文京区湯島(湯島駅)
歴史の贈り物
湯島マンションサマリヤ
蔦が絡まるレンガ壁。その向こうに日本屈指の名建築・旧岩崎邸を望む、ストーリーがあふれ出しそうな住まいです。洋館、蓮の池、美術館に動物園。誰もが忘れられない思い出を作りに来る場所で、緑と歴史に囲まれた日常を手に入れませんか。
現在ご紹介可能な物件は、中古・リノベーション住宅のオンラインマーケット「cowcamo(カウカモ) 」よりご覧いただけます。
上野恩賜公園に 来ています!
ご紹介する物件は「上野」駅から徒歩13分、「湯島」駅から徒歩5分。蓮の群生エリアやボート池、桜並木など、四季折々の見どころがいっぱいの「上野恩賜公園」も徒歩わずか2分ですので、お庭がわりに通えちゃいます。
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国の重要文化財指定の 名建築
このエリアの名所といえば、明治期日本を代表する洋館「旧岩崎邸」です。設計は鹿鳴館を手掛けた建築家のジョサイア・コンドル。ロマンたっぷりの洋館や端正な庭園は、建築マニアのみならず多くの観光客を魅了してやみません。
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(物件は……?)
物語のある坂道
そんな「旧岩崎邸」のレンガ壁が面する緩やかな坂道は、「無縁坂」という名前が付けられています。かつては坂沿いに武家屋敷が多かったことから「武縁坂」とも言われたとか。上りきった先は「東京大学」です!
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この坂道、森鴎外の小説『雁』や、さだまさしの歌にも登場するちょっと有名な坂なんですよ。(物件の話は……?)
はい というわけで
……の、お隣なんです、物件。2階に所在する住戸のバルコニーからは、「旧岩崎邸」の趣深いレンガ壁と緑が視界いっぱいに広がります。南向きで、陽当たりも良好ですよ。
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この住戸からだとちょうど、緑の合間に岩崎邸の洋館が見えます! ものすごく得した気分〜♡
お邪魔しますね
LDKは約11.4帖。白を基調としたシンプルな内装です。
隣の洋室Aとは引き戸で区切られているので、こんなふうに開け放って広々と使うのもよさそうですね。手前はキッチンエリア、間にあるのはスリムな収納です。
約4.7帖の 洋室A
バルコニーに面した南向きの掃き出し窓のある洋室A。反対側にはクローゼットが備わっています。
閉めてみました
洋室Aの引き戸を閉めるとこんな印象に。ちなみに3枚の建具はそれぞれが床にピッと固定するタイプで、閉めるとそこそこ独立感が出せます。
キッチンは セミオープン
食洗機を完備した半独立型のキッチン。リビングとほどよく空気を共有しつつ、手元の作業に集中できそうです。カップボードや冷蔵庫を置くスペースもしっかり確保されていますよ。
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廊下に出て、もうひとつの洋室と水まわりを見ていきましょう。
約4.5帖の 洋室B
こちらには共用廊下に面した北向きの腰高窓があります。曇りガラス越しに、うっすら見えるグリーンが目に優しい。なお、取材時はエアコン設置工事の最中だったため配管が出ています。
窓の反対側には、奥行きの深いクローゼットが備わっています。
すっきりとシンプルな 水まわり
洗面・バス・トイレはいずれもシンプルかつスタンダードな設えで、快適に使えそう。バスルームは1216サイズで、浴室乾燥機を完備しています。
ちょっとご注意を
左・LDKを背にして玄関を見たカット。左手前にも、廊下収納が備わっていてGOODです。/右・住戸の玄関前、3階の共用廊下はこんな感じ。植栽の緑でほとんど隠れていますが、眼下にはお隣の寺院の墓地があります。苦手な方はご留意くださいませ。
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ちなみに、その「講安寺」も文京区指定の有形文化財だったりします。しみじみと、歴史と文化に囲まれたエリアなのだと実感……
マンションを クローズアップ
左上・お向かいのレンガ壁と呼応するように、レンガタイルをまとった総戸数42戸のマンション。1978年築という年数を感じさせないきれいな外観です。/右上・エントランスにはオートロックを完備。宅配ボックスも備わっていました◎/左下・エントランスのキャラメルのような照明があまりにも可愛くて、思わずパシャリ。レトロ好きにはたまりません。/右下・こぢんまりとした共用ホールと管理人室。管理人さんは週5日のご勤務です。
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直近では2017年に大規模修繕工事を実施しており、さらに資料によれば、現時点での修繕積立金貯蓄額は1億円を超えているそう。良好な管理と言えそうです!
カウカモ編集部より
覚悟しておかないと、本当にびっくりしてしまうと思います。「旧岩崎邸」の、お隣です! 同邸には広大な敷地があるといえど、こんな明確に “お隣” と言えるマンションって、果たして何件あるのでしょうか……しかも、住戸のバルコニーは思いっきり「旧岩崎邸」向き(南向き♡)です。リビングでカーテンを開ければ、情趣たっぷりのレンガ壁が。取材時には緑の合間に、洋館の姿がかなりハッキリと見えました。ぜひ現地で、喜びとともにご確認ください!
マンションは「上野恩賜公園」と「東京大学」の間に位置しており、大通りを渡ればもう目の前に不忍池が広がっています。そして、ふと見上げればスカイツリー。周辺では観光を楽しむ方々を多く見かけましたが、いや〜皆がわざわざ観光しに来る場所で日々を送るというのは、とてもラッキーで、テンションの上がることなのではないでしょうか。ただそのぶん、駅周辺は繁華街の雑多な雰囲気だという点はあらかじめ頭に入れておいた方がよさそうです。
マンションは築年数を感じさせないきれいな外観で、エレベーターや宅配ボックスが比較的新しいところが好印象◎ しっかり時代にあわせてアップデートされていながら、今後の修繕用の積立金も貯蓄されているので、安心感を持って暮らすことができそうですよ。
とにもかくにも、上野〜ひいては近隣の谷根千エリアを愛する方にとっては、この立地は何ものにも代え難い魅力だと思います。ぜひ、ウキウキしながらご内見にお越しくださいませ。
writer : 小杉 美香 / editor : 本多 隼人
緑と水、それにめちゃめちゃ人慣れしたカモたちに癒されます……不忍池を抜ければ、美術館・博物館の建ち並ぶゾーンもすぐそこです!