杉並区方南(方南町駅)
猫への扉
日商岩井方南町マンション
星の数ほどの物件の中で、扉を開け続ける。どれかが必ず、繋がっているはずだ。愛猫と愉しく暮らせる、ウフフな明日に! そしてあなたはたどり着く。“不動産のプロ” が選びぬいたこの住まいに。重みあるアンティークの扉にそっと触れれば、ほかとは違うとすぐに分かるでしょう。
現在ご紹介可能な物件は、中古・リノベーション住宅のオンラインマーケット「cowcamo(カウカモ) 」よりご覧いただけます。
西新宿
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売主さまのご紹介

Kさま
何を隠そう、今回の売主さまは弊社カウカモのエージェント。こちらは住まい手の人生に寄り添う “一点もの” を求めて昼夜奔走するKさまが、およそ3年前に自分自身のために作りあげたフルリノベーションの住まいです。
cowcamo
売主さま
猫が2匹になったからです(ズバリ)!
あまり大きな物件ではないので、元々いつかは住み替える前提で購入したのですが、実際住んでみると “ひとりと1匹暮らし” の間はぜんぜん手狭だとは感じなかったですね。
それでは 物件ツアースタート

左・おおっ住戸に入った瞬間に、LDKのドアに目が釘付けです! ディスプレイを兼ねているという手前のオープンラックには、キュートな靴のコレクションが。/右・靴収納を室内に引き入れているおかげで、モルタルの土間が広く見えてスッキリした印象です。
売主さま
このLDKのドアはいちばん気に入っているポイントかもしれません。アンティークドアの専門店で見つけたもので、家に入るたびにテンションが上がりますね。
じっくり拝見♡

元々はヨーロッパの住宅の玄関扉だったという、重厚感あるドア(よく見ると郵便受けが!)。廊下側はシャビーホワイト、LDK側はつやのあるチョコレートブラウンの塗装で仕上げられています。波打つガラスを通る光がとってもキレイです。
東向きのLDK

白を基調とした、約14帖のLDKへやって来ました。天井の梁(はり)を利用して、リビングとダイニングキッチンで天井の仕上げに変化がつけられています。

塗装と見間違えそうな質感の壁紙は「ウィリアム・モリス」のものだそう。空間全体が明るくなるよう、足元は明るい色味の合板がセレクトされています。
売主さま
合板の床は比較的やわらかいので暮らしていくと傷ができるんですが、それも味のある経年変化として楽しもう、と思いまして。フローリングと比べて表面の凹凸が少ないので、掃除がしやすいのは意外なメリットでしたね。

窓を背にしてパシャリ。左手にあるベッドスペースの壁は、ガラスとアイアンフレームを使って開放感が出るよう工夫されています。ちなみに、アイアンフレームとぴったりマッチした「DRAW A LINE」の照明は物件に付属するそうですよ!
バルコニーに 出てみましょう

こちらは地上3階の住戸です。東向きのバルコニーに出ると、道路を挟んだお向かいには白いマンションが見えます。距離がだいぶ取れているので、視線に神経質になる必要はなさそうです。

バルコニーは両端とも厚みある壁で区切られていて、プライベート感高めです◎ 周囲は閑静な住宅街なので、とても穏やかな環境だと感じました。
位置関係をチェック

手前にはベッドスペース、隣の大きな木製ドアの先はウォークインクローゼット(WIC)。さらに隣のドアの先は水まわりで、奥にはキッチンが広がっています。キッチンにも窓があっていいですねー!
売主さま
午後はキッチンの窓からパアッと部屋の奥まで西陽が入りますよ。しかもバルコニーから見えるお向かいのマンションが白いので、光が反射して結構明るいんです(笑)
cowcamo
なんと意外な採光法! お向かいさんにありがとう、ですね。
カラダとウェアの 格納スペース

左・休息に特化したベッドスペースは約2帖。こちらはセミダブルサイズのベッドを置いた状態です。手元に用意されたニッチが心憎い。/右・お隣のWICをちょっと拝見。おひとり暮らしの衣類なら不自由なく収納できそうです。
キッチンは 雰囲気を変えて

左・天井は化粧板で仕上げてあり、足元は合板の床の上にデザインシートを貼った状態です。冷蔵庫が壁の向こうの目につきにくい位置にあるおかげで、生活感がグッと抑えられています。/右・壁にはホワイトのサブウェイタイルを。木とステンレスを組み合わせたスタイリッシュなキッチンです。
売主さま
圧迫感が出ないように、キッチンの脚元をできるだけ軽くしたのもちょっとしたこだわりです。
水まわりにも ときめきが!

左・キッチンとテイストを揃えた、木の洗面化粧台♡ ピスタチオカラーのタイルがアクセントになっています。/中央・バスルームも色味の近い木目柄で統一感アリです。/右・個人的にツボだったのが、トイレの壁紙。貼り替えも簡単ですが、私ならこれがいいです!
ディテール劇場 開幕

左上・LDKの棚やハンガーバーは、室内装飾のため追加リノベしたものだそう。真鍮製でアンティークな雰囲気です。/右上・化粧板を貼り詰めるキッチン側の天井は施工の難易度が高かったようで、職人さんに「魔物」と言われていたとか……売主さまは感謝を込めて「魔物天井」と呼んでいるそうです。/左下・水まわりやWICの木製引き戸も特注のもの。引き手部分まで抜かりなく可愛い。/右下・料理はあまりされなかったとのことで、おしゃれなキッチンコンロ(3口)はとってもキレイな状態でした!
売主さま
今は大好きなアンティーク家具でまとめていますが、部屋の内装自体はシンプルなので、幅広いテイストに馴染むと思いますよ。
cowcamo
むふふ。LDKのとっておきの扉を活かしながら、いろんなコーディネートを妄想できそうですね!
お邪魔しました〜!

猫のはんちゃんも特別出演。撮影中、緊張させちゃってごめんなさい。
カウカモ常連の 健やかマンション

総戸数182戸の、堂々たる大規模マンション。1971年築とそこそこ年数は経過していますが、直近では2018年に大規模修繕工事を実施済み。外観も共用部も清潔感があり、古さを感じさせません。
cowcamo
こちらの物件を購入した決め手は、マンションの管理のよさだったそうですね。あの〜今さらなんですけど、“管理のよさ” とは……?
売主さま
お金がしっかり貯まっている、ってことです(ズバリ)!
ここの建物を見たら感じてもらえると思うんですが、修繕が行き届いていて、設備のアップグレードもされています。その上で、未来を見据えた貯蓄もしっかりされているんですよ。
cowcamo
なるほどー!

左上・まっすぐ延びた、段差の無いエントランスアプローチ。/右上・共用ロビーも現代っぽくアップデートされているよう。左手の管理人室では、住込みの管理人さんが週6日勤務されています。宅配ボックスがたくさんあるのはポイント高いですね!/左下・ビッグコミュニティらしく、エレベーターは3基備わっています。/右下・住戸の玄関扉も交換済み。手前が、ご紹介の住戸です。
cowcamo
質問の続きなんですが、マンションって人が住んでればお金が貯まるものなんじゃないんですか……? 管理のいいと言われるマンションと、そうでないものがあるのはどうしてなんでしょ?
売主さま
本来必要である、修繕積立金の値上げをしてきたか/してこなかったかです(ズバリ)。貯蓄がしっかりされているのは、住む人たちがマンションの将来のために変化を受け入れてきたってことなんです。
cowcamo
なるほどー! めっちゃスッキリです。
売主さま
このマンションは総戸数が多いおかげで、それでも月々の共益費の金額は抑えめなんですよ♡
cowcamo
ありがとうございます。突然の「教えて! カウカモエージェント」のコーナーでした(笑)
“お帰りなさいの街” 方南町

暮らしの舞台となるのは、都会感とローカル感が絶妙にブレンドされた「方南町」。駅とマンションの間にある「方南銀座商店街」は、街おこしイベントの開催も精力的に行っている、活気ある商店街です! (徒歩7分)
cowcamo
最寄りの「方南町」駅は、東京メトロ丸の内線の始発駅。都心へのアクセスのよさは見逃せないポイントです!
「方南町」の魅力をさらに知りたい方は、こちらの記事もどうぞ。
売主さま 『なんだかヘンなお店、多いんですよね』

左上・2021年にオープンした街のコミュニティサロン「駄可笑屋敷(ダガシヤシキ)」。古民家風で、大人も子どももくつろげます。(徒歩7分)/右上・豊富かつお手頃価格なメニューが自慢の「やしろ食堂」。さわやかに昼飲みできる定食屋さんが近所にあるってステキ。(徒歩7分)/左下・ファミリーで入りやすいカジュアルなイタリアン「方南町アキッチョデシカ」。店前の坂道にウォータースライダーが設置されたりするファンキーな一面も。(徒歩5分)/右下・日常的なお買い物には「サミットストア 和泉店」が便利そうです。(徒歩10分)
売主さま
スーパーもホームセンターも生活圏内にあるので、お買い物には困らないと思いますよ。春になると神田川沿いの桜並木がすごくきれいなのも、気に入っているポイントです。
cowcamo
ありがとうございました! なお、こちらの物件は現在居住中のため、ご内見の日時に調整が必要な場合がございます。あらかじめご了承くださいませ。

カウカモ編集部より
実際に生活していく中で、決して大きな住まいではないこともあり、自然とモノを増やさないようになったという売主さま。結果的に、本当に大切なものだけを詰め込んだ宝箱のような住まいが実現していて、どこを見ても歓声やら溜め息やらが出てしまいました。そんなミニマルなライフスタイルごと引き継いで、おしゃれに暮らすチャンスです!
そして売主さまが熱く語ってくださったのは、とにかくマンションの管理がよく、建物が健やかである、というポイントです。不動産のプロをここまで惚れ込ませるとは、このマンションは只者ではありません。満足感と安心感をもって、長く暮らしていくことができそうですよ。
最後に、蛇足ながら念の為……タイトルは「猫への扉」ですが、もちろん「犬への扉」でもあります。相棒と一緒に素敵な暮らしを始めたい、という憧れを抱いている方に、ぜひこの扉を開けていただきたいです。“一点もの” ですので、お問い合わせはどうぞお早めに。
writer:小杉 美香 / editor:高山 翔矢
まず最初に聞かせてください……こんなに素敵なお住まいなのに、なぜ住み替えを?