祐天寺からテクテク 取材スタート

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左上・今回のスタート地点である東急東横線「祐天寺」駅。各駅停車駅らしいのどかな雰囲気ですが、スモール&グッドなお店がたくさんある、おしゃれタウンです。(徒歩14分)/右上・駅から物件までは「祐天寺商店街」をルート。カフェ、居酒屋、古着屋など、祐天寺らしい個人商店がたくさん並んでいますよ。(750m 徒歩10分)/左下・商店街を抜け駒沢通りに出ると、“ばん” っと見える提灯は「もつやき ばん」のもの。“レモンサワー発祥の店“ とも呼ばれる人気店で、夜になるとお店の前にはいつも並びが。特製ソースがたっぷり浸みこんだレバカツが名物で、店内はいつきても大賑わいです。(800m 徒歩10分)/右下・もつやき ばんのはす向かいにあるスーパー「三和 祐天寺店」。お仕事帰りのお買い物はこちらを利用するといいですよ。(750m 徒歩10分)

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祐天寺駅からマンションまでは、徒歩14分と少し距離がありますが、徒歩3分の場所にバス停「自然園下」があります。祐天寺駅や三軒茶屋駅、目黒駅行きのバスが発着していますのでご利用くださいね。

赤レンガタイル貼りの ヴィンテージマンション

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祐天寺駅から歩くこと14分。閑静な住宅街に現れる、どっしりとしたレンガタイル貼りのマンションが今回の目的地です。凸凹と飛び出る外壁に、3棟の建物が連なったような、貫禄ある佇まいがかっこいい!

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1982年に竣工した、地上3階建て・総戸数38戸の建物。重厚感とレトロ感を兼ね備えるヴィンテージマンションですよ。駅から距離がありますが、その分周辺はとっても静かですよ!

売主さま

長きにわたりこの地を見守っているヴィンテージマンションですが、適宜メンテナンスを行なっており、直近では2015年に大規模修繕工事を実施しています。

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左上・歩道に面しているエントランス。一段のみですが段差があります。/右上・中に入ると、集合ポストと階段の先にはオートロックが。/左下・カクカクと入り組んだ共用部。吹き抜けになっている共用廊下には植栽が植えられており、落ち着いた空気が流れています。/右下・こちらがご紹介する住戸の玄関ドア。1階共用廊下を進むと左手に見えてきます。

売主さま

管理人事務室はオートロックドアの先にあります。管理人さんは住込みで勤務されており、月〜土曜日の7:30から15:30の間にいらっしゃいます(土曜は12:30まで)。

それではお邪魔します

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左・玄関ドアを開けると、大理石調タイル貼りの広い土間がお出迎え。左手の壁は一面姿見になっており、お出かけ前のファッションチェックを忘れることはなさそうです。/右・廊下に上がり、土間を振り返ったカット。左手には大きな廊下収納が備わっています。右手にあるドアは洋室Cにつながっていますよ。こちらは後ほどご紹介いたしますね。

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左・廊下の先を見てみましょう。突き当たり左手には洋室Bにつながるドアが。さらに右手に曲がると……/右・左手にLDK、右手には洗面脱衣室とトイレにつながるドアがありました。

まずはLDKから

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約15.6帖のLDK。住戸は一階に所在していますが、南向きの掃き出し窓からしっかりと光が差し込んできます。続いて、左手のキッチンを見てみましょう!

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左・作業スペースが広々と確保されているL字型のキッチン。食洗機が備わっています。/右・キッチン奥には食器棚が備わっています。作業性と収納力ともに◎

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キッチン横からリビングダイニングを見たカット。右手の引き戸の先は洋室Aにつながっています。

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角度を変えて。写真のように洋室Aの引き戸を開け放って、LDの拡張スペースとして利用することも可能ですよ。ディスプレイでは、洋室Aをリビングとして家具が配置されていました。

掃き出し窓からバルコニーへ

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洋室Aの前まで延びるバルコニー。LDK側は幅が狭くなっています。

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おや、バルコニーから外に出れるドアが……。

約18㎡の専用庭

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バルコニーから外に出ると気持ちのいいお庭が! 正面には戸建てが建っていますが、距離があるので開放感がありました。写真のようにウッドデッキやパネルを敷いてもいいですし、ガーデニングをしてもよさそうですね。

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天気がいい日はバルコニー物干し器具を出して、洗濯物を干すのもいいかも。お隣の住戸のお庭とは低めの柵で仕切られているので、木になる方は目隠しなどを追加で設置してくださいね。

売主さま

月々の共益費とは別に、専用庭使用料が月額800円かかります。また、現在は雑草などの発生を防ぐために、防草シートを敷いています。

室内に戻りましょう

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洋室AとLDKを合わせると、約22帖の大空間に。個室が余っている場合は贅沢にのびのびと暮らせそうです。

洋室Aを見てみましょう

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洋室Aには折れ戸3枚分のクローゼットが備わっています。

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引き戸を閉めた様子。洋室Aにも南向きの掃き出し窓があり、個室として利用しても圧迫感はありません。

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引き戸を開け放って、LDK側を見た様子。ダイニングとリビングが、それぞれ広々と確保されているのっていいですよね。

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LDKに戻って、引き戸を閉めた様子。洋室Aを個室として利用するのであれば、ダイニングテーブルをキッチンによせて、写真手前をリビングスペースにするとよさそうですよ。

廊下に戻り洋室Bへ

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約6.3帖の洋室B。北向きの腰窓は共用廊下側に面しています。

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洋室Bは腰窓が共用廊下に面していることもあり、少し暗く感じました。日中でも電気をつける必要があると思いますので、事前にご留意くださいね。

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腰窓のお向かいにはクローゼットが備わっています。

続いて洋室Cへ

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左・約5.5帖の洋室C。洋室B同様、こちらにも北向きの腰窓がありますがやや暗い印象でした。/右・腰窓のお向かいにはクローゼットが備わっています。

最後に水回りへ

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左・モノトーンカラーでまとめられている洗面脱衣室。清潔感がありますね。/中央・バスルームには、1316サイズの浴槽が入っています/右・トイレにはブラウンのアクセントクロスが貼られており、シックな雰囲気に。

帰りは「中目黒」方面へお散歩

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左上・駒沢通りに出て「中目黒」方面へ進むと見えてくる「BLUE BOTTLE COFFEE 中目黒カフェ」。創業者でCEOのジェームズ・フリーマン氏は、日本の純喫茶に魅せられて、開店のモデルにしたんだとか。(750m 徒歩10分)/右上・“ニクが食べたい!” なんて気分の時は「BROOKLYN DINER 中目黒店」へどうぞ。絶品のジャークチキンをクラフトビールで流し込めば幸せ満点です!(800m 徒歩10分)/左下・マンションから住宅街を抜けていくと現れるカセットテープ&レコードの専門店「waltz(ワルツ)」。ウォークマンやカセットデッキ、カセットテープ、レコードなど合わせて約1万点が美しく並べられている店内。懐かしさと新しい価値観がミックスされた空間を、ぜひ楽しんでみてくださいね。(650m 徒歩9分)/右下・駒沢通りを抜けると山手通りにぶつかり、「中目黒」駅周辺の活気を感じられます。自転車があればすぐに到着できますよ。

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カウカモ編集部より

今回ご紹介する物件は、最寄り駅である東急東横線「祐天寺」から徒歩14分と少し距離があります。しかし、その分とても閑静な住宅街に建っており、ご家族全員がのびのびと暮らせる環境が手に入りますよ。

また、物件から徒歩3分の距離にはバス停「自然園下」があり、祐天寺駅や三軒茶屋駅、目黒駅行きのバスが発着しています。自転車をうまく使えば、アップダウンがあるものの、中目黒駅にもアクセス可能。賢く交通網を利用すれば駅からの距離はそこまで気にならないかもしれません。

1982年に竣工した地上3階建て・総戸数38戸の建物は、テラコッタカラーのタイル貼りで、貫禄のある外観が特徴的。共用廊下はやさしい光が差し込む吹き抜けになっており、建物内外ともに雰囲気◎ です。


築年数の割に綺麗だなと感じたのですが、それもそのはず。適宜メンテナンスを行なっており、直近では2015年に大規模修繕工事を実施しています。また、オートロックや防犯カメラが設置されていたり、管理人さんは住込みで勤務されていたりと、安心して暮らせるポイントがちらほらと確認できましたよ。

住戸は1階に所在する3LDK。南向きの専用庭があるのは、所在階が1階である住戸の特権! ガーデニングをしたり、ウッドデッキを敷いて青空ダイニングにしたりと生活の幅がグッと広がりますね。

個室が余っているのであれば、洋室AをLDKの拡張スペースとして利用するのがオススメ。リビングとダイニングをそれぞれ広く確保でき、より心にもゆとりを持って暮らせそうです。

ひとつ気になったのは、廊下からアクセスするふたつの個室の日当たり。ともに北向きの腰窓が備わっているのですが、共用廊下に面しているため、日中でもあまり日が入ってきません。昼間でも電気を点ける必要がありそうですので、事前にご留意くださいね。

とはいえ、日中は日当たりのいいLDKとお庭で過ごせば、気分まで暗くなることはないでしょう! 個室はあくまでも寝るための場所と割り切って、LDKとお庭での暮らしを充実させてみてはいかがでしょうか?

writer / editor:酒井 大作