に憧れるなあ・・・と思いました。このエリアに生活の拠点を置けば、幼稚園や小学校からお受験するという選択肢も検討することができますね。ちなみにこちらのエリアは、公立の学校も人気とのことですよ。


新学期を迎える季節。お子さまの将来を見据え、ご検討されてはいかがでしょうか。気になった方は、ぜひ桜が咲き誇る間に足をお運びくださいね。お待ちしております。

writer:南田 かおり / editor:外山 友香